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【マッチレビュー】20/21EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(1/Nov/2020)チームの信念が生んだ14年ぶりの勝利

オバメヤンのコメント「ボーイズ全員に満足」

PL5試合ぶりのゴールはペナルティ。最高のプレッシャーのなかで1得点。試合を決めた。キャプテンのコメント。オフィシャルサイトより。

(この勝利の大きさ……)

PEA:とても大きい。タフな夜だったが、わたしはとてもハッピーだ。なぜなら今夜のチームプレイはとてもよかったから。ここでは長いあいだ勝てていなかった。だからもちろんこれはビッグウィンさ。

(試合をコントロールした……)

そのとおり。HTには得点していなかったことが心配だったが、後半に得点しなきゃいけないことはわかっていた。前半にいくつかチャンスもあったし。われわれが前半をよくマネージし、後半は得点するためにマネージしなきゃいけなかった。そしてスクワッドとして全員で守りたかった。うまくやったよ。だからハッピー。

(ペナルティのときの気持ち……)

ラカとペナルティのワークをたくさんやってきた。だから自信はあったよ。

(ガブリエルとトマス・パーティのビッグパフォーマンス……)

云ったように、チームがグレイトな仕事をした。ボーイズ全員にとても満足している。今日はみんながベストを出した。だから勝てたのさ。

(シーズンスタートの気分を変えるものになる……)

間違いない。最初からプロセスを信じなければならないことはわかっていた。ミケルがなにかすごくナイスなものをもたらし、みんなが彼についていきたがる。

レノのコメント「勝つための正しいアティチュードとメンタリティがあった」

バックでの落ち着いたボール回しと顔面セイヴ。勝利に貢献した頼れるGKのコメント。オフィシャルサイトより。

レノ:テーブルを見れば、とにかくぼくらにはとても重要な勝利だね。ビッグ6のチームにはアウェイで長い間勝っていなかったし、OTでもそう。14年だっけかな。あまりに長いが、ついに仕事をやり遂げた。

とてもコレクティヴで力強いパフォーマンスだったよ。ぼくらのチームの選手はブリリアントで、みんなが勝つために正しいアティチュードとメンタリティを持っていたと思う。マンU相手にチャンスをつくることはとても難しかった。

結局はそれがカギなんだ。チームパフォーマンスと守備のワークは今夜とても重要だった。それをやれたと思う。1-2年前と比べたらだいぶ素晴らしかったでしょ。

これは長く、長いプロセスで、まだやるべきことはたくさんある。一貫性が必要だ。今シーズンぼくらはたくさんいい試合をしているが、もっとうまくできた試合もある。これからもワークしていくよ。

ぼくら全員がグレイトな仕事をした。もっとも重要なことはぼくらが地に足をつけていること。同じ方向を向いていくことを願う。

ホールディングのコメント「別の日なら3-0か4-0で勝ってた」

勝利に貢献。オフィシャルサイトより。

(勝利について……)

ロブホ:とてもうれしい。あのパフォーマンスでクリンシート。ぼくらはリーグではここで14年も勝っていなかったから、すっきりしたね。チームは進歩していて、この勢いをキープしたい。

(記録について……)

ここ2年のことは知っていた。ぼくが最後でここでプレイしたときにACLのケガをやったんだ。だからここに来れたことがうれしいし、勝って帰れるのもうれしい。

(マンチェスター出身だから喜びもひとしお……)

そのとおりだね。ぼくが子どものころ家族と応援してたチームだし、だから結果を得られてうれしいよ。

(パフォーマンスについて……)

前半にはクロスバーをヒットしたし、Bのヘッダーが入れられなかった。別の日なら3-0か4-0で勝ってたんじゃないかな。クリンシートで勝ててうれしい。

(プレッシャーを回避……)

ユナイテッドは終盤の得点のエキスパートだからね。だから最後の数分はゴールに全部を投げ出してくるとわかっていた。でもみんなが団結してハートで守ったよ。

(われわれのシーズンスタート……)

