hotいま読まれているエントリ

Arsenal, Behind The Scene, Transfer

エポックメイキングな夏はアーセナルのターニングポイントになるか。2019夏の補強まとめ

いやあ、ゆうべはデッドラインデイで25:00まで目が離せないゾ☆なんて自分で云っておきながら、23:00あたりで寝落ちしてたみたいで。。映画で云うと最後の30分を逃したっていう。ほら、中年は酒飲むとすぐ眠くなるから。お恥ずかしい。寝落ちして歴史的部分を見逃したUCLミランvリヴァプールのファイナルを思い出しましたね。

そして朝起きてむにゃむにゃ云いながらTwitterを見たら例のアレですよ。ドッキーン。びっくりしたなあ、もう。

アイツは来るし、アイツは去るしで、もうとんでもない夏。

ということで、今回の移籍ウィンドウは英国では早くもクローズした。ローンや売却など選手の放出についてはまだ相手国のウィンドウが空いているうちは可能性があるが、補強に関してはこれにて終了。PLの新シーズンを迎える。

この夏に獲得した選手の顔ぶれを眺めてみれば、控えめに云っても、われらファンの予想/期待をはるかに超えるビッグサマーとなったのは間違いない。

この夏の補強をまとめつつ、この夏がアーセナルのこれからにとってどんな意味があるのか、少し考察してみたい。



アーセナルの2019夏の補強選手まとめ

※選手プロファイルはすべてTMより。

ガブリエル・マルティネリ

Gabriel Martinelli

Age: 18 (Jun 18, 2001)
Height: 180 cm

Main position : Left Winger
Other position(s): Right Winger, Centre-Forward

ブラジル4部相当リーグのItuanoから5年契約で獲得。移籍金は£6M。

ブラジルのビッグクラブの多くが獲得を望んでいたと云われるプロスペクト。この夏のコパ・アメリカにはブラジルNTのトレイニングにも参加するなど、将来性は抜群。プリシーズンでも印象的なパフォーマンスを見せた。

アレックス・イウォビの予想外の退団で、18才ながらファーストチームでのチャンスが増える可能性がある。

ダニ・セバーヨス

Dani Ceballos

Age: 23 (Aug 7, 1996)
Height: 179 cm

Main position : Central Midfield
Other position(s): Attacking Midfield, Left Midfield

レアル・マドリッドから1年ローン(買取オプションなし)で獲得。移籍金は£4M(※本人のサラリーだと云われる)。

スペインU-21のNo.10を背負うキャプテン。RMではなぜかジダンのプラン外。

テクニックと試合の読みに優れ、守備力も備えるという理想のCM。アーセナルの中盤に欠けていた、プレス耐性やクリエイティヴィティをもたらすと期待される。

エメリはセバーヨスをNo.8かNo.10の選手だと考えているということで、CMだけでなくプリシーズンで見せたようにNo.10起用もありうる。個人的には今回補強した選手のなかでも、アーセナルの試合にもっともいい影響を与える選手。

1年ローンながら、RMのプレジデント・ペレスが1年後に話し合いに応じると約束したという説も。今シーズンの成功で本人が残留を希望するに100万ペレス。

ウィリアム・サリバ

William Saliba

Age: 18 (Mar 24, 2001)
Height: 193 cm

Main position : Centre-Back

サンテティエンヌから5年契約で獲得。移籍金は£27M(€30M)。ASSEとの契約により今シーズンは1年ローンバック。

フランスU-20のセンターバック。Newバランとも云われ、近い将来のフランスNTのバックラインを担うだろうともっぱらの評判。キリエンバッペとは同年代で、エンバッペの父からコーチングを受けていたという経歴も(どうでもいいか笑)。

18才にしてASSEの主力でクラブのCL出場にも貢献しており、アーセナルの積年の課題だったセントラルディフェンスの穴を埋めるにはこれ以上望んだらバチが当たるくらいのタレント。18才に30Mという大きなコスト(しかも1年使えない)は疑問の声もあるが、今年さらにフランスで活躍すれば簡単にその倍以上の値がつくとも云われ、かける価値のあるリスクだと考えられる。

