hotいま読まれているエントリ

Arsenal, News, Transfer, Wenger

最近のアーセナルニュース(2018.5.2)なお続く後任監督探し、カソルラがシーズン中に復帰か

明日(日本時間あさって早朝)、アーセナルにとっては運命の日となるUELアトレチコ戦セカンドレグを控え、溜まっていたアーセナルニュースをまとめてお届け。

ボスの去就、新監督など相変わらず話題には事欠かないアーセナルである。



超メガクラブ、PSGがヴェンゲルにジェネラル・マネージャー職をオファー

という噂が囁かれているところ、アーセナルOBのエマヌエル・プティ氏も、パリ・サンジェルマンが来シーズン監督に就任するトーマス・トゥヘルとともにヴェンゲルをクラブの要職につけたいとする噂を信じているようだ。

Petit reveals the perfect way for Wenger to end Arsenal career

プティ:彼がクラブ全体を指揮している姿を想像できるよ。現場のディレクター(コーチ)じゃなくてね。PSGはとても彼に興味を持っているよ。彼らはまさにアーセン・ヴェンゲルのような人材を探していたんだ。彼がまたビッグクラブに戻っていくことも想像できるね。彼はとても正直でストレートな人だ。またフットボールにたくさんのものをもたらしてくれると感じている。

PSGはかなり興味を持っていると思うよ。ピッチ上のマネージャーではなくて、トゥヘルと社長の間を取り持つ役として。

ここ数年のPSGでプレイする選手たちの振る舞いを見ていると、そこに力強い人材がほしい。ドレッシングルームでもリスペクトされるようなね。

どこか別の場所で違うことをやるのは想像できない。ほかのクラブで監督をやることになるとも思えないんだ。

トゥヘル to PSGはもう決まったも同然なんだな。まあすでに契約は済んでいるともいうし驚きもないが。

さて、ボスは常々現場での仕事について執着してきたのだとぼくは思っている。たとえばジェネラル・マネージャー(ここでいうGMはフットボール世界でいうディレクター・オブ・フットボールとかフットボール・ディレクター)職で満足できるなら、アーセナルにとどまればよかった。だから、この話にボスが乗るとは思えない。

ただ、PSGという母国で最大のクラブの要職となればぐらつく部分もあるのかもしれない。モナコのマネージャーとPSGのフットボール・ディレクターならどちらを選ぶか。どう考えて後者のほうが名誉だろう。現場指揮への情熱がどれだけ残っているか。

以前このブログでも書いたように、チャイナクラブも熱烈にオファーしているというゴシップもある。仮にボスがこのオファーを受けるようなことがあれば、世界一の高給を受け取る監督になるだろうとのこと。

そう考えると、金・名誉・フットボールへの情熱、そのあたりがボスの行き先を占うキーになるということで、日本代表監督はさすがにノーチャンスだよなあ。

ちなみに今シーズンのアーセナルは、マンUに負けたことでヴェンゲル・アーセナルのなかでリーグ最低ポイントで終わることが確定した(このあとすべて勝っても66ポインツ)。ボスの思考回路なら「やり残したことがある」とか考えていても不思議じゃない。現場に残るに1票。

アーセナル次期マネージャー探しが続く

ここへ来て新たな名前が出てきた。それがなんとリヴァプールでクロップのアシスタントコーチをしているボスニア人、Zeljko Buvac(ゼリコ・ブヴァッチ?)。ボスニアの現地メディアが噂の出処らしい。それにしても急に出てきたな。

彼はクロップのアシスタントを2001年のマインツ時代からやっているという「クロップの右腕」だという。そして、今回この噂が出たのはどうも彼がクロップとの仲違い?でチームを離れたという事件があるようだ。リヴァプールはこれを本人の個人的な事情と説明しているらしいが、当のボスニアメディアはクロップのリヴァプール行きもすっぱ抜いていたということで、ブヴァッチに近いコネクションがあると見られており、この件も信憑性が高いという。

なお、各種報道でも彼のマネージャーとしての能力についてはあまり触れられていないので、実際どのようなタイプの監督なのかよくわからないが(※追記:1998から2001までSC Neukirchenというクラブを率いていた模様)、元BVBということでもちろんミズリンタット案件だと考えられる。彼の慧眼はマヴロパノスでわれわれは目の当たりにしているところだ。

ブヴァッチのニックネームは「The brain(ブレーン)」。え?クロップの中の人? わくわくするじゃないか。

アーセナルが求めている監督は「安い」監督?