思うにぼくらのシティでのパフォーマンスはいいチームのものだったと思う。結果はアンラッキーだったんだよ。だからトップ6チームにアウェイで勝って自信を得られる。

コメントにもあるように、彼がフットボーラー人生を左右しかねない大怪我を負ったのって2年前のOTなのだよね。ラシュフォードだったっけか。

あれでシーズンを棒に振り、その後ベストフィットを取り戻すのにも相当苦しんできた。あのときの彼はアーセナルのベストDFと云われていたのだから、本人にもどれだけの失望だったか。

ひとまずこれでハードワークが報われた。これからも応援しよう。

エルネニーのコメント「この試合には勝つと思っていた」

Mr. Zero Ego。いつものようにボールより走っていたモー・エルネニーの試合後コメント。オフィシャルサイトより。

エルネニー:とってもアメイズィングな気分だ。ほんとにうれしいよ。ここでマンUに勝つのは特別なことだ。

ここで最後に勝ってから長い時間が経っていることはみんな知っている。ぼくらみんなは100%を捧げてとてもハードにワークした。自分たちにとりどれだけ特別化わかっていたから、だから勝利のためにすべてを出した。

(前半に無得点だった)それは気にしなかった。なぜならたとえミスしたって自分たちの試合をつづけなきゃって話していたからさ。

得点することはわかっていたんだ。だってぼくらの今日のシェイプはとてもよかったし、みんなが100%出していたんだから。たくさん得点チャンスもつくった。心配はしていなかったよ。この試合には勝つと思っていたんだから。

この試合の彼のプレイは非凡だった。夏に二束三文で放出しなくてほんとによかったですね。

このプレイを観て彼を愛さないファンなどいるものか。

ソールシャールとポグバのコメンツ

記念すべき100試合目&戦犯(笑い)。『BBC Sports』より。

OGS:これもフットボールだよ。浮き沈みはある。われわれはターンアップできなかった。とくに前半。そこが特定すべきところだろう。なぜならボーイズたちはとてもうまくやれるからさ。

これは今週のビッグゲイムだとわかっていた。だが残念にも前半われわれは十分なプレイをしなかった。後半にはよくなった。そこまで守備に追われなかったし。しかし守備が必要なとき、われわれはあまりに遅く、ペナルティを与えてしまった。

(ペナルティのシーン)彼はゴールから離れていくところだったし、ボールに行く必要もなかった。大したタッチでもなかったが、でもあれはおそらくペナルティだろう。

われわれが進歩しているかどうかは、他人が判断することだ。

彼らは不自然なほどペナルティのルールの恩恵を受けているのだから、たまに自分たちがペナルティで損をしたところで不平を云うには当たらないね。認めて当然。

ポグバ:プアパフォーマンスだったことはわかってるよ。ぼく自身だって、あんなふうにファウルをしちゃいけなかった。ボールに触ったと思ったんだが、してなかった。それが高くついた。

云ったように、ディーテイルズなのさ。うまくやるべきだった、チームとして、ぼく自身も。

ぼくは少し息を切らせていたかもしれない。それがぼくにあんな愚かなミステイクをさせた。

このひとはわりとこの試合のキーマンだったなと(彼らにとっては悪い意味で)。最近はあまり調子がよくないという話もあった。

試合前にr/Gunnersにユナイテッドのファンというひとが現れて、アーセナルのファンにマンU攻略法みたいなことを説明していたのだけど、そのなかにポグバにプレッシャーをかけるというのがあった。彼はボールを持ちすぎるから、そこからチャンスが生まれるかもと。

実際彼は危険なところでボールを失ったりしていたし、攻撃でもからきし存在感がなかった。そこでも助けられた。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

11 Comments on “【マッチレビュー】20/21EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(1/Nov/2020)チームの信念が生んだ14年ぶりの勝利

  1. このマンユーというチームは本当にCLで無双してるチームなのか??不思議です。
    エルネニーはボールを追っかけてじゃれてる大型犬みたい。ヴェンゲルはこの光景が予想できていたんでしょうか。これを見たジャカとセバが更にハードワークして覚醒したりしないかな。