アーセナルでプレイする日が待ち遠しい。

ニコラス・ぺぺ

Nicolas Pépé

Age: 24 (May 29, 1995)
Height: 183 cm

Main position : Right Winger
Other position(s): Centre-Forward

リールから5年契約で獲得。移籍金は£72M(€80M)。

いまだに彼を獲得したことが信じられない(笑い)。G22 A11と、去年フランスで大ブレイクしたことで移籍金もさることながら激しい獲得競争があった。リールの要求する移籍金を準備したクラブは4つあったと云われており、そのなかでCLフットボールのないアーセナルが彼を獲得できたことは、まさしくわれわれのクラブのクラスや選手たちにとっての魅力を証明したことに。

ぺぺの加入でアーセナルのフロントラインは、ラカゼット、オバメヤン、ぺぺという(ELクラブとは思えない)わりととんでもない攻撃力になった。ゲームみたいである。

アーセナルにとってはアレクシス・サンチェス以来待望の得点できるウインガーということで、どちらかと云えばフィニッシャータイプのラカゼットやオバメヤンがぺぺのお膳立てでさらに活きることを期待せずにはいられない。

キーラン・ティアニー

Kieran Tierney

Age: 22 (Jun 5, 1997)
Height: 178 cm

Main position : Left-Back

セルティックから5年契約で獲得。移籍金は£25M。

ここ数年はずっとアーセナルのターゲットだったというティアニー。念願のレフトバックをついに手に入れた。

アーセナルの左サイドは、モンレアルの高齢化とコラシナツの守備の適応で問題を抱えていた。とくに、コラシナツを起用する際にバック3しか選べなかったことは、エメリには大いなるストレスだった。それがティアニーの加入で解消されることに。ティアニーはLB/LWBだけなく、3CBの左もできるということで、まさにモンレアルのアップグレイドとなる。交替のタイミングもギリギリ間に合ったというところ。

攻撃センスがあって守備も強い。若く将来が有望なファーストチョイスのLBを手に入れたことで、アーセナルの守備の穴はまたひとつ埋まった。

ダヴィド・ルイス

David Luiz

Age: 32 (Apr 22, 1987)
Height: 189 cm

Main position : Centre-Back
Other position(s): Defensive Midfield

チェルシーから2年契約で獲得。移籍金は£8M。

たった2日前には誰も予想すらしていなかった。。PLでもこの夏最大のびっくり案件ということで、とにかく驚いた。そしてわりとすぐに決まった。。

チェルシーから来たDFといえばギャラスを思い出すな。ルイスはアーセナルとチェルシーでプレイした10人目の選手なんだそうで。

ルイスはエラープローンだとも云われているが、ビルドアップや攻撃にも大いに貢献するCB(18/19のPLでスルーボールが1位という……)で、いずれサリバやホールディングが担うであろう時代を待つまでのつなぎとして、若い選手のメンターとしても、コシエルニが去ったあとのアーセナルが彼のようなトップレヴェルの経験豊富なヴェテランを獲得したことはまったく理にかなっていた。

もしこの夏にムスタフィが放出されても、ホールディングが復帰すればCBでレギュラーでプレイするかどうかは微妙なところだろう(ホールディングとソクラティスがメイン?)が、そういった意味でもこの金額で戦力としてちゃんと計算できるCBを補強できたことはまったく賢い動きだとしか云えない。

2019夏はアーセナルのターニングポイントになるか

以上のように、ウインガーやセンターバック、ラムジーの代替となるCMなど、アーセナルは求めていたほとんどすべてのポジション、キーエリアの選手補強に成功した。

このウィンドウの序盤では限られた予算ばかりがクロースアップされ、このような結末を迎えるとはまったく想像もできなかった。

“ドン”ラウールとハス・ファーミー

この補強プロジェクトを成功させた功労者としてとくに称賛されているのが、スヴェン・ミズリンタットの退社以降、アーセナルのリクルートを主導していたラウル・サンレヒだ。

