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ニコラ・ぺぺのプレイスタイルと戦術プロファイル

ぺぺとザハの比較。ぺぺが効果的にプレイするにはラカゼットがキーに

ぺぺのことが騒がれだしたときに、ぺぺとザハの比較を論じているひとがいて、ザハのほうがよりワイドで勝負するタイプだから(インサイドに切れ込みたがるぺぺより)アーセナルに向いているという主張をしていた。ボックスのなかにはラカゼットとオバメヤンがすでにいるのに、そこにさらに侵入したがるウインガーでは相性が悪いと。なるほどと思った。

でも、ぺぺが中に切れ込んでいくプレイが好きだということは当然スカウティングされているはずで、3人がアホ面下げてボックス内でかぶりまくるなんてこたさすがにないだろう。

それについては、この記事で書かれているように、とくにラカゼットのゴール前でのリンクアッププレイがキーになるのだろうと思われる。

ラカゼットがオバメヤンとぺぺにスペイスを開けるために後ろに落ちていくとか、あるいは相手DFにターゲットを絞らせないよう3人のポジションチェンジしたり。有効でしょうな。実際これは彼がオバメヤンのためにすでにやっていることでもある。彼の利他性にはアーセナルのDNAを感じる。

ここにぺぺが加わり、さらにそれを後ろからメスト・エジルが華麗にオーケストレイト。。。

贅沢じゃね?

去年のぺぺを観ていたRedditユーザが語るぺぺのプレイスタイル

ぺぺのプレイスタイルについて。もういっちょ。

A bit about Nico Pepe
https://www.reddit.com/r/Gunners/comments/citbbc/a_bit_about_nico_pepe/

スタッツだけで分析しているような記事よりは、よっぽど評価できるという意見も。

まず。これはスタッツリポートじゃないからね。数字はただ出してみただけ。そしてそれはとてもよくて、だから彼はとてもいいんだ。

去年の彼の試合のほとんどを観ていたんだけど、ぼくならぺぺのプレイスタイルや特徴、いいところと悪いところなんかを語れるんじゃないかと思ってね。

ぺぺはぼくらがピレス/オーフェルマルス以来ずっと恋い焦がれてきたタイプの選手だよ。グレイトなペイス、力強さとゴールセンスがある。彼は完成された選手であると云えるけど、そうでないとも云える。

彼のトレイドマークは深い位置からボールを持って走ること。それとペイスでインサイドに切れ込んでいくこと。ディフェンダーを置き去りにして、ちょっと後ろに下がってからボールを曲げてのシュート(アンリっぽさ)。

ぺぺはまったくスキルフルだ。彼は簡単にカットインサイドできるし、片足(※左足)しか使えないはずなのに、アウトサイドにも切り込める。ディフェンダーにとって彼をマークするのは難しい。

しかし、彼は技術はあるけれども、深く引いて自陣に居座るようなチームには苦労するかもしれない。彼はクロースコントロールのドリブラーというよりも、「ボールを前にプッシュして追いかける」タイプの選手だから。

それでも彼のダイレクトネスと力強さがあれば大丈夫なはずだけどね。ハーフターンで簡単に相手選手を抜いてしまうのだから。超爆発的だよ。

彼が22点を取るとは思えないな。そのうち9つがペナルティだったとしても(実際そのほとんどを彼が取っているんだけど)。でも彼がかなり効果的なフォワードだということには変わらない。ペナルティでもアイスコールド。トップサイドにだっていい試合をいくつもやっている。PSGを支配して5-1でやっつけたのだから。

クリエイティヴィティに関して、彼はバイライン(※ゴールライン)でゴールに向かってドリブルをやりたがる。またファイナルパスをシュートに見せかけてディフェンダーを欺くことが好きだ。小洒落たパスやバックヒールは期待できないよ。彼は1-2パスを使って前進しようとするようなタイプの選手なんだ。

彼はヘッドもなかなかいいね。身長185cm(※TMでは183cm)でクロスに飛び込むのも躊躇しない。彼はストライカーでもプレイできる能力があるから、いずれ年を取ったら彼がストライカーをやってもいいかもしれないよ。