  2. やりましたね。サイコーッス。
    最後の方は、いつしょうもないペナルティとられるかハラハラでしたね。
    ポグバじゃなくてファンデベークが最初から出てたら違う展開だったかもですね。
    エメリのころも確かに守備の立て直しから取り組んでたと思いますが、たぶん今ほど明確なコーチングじゃなかったんでしょうな。途中からはそれこそ今のユナイテッドのように選手個人のインスピでゴールとってたとゆう印象で、ラカゼットなんかもあんまり喜んでなくて、永遠的の負の連鎖って感じだったんだと思います。
    アルテタはそこらへんが全く違うのでしょうね。今の選手たちがみんなそろって『1,2年前とは明らかに違う』と言っているのだから、そうなんでしょう。
    全員億万長者かもしれませんが、20歳代の選手がメインですからね、やっぱこうゆう若手はカッコいい兄貴に影響されるしついていくんですよ。
    勝つってやっぱサイコーですね。選手の評価も一晩でひっくり返る。そんなチャンスさえ与えられないエジルって…。
    ぼくはラカゼットに謝りたい。やっぱいい選手でしよあの男は。あとはゴールだけ。
    この試合みんなすごかったと思いますが、ウィリアンだけはなんかこうインパクトなかったし、あれならペペやネルソンにもチャンスほしいっすね。

  3. やり切った!
    どんなに体力的に厳しくても、主審がディーンでも。

    しかし突然CB問題が解決するとは。
    ホールディングが治ってると思わなかったし、攻撃面でも堂々とパスをつないでて2度ビックリ。
    ムスタフィと違ってロングフィードがないのに、グラウンダー中心であれだけ効果的につなぐのは並大抵じゃないと思う。

    攻撃の時間はまだ短いけど、速いトランジションの攻防を正面からねじ伏せてチャンスを作った事を高く評価したい。
    何本か、効果的なライン間へのパスもあった。
    それらは全く偶然ではなかったし、再現性があるところに価値があると思う。

    こういう試合の一部になれれば(大変だけど)、すごい選手になれる才能がまだベンチに何人もいる。
    良くも悪くも、まだここからだと思う。

  4. ケーヒルにちょっと物言いされて、ムキになって噛みつくも相手にされないロイ・キーンが笑える。

  5. やりましたね。攻撃はまだまだ物足りないけど、全員が強い意志をもって闘ったことがファンとして嬉しかったっす。それにしても、我らがスカッドがリーグ最少失点を見せる日がくるとは・・・。ガブリエル本当に良かったし、パーテイがポグバにかけている圧もすごかったし、でもやはり今日のMoMはエルネニー。攻撃はやっぱりウィリアンをNo.10にした4-2-3-1の方が良かったのでは?いまだと、まだライン裏に駆け出すパスの供給量が絶対的に足りない。ウィロック、ネルソンとAMNのシンクアップをもっとみたいです。さあ、木曜はジャカよセバージョスよ、しっかりアピールしてくれ!COYG

  6. まさにBIGWIN!
    僕も試合中2度祈りました。
    試合終盤とオーバのPK時に。

    守備の再構築はアルテタが真っ先に取り組み、結果に現れている事は嬉しい反面、攻撃はもう少し時間が掛かるだろうなと。

    思うにアルテタは再現性のあるフィニッシュの形を構築中で、まだそれ程バリエーションが無い(チームに浸透できてない)。
    攻撃に意外性が無いのはクリエイティビティの不足とも言われますが、メストが居るけど使われない訳で、アルテタのサッカーには“再現性の無い天才的な閃きをする奴”は不必要と考えてるんじゃ無いですかね。少なくとも現段階では。
    だから多分、アーセナルにもしポグバが居ても使わないでしょうね。
    ぺぺが、ファーストチョイスで無いのもそういう事なのでは。もちろん今後に期待してるとは思いますけど。

