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Arsenal, Transfer

メスト・エジルの要求する給料を払えるクラブは世界に7つしかない

いまだアーセナルの契約延長オファーに合意していないエジル。彼に関してガーディアンに面白い記事があった。付いたコメントも1日で528件と燃えている。

Mesut Özil wants superstar wages from Arsenal, but who else really wants him? | David Hytner

雑に抜粋・意訳すると。

彼がアーセナルに要求しているとされる週給280kポンドについて。実際に選手に週給200kポンド以上の給与を払えるクラブはマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、レアル・マドリッド、バルセロナ、バイエルン、パリ・サンジェルマンの7クラブしかない。そして、ナスリやRVPやもちろんサンチェスなど獲得のチャンスがあるというだけでいくつものクラブが群がるような状況にもなっていない。現時点では高給を払ってまでエジルを雇おうというクラブはないといえる。彼はアーセナルのオファーを受け入れるべきなんじゃないだろうか。

といったもの。

たしかに、残り契約1年でアーセナルとの契約延長を渋っているというサンチェスやOxとまったく同じ状況という割には、彼に関する移籍ゴシップというのは驚くほど少ない。というよりほぼ見かけない。べつにエジル側の意向がアーセナルとの契約延長の方向で固まっているからというわけでもないだろう。率直にいってエジルはフットボールセレブというかスター選手ともてはやされているわりには、フットボーラーとしてはあまり人気のない物件である。

コメント欄をざっくり見てもエジルの要求どおり280kを出すのは馬鹿げていると考えている人が多い。



エジルが15/16シーズンのフォームを保ち続け、今もまだチャンスメイカー、アシスト王として確固たる地位を築いていたらまた事情は変わっていただろう。だが、結果を残さないエジルはただの短気ななまけもので、彼のような選手はいるだけでチームの足を引っ張ってしまう。

エジルはどちらかといえばクラシックなタイプのNo.10であり、現代のフットボールのなかで若干の時代遅れ感は否めない。
アーセナルは来季も3-4-2-1フォーメーションを中心に戦うことが予想されているが、各報道によれば、アーセナルはトマス・レマールやリヤド・マレズといったこの「2」で使えるタイプの選手を積極的に追っている。もちろんサンチェスの後釜ということも大きいが、エジルが給与面で折れなければ今夏で放出もやむなしと考えている可能性はある。サンチェス放出よりも戦力面での影響は少ないとアーセナルが考えていてもなんら不思議はない。問題は彼が望む給与を喜んで払う移籍先が(チャイナ以外)ないということだが……。

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