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アーセナルがアヤックスのGKアンドレ・オナーナへ。複数の有力ソースが報じる

アンドレ・オナーナの分析動画

去年アップされた動画。

ハイライトっぽいところもある。Post shot xGのスタットが頭抜けて優秀という。アリソンやテア・シュテーゲンを抑えて、過去2シーズンのCLでベストの成績。

これを観てから下の文章を読むと、なるほどと思えるところがけっこうあるのでおすすめ。

アヤックス/アーセナルファンが観たアンドレ・オナーナ「オランダにおけるファン・デル・サール以来のベストGK」

オナナといえば、2年前?シーズンのUCLでのアヤックスは彼を含めてほんとうにすごいチームだと思った。ぼくはエメリのアーセナルに慣れつつあったので、よけいにあの洗練されたチームプレイが羨ましてくてしかたがなかった。彼はそのなかでもキープレイヤーズのひとりだったということで、非常に優秀なGKだという認識はある。

だが、それ以外のことはよくは知らない。実際どんな選手なのかを知りたかった。

そんななかでr/Gunnersでとってもありがたいサブを見つけた。ついじっくり読んでしまった。

Onana review – A Dutch Ajax/Arsenal fan point of view

これは、アヤックスとアーセナルの20年来のファンというダッチマンユーザによるオナーナの分析。これを書いたひとはいまはアヤックスのシーズンチケットホルダーであり、アヤックスでのオナーナをずっと観てきたというひとなので、もしかしたら一般メディアよりも詳しいかもしれない。スクールでGKトレイナーなんかもやっているというので、素人でもない。とにかく興味深い分析だ。

ざっくり紹介しよう。くわしくは元サブをご覧アレ。

(前略)わたしはオナーナのパフォーマンスやゴールキーピングスタイルについていくつかを伝えたい。クオリティや欠点も。ハイライツとかだけで判断するようなひともいるから。ただ気をつけてほしいのはこの意見はファンとしてのものだということ。

バックグラウンド

オナーナはカメルーン出身で2010-15はバルセロナのアカデミーにいた。18才のときにアヤックスへ。

パーソナリティとスタイル

オナーナはリラックスしていて、ファニーで、氷みたいにクール。彼はとてもその場の空気をつくる漢。それは試合でも気づく部分だろう。あれだけ自信満々なGKはなかなかいない。ぶっちゃけ細かいことをあまり気にしないタイプ。ファンキーなスタイルだと云える。

彼は典型的なスクールで訓練されたGKという感じではない。6ヤードボックスに腰を落ち着けていられないとか、あるいは1v1で狂ったように駆け出すとか。彼はほんとに本能のひとみたいで、それと才能とちゃんとされた訓練が合わさっている。

配球

おかしいのは、多くの外国人やハイライトしか観ないひとたちが、それを彼の最大の特長だと思っていること。それは彼の最大の特長ではないから。まあわたしも後にはそう思うようにはなってきたが。

彼はほとんど両足使いであり、これは選手としてもGKとしても重要なこと。ボールを持っている場面ではとても信頼できる。だが、以前の彼はロングレンジのパスがあまりにも雑だった。ウォーミングアップでは、パスに力を入れ過ぎたり方向を間違えたりはほとんどなかったが、このようなことはよくあった。

彼はアヤックスで大きく成長し、カップ戦のアマチュアチームとの対戦でも、CLのレヴェルでも、レヴェルに関係なく本当に信頼できる選手になった。相手ストライカーの頭を越すチップショットはいまだに不安になるが、それはわたしがそう思うだけかもしれない。

ポジショニングと反応

ここは楽しいパート。実際わたしはそこが彼のベストな部分だと思っている。わたしに云わせてもらえば彼の反応(reflexes)は、この世のものとは思えない。すごくクイックで、ボールがポストにヒットしたときなんかでも、よく観ると信じられないようなセイヴだったりする。

彼には速さ、強さがあるが、それ以上に彼には試合をとても早くに読めるインテリジェンスがある。彼は何が起きているか観る。そして動く。それで彼はセイヴに必要な2インチのスペイスを稼ぐ。

