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信頼度No.1ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノがアーセナルの2021冬移籍ウィンドウ進捗を語る

ジュリアン・ブラン to アーセナル?

彼がアーセナルにスカウトされていたのは間違いない。彼はアーセナルに好まれているというのはほんとうだ。しかしボルシア・ドルトムントが彼を1月に売ろうとしているということは、聞いたこともない。

それはつまり彼らのポリシーでありメンタリティだ。1月にはスクワッドをキープし、選手を売るのは夏だ。それはジャーマンクラブの典型でもある。ドルトムントは1月に選手を売りたがらない。だからこの選手とサインするのはすごく難しい。

それとアクセル・ヴィツェルのケガもあるので、ブラントを売ることはとてもとても難しい。ドルトムントと話すにはアーセナルはかなり大きな提示をしなくちゃならないが、いずれにせよいまは難しいと聞いている。アーセナルのオプションのなかではもっとも難しいもののひとつだ。

もちろん何が起きるかはわからないが、アーセナルにとっても現実的なオプションではないよ。

イスコ to アーセナル?

イスコがオプションなのは、彼がたくさんのクラブにオファーされているからだ。彼がもっとプレイをしたがっているし、それはマドリッドでスターターじゃないので当然だ。エイジェントは動いているが、アーセナルと話が進んでいるというのは聞いていない。

彼はすごく退団したがっている。でも夏まで6カ月待つこともやぶさかでない。退団を急いでいるわけではない。夏にどうなるか。

わたしは彼はアーセナルにとって完璧な選手だと思う。こういう類の選手を必要としている。ブエンディアみたいにクオリティある選手で、それだけでなく彼はリーダーにもなれる。彼はレアル・マドリッドで何でも勝ち取ってきたから。勝つためにファイトすることの意味を理解している。いまそれはアーセナルに必要なものだと思う。

イブラヒモビッチの例を見ても、1年前はひどい状況だったのに、39才のイブラヒモビッチと契約したら彼はクラブを変えてしまった。アーセナルもそういうタイプの選手が必要だ。イスコみたいにリーダーになれるタイプが。でも現時点では何も話は進んでいないけど。

(ロビー:イスコは終わったと云ってるアーセナルのファンもいるけど)

ノーノーノーノーノー。彼は新しいチャプターを始める準備はできてると確信しているよ。彼はレアル・マドリッドでクオリティあるMFだったがスターターにはなれなかった。彼にはアーセナルのようなクラブへ移籍できることを願ってる。まだ終わってないよ。信じてほしい。イスコはいい選手だよ。

たとえば、マッシミリアーノ・アレグリはいまどこのクラブとも仕事をしていないけれど、彼が行くつぎのクラブで最初に求めるのはイスコになるね。彼はイスコのことが大好きだから。トップマネジャーは彼を欲しがるよ。だからアーセナルとどうなるかも見てみよう。

ディエイゴ・コスタ to アーセナル?

可能性というのは可能性があることだよ。フリーエイジェントだし、正しいオファーがあれば明日の朝にでもサインできる。アーセナルは何も動いていないけどね。だからアルテタも訊かれても何も云わなかったんだろう。

バロガンのときにたくさんのFWがいるという話をしていて、バロガンを諦めてディエゴ・コスタに行くというのは。彼には行かないよ。

選手はPLに復帰したがっている。だからPLクラブからのオファーを待っているところ。ブラジリアンクラブやチャイニーズクラブなんかも彼に関心を持っている。

でもマンUだってカヴァーニとサインした。彼らは3ヶ月前はまったく関心を持っていなかったが、最後の1週間で決めた。だからこの手のストライカーがフリーなら何でも起きるっちゃ起きる。

ビスーマ to アーセナル?

