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【マッチプレビュー】20/21 FAカップ サウサンプトン vs アーセナル(23/Jan/2021)求められる一貫性

アルテタ発言のポインツ

「DNAを示す」

今回非常に印象的なボスコメントがある。求めるチームの方向性を問われたボスのこんな一節。

Arsenal has to challenge for every trophy, and every game has to be won: that is the standard, and the level and the history related to us. I want to do that in a way that our DNA shows, which is using a lot of talent, young talent as well, using players from our academy and building something different.

アーセナルはすべてのトロフィにチャレンジしなきゃいけない。どの試合にも勝たなきゃならない。それがスタンダード。そしてわれわれのレヴェルであり歴史である。わたしはそれをわれわれのDNAを示すかたちで成し遂げたい。たくさんのタレント、若いタレントも使って、アカデミーの選手を使って、何か違うものを築いていく。

彼は毎度こういうことを云ってくれるから信頼できるんだよなあ。

アーセナルの運営は近年はずっと迷走しているのだけど、ことあるごとに「自分たちのDNAを示す」みたいなことを云ってくれると、とても一本筋が通るような気がしている。大切なことだ。

移籍ウィンドウ進捗&オーデガードのローン?

パパ・ソクラティスとの契約解消が成立したことで、最優先だったスクワッド整理はひとまず完了のようだ。

ムスタフィはまだウィンドウクローズまでに何か動きがあるかもしれないという説もあるが、まあクラブ的には彼が今月残ったとしてもそれはそれで問題ないという認識なんだろう。もし引き取り手が見つかればラッキーくらいな。

最大の懸案だったエジルが片付いたこともあり、プレスから「このウィンドウはすでに成功では?」と問われるくらいには、ここまでうまくいっている。

アルテタもここからがセカンドフェイズ(補強)だと述べている。そこはまああまり期待せずに期待しよう。

アーセナルの補強で、いま一番界隈で盛り上がっているのは、もちろんRMのマーティン・オーデガードのローン。あの神童ですよ。

ソシエダのようなスペインクラブへのローンが本命のようだが、一部には本人サイドがAFC行きも検討している、あるいはRMサイドはAFCに行かせたがっているという報道もあるようだ。しかし、正直想像はしにくい。

なぜならば、彼のような海外の選手ならPLの適応問題もあって短期間でフィットするかは不透明だし、半年ローンのような短い期間ではリスクも高い。ニューデニス・スアレスになってもらっても困る。

またプレイタイムを優先したい意向があるということだが、ESRがブレイクしているいま、彼をベンチに置いて半年で帰っていく選手をレギュラーで使うなどという判断はできないし、そもそもそれは間違いだ。

そういうことができるとすれば、ローン終了後の買取オプションがつくなどチームの長期プランに組み込めるときだろうが、RMが彼のようなプロスペクトをそんな甘い条件で借し出そうとするはずもなく。

逆に考えるとナチュラルNo.10がESRひとりしかいないというのは、かなりチャンスがあるというのもまた真ではあるけれど。。。

……まあ、つまりAFCには来ないということである。期待させてごめんな!

しかし、そう考えれば考えるほど、アーセナルが今月検討しているNo.10の補強は、すぐにでもインパクトを残してくれそうな(その場しのぎでも問題ない)シニアプレイヤーがふさわしいことになり。

ロマーノの推していたイスコあたりが再燃しそうな気配はあるっちゃある。そしてウィリアンがもうひとり増えると。。

コラシナツ後のレフトバック問題

これはわりとシリアスだ。とくにKTが際立った活躍を見せているだけに。彼がいないときのクオリティの落差が大きい。

左足のフルバックはぜひともになんとかしてもらいたい。

こんなときナチョがいてくれたらなあ。

バロガンの契約問題は進捗なし?

