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アルテタ就任を前に懸念されるチームのなかの空気

行きあたりばったりのクラブ?

選手たちの多くがアーセナルでの未来に疑問を感じていて、やる気もなくなっている。

なかなかショッキングなリポートだが、まあ云われてみれば、たしかに最近の選手たちのパフォーマンスにもそれは出ていたという気はする。

それと、いまになってユングバーグのプレス会見や試合後インタヴューのときの様子を思い返すと、悪い結果のわりに飄々とした態度で、悲壮感というよりは「これじゃあしょうがない」といった諦めに近い雰囲気があったように思える。

投げやりとまでは云わないが、重大なプレッシャーがかかっていたエメリ末期のやつれた表情と比べれば、FLの表情には大きな責任感のようなものは見えなかった。自分は正式なマネージャーではないのでどうすることもできないとでも云いたげというのか。

ユングバーグ自身がクラブに早くパーマネントのマネージャーを決めるべきと苦言を呈していたように、選手たちだけでなくマネージャー(仮)までが、いまの状況はおかしいと感じている。

そういったことが、最近のチームパフォーマンスに影響を与えていた可能性はあるだろうと思う。

そして、アルテタの指名についても選手、とくにシニア選手のなかに反対意見があるという噂が真実ならば、パーマネントのマネージャーが来てもそれですぐに問題解決とはならないということ。

イングランドでまったく無名だったヴェンゲルさんがAFCにやってきたときほどではないだろうが、アルテタはまずは選手たちの信頼を勝ち取るまでの苦労があるはずだ。

彼はかつてのインタヴューで「(自分がマネージャーになったら)選手は120%のコミットメントがなければプレイさせない」と語っている。

ひとまずはアルテタが、オバメヤンやラカゼット、エジルのようなアーセナルのビッグプレイヤーにどう対処するか。そこがポイントになりそうである。がんばってほしい。

しかし、このタイミング(現地金曜朝)までアルテタの件が片付いていないということにも、アーセナルFCのクラブとしてのプランのなさがよく現れているように思う。仮に今日加入となったとしても、時間帯にもよるが、土曜のランチタイムまでトレイニングセッションは一回できるかできないか。エヴァートンを任せたい意向だとしても、あまりにもバタバタすぎる。

エメリの解任をぎりぎりまで渋り、ユングバーグで時間稼ぎもできず。シティとの交渉は手順を間違え思ったより手間取る。このクラブはいつも後手後手だし行きあたりばったり。そんなふうに選手たちにも思われているんだろうか。

 

おわり



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11 Comments on “アルテタ就任を前に懸念されるチームのなかの空気

  1. チーム得点王を失うことの重要性が私自身、いまいち分かってない気がしますが、とにかくチームを立て直すには、コミットできない選手は外す必要があると思います。

    ベジェリンをキャプテンに、今いる若手選手+3〜4名の経験ある選手(リーダーシップ、闘魂注入、プレミアリーグを知っている)で再出発してくれた方が、色々スッキリはします。スッキリは。

  2. アルテタを長い目線でサポートするならオバメヤンなどの不満分子は売り時だと思います。
    ただ、ぺぺやサリバの分割金もあり思うような補強も出来ないなか主力の流出は痛手ですね。(エジルの二の舞になっても困りますが…)
    ますます若手発掘の期待だったミスリンタットとの別れが悔やまれます。

  3. 選手目線で考えると、年齢的にピークで、個人としての能力もあるのにタイトル争いどころかトップ4に入る見通しすら立たないクラブに居続けるのは難しいでしょうね。
    でもこの冬なら、それなりの移籍金を残してくれるはずなので、個人的には最悪のシナリオではないと思います。
    複数の若手が覚醒するくらいしか、上位に食い込む手立てはなさそうなので、今後数年は若手の成長だけを楽しみに観るしかなさそう。
    というかヴェルゲル辞めた時点で長い道のりになることは予想できましたが…。

  4. 主力とされる選手が移籍希望となるとネガティブな感じになりがちですが、いまの悲惨な状態はその主力たちがもたらしてるわけですからね。チームにいても機能していないのなら出て行ってもらって資金を得たらいいのでは、と思ったりします。
    中途半端に取り繕うくらいなら、若手や新戦力を獲得して、いっそゼロからやり直して欲しいですね。そして、そんな前向きなアーセナルを応援したいです。
    Start everything again, COYG!