今日日、大きな金が動く移籍市場では分割払いで移籍金を支払うことはとくに珍しくないとも云われるが、そういったことをやりくりして補強予算以上のものを手に入れた。その分割払いメソッドを駆使して、交渉をまとめていってサンレヒの功績は大きい。逆に、なぜアイヴァン・ガジディスにはこれができなかったのか。そういう疑問を抱くファンも多いようだ。

移籍市場における彼のコネクションに頼ったアプローチは一時疑問を持たれていたものの、このような結果を目の当たりにして、彼の有能さを認めないわけにはいかなくなった。

以前に彼は「アーセナルが選手にアプローチするということは、ほかのクラブがそうするのとは違う」とアーセナルというクラブの特別さを指摘していたが、それにしても彼の時代になってここまで補強が改善されたということは、彼自身の功績や手腕の証明だと云えるだろう。

竹村健一みある。パイプを持たせたい。

また、もうひとり今回のタスクを担当していたハス・ファーミー(Huss Farmy)の功績も讃えられている。

BBC Sportsのデイヴィッド・オーンステインによれば、サンレヒが”deal maker”、ファーミーが”deal broker” というようなそれぞれの役割で動いていたということ。

つまりサンレヒがターゲットとの移籍交渉の端緒を開き、その後の現場の交渉はファーミーが担った(これは旧体制のヴェンゲルさんとディック・ロウの関係に近いのかもしれない)。

したがって、われわれが考えているよりももっとファーミーは重要な役割を担っていた。ぜひ名前を覚えておこう。ありがとうハッシー。

今後エドゥがテクニカル・ダイレクターとしてリクルートを主導すると云われるが、おそらくは、エドゥとサンレヒがそれを主導して、ファーミーが手となり足となり現場を仕切るのだろう。

始めは懐疑的な声もあったサンレヒとヴェンカテシャンの新体制。ひとまずはネガティヴな意見を覆すには十分すぎるこの夏の働きだった。

2019夏の移籍ウィンドウの転換点があった? KSEのポリシーに変化?

この移籍ウィンドウの期間を振り返るに、どうにも偶然に思えない転換点があるように思えており。誰も指摘していないみたいなので完全にぼくの思い込みかもしれないが。

それは、オーナーがある時点でクラブに散財の許可を出したんじゃねーのかということ。そして、タイミング的にKSEを動かしたのは#WeCareDoYouキャペーンなんじゃねーのかということ。

#WeCareDoYouキャペーンとは、USツアーの前に、ブロガーやサポーターグループなどAFCのファン有志が共同でオーナーシップのありかたを問う声明を発表した件だ。「われわれはクラブの未来を憂えている、あなたたちはどうですか?」と。

そして、それにすぐさま反応したのがジョッシュ・クロンキ(スタンリーの息子)で、彼は公式サイトでインタヴューを受けたり、その声明へのアンサーとなる声明を発表したりした(24時間もたたずに)。

ジョッシュの対応は、なぜオーナー投資がないのかなどといった疑問に答えるものではなかったが、それでもスタンと違って、ファンに直接語りかけたことは概ね好印象を与えたように思う。少なくとも誠実だったと。

アーセナルの動きが突然活発になったように見えたのはその後のことだ。

それまでにもザハやティアニーに本気オファーをしているという報道もあったが、いずれも長引きそうな印象はあった。しかし、エメリがあと数日で3-4人が来るとコメントし(サリバやセバーヨスの発表は実際には翌週)、いままでの慎重な動きは一体なんだったんだというくらいいろいろなことが動き始めた。

