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【マッチレビュー】19/20EPL トッナム・ホットスパー vs アーセナル(12/Jul/2020)見慣れた光景

試合について

アーセナルのファースト11

『Sky Sports』より。

3-4-3

オバメヤン、ラカゼット、ペペ

ティエニー、ジャカ、セバーヨス、ベレリン

コラシナツ、ダヴィド・ルイス、ムスタフィ

エミマル

ほぼ予想どおり。ペペがスタートに復帰したのはやはりサカのフィットネスか。

サブは、サカ(70 ペペ)、ウィロック(84 ティアニー)、セドリック(84 ベレリン)、ネルソン(84 コラシナツ)。

サカは出てきたらやっぱりそれなりの存在感はあって、彼はあの若さで経験を積んでいるのが効いているな。

<エジルの問題はケガではない>

さて、もういなくても大して話題にもならないが。

今回もスクワッドから外れたエジルについて、ボスは会見で「これまでと同じ問題で、内部で解決すること」と、もうほとんど不在の理由はケガではないことを認めてしまっていた。

まあ想像に難くないけど、契約問題だよね。それしかない。クラブは(財政的に)どうしても退団してもらいたいし、エジルはどうしても退団したくない。

移籍するならターキーかUSに決めていると彼が友人に語ったみたいなゴシップを最近見たが、ありえる解決策としてはやっぱりローンでしょうな。サラリーの半分持つみたいな条件で。

現状、チームが彼を必要としていない以上、彼もプロフットボーラーとしてここに留まる道があるようには思えないが、どうなることやら。

マッチスタッツ

『BBC Sports』より。

アウェイチームが63%のポゼッション。シュートは互角だが、SoTはホームチームが倍以上。そこに両者のプレイ効率の差がよく現れている。

今回の試合は、アーセナルにとって(敗け試合で)見慣れた要素が満載だが、そのうちのひとつはポゼッションの高さだろう。

アルテタは試合をコントロールしたと自画自賛だが、ボールを持っても効果的な攻撃に結びついていなかったことはデータにも現れており、どちらかと云えば「ボールを持たされていた」に近い状況だったかもしれない。

ボールを持たずとも相手はつねに狡猾だったし、なにより蜂の一刺しを持っていた。

UnderStat.comによるxGサムは、1.82 v 0.69。チャンスのクオリティは倍以上である。

アーセナルはボールを持って攻めているようでいて、決定的なことはできず。実際はボールを持っていないチームのほうがよほど危険だった。

※コメントくださるかたにお願い
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12 Comments on “【マッチレビュー】19/20EPL トッナム・ホットスパー vs アーセナル(12/Jul/2020)見慣れた光景

  1. やっぱりやらかした!と思いましたね。
    ただ失点直後に大崩れした訳でも無く「おめーらのヘマは計算ずくで、税金みてーなもんだ」とトドメの一撃を期待したんですがね。。
    オバ・ラカ・ぺぺの夢のフロント3は今んとこ、あんまりハマって無いような。
    限られた手駒でのベストだったんだとは思いますが。
    それぞれに一発を持ってるんで(ラカのゴラッソは目が覚めた!)なんとかなる日もあるけど、ここまで圧倒したという試合も無く。
    ぺぺはここまでPL5G/5A
    ジェルビーニョの一年目がPL4G/6A
    単純に数字で判断するのは愚かかも知れないけど、やはり高いジェルビーニョで終わってしまうんじゃという、一抹の不安。。
    ※圧倒的な可愛さはぺぺなのは言わずもがな

    たられば、は何の意味もないけれど1vs0で勝っていたなら賞賛された選手は何人も居ただろうなぁ。
    COYG

  2. 既に言及していたら申し訳ないんだけど、サリバは使えないの?

  3. やはり得点力が低すぎるのが一番の問題ですね。オーバ、ラカという高コンバージョンの選手に隠れてましたけど、ボックス内にワンツーで侵入するようなシーンとか一試合で一回あるか?ってくらいですもんね。

    セバージョスとベジェリンはわりかし斜めに動いたりして可能性感じるんですけど、もう一人絡めたら崩せると思うんですけどねぇ。

    セットプレーについては、シティも同じゾーンでの守備なのにうちほどひどくないのは、やはり個人の能力ですかねえ。反射神経とか身体能力とか、危険なポジションを察知する勘というかセンスみたいなものがもろに出ますもんね。

    昨年末の暗黒時代に比べたらかなり改善してるだけ希望が持てるので、アルテタには辛抱強くがんばってもらいたい。

  4. もうこうなると、エメリが悪かったというよりは、昨夏の移籍市場での方針がまるっきりおかしくて、今シーズンのスカッド構成が根本問題だったようですね。キャプテンシーを無視した選手の入れ替え等々。
    監督の交替でなんとかなる部分でないところで劣っている気がします。

    アルテタになってもエジルは干されますし、U字のビルドアップは相変わらず多いですし、アルテタの不可思議なこだわりみたいものも見えてきましたが、結局は選手・ファンが納得して浮上を待てるかどうかなんでしょう。

  5. ユナイテッドはマグワイアとリンデロフが安定して、著しく失点が改善(1試合1点未満)されたので悪い時期があっても持ちこたえられたんだけどね
    ブルーノフェルナンデスが加入しようと去年のザル守備ならこの状況はなかったよ