書いておきたいのは、ぺぺはミッドフィルダーというよりフォワードだってこと。だから個人的には3人のフォワードすべてがスタートすることが頻繁に見られるようには思えないんだ。ワイドエリアの守備がおろそかになるかもしれないし、エジルがプレイしているときはとくにそうだ。だから、ぼくは強いチームと戦うときにはイウォビ、オーバ/ラカ、ぺぺのほうがバランスが取れると思う。イウォビはウィリアンみたいにずっと生産的だし。

最後に、ぺぺはすごくトラックバックするし、カウンターの始めではボールを要求する。彼は素晴らしいワークレイトがあって、それはファンが見たがっているものだ。60ヤーズを走ったあとに死にものぐるいでタックルするなんてこともためらわない。

完成された選手ではない。しかしヤバいくらいおもしろくて、ゴールセンスのあるトリッキーなウインガーだよ。ようやく探していた選手を見つけたんだ。グーナーがエキサイトするグレイトなプロスペクトだ。

以上。

まず目を引くのは、スキルフルであるとしながらも、彼がクロースコントロール、つまりわれわれが云うところの足元のうまさはそれほどないということ。

一般的に彼の長所として語られがちな「ダイレクトネス」ということを鑑みるに、テクニシャンというよりは、スピードや身体の使い方、味方を使ったコンビネイションで強引に相手を抜き去るようなそんなプレイスタイルなのかなと。もちろん、技術はあるという前提なので平均的な選手に比べれば基準以上にあることはたしかなのだろうけれど。カソルラやジャックの延長線上というよりは、ウォルコットの延長線上にいる選手と考えたほうがよいのかもしれない。すごい不人気そうなたとえで申し訳ない。

それとこの筆者が、守備バランスを考えれば、FWの3人(ラカゼット、PEA、ぺぺ)の同時起用はそう多くはないだろうと考えていることについては、その反論が大きなアップヴォートを得ている。

ぼくもその反論にアグリーで、とくにオバメヤンは守備時にはちゃんとトラックバックしてフルバックを助けているシーンは何度も見ているし、ラカゼットだってCFにしては守備の意識はかなり高い。

ラカゼットのトップ(兼SS)にオバメヤン、エジル、ぺぺの4人は、基本的にはエメリのファーストチョイスになるに違いないと思われる。

もちろん、それでうまく行かなければ違う方法を考えるだろうが、いずれにせよ前の3人はプライオリティだろう。

3 Comments on “ニコラ・ぺぺのプレイスタイルと戦術プロファイル

  1. 良い選手が入ってくるのは当然喜ばしいことですが、若手の育成という面では阻害要因になり得る事を改めて認識しました。
    一定以上のレベルの選手はよそから連れてくることは出来ず(レアルやバルサ等のクラブ除く)、育成するしか無いと思っているので、エメリには育成も頑張って欲しいと期待しています。

  2. ペペのプレーを見てるとWB とのコンビネーションがどうなるのか気になります。
    裏への飛び出しからフィニッシュまで出来る選手ですから、はたしてナイルズやベジェリンの攻撃力が活かせるのか

  3. 今のスカッドのバランスを考えたら、4-3-3が理想なのは事実だと思います。
    ただ、オーバをワイドで使えば得点能力という武器が鈍るし、エジルの居場所はほぼなし。
    トレイラはアンカーに相応しい選手だと思うけど、彼の前にハードワークしつつスペースに飛び出していける選手が2人はいない。ジャカはアンカーとしても前に出るセントラルとしても短所が厳しいし、セバージョスはよしとしても、ゲンドゥージとウィロックに過大な期待をするのも難しい。

    一方で、4-2-3-1の両ワイドにオーバとペペというのは現実的じゃない。

    あちらが立てばこちらが立たずといった感じを受けています。そもそも4-3-3を試してないですし。

    どうなりますかね。イウォビもいるし、3人の同時起用にそこまでこだわらず、柔軟に回すのがいいかなとは思いますが。

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