そして極めつけは€80Mのぺぺ。リヴァプールやバイエルンのようなクラブが本気ならアーセナルに競えるはずがなかった。しかしクラブは突然に有力候補になり、あれよあれよという間に彼を獲得。金にうるさいわれらが急に気前が良くなるなんて、いかにも不自然じゃないか。仮に今年支払う金額が少なくたって結局は総額を支払うのだから、やはり金額の大小は決定的なはずなのだ。とくに財政に神経質なクラブだもの。

というわけで、ぼくはUSツアーでオーナーと直接接触したときにサンレヒたちは何らかの許可を受けたのではないかと考えている。

「You、金使っちゃいなよ」ってね。いやマジで。

節目を野心とともに。エメリはもういい訳ができなくなった

ヴェンゲルさんとガジディスが去って、サンレヒとヴェンカテシャンがアーセナルを率いる新体制となったアーセナル。

いままさに変革をやっている時代なんだという認識はあったが、この夏の移籍ウィンドウこそ、そのことがはっきりわかるものになっているのではないか。

チェフやラムジー、コシエルニといったチームの主軸とも云える選手たちがつぎつぎに去り、新しい血がどんどん入ってきている。しかも若い選手が中心だ。

9年プレイしたコシエルニが去り、ジェンコが最長在籍、そしてそのジェンコも去って、モンレアルが最長在籍だとか。彼はついこないだ来たみたいに思ってたけども。。そして、ティアニーが来たということはモンレアルにもこの夏退団の門戸が開いている。新陳代謝。この変化はなかなか強烈だ。

ブリティッシュ・コアもついにジェンコを最後に消滅した。これはひとつの時代の終わりの象徴的なできごとのように思える。

このような急激なチームの変化は、ともすれば、アーセナルの根幹が揺らぐ危険性もはらむ。しかし、いまのアーセナルが素晴らしいのは、新しい血が外からだけでなく内側から、アカデミーからも流れ込んできているということ。イウォビの退団やエンケティアのローンは残念だったが、ウィロック、ネルソン、サカといった生え抜きのタレントが今年ファーストチームに入ってこようとしている。

おそらくエミレーツ以降の時代では、今年クラブは最高/最強のスクワッドを抱えることになる。もちろん、まだPLでトップを狙えるほどではないが、この夏の補強だけで戦力的には彼らにだいぶ近づいただろう。

本気の補強でクラブはやっと野心らしきものを見せている。いまわれわれは完全に節目にいると思う。

インヴィンシブルズの栄光は遠い昔、いつの間にかトップ4フィニッシュやELのタイトルがアーセナルの目標になってしまっているが、少なくとも数年前まではPLのタイトルが目標だと云っても笑われるようなクラブではなかった(15/16は2位)。

今夏の補強はファンに大きな安心を与えるものだ。これによって、今年、来年、再来年必ず強くなる。そしてPLのタイトルを争うクラブになる。そういう予感(期待)がある。

一方で、ウナイ・エメリはこれでもうほとんどいい訳ができなくなっただろう。

去年のウーナイは最悪だった一昨年(ヴェンゲルさんの最終年)の守備と攻撃をさらに悪化させたが、新任であるとか、ヘボいスクワッドとか、ムスタフィとか、いい訳できる要素はたくさんあった。

2年めのプレッシャーは1年めとは比べられないほどキツいものになる。

もうなんのいい訳もできない。とにかく前に進むしか道はない。

以上。

とにかく、よかった。それしか云えない。

Welcom to The Arsenal and COYG!

※放出のほうのまとめはいずれ。まだこれからもつづきそうですし。イウォビ(泣)。。

P.S.

