PL再開で残された課題

PLの公式発表だけだと、これまでに議論されているといわれていたもろもろの課題がどうなるか不明。

試合会場

これがまだ決まっていないようだ。

決まっていないというのは、要するに通常のようにホーム・アウェイでそれぞれが戦うのではく、中立地でやるアイディアがまだ残っているということ。

とくにリヴァプールがらみの試合（タイトルがかかった試合等）やノースロンドンダービーのような大きな試合は、無観客とはいえ、熱心なファンがステイディアム周辺に集まってしまうことを防ぐために、中立地での開催が検討されているっぽい。

まあ熱心なファンならどこへでも行ってしまうとは思うので、中立地での試合に大きな抑止効果があるかは少々疑問だが。。

超過密日程

PLは残り92試合を「39日間」で終わらせると『Mirror』等が報じている。

6/19に本ラウンドがリスタート、終わりが7/26（日）。実質6週間以下の期間に詰め込むということ。※8/1のFAカップファイナルで今シーズンは終了

本来残りの試合をやるはずだった期間が3/11～5/17なので、およそ9～10週間といったところ。それが5～6週間に短縮されるというのだから、ほぼ半分。9試合を6週間で消化するなら、毎週ミッドウィークの試合をやらなければならないわけではないが、それでも大幅な圧縮である。ブレイクもなし。

ワールドカップみたいである。

ところで、ドイツがシーズンをリスタートするときに、中断期間による選手のフィットネス不足や、無観客による集中力の欠如、そしてもちろん過密なフィクスチャなどで、ケガの増加がたいへんに心配されていたのだが、どうも的中してしまったようで。

ドイツではケガ率が中断前と比較して250%まで増加したということ。なんてこったい。

“In Germany, injury rate was up ~250% compared to before lockdown. Getting the output we were seeing previously will come at a cost”

As contact training begins today, ex-PL medic Luke Anthony explains physical impact of #ProjectRestart

🎧 @TheAthleticUK https://t.co/AXiyHbIKoN

— David Ornstein (@David_Ornstein) May 28, 2020

「5人のサブ」なども検討されていて、若い選手に恩恵があるという見方もあるが、いずれにせよ選手への負担は重い。

とくにイングランドは、ドイツよりもトレイニング再開から試合まで準備期間がさらに短いということで、大きな懸念は残る。また誰かがシーズンを棒に振る重症なんてことになれば、台無しだ。中断中に復帰してきた選手などはとくに心配になる。

ちなみにアーセナルは昨日トレイラがコルニーでの個人トレイニングに復帰したということで、ファーストチームの全員がトレイニングに参加していることになるということ。それはうれしいけども。

⚽️🔴💪🏻 #LT11 pic.twitter.com/OBhipAaVqz

— Lucas Torreira #LT11 (@LTorreira34) May 28, 2020

KTがケガしたらあたし泣いちゃう。

再開まではまだ2週間以上時間がある。

詳しいことがわかればまたこのブログでお知らせしよう。

 

おわり

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