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【マッチレビュー】17/18EPL マンチェスター・シティ vs アーセナル(5/11/2017)

なかなかレビューエントリを書く気になれなかったが、いつか懐かしく思い出すこともあるだろうと形式的にでも書いてみようと思う。

試合結果はこの通りで、まあ最終スコアは下馬評通りの結果といえる。ヴェンゲル監督にしてみれば3点のうち2点は疑惑のゴールだったとして憤懣やるかたないという気持ちもわからないでもないが、試合を通して観ていればアーセナルの劣勢は明らかで、逆にアーセナルは1点を返すなど善戦したといわれてもいいくらいだろう。

Man City 3-1 Arsenal: Leaders continue unbeaten run with comfortable win

17/18シーズンのマンシティをバルセロナやバイエルンといった、かつてグアルディオラが率いた最強クラブと比べる向きもある。だが、われわれがそのバルサやバイエンにクソミソにやられたことを考えれば、マンシティの完成度はそれらにはまだ及んでいるとはいえず、彼らとわれわれを比して決して大人と子どもなんていうほどの差はなかった。せいぜい鹿島アントラーズと帝京高校程度の差しか感じなかった。



戦前はもとより、戦後もこの試合で語るべきことは多い。多いが、もろもろはしょろう。

アーセナルのスターティング

ヴェンゲル監督が何かを変えるたびにいいたくなるのは「変えるとこそこですか?」。頑固でなかなか何かを変えるということがないヴェンゲル監督。よりによってコクランをCBの真ん中に配置。メルテザッカーとホールディングが使ず選択肢がなかったので気持ちはわかるが、これが完全に裏目に出た。慣れないポジションであたふたしてしまい、パス精度はこれまた驚きの65.2%。始終キツいプレッシャーを受けていたとはいえCBだぞ?? まわりもフォローしてやれよという感じである。これなら最初から4バックでCMを守備的に動かしたほうがはるかにマシだったのでは。

 

そして、もうひとつの大きな驚きはなんとラカゼットをベンチに置いた。ふざけんな。イウォビを入れるんならベンチ行きはエジルだろうがよお!!!

結局後半はコクランを下げてラカゼットを投入、4バックという名の実質2バック、まさにカミカゼアタックで1点を返し一時逆襲の兆しを見せるも、PKとオフサイド逃れからのダメ押しでゲームオーバー。はあ。

CBのコマに難があったとはいえ、スターティングはもうちょいなんとかできなかったんすかね。ボスがエジルとサンチェスに有り金全部ぶっ込んだという感じだったのかもしれないが、その結果は帰りの電車賃も残らぬほどすっからかんである。ハンチングを目深にかぶって背中を丸めるボスが目に浮かぶわ。

アーセナルが勝つ目はあったのか

まあないね。あれで勝ったら奇跡といわれていただろう。せいぜい引き分けがいいところだ。それは少しだけ現実味があった。

スターリングへのチャージはもしレフェリーがあの場面でファールを取らなくても大した問題になっていなかっただろうし、3点目は完全にシルバのオフサイドだった。シルバ本人すら一瞬オフサイドと思ったような動きだった。VARが導入されていれば無効な得点だ。よりによってこの試合でやるとはマンシティの強運というべきかアーセナルの悪運というべきか。

ボスが試合後に「スターリングのダイブ厨め滅びろ!」とか「レフェリーは仕事をしろ目ン玉ついてんのかこのクソが!」とかFAの制裁を顧みずに暴言をはいてしまってもしょうがないじゃないか。

ちなみにこの試合でアーセナルに唯一の慰めがあるとすると、マンシティのシュート数9本というのは今季最低だったらしい。楽勝とかいわれているが一応それなりに苦しめてはいたということだ。こちらが得点を許さなければ確かに引き分けていた可能性はある。どうだい誇らしいじゃないか。

エジルとサンチェス

チンカス。いないほうがマシ。そしてふたりとも移籍先でめちゃくちゃ活躍する。

アーセナルの偉大なる記録

14/15シーズン以来、トップ6に対しアウェイ勝利「1」。7分10敗。逆インヴィンシブル。

昨シーズン以来、アーセナルはPKで12失点。EPL最多。チェフは13連続でPK阻止できず。

 

 

いやあ、衰えを感じるね。クラブとしての衰え。もう戦略とか戦術とか選手のクオリティとかそういうのを超えて、ただもうアーセナルは錆びついた。蝕まれているよ。よくどんなに強いクラブでも一定のサイクルで強くなったり弱くなったりを繰り返すなんていうけど、アーセナルは本当にサイクルを終えたんだな。ヴェンゲル監督でもういま以上の成績を残すことはないんだなと思うと、悲しい。

先日アーセナルのAGM(Annual General Meeting/年次株主総会)で今シーズン後にヴェンゲル監督をレビューするという話が出ていた。ヴェンゲルもぜひそうしてもらいたいねなんて自信を見せていたけど、ボードはヴェンゲル解任の準備を真剣に進めなければならない。チャンピオンズを逃し今季もトップ4に入れそうもない状況で、彼らだってこのままではだめだとわかっているはずだ。後任がおらず消極的選択でヴェンゲル続投なんてことは、アーセナルのようなビッグクラブが二度と起こしてはならない。

 

 



 

 

 

2 Comments on “【マッチレビュー】17/18EPL マンチェスター・シティ vs アーセナル(5/11/2017)

  1. やっぱりダメでしたね!
    エジルはデ・ブライネと比べてただ上手いだけの選手、サンチェスは完全に個人プレイで就活って感じがしました。そしてトドメのオフサイド、あそこまで明らかだとセルフジャッジも攻めきれません。。

    またの記事楽しみにしております。

    1. コメントいつもありがとうございます!
      お次はノーロンダービーです。。

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