ところでこのブヴァッチの噂の確からしさがあるとしたら、アーセナルはどうも新監督の選定において、監督の能力や実績よりも、限られた予算で動けるかどうかにプライオリティに置いているふしがある。

ヴェンゲルの倍近い報酬(16.5Mポンド/年)&夏の補強予算に200Mポンドを要求したという、ルイス・エンリケとはすでに決裂したというニュースがあるのは、このためだ。エンリケは数いる候補者のなかでもとびきり高級なオプションで、アーセナルは監督の報酬も補強の予算も大幅アップを望んでいない。今夏の補強予算がアラウンド50Mポンドというニュースはわりと衝撃的だった。

New Arsenal manager restricted to £50m summer transfer budget

先日このグラフィックでいかにアーセナルがこれまでお金を遣ってこなかったかということが話題になったが、

2004-2013までに遣った金。アーセナルは+20M。お釣りでちゃったよ。

一方で、2014年以降ではアーセナルはじつはかなり散財している。

2014年以降に遣った金。アーセナルより遣ったのはマンチェスターの2クラブしかない

是非は置いておいて、要するにアーセナルボードはここ数年金を遣いすぎたと考えていると。

ぼくは以前にこのブログで「ポストヴェンゲルでアーセナルに起こること」というエントリを書いて、そのときにヴェンゲルが去ったあとのアーセナルは「ふつうのビッグクラブになる」と予想したのだけど、どうもだいぶ勘違いをしていたらしい。

アーセン・ヴェンゲルが去ったとしても(おそらくスタン・クロエンケがオーナーである限り)、リスクをかけて金を遣うようなことは行われない。あくまでモナコやドルトムント、あるいはアトレチコのような、大金をかけずに2番手の位置からタイトルを目指すようなチームが理想らしい。この方針は後任人事にも当然影響があるはずで、エンリケに執着する気ももともとなかったのかもしれない。

クロップのアシスタントもそうだし、アルテタやヴィエラなど数々の経験の浅い監督がわりと本命に近い候補と見られているのも、どちらかといえば予算のなさゆえだったと。もしかしたら「トランスファー・グル」ミズリンタットがヘッドハントされたのは、そういった低予算プロジェクトに最適な人材という側面が一番大きかったのかもしれない。

ぼくはビッグクラブに相応しい金の遣い方をしつつ、さらにアーセナルらしくユースの若手を起用したり無名の逸材を連れてきて、勝つために賢くクラブ運営がなされていくんだという想像をしていたけれど、あくまで低予算が最優先だとしたらわりとというか、かなりがっかりだ。いまさらそんなことを憂えてもしょうがないけど。

ということで、次期マネージャーはマックス・アレグリなどのビッグネームよりも、若手(アルテタやナーゲルスマン等)、あるいは2番手クラブで実績のある監督(ジャルディムやサリ等)が来る可能性が高まっているように思える。アーセナルが次期監督として獲得すべきは、managerよりもhead coachという視点も重要だろう。今後も目が離せない。

契約延長を渋るジャック・ウィルシャーに新条件を提示か

Fresh twist in Jack Wilshere’s Arsenal contract saga

こんなことばかりで非常にげんなりする。クラブが新契約に納得しないジャックに少し良い条件を提示したらしい。ここにもまたゴネ得が。この交渉ベタはいったいなんなんだろう。

そしてクラブが交渉で折れたということは、ここでジャックを失いたくないということで、それは要するにジャックの代わりに誰かを連れてくるという発想がないということだ。それは夏の補強予算が非常に限られているという話の信憑性につながる。いかにもげんなりするじゃないか。