  5. 今の順位と状況では年齢も若くないトッププレーヤーはアーセナルにとどまりたいと思うほうがどうかしてるレベルですかね。
    とにかく出すにしてもなるべく高く売ってもらいたい。
    特にオバメヤン。

  6. ここで愚かなグーナーは、まぁ若手がいればいいとか、新しく若いの獲ろうとかっていう思考になるんでしょうね。
    そうやって常に将来は将来はと言い続け、今のクラブの地位をどんどん落としていく。

    はっきり言って、あの若い頃のセスクやウィルシャーのようなレベルでやっと出場できるくらいじゃないとダメだと思います。
    今自信持ってプレミアに送り出せるのはマルティネッリくらいのものでしょう。

    今の主力はなんとしても保持し、そして補強しなければならないと思います。大した資金もなく、バックラインの補強で精一杯でしょうから、他のポジションを弱体化させる余裕なんて無いし、ましてこれだけ得点する選手を手放すのは最悪です。

  7. 僕はこのタイミングで若手に切り替えるべきだと思うなあ。確かにELの次節なんかは超過密日程で、オーバやエジルを手放すデメリットは大きい。ヘタすると降格しかねないのも分かる。しかしこのタイミングを逃がすと、ベテランを有償で放出することも、ある程度成績に目をつぶって若手を使うこともできなくなると思う。

    特にAMNやサカはどう見ても2列前の選手で、WBですらない。彼らは得意な役割を振ってやれば全力で自分の価値を証明しようとするだろうが、今のままDFとして起用されれば(結果も出ないだけに)不満分子になりかねない。ルイスやチェンバースだって一列前のほうが良いプレーをする。DFを補強して前の方のベテランを放出し、今期を捨ててでも新しいチームを作るべきだと思う。
    (注;あくまでも個人の妄想です。)

  8. オーバはやる気ある無しに関わらず売り一択。あの年齢で高値で売れそうなのは現代サッカーでは超ラッキーなんで残す理由はないでしょう。その金で一流CBいきましょう。

  9. オーバは年齢は32ですが同じレベルのストライカーはそうそういないので放出は反対ですねぇ
    無茶苦茶弱くなると思います。ラカゼットやジャカなんかは別に売っても補充できそうですが

  10. ジャカは売れるならば(買値がある程度着くならば)売っちゃおう。
    エジルも、年俸が高いのでほしいと言ってくれるチームが有るのかな?とは思うけど、
    本人とよく相談して、出ていけそうも無ければ、今のたっけー年俸の間は頑張ってもらいましょう。

    ラカとオーバは、売れるならば売ってもいいでしょう。額がある程度着くなら。どちらか片方がBetter。
    (ここまではジャカ以外は売ってもうける話)

    ジャカと同様に、人員整理の匂いがするものとしては、ムスタフィ、メイトランド=ナイルズは放出したいなぁ。

    マルティネリ、サカ、ペペ、ウィロックとセバージョスで攻めるって感じ。
    ルイスとトレイラでDMFが良いなぁ。

    あと、切実なのとして、スカウトと医療部門に高額でも良いから人を呼ぼう!
    けが人多すぎだし!

  11. エメリがエジルのこと暴露しています。
    EL三連覇やPSGを率いた実績ある監督にさえそんな様子ならアルテタへの態度も予測がつきます。
    高給がもったいないから使える所で使うというようなレベルではなく明確にチーム内へ悪影響なので、損切りでレンタルなり塩漬けなりして1秒たりともチームに帯同させるべきではないです。

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