誰かが「なぜ彼が契約更新をためらっているのかわからない」と云っていたが、たしかにそうだ。

サカやESRのような最近のアカデミー選手のプロモウション&ブレイクっぷりを見れば、自分の実力さえ信じていれば悲観することは何もない。オバメヤンもラカゼットも高齢で、これからも末永くアーセナルを支えていくわけでもない。彼はなにを焦っているのかと。

しかし、だからこそエイジェント問題なのだなという気はする。

彼のAFCでの将来性と可能性、ヤングを受け入れるチームのキャパシティ、選手は残りたがっているというアルテタのコメントと合わせて考えるならば、やはりエイジェントがこの取引の成立を長引かせていると考えるのが妥当かもしれない。

ところで、先日ESRの新契約について報じた『Daily Mail』では、彼の新契約でサラリーは£40kpwあたりになると書いていたが、それはサカやマルティネリらの待遇とも近いようで、もしそれくらいでESRの契約が成立すると、今後ますます若い選手たちのあいだでひとつの給与スタンダードができ始めることになるという。

それは、これまでシッチャカメッチャカな給与体系だったAFCにとっては非常にポジティヴなことで、今回のようなケイスだって条件交渉において法外な要求はやりにくくなるという効果もある。

もちろん彼を引き抜こうというライヴァルクラブがもっと多くをオファーすれば、そこで競争に勝てない可能性はあるわけだが、そこでポリシーを曲げずにいられるかどうかが分かれ目だろう。

才能ある選手は誰だって特別にリスペクトされる。しかし、このいと尊きクラブにおいて、どんな選手も特別じゃないというメッセージが根底にあることは、非常に大切なことのように思える。

内部情報のリークは誰?

どうせツッコまれるんだから、ミケルも何も云わなきゃいいのにね。

エジルかあ(断定)。彼のエイジェントだったみたいな話もあるようだけども。

彼はペイカットに応じていないことをリークされてお冠だったのに、自分もやるの? ていうか復讐? なにそれこわい。

もちろんエジルじゃないかもしれない。でもまあ、この先そういうリークがなくなれば、そのタイミングでいなくなった存在が犯人だったということがわかる。

どうなるか見てみよう。

チーフフォトグラファーのスチュアート・マクファーレンやガナザウルスだったら今後も防げないっていう。

チームニュース

オフィシャルサイトのティームニュースより。

セバーヨス:左ふくらはぎ。ニューカッスルは張りがあって念為で休み。今回は試合前にチェック

マリー:右ふくらはぎ。マイルド。来週にはトレイニングに復帰目指して。アウト

以上

このチームの健康具合じゃあ、みんなベンチにも入れないよなあ。

バーヨスといえば、RMつながりでオーデガードについてもコメントしていたが、彼のプレイタイムの少なさにはクラブともども不満を持っているようだから、あまり後押しにはならなさそうな。

予想ファースト11

当ブログの予想スターティング。

4-2-3-1

オバメヤン

マルティネリ、ウィリアン、ぺぺ

パーティ、エルネニー

KT、ガブリエル、ホールディング、ベレリン

レノ

わりと本気っぽい11人。しかし、フロントはレギュラーを抜いてもこれだけの名前が並ぶという。

トップはエンケティアを使いたいが、ここはひきつづきオバメヤンにフォームを取り戻させるほうを優先。

No.10はウィリアン。ESRに何かあったときのためにも彼には慣れてもらわないと。左右はマルティネリとぺぺ。サカはとりあえず休ませたい。

CMはセバーヨスがいないので、エルネニー。彼のパートナーにジャカかパーティ、あるいはウィロックだが、ここはパーティを選んだ。本気。

DFにはガビを復帰させたい(もう写真にうつってしまっているが、彼はNo.5シャツをもらうのかな)。

そしてGKはレノ。前回のFAカップを思い出せば彼を温存すると後悔しそうである。

バロガンはベンチに入るかどうか。

こんなふうに新しいナンバーをもらしてしまったいんだろうか…… ご担当が叱られないか心配

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

One Commnet on “【マッチプレビュー】20/21 FAカップ サウサンプトン vs アーセナル(23/Jan/2021)求められる一貫性

  1. オーデガードのローンはないて書いたけど決まりそうである(19:17)。

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