ジャック本人は、ボスの退団が決まったということで新しいマネージャーが誰になるのかが気になっているという。それも当然だろう。監督によっては冷遇される可能性もあるわけだし。

ウィルシャー:まだ膠着状態だね。大きく変わったことはないよ。まだ話し合っている。

もちろんボスが去るってことは多少の変化はあるだろうね。誰がボスになるのか知らないし来年は変化があるだろう。

 

でもまだ話し合っているし、ぼくもクラブもいい結果になることを願っているよ。

正直いうとね。どこかに移籍するというのは全然考えてないんだ。前にもいったけど、ぼくがいたいのはここだし、移籍についてはほとんど考えていない。

ジャックはずーっとこのクラブにいたいとコメントしている。どうなることやら。

マイヤーがシャルケからバン

ジャック(の代役候補)つながりで。アーセナルともリンクされるマックス・マイヤーが、所属クラブのシャルケとトラブル。

公式サイトでこういう発表がされるのってなかなかイングランドではなかなかないような気がする。

とにかく今シーズン限りでの移籍を公言している彼のシャルケでのキャリアは終わった。アーセナルやリヴァプールがリンクされているけど、結局どうなるのか。ジャックが残るなら彼は来ないのかな。

しかし契約延長を拒否するような選手はどいつもこいつもクラブとトラブルを起こすな。エジルやサンチェスがそうならなかったのは、ボスが彼らを守り続けたからに違いない。人徳あるなあ。

マヴロパノスの衝撃

先日のマンU戦、試合には負けこそすれ、CBとしてスタートしたマヴロパノスのパフォーマンスがグーナーに与えた印象は強い。ルカクやサンチェスといったプレミアリーグの強烈なアタッカーたちと同等以上に渡り合うとは誰も予想していなかった。グーナーの間ではすでにアトレチコ戦に使おうという意見も出てきた。ぼくもそれはよぎった。コシエルニのコンディションによってはまじでありえるんじゃないか。

ボスだけでなくイアン・ライトもマヴロパノスを称賛している。

ライト:彼はスヴェン・ミズリンタットの最初の契約で、彼のことを知っているものは誰もいなかったね。

それにしても、ああいったパフォーマンスはしばらく見ていていない。次を予想した動き、ペイス、知覚、どれをとってもアーセナルに長らく欠けていたものだ。

20才で出てきて、落ち着いて、クールで、かなり印象的だった。

彼がプレイしたことでマイナスはなかった。彼はルカクに対してなかなかうまく対処した。

彼はディエゴ・コスタにも対応できるかもしれない。コスタはまた違ったタイプのフォワードだが、バトルの準備もできているように見えたね。

サンチェスは彼のまわりをちょこまかと動きまわったけど、それにもうまく対応した。彼は恐れ知らずで若さにあふれている。やれるかもしれないよ。

やれるかもしれないね。

グリークDFがいいのはわかったけれど、ミズリンタットがコシエルニの後任に連れてきたいというBVBのパパスタソプーロス(29)。個人的には彼にはあまりいい印象がない。どうなのだろう。

ホールディングが契約を延長

Rob Holding signs contract extension

アーセナルが夏に売りたがっているというゴシップもあったので、これは意外に感じた。

彼はボール扱いなどセンスは感じるけれど、圧倒的経験不足というか、パフォーマンスの安定性に欠けている。ただ、22才ということでCBの選手としてはまだかなり若い。次のマネージャーが守備しぐさをしっかり教えてくれる監督なら(そうじゃなきゃダメに決まっているが)、彼がこの先ぐんぐん成長するということも当然あるだろう。ガナーとしての健闘を祈りたい。

エルネニーがトレーニングに復帰

ワールドカップ出られないんじゃ……なんていってたら早くも笑顔を見せている。今シーズンは無理でもエジプトのエルネニーは観たいよね。よかったよかった。

redditの一連のエルネニー関連スレのコメントで一番ウケたのが「サンキューアッラー」。バチあたらないかな?

