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【マッチレビュー】17/18EPL アーセナル vs ブライトン(01/10/2017)

序盤にストーク、リヴァプールと立て続けに負けて以来、ピリッとしない試合が続くものの公式戦では負けていないアーセナル。EPLでは絶好調のマンチェスターの2クラブ、ToTやチェルシーに食らいついていくためにも格下相手の取りこぼしは許されない。


patagonia? シー・シェパード?

と思ったら、ブライトンてあんなべったり引いて守るチームだったんだな。最初からあそこまで自陣に引くチームは最近のプレミアリーグではあまり見ない気がする。バルセロナ気分を味わうのもいいけど、ああなることが事前にわかってたのならもうちょっとうまくやれなかったのかなあと。そんな試合だった。もちろん勝利。

Arsenal 2-0 Brighton: Alex Iwobi on target as Gunners ease to comfortable victory

これでアーセナルは5位に浮上。じわじわと順位を上げてきている。いつの間にかリヴァプールを抜かしてしまった。しかしマンチェスターのGDどうなってんだ。



アーセナルのスターティングイレブン

今季初めてスターティンを100%当てたかも。

コシエルニエジルがいないほかは今季のレギュラーチーム。

アーセナル VS BHAの論点

クリエイティビティが足りない

開始すぐのラカゼットのミドルシュートがうまく決まっていれば、それだけで彼らのゲームプランは崩れ去ったのだが、その後もなかなか思うようにいかず、格下相手にディフェンスを崩しきれないというイライラさせられる展開に。

スタートからベタッと自陣に引きこもったブライトン。ぶ厚い守備陣形でスペースを消し絶対にファイナルサードで好きにさせないという強い意志を感じさせた。バルセロナならアンチ・フットボールと非難するアレである。もっともいつものように後ろに広大なスペースを空けたアーセナルはカウンターで何度かピンチを迎えており、アンチ・フットボールと非難するにはブライトンにやらせすぎていた。

今回はまず、あんな極端にディフェンシブな戦い方をするブライトンに対して、まったくいつもどおりのフォーメーションでいつもどおりの戦い方を選んだアーセナルに違和感を覚えた。あそこまで自陣深く引いた相手なら、もっと攻撃的でもよかったんじゃないだろうか? 2CB(4バック)はもちろん、たとえばジルーをCFに入れてターゲットにするとか(ボックスあたりでセカンドボールを拾えばビッグチャンス)、ウィルシャーのようなクリエイティブなNo.10タイプを入れて局面を打開するとか、ジャカをCBで使うといった工夫はできたのではないかと思うがどうだろう。

ブライトンの受け身が想定外だったとしても、彼らのプレイを目の当たりにした時点でそれに対応した戦い方を試してもよかったはず。しかしアーセナルは前半、後半を通してまったくいつもどおりの戦い方しかしなかった。

ボスは試合のあとに得点が物足りないというようなことを語っていたが、だったらもっと得点できるようなプレイを選手たちにさせるべきではなかったろうか。こういう試合こそ大量得点のチャンスだったのに。

経験から学ばないといわれているアーセナルだが、さすがに普段からディフェンスの意識はチーム全員に伝えているだろうから、引いた相手に対しても思い切った攻撃に出られなかったのかもしれないが、こういうときこそボスはフォーメーションを変えるなり、チームが積極的に攻めに出られるよう指揮すべきだったんじゃないのか。それが臨機応変ということだし、チーム戦略といったことではないか。

サンチェスのヒールキックが象徴的だったが、あの試合展開ではイウォビのゴールを導いたああいった意外性のあるプレイが有効だったはずで、あれだけボールを支配すれば何度でもチャレンジできるチャンスはあった。しかし、ほとんどの時間アーセナルは相手ディフェンスの前でボールを回すことに時間を費やして、チャレンジする勇気がなかなか出ないみたいだった。

エジルがいなかったのだから、余計に彼の不在を感じさせないようなクリエイティブなプレイをしてほしかったなと思うのだ。とくにイウォビやラムジーといった選手にはもっともっとトリッキーなプレイにチャレンジしてもよかったと思う。

まあクリエイティビティというよりは、この場合必要なのは「クリエイティブなプレイにチャレンジする勇気」といったほうが正しいかもしれない。あえて狭いパスコースを選ぶ勇気、ディフェンス裏に浮き球のパスを出す勇気、全体が押し上げている後ろからロングシュートを打つ勇気。どれも成功率が低く、失敗すればすでに押し上げているチームメイトから顰蹙を買うようなプレイだが、状況を打開するにはそういったリスクを取っていくことも重要だっただろう。

意外性のないプレイは見ていてつまらないし。

その他

ナチョ・モンレアルがこの試合で100本以上のパスを記録(101本)した今節で唯一の選手となったらしい。モンレアルはこの試合の最初の得点も決めているし、先日のスーパーセーブといい、調子をどんどん上げているようだ。CBというポジションは彼の特性とは明らかに合っていないが、いつの間にか3CBの一角に落ち着いてしまっている。不思議な選手である。

 

この試合でヴェンゲル監督がアレックス・ファーガソンを抜いてEPLでもっとも多くの対戦相手(45)に勝利した監督となった。また新しい記録をつくった。

以上。



アーセナルのつぎの試合は10/15のワトフォード(アウェイ)。だいぶ先である。みんなインターナショナル義務で怪我しなきゃいいな。

おまけ・チェンバレンのその後について

われわれがいま唯一、メシウマ状態で見ていられるのがリヴァプールであり、かつてのチームメイト、アレックス・チェンバレン。もうOxなんて愛称は忘れてしまったので、オックスといわれると失神GSしか思い出せない。

 

さて、そんなチェンバレン。彼の移籍後のフォームがひどい。まさに失神ものである。イングランドの未来なんていったやつは誰だ。


WhoScored.comより

赤枠がリヴァプール移籍後のレイティングで、赤枠のひとつ上が伝説のリヴァプールvsアーセナル。エジル・サンチェスの無気力が全開、エージェント・チェンボの活躍もありリヴァプールが4得点で完全勝利したあの試合である。

その試合のチェンバレンもひどかったが、リヴァプールに移籍後、90分出場は1試合のみ(リーグカップでレスターに敗戦)。そのほかでは45分出場が1試合あるだけで(マンシティに5-0敗戦)、1分、11分、6分といったサブ組として大車輪の活躍。リヴァプールの見事なブレーキに。これはもうエージェント・チェンボ二重スパイ説を唱えられても仕方がないものとなっている。

ちなみにWhoScoredのプレイヤーレイティングで中盤の選手で5ポイント台というのはかなりヤバイ。6ポイント台がAverage、5ポイント台がPoor。このレベルの選手がレギュラーを取るEPLクラブはなかなかない。以前に拙ブログでもこの手のサイトのレイティングについて書いたのでよかったらどうぞ。

WhoScored vs. Squawka フットボール情報サイトの採点方法について

もともと彼がリヴァプールでレギュラーを取れるかは微妙といわれていたので、エムレ・ジャンがいなくなる来シーズンを見越しての獲得かもしれないが、それにしてもひどい。ひどくてほっこりする。

 

 

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