    オーバに関しても、エメリ体制よりも得点出来なくなっていませんかね?
    もし昨年エメリが最後まで指揮していたら、得点王だったかも?
    でもFAは獲れて無かったかも 笑
    そして契約延長しなかったかも 爆

    重要なの決めてるんで相変わらずエースストライカーには違い無いですが。
    そもそもオーバは、意外に簡単なのは外すけどスーパーなのを決める選手だったはずで、その意外性に頼ってないってのもありそう。
    ただゴールだけ決めてれば良い、という役割を振ってはいませんよね。それが良いのか?とは思いますがアルテタのストラクチャーのひとつなのでしょう。

    ノーエゴな選手が好きってのは分かる。
    アルテタがそういう選手の筆頭だったから。
    信念の人アルテタ。
    COYG

    1. リプライ失礼します!
      現状でのクリエイティビティの不要に関して「そういうことか!」と理解出来た内容だったので、思わず返信してしまいました。。
      ユナイテッドが、ブルーノが来て良くなった瞬間があったけど、あくまで人で解決して根元みたいな部分は未解決な所にも繋がるなと思いました!
      なんだかんだ、近年だとロビンやエジル、サンチェスに頼って攻撃してた部分もあったし。。。
      アルテタには、近い未来スペクタクルな攻撃をするアーセナルが見えてる事を信じて……!

      1. リプライありがとうございます!
        信じましょう…アルテタはやってくれるはず。
        中盤から後ろは補強出来ましたが、前目はまだ補強が必要なはず。
        アーセナルのキャッシュフローにも注目していきたいですね!
        それではまた、チェンさんのエントリで会いましょう。

  7. 相手によって戦術を変えるというのは、「演奏前にピアノを調律します」くらい現代サッカーでは当たり前なことで、シテイもリヴァプールもレスターも、アーセナル相手にやり方を変えてきていた。アルテタが稀に見る、良い調律をするうえに演奏者のモチベもあげる人だとしたら、エメリはごちゃごちゃやりすぎて音悪くするうえに、演奏者を戸惑わせる稀な調律師で、天と地くらいの差がある気がします。ベンゲルは演奏者のモチベはあげるけど、調律できないみたいな人だったから、アーセナルファンには、相手によってやり方変えるみたいなのは馴染みのないものなのかも。
     あと目立ってないけど、ラカ、ウィリアンの守備はすごいと思います。ンケティアってすごい献身的ですけど、動きすぎて、パスコースばこばこあけてるけど、ラカ、ウィリアンは本当に周りを助けるプレスがかけられるなと。エルネニーが終盤動けたのも、前戦の3枚がうまい具合にプレスかけてたからだと(マンユーがなんで、アーセナルにプレスはめられる布陣引いてきたか謎だけど。それにスールシャールよりも気付いて低い位置降りてきてたブルーノ、やっぱ良いなぁと思ったけど)。
     ガブリエルはすでにアーセナル史上最高CBですね笑

  8. 上で言ってる人もいますが、再現性のある攻撃を”現段階では”求めてて、クリエイターは不要ってなんかしっくり来ますね。

    個人的には読み応えある文章であれば、いくら長くても大丈夫です。
    が、本業もあると思うのでご無理なさらず。

    スールシャールのコーチングとポグバのイマイチさに救われたような気もしますが、「チームとしての強さ」は特に前半ヤバいくらいに感じました。(語彙力)

    次も勝ちましょう。COYG。

  9. もしエメリにもガブリエルとパーティがいれば全く違ったかもね、という
    対人で守れる、ミス少ないCBとフィルターにも推進役にもなるCMF
    ベンゲル時代からやっと必要なピースが埋まっただけの話
    得点はこれから取れると思うけどね、実際
    今までのレスター、リバポ、シティ相手に点の取り合いして勝とうというコンセプトのチームじゃないし

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