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ニコラス・ぺぺがイングランドでのスタートを語る「ハードワークして巻き返せるかどうかは自分次第」

ブライトンの試合前、ニコラ・ぺぺが応えたフランスRMCのインタヴューが話題になっていた。

紹介しよう。



ぺぺのインタヴュー「自分次第だ」

Nicolas Pépé: “Unai Emery’s departure was painful for me.”

RMC Sportsの独占インタヴュー via GFFN。

ぺぺ:ぼくのスタートはちょっとネガティヴだと云えるね。自分が期待していたところからすれば、もう少しやれると思っていたんだ。もっと期待していたけど、でもぼくがどれだけハードワークするかにもかかっている。毎試合で違いをつくるとか。

ぼくへの批判はふつうのことだよ。いつも試合で違いをつくれているわけではないのはほんとだからね。彼らの批判は理解できる。この状況をハードワークで巻き返すのは完全に自分次第なんだ。

進歩しなきゃならないたくさんの部分がある。もっと早く得点しなきゃだし、ミスをしてしまう場所でも得点するチャンスをつかまないと。そんなこともまたフットボールなのだけど。フィジカルの面でも進歩する必要があるね。フランスかイングランドに来て、ここではボックス・トゥ・ボックスだということを考慮しなければならない。

(PLはリーグ1とはだいぶ違う?)

イエス。それがぼくが経験したことだ。どの面でもそう。イングランドではものごとがいつも全方向に動いていて、それがフランスとは一番大きな違いなんだ。

(自分のプライスタグについて)

それについては云いたくないな。調子こいてプレッシャーがかかるだけだし。でもみんながそれについてしゃべったりするのはふつうのことさ。それがフットボールだよ。

(キミは歓迎された? オーバとラカのトリオって感じだよね。日常のことを少し教えて)

もちろん。彼らとはいい関係があるよ。ぼくがここに着いたときから、彼らはフレンチで話すし、すぐに打ち解けた。マテオともそうだね。ピッチ上では、ぼくらはお互いを探すような感じで、それがいつものことだね。

それ以外では、トレイニングでもお互いに同じケミストリーをつくろうとしてる。競争はとても健全だよ。アタッカーならいつだって得点のことを考えなきゃいけないが、正直ここではほかの誰かが得点するようにパスすることも考えるんだ。それがここでやっていることだね。

(ウナイ・エメリの退団)

痛かったね。彼はぼくにアーセナルに来るチャンスをくれたコーチだったから。ぼくらは忘れてはいけないね。ぼくには痛かったよ。

(フレディ・ユングバーグの就任)

彼は元選手として、ぼくらのことをよく理解している。たくさん話しかけてくるし、それがお互い理解することを助けている。

(最近スターティング11に入っていない件)

いまはプレイしている選手とあまりしていない選手とがいる。それもフットボールだ。そんなものだよ。コーチが決めること。もしぼくがベンチなら、スターティング11に入れるようにワークするかどうかは自分次第なんだ。

ハードワークしてあとは自分次第だと。なかなか謙虚ですな。

ぺぺが現在の状況に落ち込んでいないなら、よかったと思う。もちろんこのような場で、自ら自信を失っていると告白するはずもないだろうが。

サカやマルティネリのような年齢もだいぶ下の選手たちが、自分よりも先に選ばれるのをベンチから見るのはキツかったろうに。

※コメントくださるかたにお願い
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7 Comments on “ニコラス・ぺぺがイングランドでのスタートを語る「ハードワークして巻き返せるかどうかは自分次第」

  1. 先のエントリーでオーバメヤンの冬売却について言及されてましたが、ここまできたらもはや降格さえしなければというスタンスで未来志向のチームに切り替えていくべきではと私は思うんで賛成です。
    年齢を考えても、中途半端にEL届くかどうかみたいな争いをするくらいなら今売ってしまってもいいのかなと。
    そしてラカゼットのコンビとしてオーバメヤンロールをぺぺにやらせたら、ノビノビできる気がします。得意なプレイエリア被ってたのもぺぺ不調の一因だと思いますし。

    1. いや現実見ましょうオーバ放出したら降格さえしなければという目標すら危うい状態でしょうよ
      選手もファンもフロントもどこか大丈夫だろうという甘さがあって、自分達の置かれている現実に対して危機感ないのが本当に残念
      その甘さが昨期の5位でありEL敗退でありここぞという場面での勝負弱さに現れている

  2. 最初のころは、ゴールさえ決まれば波に乗れるはずなんて思ってましたが、まだ流れの中からのゴールがないんですよね。救世主となるのは、ペペやマルティネリだと思ってるグーナーは多いと思いますし、これくらい若い世代は、ちょっとしたきっかけで一瞬で輝けるはずで、それだけの能力は絶対に備わってるんだから、フレディには今の選手たちがあの頃のレジェンド達のように何もおそれず自信をもってプレイできるように導いてほしいですね。
    みんなアンリのプレイを見てほしい。あの自信が漲った神々しいプレイを。ペペやマルティネリ、ネルソンあたりも近づいてほしい。

  3. 突破力があって速攻できるのは最大の長所だけど、SH的な動きでいいボールも出せる、プレーの幅の広い選手だと思う。
    もう少しだけハードワークが必要だと思うけど、本人も分かってるし今後に期待したい。

    現状ではペペに入った時点でスペースがなくなってる事が非常に多く、ちょっと気の毒だ。
    chanさんも言われるようにダイアゴナルな速い展開がない。
    左に速攻のできるピュアウインガーを置くか、長いパスを出せるプレーメーカーを置けばスペースが消される前にペペに届くと思うんだが。

  4. ここ最近の戦績でショックを受けている選手は多いはずで、
    ペペは期間が短い分、チャンスととらえてくれているのは良いですね。

    自信を持ってプレーすること、集中してプレーすることができないといい結果にならないのは
    どこのリーグ、チームも一緒のはずですから。

  5. ぺぺはトップかトップ下で自由に動くのが合う気がします。狭いスペースで相手に囲まれてもボール失わないですし動き的にも相手剥がした後に味方にボール預けて中央にランしてペナルティエリア内で最後の仕事をしたい動きしてますよね。要はロッベンみたいにカットインドリブルからのシュートタイプじゃなく、サイドからドリブルで組織破壊して最終的にそこに侵入してゴール前の狭いスペースで勝負するタイプ。横のウィルシャー的な。
    なんで最初から中央で起用して左右に流れたり自由に動いて自分で勝負出来るスペースを作り出せる起用方が良くて進行方向や最終的に居たいスペースを味方が埋めてたらダメなんですね。あとサイドで守備時に自陣深くまで戻るのが勿体無いので2トップの1人かトップ下がベストのような気がします。

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