ガジディスが最大の功労者説。でかした。そしてこのクラブからいなくなってくれて本当にありがとう。



13 Comments on “エポックメイキングな夏はアーセナルのターニングポイントになるか。2019夏の補強まとめ

  1. この夏に選手放出で得た移籍金は6300万£。一方で獲得で使ったお金は分割がある分5800万£。
    なんと500万£の黒字。
    有能すぎますね、ホント。

  2. イウォビの売却は瓢箪から駒だけど、今後はシーズンで多く先発した若手の売却が多くなるんだろうね
    そういうサイクルで有望選手を獲得していく
    40mという夏の予算を使わなかった分、これを有効に使うか、将来のために貯めておくかは、冬のPLの順位次第だろうなあ

    1. > そういうサイクルで有望選手を獲得していく

      や、そういう話しなんすよ。まさに。

      アカデミーが充実するってのはファーストチームが潤うだけでなく、売却することでクラブの財政が潤って、また新しい血を迎え入れることができるっていう好循環しかないわけで。

      イウォビの売却は悲しいけれど、そういうビジネスモデルあるいはフットボールクラブの運営モデルからすると、しごくまっとうでもあり。

      アヤックスやなんならバルセロナがやってるアカデミーから利益を生むモデルを、アーセナルも取り戻しつつあるという。

      それもこれもアカデミーに投資したヴェンゲルさんの遺産だってことも忘れないでおきたい。

  3. まさにデッドラインディ。ペペのディズニーが遠い昔のことのように感じる1日でした。
    かつてのパニックバイと同じような人数の補強ですが、クオリティは段違い。そこそこの選手はおらず、ワールドクラスばかり。
    seasonが終わったような満足感に満たされてますが、これから始まるんですよね。
    ほんと、あとはこのビッグスカッドをどうまとめるか。タノムゾエメリ‼️

  4. イウォビよりも、ネルソン、サカ、マルティネッリに機会を与える判断は正しい(イウォビの位置づけはもはや若手ではない)→ペペラカオーバレベルまでは育てられなかった。セントラルもウィロック筆頭に、ジュンジュールス、エミルロウがいるわけですし。その意味で、このタイミングで35M売却はクラブにとっても本人にとっても最適では(あわよくばもう少し下位クラブ、というのもあったが・・・まあじゃないとこの値段つかないとも思いますが。)

    最近の放出後をみて、悲しいのがジャックテオアレクシス。中くらいに嬉しいのがガブとコクラン、ジルーあたり。とっても嬉しいのがナブリ(プレシーズン戦の躍動に涙)。チェンバレンが悲しいと中くらいの間くらい。イウォビは15~20得点、10アシストをコンスタントにあげてエバートンのベストプレイヤーになれるよう、頑張ってほしい(もちろんうち以外で→遠回りに他のTop 6対策になっていたりする?!)

  5. エメリが「守備を悪くした」のか「改善出来なかった」のかを全く精査しないまままた断言してるんだね。
    野党ゴリ押し偏向の報道と全く同じだね。
    ジャカムスタフィナイルズリヒトシュタイナーチェフの「あり得ない個人的ミス」の
    「責任の全てをエメリが負わなければならない」という必然性はどこから来たの?

    コシエルニモンレアルの老化、ホールディングベジェリンコシエルニの負傷離脱の影響、
    ジャカムスタフィの不治の病「エラー癖」の
    「責任の全てをエメリが負わなければならない」という必然性はどこから来たの?

    「被ビッグチャンス数」やら「受けた攻撃の質」様々な守備スタッツが前年より増大してるのに
    「失点数が前年と据え置き」なのは、前年から比較して「エメリが守備の質を向上させる事に成功した」
    成果でありその「証拠そのもの」であるにも拘らず、そこが完全に無視されているのは何故ですかね?笑

    このままでは日本国内での信用はどんどん落ちるでしょうね。

  6. おっしゃっている通り、こういうクラブのスタイルに変わっていくのでしょうね。
    一方で、イウォビの移籍に対して「こういう売り方するクラブになるのを良しとするならシティやユナイテッド応援してろよ」というコメントがSNSであり、なるほどと考えさせられました。
    そもそも現地に利害を持っていない日本のファンにとっては、そのクラブのウリ、特徴のようなものに惹かれてファンになるのだと思います。
    ではアーセナルの特徴はなんだったかというと、育てて強くなる、そういうベンゲルスタイルこそがファンを引きつけていたのだと思います。
    そういうスタイルがモダンなアドミンの前においてはロマン主義でしかなかったとしても、我々がそれに惹かれてアーセナルファンになったのは事実なのではと思います。
    そういうのとの別離に対して、今日本のアーセナルファンはアイデンティティ・クライシスになっているのではないか、そうおもいました。

