ラムジーが新契約を拒み続ける一方で、おれたちの未来、エミル・スミス・ロウ（18）がアーセナルとロングターム・コントラクトを結んだ。契約期間などは不明。

Emile Smith Rowe signs new contract

アカデミーの選手がアーセナルと契約更新することは珍しくないが、彼の契約更新がここまで注目されているのは彼がプリシーズンマッチで目覚ましい活躍を見せたからにほかならない。一部にはNEW KDBとも。いいすぎである。

スミス・ロウがThe Timesに心境を語った（Via Arseblog News）。

「ローンに出るつもりはない。ファーストチーム入り目指して戦う」スミス・ロウ

スミス・ロウ：ローンは選択肢にないんだ。ぼくの目標はつねにできるだけ早くファーストチームに入ること。ずっとアーセナルのためにプレイしたいと思ってきた。

ファブレガス、ファン・ペルシみたいな選手たちを観ていたことを思い出すよ。ぼくはアカデミーにいて（※6才からアーセナルアカデミー）、彼らはぼくのアイドルだった。

ウナイはトレイニングにすごく関わるね。セッションをよく止めたりもする。

彼はとても戦術的でそれはとてもチームのためになると思う。実際トレイニングもほんとに楽しいし、彼とたくさん会話もできる。

ぼくが思うに、彼は自分のカルチャーをクラブに伝えようとしている。それがうまくいけばすごいことになるだろうね。

ラカゼットとオバメヤンにはよくしてもらってる。リラックスして自分を信じろといってくれたり。

誰かの意見を聴くこと。もし自分が間違えたら、物事をただ深く考えすぎずに前に進める。ぼくは完全な人間なんかじゃない。でもぼくには彼らのような、ぼくをいつも助けてくれて自信を与えてくれる選手たちがいる。

いいじゃん。

新シーズン、もし彼がほんとうにファーストチームで台頭することになれば、まさに「エメリ世代」の選手の代表になるだろう。ヴェンゲルさんもあと何年かでアカデミーから何人もの選手が出てきて、彼らのちからでアーセナルがまた競争力を持てるようになるとコメントしていた。それが実現すればほんとうに素晴らしい。いつもユースを重要視してきたヴェンゲルさんのおかげでもある。

そして、チームワーク。エメリがヘッドコーチになって彼のやり方については何人もの選手が、称賛しつつヴェンゲル時代との変化を語っているが、とくにトレイニングでの和気あいあいとした様子が印象的だ。どの選手もみな笑顔で練習を楽しんでいる。

とりわけオバメヤンやラカゼットが楽しそうにしているのがぼくはうれしいし、オバメヤンはファンから副キャプテンに推されるほど、ピッチやドレッシングルームで影響力を持っている様子もうかがえる。スミス・ロウもしっかりその恩恵を受けているというわけである。

スミス・ロウについてエメリのコメント

もちろん、スミス・ロウの契約更新に喜んでいるのはファンだけではない。

エメリ：プリシーズンでここまでのエミルの貢献には満足している。彼は毎日とてもハードに練習しているし、たくさんの可能性を持っている。これからも彼やほかの若い選手たちとともに仕事ができることを期待しているし、彼らのアーセナルの選手としての成長を助けたい。

将来が楽しみだね。

さて、次の試合は日本時間明日早朝、ダブリンで行われるというチェルシー戦。COYG。

PS
リース・ネルソンの契約更新が来ねえなあ。去年に比べると彼のプリシーズンでの元気のなさが心配。

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