彼のことはスカウティングしているとは聞いているよ。でも彼はいまはシリアスなターゲットではないから話は進んでいないが。夏にどうなるかだね。彼は夏のターゲットにはなりうる。彼はアーセナルからかなり関心は持たれてスカウトされていたから。だが公式な交渉はない。

これもまた夏まで待たねばならない類のターゲットだ。アーセナルはいまトマースにとても満足しているし。わたしのほうでも、あの契約は予想できなかった。アメイズィングな取引だったよ。

アレックス・ルナーソン to ???(ローン)

彼はローンで移籍する可能性はかなりある。GKの状況を変えるために。クラブはレノで満足しているし、ルナーソンは行かないといけないだろう。マンシティでの彼はひどかったというのは同意だね。スタートできるところへ行き自信をつけないと。チェルシーでケパに起きたことに似ているよ。まあ彼は€80Mだから状況は違うけども。

プレイしていないGKがやらかしたときに自信をつけさせるにはプレイさせないと。

(ロビー:リプレイスメントはどうなる? アーセナルにはNo.2GKがいない)

そうだね。でもそれについては何か話が進んでいるということは聞いていない。もちろん彼をローンで出すのなら別のGKを取ることになるだろうが。

いまは売るほうに専念していてGKもほかの補強もここからだ。

ムスタフィ to ???

イタリアンクラブからたくさんの噂がある。ラツィオ、ローマ。でもいまは彼らは彼を見ていないと聞いている。

ジェノアがソクラティスの前に検討していた。でも選手と合意することはできなかった。だからイタリーのクラブに行くことは難しい。

でも彼は市場に出ているから、ほかのクラブも彼を見ている。バルセロナの噂も聞いたけれど、いまのところわたしが確認できたことは何もない。バルセロナはいまエリック・ガルシアのことを考えているのでムスタフィではない。

彼はアーセナルを去るひとりだから、いい機会があれば退団するだろう。

以上。

驚きのニュースみたいなものはあまりないけど、注目はやっぱりバロガンか。ロマーノは、まだ彼がアーセナルに残ることにオープンだということをあらためて説明している。

でもだとしたら気になるのは先日のFAカップのニューカッスルだ。彼はベンチにも入らなかった。

この切羽詰まっているようなときに、まだプレイタイムで状況が変わるかもしれないのだとしたら、FAカップのこのラウンドで彼をベンチにも入れなかったことは奇妙に思える。

どうなるか見てみよう。

それとロマーノはイスコをかなり推している。イブラヒモビッチなあ。

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4 Comments on “信頼度No.1ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノがアーセナルの2021冬移籍ウィンドウ進捗を語る

  1. バログンは出ていきそうな予感がしてます。
    ほんとに、彼を引き止めることができるのは出場機会の一点のみな感じだし、金を積んで解決する話じゃなさそう。

    ただ、現状だとせいぜいラカが悪くなった時のセカンドくらいしかアルテタからは与えてもらえないと思う。ラカの状態が良いからこれは仕方がない。
    こういう野心のある若手はいずれビッグネームになって放出したことを後悔しそうな気がする。

    やっぱ残って欲しいっす。

  2. ユースでシアラーを超える記録をたたき出したエンケティアすら出られない状況でバロガンに約束出来るポジションないよなぁ。ファンがいったみたいに契約延長してローンで1,2年出ていくってシナリオが最もありがたいだろうけど。

    皮肉にもチームのバッドフォームからの立ち上がりにラカゼットが大きく貢献しているのも、また話をややこしくしてるっていう。個人的に現状のCFでラカゼットは外せないと思う。地味に見えるけど、ワンツーの技術とかサカやESRとリンク出来る技術は飛びぬけてるように思う。もともとエジルともうまく絡めたし、今まではサカとしか絡めなかったけど、ESRが出てきて、3人でリンク出来るようになったから、攻撃に幅が出てラカゼットに対する守備のプレッシャーが緩くなった印象。

    それでも来年とか再来年は分からないだろうから、そのときにエンケティアとかバロガンがいたら最高なんだけども。

    ユース世代は当たりはずれ大きいし、こういうこともあるでしょう。放出するなら買い戻し条項付ければ及第点じゃないでしょうか。

  3. 冬の早めにエジルとソクラテス、あわよくばムスタフィも放出出来ればって感じですかねぇ、獲得の方は来夏のマドリーの放出祭りに期待してます。

  4. イスコねぇ
    でも、エヴァートンでのハメスの活躍を見ると・・・
    そういえば、彼もオスピナつながりで、アーセナルの候補と噂されましたね。
    私としては、選手獲得より、バロガンのキープです。

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