カソルラがシーズン中の復帰を目指す

先日、アトレチコ戦の前にエミレーツでの練習をファンに公開したサンティ。今シーズン中にはなんとかフィットしたいということ。鉄人?

Santi Cazorla returns to training in Oviedo

カソルラ:まだ少し時間はかかる。だって18ヶ月もピッチから遠ざかっているしね。でもどんどんよくなっているし、未来には希望を持つタイプなんだ。目標はシーズン中にチームになにかしら貢献すること。でも注意深くする必要があるけどね。

こんな長い間離脱していては元のフォームに戻るのには時間はかかるよ。ほんとに大変さ。こんなふうになっても、まだテンドンのほかにも痛みがある。でもそれはすべてぼくが正しいことをしているっていうことでもあるんだ。可能な限り早く戻りたい。

(ヴェンゲルの退任について)クラブは、アーセナルに人生を捧げたボスにいい送り出しをするべきだと思う。彼は決断して、次に誰が来ようとも、ボスの幸せを願っているよ。イングランドはフットボールの世界に身を捧げる人たちを評価することにかけては右に出るものがない。オールド・トラフォードで彼が受けたレセプションを見ればわかるさ。

サンティ・カソルラ33才。なんとかアーセナルでプレイするカソルラが観たいよ。来シーズンはアーセナルでプレイできるといいな。

エミレーツにアーセン・ヴェンゲル・スタンドの噂

最後。アーセナルFCがエミレーツステディアムのウエストスタンドを「アーセン・ヴェンゲル・スタンド」と命名することを検討中。

OTのサー・アレックスなんとかとかのアレか。これはやるだろうね。ボス以上のアーセナル・レジェンドは何人もいないわけだし、これ以降にAFCの歴史上でヴェンゲル監督より重要な人物というのは登場しないだろう。

以上。つぎはもちろんアトレチコ。



4 Comments on “最近のアーセナルニュース(2018.5.2)なお続く後任監督探し、カソルラがシーズン中に復帰か

  1. アウェイでアトレティコに奇跡の勝利。決勝では相手を圧倒し試合の行方が決まった後半40分、スタンディングオベーションの中カソルラIN…とかなったら全世界が泣きそう。

    1. おはようございます。

      それいいですね。でもその流れだと引退しそうな……

  2. リーグ最終節でベンゲルへの惜しみない拍手、カソルラも元気にピッチ周りを歩く、ウィルシャー(本当にゴネ得なんだけど)延長して残留、新監督候補もほぼ一本化、来季への希望に満ちた船出を象徴すればいいな

    って思ったけど今季ホーム最終節はすぐで、その後アウェー2連戦なんですね~。微妙。
    新監督と噂のZeljko Buvac、マインツ時代からずっとクロップのアシスタント。
    近年でアシスタントから転進してっていうと、ビラスボアスが思い出されますけど、、うーん。
    人心掌握面など不安に、そして現在アーセナルのアシスタント、ボールドの処遇も気になったりと

    まだ噂段階ですが、いかんせんまだ本決まりじゃなさそうですよね
    こう見るとやっぱりベンゲルさんに対しての“辞職勧告”はフロントとしては苦渋の選択だったのかな?

    1. おはようございます。

      あ・おれ今季は最終戦は延期になった試合が最後にホームにくるんだと思ってました。。ホームでセレモニーしたあとにアウェイを残しているって締まらないなあ(笑い)

      > 人心掌握面など不安に、

      これ思うんですけど、ヴェンゲル一頭体制が終わると、今後サンレヒとかミズリンタットがチームづくりにだいぶ首を突っ込むんじゃないですかね。いろいろと。

      だからそうなると選手の人心掌握みたいなことも、もしかしたら監督だけが責任を負うタスクじゃなくなってくるとか。そんな想像をしております。

      もちろん監督が納得させなければ選手は付いてこないでしょうが、新監督と同じくらい存在感のあるスタッフのフォローがあるっていうのは結構大きいと思いますね。

      ヴェンゲル時代にはすべてひとりでやっていたといわれているんですから、一番変わるのはまずそこっすよね。

Leave a Reply

Your email address will not be published.