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【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs ウェスト・ハム(7/Mar/2020)ホームで辛勝。だが重要な3ポインツ【マッチスタッツと論点】

コメント集につづき、スタッツと試合内容について。



試合について

アーセナルのファースト11

Sky Sportsより。

4-2-3-1

エンケティア

オバメヤン、エジル、ペペ

ジャカ、セバーヨス

サカ、マリ、ルイス、ソクラティス

レノ

ポインツは、エンケティアのアップトップと、マリのCB、それとソクラティスのRBか。

エンケティアを選んだことについて、アルテタが興味深い発言をしていて「相手のDFを考慮した」と云ったこと。ディオプとオグボンナがどんなDFかぼくはよく知らないが、ラカゼットよりエンケティアのほうがふさわしいと考えたということは、裏抜けの動きとかスピードとかそういうことだろうか。今後の起用を占ううえでは、なかなか興味深い。

マリのCBはおそらくムスタフィのケガのためだろう。ムスタフィは試合直前にケガが発表されていた。どのようなケガなのかはわからないが、大きなケガではないと思われる。マリは今回も安定したプレイを見せて、しっかりチャンスを掴んだかたちだ。2試合連続のクリンシート。もっとも、ルイスとマリのコンビでハイラインをやるには、スピードが心もとないという指摘もある。

ソクラティスがRBに入った理由はWHUの左サイド攻撃をケアしたかったという説があるが、そうであればベレリンでは守備が期待できないことの裏返しでもある。彼はサブで最後の数分プレイしているし、フィットしていなかったわけではない。

この試合でも、攻撃では右にベレリンがいないことのストレスを感じるほうが多かったように思うが、ソクラティスは今回もまたゴール前で強さを発揮したようにセットピースではヘッダーで脅威になれるので、きっと総合的な判断ということなのだろう。

ていうかAMNはまだダメなの? こんな状況でもまたベンチにも入らず。毎日中途半端にトレイニングだけやっているのだろうか。いたたまれないなあ。

サブは、ラカゼット(59 エンケティア)、ネルソン(69 ペペ)、エジル(89 ベレリン)。

マッチスタッツ

BBC Sportsより。

なんというか、こう既視感というか……。

ポゼッションを7割キープして、ショッツもSoTもボロ負け。SoTは2 v 6とか。3倍である。われらホームですぞ?

このほか興味深いスタッツとしては、インターセプションズが10 v 15。クロスアキュラシーが10% v 28%。タックル(成功率%)が13(53.8%) v 11(81.8%)。

UnderStatによるxGは1.56 v 1.61。

これでよく勝ちましたねえ。

※コメントくださるかたにお願い
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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

9 Comments on “【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs ウェスト・ハム(7/Mar/2020)ホームで辛勝。だが重要な3ポインツ【マッチスタッツと論点】

  1. 更新お疲れ様です。
    ボールは持たされたから保持できていたものの、チャンスを作るのに苦労してました。

    水曜日のビッグゲームでもスタイルは変えないでしょうから、このまま真っ向勝負になると思います。
    この試合のように質が低ければまずボコられるでしょうね。

  2. お金がないのに使い方も分からないフロントさん…
    高級なMFと高級なDFを…

  3. 今シーズンは、とにかく今いる選手で一つでも上の順位を目指すしかありません、当たり前ですけど。
    次のシーズンは、アルテタのチームにモデルチェンジする必要がありますね。順位によってかなりかわるでしょうが、選手もかなり入れ替わらせないといけないと思います。
    アルテタがやりたいプレイを体現できる新しい選手を獲得してほしい。

  4. マリとルイスの並列は確かにスピードの面でリスクはあるけども、ボール保持という意味では素晴らしかったと思う。あれだけイージーミスしても割とセカンドボールを拾えてたのは、DFラインが高くコンパクトだったからじゃないだろうか。

    ただボールを保持すればするほど相手は引くのでスペースが狭くなり、よけいに攻撃の質の低さが目立った。マリが左に開いてジャカが前に出ても、スピードアップするキーパスがことごとく引っ掛かった。