    1. イウォビの売却には反発したいひとは日本人に限らず結構いるでしょうね。

      ただ、ぼくの観測範囲だとアーセナル方面のジャーナリストやアグリゲイター系で、今回のイウォビの売却を疑問視しているひとってほとんどいなくて、おおむね「いいビジネスだった」という反応。

      なぜかと云えば、今回の動きがクラブが目指している方向性からそう離れていないからでしょう。

      安売りしたわけでもないし、トップトップクオリティを手放したわけでもない(イウォビがこれからそうならないとは云えないけど現状ではまあ)。

      アメイチもそうだけど、若い選手の将来性なんてほんとわからないんですよ。シティなんかあのサンチョを手放しているんだから、グナブリどころの騒ぎじゃないっていう。。

      「育てて強くなる」はいままさにそれをやっていて、実際今シーズンのファーストチームには何人ものアカデミー選手が入ってこようとしている。

      ぼくはまだまだロマンを感じているけどなあ。

      まあイウォビの売却がショックだったのはたしか。

      1. 多分それって現地の人なんでしょうけど、現地の人がそういうのはすごい分かるんですよ。
        イウォビみたいな選手がほかチームにいたとして、じゃああの値段でアーセナル買いますかって言われたらもちろん買いません。損得で見ればいいディールだと思います。

        自分は野球はジャイアンツファンなんですけど、それは東京にいて、親が巨人見てて、自分も小さい時から見てたから。だから巨人が育成下手とかホームラン打線とかいう特徴は全く気にならないし、無くなっても気にしない。
        多分向こうのグーナーもそういう人が大部分でしょう。彼らはベンゲル以前のサッカーも知ってるし、純粋に「アーセナルが上位に行くためには何をすればいいか」について真剣に考えているんだと思います。だからイウォビ売却はいいディールという評価は大部分でしょう。

        でも日本でグーナーになる人は、まずサッカーそのものが大好きで、そしてベンゲル時代の華麗なサッカー(そしてその華麗さが後半に失われてからは、買わずに育てるという哲学)に惚れ込んだ人が多いでしょう。
        じゃあそれが無くなったら自分はなぜアーセナルファンなのか?ベンゲル時代の惰性のまま応援しているだけじゃないのか?みたいに自問自答しています。

        もちろんアカデミーへの投資、という面は変わってないんですけど、今回のイウォビ売却は、要するそういう選手にプライスタグをつけることをよしとしたわけで…
        じゃこれから出てくるウィロック、ネルソンなんかもブレイクしたら売るんでしょ?みたいな疑念も出てくるので。
        まぁベンゲル時代もソングペルシとか、成熟した選手は買われてましたが、まだ伸びる年齢の選手を売ることはあまりなかった気がするので(能力不足とポジションが埋まっている以外の理由では)

        また長文すみません、ディールが良かったことは理解しているし、クラブの方向もいつかの優勝に向けて期待できるものは理解してるんです。
        ただ、自分としてはベンゲル時代のキラキラ、アーセナルのアイデンティティを何か犠牲にしたのでは…と寂しく思うのです。

  7. イウォビにとっても良かったんじゃないだろか。
    エバートン後ろのほうは揃ってるし、人数をかけない攻撃ならイウォビの能力はかなり高い。
    チームの王様になれる可能性があるよね。

    しかしエバートンは補強も順調で、ヘタすると食われる可能性もある。
    イウォビ活躍してほしいやら、ほしくないやら微妙な気分。
    ワトフォード・ウルブズも強化してるし、アーセナルが強化されたからって4位にすらなれるとは限らない。

    しかし!それでもアーセナルの物語はここから始まるんだ。(。。。と思ってる。w)

Leave a Reply

Your email address will not be published.