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【マッチレビュー】17/18EFL(Carabao Cup) アーセナル vs チェルシー(24/01/2018) まさかの大逆転勝ち

この結果は予想外。序盤5分で世界中のグーナーをダズ~ンな気持ちにさせておいてそこから勝つとか。らしくないなあ。

しかし、チェルシーはちょっとフィットネスが落ちたよね。後半がっくり落ちていた。チャンピオンズもあるし怪我人もいるしで、なかなか苦しい台所事情であろうということはわかった。コンテ監督は負けたのはアンラッキーとかいっているようだけど、そんなこといったらアーセナルはずっとアンラッキーで負け続けていたんだからおあいこである。

この試合を観ていて、そういや最近のチェルシーにはそんなにやられてる印象なかったかもとか思っていたら、ぼくが観た中継にインサートされた情報によると、コンテ監督は対アーセナルの通算成績がW1D3L3だったみたいで。これでW1D3L4というかなり分の悪い成績に。なーんだおれたちいつの間にかチェルシーに強くなってたんだな。気分はずっと天敵だったんだけど。よかったよかった。

Arsenal 2-1 Chelsea (Agg 2-1): Gunners come from behind to reach Carabao Cup final



ティング

予想どおりの4-3-3スタート。エルネニージャカジャックという珍しい中盤トリオだった。

17/18 EFLカップ(カラバオカップ)アーセナル vs チェルシーの論点

マイティ・モンレアル

怪我で出場を危ぶまれたナチョ・モンレアル。ふたを開けてみれば失点後にすぐ追いついた同点弾(なんか小学生が喜びそうなやつ/記録はOG)はぶち込むわ、攻めても守っても素晴らしいわでBBC SPORTSもSKY SPORTSもMOMに選んだ。なにこの超人。

エジルのフォームは続くよどこまでも……

エジルはほんとにずっと調子がいい。身体がよく動くしキレがある。これはもうエースとしかいいようがない。あんまり良すぎて怪我するんじゃないかと心配になるくらいである。ぼく自身はアーセナルが彼を獲得してからずっとエジル懐疑派だったけど、いまはもう契約延長が待ち遠しくなっている。

イアン・ライトやマーティン・キーオンといった、いつもエジルに厳しかったOBパンディットたちも手のひらを返しているといいな。それくらい変わったんだもの。やっぱりサンチェスがいなくなって、自分に注目が集まっているからかな?

ラカゼットの裏抜けを活かしたい件

ラカゼットはまた得点を奪うことに失敗した(1アシスト)。しかし彼の動きを見ているとそれを彼だけの責任とするのは少々気の毒な気がしてくる。

彼はDFラインの裏を狙ってずっとムダ走りを続けていて、それが味方になかなか気づいてもらえない。あるいは、気づいていてもポゼッションを重視するあまり、ラストパスに慎重になりすぎてパスが来ない。

この試合でも、ああここで精度の高いパスが出せるCBがいたらなあと。何度か思った。ファン・ダイクやダヴィド・ルイスのような。コシエルニやムスタフィのパス能力では少々足りない。ぼくがジャカをCBで使えばいいのにと思うのはそういう理由である。

プレミアリーグレベルのクラブだと、最後列から始まる相手のビルドアップ時にはディフェンスラインを高く上げることが多い。真ん中の狭いエリアに選手が集中することになり、ラカゼットのようなCFには絶好の裏抜けできるスペースが生まれるのだが、当然相手もそれをケアしているしそこへパスを通すのはかなり難しい。そんなときに、そのチャンスをもっとも活かせるのが一番うしろにいるCBなのだ。

だから相手DFの裏スペースに精度の高いロングボールが出せるCBがいると相手は非常にいやである。結果ラインを下げざるを得ず、中盤にスペースが生まれると。ラカゼットやオバメヤンをCFで使うなら、中盤を支配したいアーセナルにとってそういう展開が理想的ではないか。

ラカゼットが移籍してきた直後に、アンリがチームはラカゼットのプレイスタイルに慣れる必要があると指摘していたのに、いまだアーセナルは彼を効果的に使うことができていないことが歯がゆい。

その他の選手について

コシエルニはアザールにふくらはぎのあたりを踏まれてからずっと足が痛そうにしていた。アキレスの故障が慢性化しているということで、彼にとっては平常運転かもしれないが、見ているほうはヒヤヒヤする。休み休み使えるように、CBの補強早くしてほしいなあ。

ここ2試合のアーセナルの好調さは、エルネニーの後方支援がけっこういい影響を与えているような気がしてきた。プレシーズンに彼にCBを何度かやらせていたことがよかったのかもしれない。走り回ってつねにDFの選手たちをサポートしていて、もしあの役をジャカにやらせようとしていたらと考えると、エルネニーさまさまである。

ジャカはこの試合どうだったかな。得点したことはよかったけど、ぼくはこのチームの彼をほとんど評価していない。何度もいうけど、パスミスをするジャカとか、ロングボールの精度の低いジャカとか、炭酸の抜けたコカ・コーラかと。アルコール度数の低いストロング・ゼロかと。もうしばらく彼は出場を続けているけど、ボスは彼のチームへの貢献度をどう見ているんだろうか? 彼を屈強なDMと入れ替えたくてたまらない。

ヴェンゲル監督、EFLカップで優勝経験なし

そうらしい。20年もやっててあんだけFAカップを獲っているのに意外。きっとシティも油断するだろう。せめてカップ戦では勝ってほしいね。

おまけ

なんかこの試合をリヤド・マレズが観に来ていたらしい。

Riyad Mahrez spotted leaving Emirates Stadium after Arsenal’s win over Chelsea

来てもいいけど見つかったらダメなやつだろ(笑)。

サンチェスが移籍したおかげか、レスターを退団したいマレズが移籍先にアーセナルを希望しているとかで、いましきりにメディアで騒がれている。別に彼が来るなんて信じていないが、もし万が一アーセナルが彼を獲るとしたら、エジルの契約延長に暗雲とみて間違いないだろうね。

だって、アーセナルのフォーメーションではアタッカーはせいぜい3-4人しか使えないのに、ラカゼット、エジル、オバメヤン、ミキタリアンといてさらにマレズを穫ってどうするって話である。

そういう意味では、コリンチャンのMaycon(メイコン?)とかいう20才のブラジリアンのウインガー(?)も今冬の獲得が噂になっている。

いい加減ディフェンダーの噂をしていただきたい。



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2 Comments on “【マッチレビュー】17/18EFL(Carabao Cup) アーセナル vs チェルシー(24/01/2018) まさかの大逆転勝ち

  1. チェルシーとの前節はモラタ師匠、今回のカップ戦ではグーナーのリュディガーがMVPですね!!あざっす!!

    しかしジャカのCBは試す価値ありますね!
    リバプールにいたアッガー思い出します。
    利き足も一緒ですし、雰囲気が似てる気がします。

    1. どうもですー
      ジャカはパス能力だけほしいんですけどもれなくど下手な守備もついてくるんですよねー

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