    また相手が完全にセットしてからの攻撃に終止したのも良くなかったと思う。特にぺぺのところは時間がかかり過ぎていて、せっかくマリから大きなサイドチェンジして時間とスペースを作っても、最初の3タッチで全部浪費してしまう。あれならネルソンのほうがずっといいと思った。

    全体に、後ろのほうの安定感があった一方、引いた相手に対して攻撃のリズムを欠いたような印象がある。水曜日にガチの殴り合いをやって目を覚ましてもらいたい。

    1. シティはサブメンでマンUに負けるとかふざけないでほしい。
      これで水曜日にデブルイネ出してきたらアルテタは怒っていい。

      ソクラテスは高さ対策もあったと思うのでシティ戦はベジェリンじゃないかと思います。

  5. FBのチョイスはどうなんでしょうね?
    ジャカの変則なシステムを常にやるわけでなく、セバージョスが広範囲に動き回る今の感じでは右サイド、ベジェリンのほうがペペにもいい影響を与えると思うのですが、、
    (AMNに関してはソアレスそろそろなこの状況でなので、もう大きな変化ない限り正直今シーズン見なそう。。)

    ラカゼットがフラストレーション見せながら、得点したことぐらいしかポジティブな面が、、
    ちょっと変な停滞を感じるのでシティ戦ではハイテンポな試合見たいなあ

  6. マリはちょっとポジショニングが高すぎたりラインへの戻りが遅かったり、やっぱり左専用なところが気になりました。ヘディングもまだそれほど競り合いに勝てていない印象(PLはヘディングが鬼強いFWがいっぱいいるからなあ)。ムスティ、シティ戦には間に合うのだろうか。パパはベレリンが入って5バックになってから自信のあるプレーが。スローインの時の、いつも不安そうな顔とは大違い・・・。右サイドはブカヨとのバランスで捨てているとはいえ、高速クロスにエディ飛び込み、で点が取れていなかったら攻撃が停滞するイメージ。やっぱり右はネルソンでマイナスの切り替えがほしい。セバージョスがぬるドリであがっていったときはカソルラ感がありましたね。もっとやってほしい。不安満載ですが、われらが信じず、誰が信じるというのだ!シティ戦、正座して観戦します。COYG

  7. ペペが左足偏重なのは問題ないと思ってます。

    むしろ相手がペペの左足側に覆い被さるように位置してくれることはそれだけでかなり有利ですよね。

    問題なのは空いた右サイドに飛び込まない選手かそれが出来ないシステムの問題だと思います。そりゃあペペが右足スキルも向上したらそれが一番ですけど、そんな簡単じゃないはずですしね。

    ネルソン使ったらって意見も分かりますけど、ネルソンの場合、ペペほど右サイド空けてくれるはずないですしね。

    ペペが持ちすぎたり、エジルとか他の選手と短い距離で連携が取れてないところは早急に改善してほしいところですね。

    ペペが持つと相手はうかつに飛び込めないから、タメの時間が出来るところはストロングポイントだと思うので、彼と連動して崩す形が出来たら最高なんですけどね。

  8. ソクラテスのRBは高さ対策なのかどうなのか…高さのメリットより高さ以外の攻撃と守備のデメリットの方が大きいのでは?とも思えてしまう印象を結局この試合も最後まで払拭できなかったなぁ。

    エンケティアはこの日は動けてなかった印象。ポジショニングの取り直しも少なすぎた。疲れがあったんだろうか。
    まぁ出来悪そうに見えたのはオーバもだったし他も色々低調だったですね。
    近い距離でのパスのズレとかは見ててちょっとね。動き出しが緩くてタイミングズレるとかもあったし。これがメンタルの緩みという部分なのだろうか。

    ウエストハムもボールが入るところに対するチェックは厳しかったしフィジカル、スピード的にも強かった。
    中央のスペースのつぶし方は強力だったとも思う。かといってその中央のブロックを嫌ってブロックの外にいても効果的に攻めれない。という時間が長かった気がしますね。
    サイドに起点を作っても大体そこで近くで絡むのが2人しかいなかったのも効果的ではない要因だろうと思う。課題ですね。

    しかしマンチェスターシティが負けたのがちと予想外で…
    とにかく勝ちを重ねていってほしいですね。

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