    今までのDF擁護で言えば、「あれだけ攻められればDF(DMF)もミスする、ルイスやジャカが悪いと言うより、ポゼッションできなかったせい」らしいけど
    鳥は守りきったし、むしろこれが普通で、あんなに個人ミスから失点するのはアーセナルくらいだから

  6. 丸一年後にこれだったら絶望ですね。
    選手一人一人の質の低さをアルテタは戦術でカバーしてると思います。
    ビッグマッチでは隠しきれない個の能力の低さは見ててツラいですね。
    だからと言ってエメリが悪いのは揺るがない事実です。
    アルテタが今急に解任されたとしてエメリのようにアーセナルの悪口言うことはないでしょう。
    アルテタの懸命な姿勢を見ててあと2年は信じたいと思います。

  7. 昨シーズンのショー、リンデロフ、スモーリング、ヤングの最終ラインだったら今でも50失点位してるだろうし

    オーバやペペ、サカ、エンケティア、ラカゼットが出てくる攻撃陣のメンツはユナイテッドより強いと思う
    ポグバ、マティッチの調子の浮き沈み激しい(欠場も多い)中盤はイマイチだった昨年と変わらないし

  8. アルテタが来て、選手は間違いなく気持ちもプレイもいい方に変わったと思います。それに乗れない選手もいますが。
    クリーンシート中にはあの3CB ですら生まれ変わったと錯覚してましたし。
    アーセナルの試合しか見てませんが、これだけ個人エラーで失点するチームってほかにあるんですかね。セットプレイの度に失点を繰り返すチームも。
    マリがいたら使われてたんだろうな。
    レノが復帰したらどちらかをストッパーで使ったほうがいいかもですね。
    CB を三枚使うと中盤の選手が一人減るわけで、いろいろ問題が出てますよね。
    くすぶってるラムジーのローンバックかな。
    ベジェはだんだんよくなってきてると思いました。

  9. サリバとかラムジーのローンバック(?)
    とかもう皆さんの失意の混乱が透けて見えて辛い。。

    いや、わかってたわな。DFでもクオリティ不足なの。
    だからマリな訳だし、来季からのサリバな訳だし。
    MFだってトレイラをうまく活用できないなか、セバージョスがやってくれてるが、得点面ではそこまで。。
    中盤が点とれないなら、得点で貢献するのはペペでもあって、そこまでな今季。、
    少しずつは良くなってる感じあるけどね。。

    まだまだ我慢できるから、アルテタにはちょっと早いけどスカッド整理を見据えた布陣見せて欲しい。

  10. ボールを保持しているという点に関して、
    ボールを保持していても得点もできず、さらにエネルギーを相手より使わされていては意味がないように思います。
    相手がボールを奪いにくるのに1のエネルギーを使っていたとして、それを躱すのに2や3のエネルギーを使っているという場面がある。この試合では多かっただろう。持たされているというかそれで体力を消費させられている場面というのは。
    それによって後半になるにつれ体力的に苦しくなっていくという傾向はあるように思います。元々走ってなかったのを走るようにしたのもあるし。

    最近試合を通しての支配、押し込まれる時間帯などにも言及されている件で、
    自分は相手にボールを持たれる時間や(見た目に)押し込まれるような時間帯はあって良いと思います。そこで失点しなければ。ただまぁ相手に持たれると失点してしまうのが今のDFのアレなのかもしれないが…
    ボールを保持してる状態で相手にエネルギーを使わせることが出来るようになればここに対する意見も変わるかもしれないけど、今のところそれは全く見られない。
    ボールを保持することが割と出来ているというのは一時期に比べるといい事なのだろう。1つのステップだと思います。
    ボール支配の主導権の奪い合いでエネルギーが必要なのも必然ではあるし、そこで勝てるようになったこと自体も進歩なのだろう。

    相手に持たせてエネルギーを使わせる、自分達の消費を抑える、ボールを保持して相手にエネルギーを使わせる、消費を抑える、相手のミスを誘ってエネルギーを使わせる、もっと色々やり方はあるんだろうけど、今のところどれも少なくとも意図的には出来ていないように思います。
    それも次のステップなのかもしれないですね。

  11. アルテタが既存の選手を買いかぶり過ぎかもという点は同じく懸念しますね。
    ムスタフィは前の試合でも60分過ぎくらいからこの試合の最後の方と割と同じ感じでしたし、それでも他に使える選手がいないんだろうけど…あれが見逃されていないことを願う。
    コラシナツのとこにホールディング議論は勿論だけど、なんならマリでも正直不足だと思います。この試合のような失点の仕方(セットプレー含め)はしなかったかもしれないけど、ケガした時の場面とかはもう完全に抜かれてたし。といってもいないのだから仕方ないんですが。

    あと、選手交代のタイミングはずっと遅い傾向にあると思ってます。ある選手のパフォーマンスが落ちてきてもその試合のある時間帯までは良かったという意味合いで余分に引っ張ることがある。それで後手になることはもうすでに多々あった気がする。
    試合中の選手のパフォーマンスの見極めもしてもらいたい。この試合の選手交代にも個人的には疑問を感じました。

    まぁ色々批判的なこと書いてますが戦術やプレイの仕方、姿勢としては前に進んでいると思います。そういう意味ではよくやっていると。
    選手起用(ポジション含め)及び見極めの懸念、補強、この辺りが今後どうなるのか。といっても望んでも望む通りの補強が出来ないかもしれないしなぁ。

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