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ダヴィド・ルイス、ホールディングの将来に暗雲。風雲急を告げるアーセナルのセンターバック

大変心配になる20-21シーズンのアーセナルのセンターバック

2月時点でのぼくの来シーズン予想。いま見てもまあ妥当な予想だったろうと思う。

  • ソクラティス SELL
  • ホールディング LOAN
  • ムスタフィ SELL
  • チェインバース KEEP
  • マリー KEEP
  • ダヴィド・ルイス KEEP
  • マヴロパノス LOAN
  • サリバ KEEP
  • (NEW CB)

もしこのふたりがいないと、以前に予想していた風景とだいぶ変わりそうである。

ホールディングはローン予想だったからいいとして、来シーズンもレギュラーのひとりと見ていたルイスがいないと、もうひとりくらいは繰り上がらねばならなくなる。ほとんど現在のDFリーダーである彼が不在となれば、影響は大きい。

ペッキングオーダーでは、新CB・サリバ・マリ・チェンバース。あとひとり? てかこれほんとに大丈夫か?(笑い)

いくらタレントとはいえ、サリバにそこまで期待していいはずもないだろうし、新CBだって予算がないのだからPLのトップクラブを安心して任せられるクラスの選手が来るとはとても思えない。こんな状況で1年契約を延長できるルイスを手放す意味がますますわからない。

この不安なラインナップなら、むしろトップレヴェルでの経験豊富なムスタフィは残さざるを得なくなり(契約延長)、そうなればルイスを1年延長するよりもよほど金がかかりそうだが。。

まあどうなるか見てみよう。ルイスの契約を延長しないと決まったわけでもなし。

おまけ:「ウィリアム・サリバはPLでプレイする準備ができている」

おなじみ『The Athletic』にサリバの記事が掲載されていた(※要サブスク)。セイント・エティエンヌのボスらのコメントも。

William Saliba is ready for the Premier League – prepare…

Claude Puel:彼はファンタスティックな選手。若いがプレイは大いに成熟している。彼の生活においてもそう。彼はいいフィーリングとスピリットを持った選手だよ。

Macky Diong(『Le Progres』ジャーナリスト):彼はチャレンジを怖がらない。移籍金の大きさも彼は気にしないだろう。ウィリアムは細かいことは気にしないし、穏やかで気を散らすことがない。それどころかこの移籍は彼により自信を与えるだろうね。今シーズンはまるで壁のようだった(impassable)。

CP:われわれにとっては彼がいないのはキツくなるだろう。でもアーセナルにとっては素晴らしい機会だと思う。彼らはいいセンターバックが必要だったんだろうし。ウィリアムは正しい選手だ。アーセナルのファーストチームでいつだってプレイできると思う。

クロード・ピュールも太鼓判である。よし信じよう!

サリバの驚異的なスタッツ

ところでこの記事のなかで、アーセナルのCB(ルイス・ソクラティス・ムスタフィ)とサリバのスタッツを比較していて、それがなかなかすごかった。

もちろんリーグアンというリーグのレヴェルや、プレイタイム(サリバはケガの影響もあり12試合とやや少ない)は考慮せねばならないが、それでも18才の選手のパフォーマンスとは思えぬ優秀な数字が並んでいる。

この4人のなかで彼がトップの数字を出しているのは以下のスタッツ。

  • Passing Accuracy(正確なパス)
  • Tackles per 90(p90のタックル)
  • Recoveries per 90(p90のボールリカヴァリ)
  • Interceptions per 90(p90のインターセプション)
  • Fouls Conceded per 90(p90で取られたファウル)

アーセナルがこれからやろうとしているプレイスタイル(ポゼッション&ハイライン)を考えれば、どれもCBに優秀であってほしいスタットばかり。

とくにびっくりなのは最後のFouls Conceded per 90で、これがなんと「0.18」。

10試合フルでプレイして2回もファウルを取られない。991分プレイして2回しかファウルしていないという計算。これはどえらい。

単にファウルをおかさないだけなら、CBとしてプレイが消極的なのかもしれない。しかし、彼の優秀な数字を残しているスタッツのなかにはタックルのような直接相手と接触するものも含まれている。これはどういうことか。

 

めっちゃクリーンにボールを奪う。

 

まじか。恐ろしい子!

 

おわり



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2 Comments on “ダヴィド・ルイス、ホールディングの将来に暗雲。風雲急を告げるアーセナルのセンターバック

  1. ケガ以降100%に戻ってないホールディングや、残り1年のムスタフィやソクラテスを、世界中コロナで経営が苦しい中で売ったとしてもいくらにもならないと思う。
    もしはした金のためにホールディングを売るほどクラブが追い詰められてるなら、ルイスはもとよりマリの買取、まして新CBの獲得なんて無理じゃないだろうか。

    まあFBが攻撃型揃いだからCBはスピードがあるに越したことはなく、最低でもサリバ+比較的スピードのあるムスタフィは残せるという考え方もあると思う。ソクラテスとホールディングがベンチにいれば、そこまで悪くはない。それプラスアルファは資金次第という事で。

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