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Arsenal, Arteta, Behind The Scene

新ヘッドコーチ、ミケル・アルテタ指名の舞台裏 その1

アルテタのふさわしさ

(ではミケルについて。コーチとして、人として、それがあなたたちに彼が正しい人材だと思わせたので?)

サンレヒ:わたしに云わせれば、とても広く、全体でだ。会話の始まりから終わりまで、彼はアーセナルについてのアプローチを開陳しつづけた。何をやりたいか、練習において彼のやりたいことをどう伝えるかという彼のヴィジョン、それとクラブの全員にどう指示をしていきたいか。チームワークについてはどれだけの理解があるか、ここにいる意味、フットボールの決断に誰が関与しているか。

しかし、とくに彼のほんもののエッセンスはこうだ。トレイニングフィールドで何が起きるのか、それとエミレーツでプレイする試合で何が起きるのか。彼が云ったことのすべて、彼が計画していることのすべて、彼がわれわれに見せた彼の見方、それらはすばらしかった。とても的を射ていて、だから彼と会うたびに、彼と話すたびに、われわれは強く納得させられていった。最初から納得はしていたんだが、いまはそれが確実にわれわれのものとなっている。

未来のことは誰にもわからない。しかし、われわれは確信しているんだ。われわれをなりたいものにしてくれる。彼はその責任をもつにふさわしい人物であると。

(いまこのクラブには長期に関わりのあるひとたちがたくさんいます。エドゥはもちろん、フレディ、ペア、スティーヴ・ボウルドも。ミケルにもこのクラブとのコネクションがあります。どれほどそれが重要でしょう?)

サンレヒ:とても関係がある。とても重要なものだ。ほんの少数だけがもつアセットであり、彼にはそれがエッジとなり、追加のステップとなる。われわれはそれをエドゥで見ている。彼はここに来て5ヶ月しかたっていないが、もうずっとここにいるみたいだ。最初からクラブを理解していることが決定的で、コルニーやハイベリーハウスのひとたちを知っていることはとてもとても重要だ。

ファンとのコネクションもまたとても重要。こういったアセットはクラブとのリンクのない人物にはもつことができないものだ。もちろんこれはとてもポジティヴで、高く評価される。しかしすでに述べたようにこれは必ずなければいけないというものでもない。しかし持っていればとてもナイスなアセットにはなる。

エドゥ:適応についてもそうだね。ここの巨大な施設、たくさんの人々、クラブのたくさんの部署。彼がそれを知っているということは、わたしが始めからそうしているように、ホームにいるように感じられる。彼とMTGで話すとき、彼はすでにここのほとんどを知っている。だからここでの始まりにはそれは重要なんだ。

ユングバーグ、メルテザッカーの功績

(ペアとフレディもここにいると云いました。彼らも最近ステップアップしましたね。彼らのやってきた仕事をどれだけリスペクトしますか?)

サンレヒ:リスペクトじゃ足りないね。表彰、感謝、すごいよ。フレディはあんなに難しいときにやってくれた。クラブを助けてくれた。彼らふたりの仕事にはとてもとても満足している。とても難しい時期だったのだから。この短期間で彼らの助けを知ることができたのは特権だ。フレディがここにいてくれて、スクワッドにいてくれて、選手たちを知っていたから、とんでもないトラウマなときもそれを和らげてくれた。だから完全に表彰したいし、彼らのすばらしい仕事ぶりには感謝を云いたい。

エドゥ:われわれが新しいコーチを迎えて変化していた時期だったのだからなおさらだ。以前にはなかったことだし、インテリムコーチもなかったことかもしれない。わたしはフレディの責任の取り方がほんとに好ましかった。彼はすぐに変更を受け入れてこう云ったんだ。「クラブを助けるためにわたしはそこにいたい」と。美しいよ。クラブを愛しているもののことばで、大いにリスペクトしなければならない。フレッドのことを知っているが、もっとリスペクトする。

もちろんペアも。彼はアカデミーマネージャーだったが、フレッドがわれわれに援助を求めに来たとき、ペアにそれを頼んだんだ。彼ならドレッシングルームも知っているし、クラブも知っている。フットボールに関する知識も豊富だしね。そしてペアはこう云った。「イエス。もちろんだ。クラブを助けるためにやるよ。フレディがやるあいだ彼を助けたい」。

これが示すのは、クラブにはとてもナイスなひとたちがいるということだ。プロフェッショナルでクラブへの愛がある。それがとても重要なんだ。

サンレヒ:アーセナルで活きる彼らを知っていた。彼らはそれを証明する必要もなかった。いずれにせよ証明したんだがね。彼らは完璧に証明し、間違いなく、彼らのアーセナルに対するコミットメントはジョブ・ディスクリプションを越えたものだ。繰り返させてほしい。わたしは彼らのやってきたワークにとてもとても感謝している。

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