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ラムジーが驚きのコメント「なんでオファーを取り下げられたのかわからない。誰か教えてよ」

ラムジーが先日の契約更新交渉の破断さわぎについてあらためてコメントした。

Aaron Ramsey responds to Spurs transfer rumours & eyes Arsenal contract answers



キャプテンを務め、アウェイ勝利を飾ったスポルティング戦の試合後に語った内容とのこと。

ラムジー:(なぜ突然契約交渉がストップしたかについて問われ)現時点では何も知らない。誰か知ってるひとがいたらなぜなのか教えてほしいくらいだよ。理由があるというなら受け入れるし。

こっちが知っているのは、契約オファーがテーブルから取り下げられたということだけ。なぜなのかまったくわからないんだ。数週間前には合意もしていて、あとはもうサインするだけだっていう状況だったのに。

何かが起きたんだろう。何かはわからないけれど、もう契約はないんだ。あるいは交渉は何もない。

だから、いまはもう自分の仕事に戻るだけだ。ハードワークしてこのチームのためにぼくができることを全力でやる。

いまはアーセナルでプレイすること以外のことは何も考えていない。これから何が起きるか見てみよう。

あのですね。

これずっと報じられていたことと同じで、べつに新しい情報というわけでもないのだけども、本人の口からあとはサインするだけだったみたいなことをいわれるとさすがにショッキング。

ラムジーはアーセナルと契約延長したがっていた。

つまりラムジーのほうがショックだったってこと。驚いたってこと。悲しかったってこと。

いまだに何が起きてるかもわからないというのだからやるせない。

それでもアーセナルのために最後まで全力でやるといっている。健気というのか。なんというのか。。ラムジーの最高のファンでもないおれでもこれを読んで絶句しました。

いったい誰が悪いのか。

一度は合意した条件のオファーをサインする直前に取り下げたクラブなのか。

あるいは好条件を求めてあくまで食い下がりつづけたエイジェントなのか。

もしラムジー本人がエイジェントとクラブの交渉を関知してなかったというのなら、クラブに残りたかったラムジーが救われない。だってもしかしたら、ラムジー本人はクラブが受け入れられるようなもっと低い条件でもサインに応じたのかもしれないのだから。

真実へ至るヒントとしては、以前報じられたように「AFCからのオファーは数ヶ月のあいだテーブルにあった」ということで、そう考えるとやはり代理人に過失があるように思えてならないが、それもまたただの憶測にすぎない。

当事者のラムジーですらいまなぜそういう状況になってしまったかわからないというのだから、クラブもエイジェントも本人に説明したくないような事由があるのだろう。残念なことだ。

しかしいずれにせよ、ラムジーがあらためて真実だと語っているように、(渋々とでも)クラブが一度は条件に合意したということなので、ごく短い期間にクラブ側で何らかの心変わりがあったことだけは間違いない。

クラブは代理人の要求に最大限こたえたが、その譲歩した条件が再考されることになった理由。

やはり現在のアーセナルのファインフォームとも関係があるのだろうか。

実際PLのここ数試合はラムジーはファースト11に入っていないが、皮肉にもスクワッドにあまり影響を与えていない。もっといえばいないほうが機能しているかもしれない。

この記事によると、ラムジーに関心を持っているのはマンUやユーヴェだけでなくToTまで手を挙げそうだというのだから、困ったものである。



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3 Comments on “ラムジーが驚きのコメント「なんでオファーを取り下げられたのかわからない。誰か教えてよ」

  1. 仮に代理人が本人の意志を無視して契約条件を釣り上げようとして破綻したなら、自分の意志とは違う話の方向になった。代理人を交代させてもう一回話させてくれという話になるのが自然であり、そういう話が聞こえないということは当人も理解した上でのポジショントークと思われます。当然ながら全て代理人のせいに出来て自分を守ることも契約に含まれているはずですので。
    後エメリには選手獲得の権限が全く無いのではないかというのも感じます。こういう選手が欲しい等のリクエストすら通らないというのを理解して就任した。契約関係の話を一切インタビューで答えないですから。
    ご存知の通り、監督の表記がベンゲルの時はManagerでしたが今期からHead coachになっております。
    英語圏のニュアンスの違いはわかりませんがメジャーリーグ等では監督に選手獲得の権限はなく、全てGMが編成した選手で戦えというスタイルです。故に今期からスタイルとしてはアメリカスポーツ的であり、クロエンケのチームになってさらにそういう要素が増したとも言えるのかと。

    1. > 後エメリには選手獲得の権限が全く無いのではないかというのも感じます。

      や、むしろそのへんはけっこうエメリの影響力あるほうなんじゃないかと思うんだけど。。たしかにそこでよくもめてるクラブもあるから。

      だいたいAFCの上位マネジメント(サンレヒやミズリンタット)がエメリの意見を訊かないなんてありえないでしょ。

      この前サンレヒがインタビューでもいってたけど、部門の責任者でディスカッションしてディベートして(民主的に)ものごとは決めてるんだと。補強に関してキーマンですらあるエメリがそこに入ってないなんてことはまず考えられない。

      managerとhead coachの件は、ぼくはAFCがチームマネジメントにおいて(ジェネラリストでなく)スペシャリストを求めていたってことだと捉えてますよ。それがアメリカの野球?みたいに全部GMにまかせてればいいですよなんて意味じゃない。

      ヴェンゲル=ガジディスからもろもろ役割や責任が分散したというだけであって、そりゃヴェンゲルさんよりは大きな権限は持ってないでしょうが(それはどの部門も同じ)、ヘッドコーチに補強の権限がまったくないなんてことはないと思うけどなあ。

  2. いつも、楽しく読ませてもらってます。
    これ、額面通りに受け取るとしたら、だいぶ切ない。。。
    や、真実は、わからないんだけども。

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