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【マッチプレビュー】19/20UEL GS アーセナル vs ヴィトーリア・ギマラエシュ(24/Oct/2019)競争力とクリエイティヴィティ

ヴィトーリア・ギマラエシュについて

クラブの名前すら初めて聞いた。

どんなチームなのかもまったくもって何もわからない。エンブレムがかっこいい。

BBC SportsにもSky Sportsにもボスコメントなし。

フースコによればシステムは4-5-1。チームには元ToTの選手がひとりいるようだ。

フースコのミッシングプレイヤーズのリストがひどい。

左がアーセナル。右がヴィトーリア。彼らはいま9人離脱しているようだ。レイティングを見ると大部分はレギュラー選手でもないようだが。アーセナルみたいだ。

アーセナルはポルトガルのチームにホームで直近5試合敗けなし(W4 D1 L0)。17得点ゼロ失点。これはいくらなんでも勝つだろ(敗けフラグ)。

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction)  N/A

SKY Sports (Charlie Nicholas)   3-1

WhoScored.com 2-0

ホームなのに失点予想もあるのか。

チャーリー・ニコラス(Sky Sports):またアーセナルがチームに変化を加える夜がやってきた。ベレリンかティアニーのどちらかは復帰する必要がある。わたしはエミル・スミス・ロウも入ってほしい。ジョー・ウィロックとリース・ネルソンも。

エメリはまたエジルを使わないのか? 思うにエメリはエジルがトレイニングでハードにやっていないことをわかっている。だから彼はエジルをチームに入れない。わたしなら彼がまだいるなら使うけどね。

ラカゼットは出場する可能性がある。バカヨ・サカも。PEAを休ませるために。ホールディングがフィットしているなら、彼も出ないと。6、7人は替えてくるだろうが、わたしはアーセナルに仕事をやり遂げることを期待するよ。

ネルソンはアウトだって云ってるじゃないですか。。



試合のみどころ

ELでかなり力の劣る相手、しかもホームとなれば、心配をするところはあまりない。ヤングガナーズがフランクファート、スタンダールとで見せてきたパフォーマンスはPLと違い明らかにポジティヴなもので、その流れのうえで彼らがこの試合にとても苦戦するようには思えない。

ひきつづき、レギュラーでない選手たちが存分に力を発揮して、未来のアーセナルにたくさんの希望をもたせてくれるに違いない。

ティアニー、ホールディング、ベレリン、トレイラ、マルティネリにESR。大活躍してさらなる自信をつけてもらいたい。

目下の課題はPLのようなより強い競争力のある相手との試合だ。もう現状では「格下」ということばすら意味がなくなってきたように思える。それほどに下位チームも強く、アーセナルは弱体化している。エメリが求めているチームの競争力をどう獲得していくか。

このところのアーセナルのPLとELで見せる2面性について、メディア等で「自由(freedom)」というキーワードが散見される。今回のプレスカンファレンスでも、質問のなかに「自由」ということばが出てきていた。

よく、アーセナルの流れるような攻撃を称賛するのに”free flow”のようなワードが使われがちだけれど、たしかにそういったものが現在のエメリのチームからもっとも失われているものだと思える。チームが一丸となって流動的に動く。自由で楽しそうに。今シーズンのPLのアーセナルでそんなシーンはついぞ見ていない。

快勝したスタンダールのあとでシェフィールドUのような残念試合を見させられてしまっているので、また同じことを云うのもはばかられるが、エメリにはELでのパフォーマンスをPLでのパフォーマンス改善へのヒントにしてもらいたい。ELのシステムや選手起用のコンセプトをPLに持ち込むことに躊躇しないでもらいたい。

エメリはいろいろなシステムといろいろな選手を使ってビッグパフォーマンスを出すとたびたびコメントしているが、PLとELのようなカップ戦ではシステムも選手もだいぶ固定している。

現実から目を背けず、確実になにかがおかしいことを認めて、問題(エリア・人選)を特定しなければ改善は難しい。ものごとがうまくいかないとき、今シーズンはとくにエメリはいつでもトライ・アゲインしたがる傾向があるようだが、変更を加えることにも勇気をもってトライするべきだとぼくは思う。エメリというマネージャーは調整をバンバンやるひとだと、昨シーズンのいまごろはファンからもちゃんと思われていた。安心して変えてほしい。

ELチームにはこの試合で、PLチームよりもはるかに優れたパフォーマンスを見せてエメリをもっともっと悩ませてほしいと思う。彼らならきっとやってくれるだろう。

キックオフは日本時間で明日11/25(金)早朝4:00。

COYG

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6 Comments on “【マッチプレビュー】19/20UEL GS アーセナル vs ヴィトーリア・ギマラエシュ(24/Oct/2019)競争力とクリエイティヴィティ

  1. 昨季の今頃は多様な人選、戦術を見せていて楽しかったものだが、今季は「何かに憑かれてます?」って聞きたくなるぐらい柔軟性がない。

    ジャカをスクランブルだったとは言え左サイドバックに置いたり、エジルをトップ下に据えたりしてたあの頃のエメリが戻ってこないかな?

    最強のチームを求めて冒険をするエメリ・アーセナルを見たい。

  2. 本筋とはずれますが、去年の今ごろは3CBと4CBを併用したり、MFの人選もかなり頻繁に変えていたのに、今シーズン入ってからはさっぱりですね。

    特にコラシナツについては、3CBの方が活きるってエメリ本人も昔いってたような。。今はホールディングやチェンバースもいて、むしろ3CBの方がやりやすいんじゃないか?と思われるほど足りてるのに。

    そういえば、後半頭から選手やシステムいじるような交代も減った印象あるし(去年はセカンドハーフチームみたく言われてましたよね)、エメリの狙いってなんなんでしょうね。まぁそんなことファンに教えてくれるわけないから、結果で評価するしかないんですけどね。。

    本筋戻ってELですが、快勝を希望してるんですが、あまりにBチームが攻守共にうまく行きすぎてるので、個人的には各選手の課題みたいなのが見えたら今後の成長につながるのでは、と思ってます。

  3. Aチームと違って全体的に機動力と運動量があって活気ある良い試合するでしょうね。それでもエメリはジャカを信頼し続けることでしょう。エメリ以外は気づいてるんですよね。ジャカはビルドアップというかもはやスピードが無さすぎてプレミアリーグで3列目をするのはキツいと。スケープゴートなんかじゃなく現実でのガチの話だよと。

  4. ナイルズとコラシナツを活かすためには3バックの導入はマストですよね。あと、本職じゃないチェンバースもか。

    前線に豊富なタレントがいるから、4バックにしたい気持ちはわかるが、それならそれに適したベジェリンやティアニーの起用は必要です。

    また、コラシナツを起用しながら4バックをするなら、広大なすぺ

  5. 途中で送信してしまいました。

    広大なスペースをカバーできるトレイラはマストです。

    適材を適所に配置するだけで圧倒的に強いと思うんですけど、エメリは何にこだわってんでしょ?

  6. このエントリの追記(エメリのコメント)を別にアップしたので、そちらもよろしければ。

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