だが、彼は反応に頼りすぎなところもあって、ポジショニングがときどきよくない。そこはわたしがいつも気になっている。しかしそれは判断が難しいと思うのだ。なぜなら、彼はそれを反応でなんとかしてしまうから。彼にはリーチがあり、長さがある。だからわかっていてやっているアプローチだという可能性はある。

そうは云っても、彼の若い時代のポジショニングはマジで「最悪」だった。彼はどこにでもいて、悪い意思決定があった。アカデミーレヴェルでだけれど。

わたしのなかで彼の最大の欠点は、コーナーのとき、リーチを使ってボールをパンチングしてしまうため、ボールをキャッチできないのが多いこと。個人的にはこれが大嫌いで、両手でボールをキャッチできる可能性があるのに、それをやらない。わたしなら誰にもそんなことは教えようとは思わない。だが、こうなってしまった。

支配

ボックスは彼のもの。それは間違いない。ほかの誰のものでもない。彼は何も気にしない。彼はぶつかってきて、押しのけ、ボールを奪い、二度とやらないよう相手に思い知らせる。彼はボールを得るために首に飛びかかろうとする。問答無用。

しかし、それは彼の欠点のひとつでもある。(比喩的に)自分の支配の優位性を主張するとき、彼は少し雑(wild)になり、その結果、無謀になることがある。今のところ、それが原因でそこまで大きな損害を被ったことはないが、わたしはいつもこの点が気になる。

リーダーシップ

彼はチームメイツによく話しかけ、よくコーチする。それはとてもいい。彼はまたレフにもよく口論をしかける。それはよくない。そういう状況で彼はチームメイツを助けようとするんだ。それはとてもいい。彼は自分がそうしたいと思えば、すごーーーーーーーーく時間をかける。CLのセミファイナル。このくそったれが。

まじめな話、彼がディフェンダーたちに安心を与えようとするところは、わたしはとてもブリリアントだと思っている。自分たちの後ろにはソリッドで、頼れるGKがいるということ。彼は汚れ仕事をやってくれる。彼は、なんとしてでも勝ちたいのだ。

成長

彼はアヤックスのU-21チームではほんとうにマジで「ひどかった」。彼の反応はよかったが、「何度も何度も」やらかした。いまの彼を観ていたら信じられないだろう。

彼はとても雑で、あまりにも多くの判断エラーをやり、ボールにダイヴィングし、極悪なポジションをとった。冗談ではない。彼が突然ファーストチームでのプレイを余儀なくされたとき、わたしはすごく不安だった。

彼が最初にやったペナルティのセイヴはうれしい驚きだったが、彼はそこからずっと成長に成長を重ねている。ここ数年でもエラーズをやってきたって? たしかにそうだ。でも、誰がやらかさないと云うのだ。とくにGKの若さとウィンガーの若さでは意味が違う。しかし、それはよいことだった。彼は早く学んでいたし、今シーズンでも(サスペンションとリヴァプールでのエラーを除けば)成長しているように見える。このまま成長を続けていけば、(まだそうでなければ)アフリカ最高のゴールキーパーになると確信している。

まとめ

バイアスがある? それは認めよう。わたしは彼をアメイズィングなGKだと思っている。しかし、それは置いておいても、彼は成長の可能性をずっと示してきている。

彼は間違いなく現在の世界のなかで、トップ15~20のGKだ。もしかしたら。トップ10にも近いかもしれない。そして彼はまだ25才。まだたくさんの時間が残っている。

わたしがこの20年くらい観てきたところからすれば、ネザーランドでもエドウィン・ファン・デル・サール以来の圧倒的ベストGKだ。

欠点はあちこちにある。だが、そうだとしても、それは限られたものだ。彼はとてもオールラウンドで、モダンなGK。とてつもなく大きな才能がある。もしアーセナルが安価に彼を獲得できるチャンスがあるなら、考えるまでもない。

わたしは彼がアヤックスを去るのは悲しい。だってわたしにとって彼は、TagliaficoやTadicとともにアヤックスを体現している選手なのだから。しかし、わたしがほかのクラブでひとつ観たいところがあるとすれば、それは当然アーセナルだ。

そして、彼の獲得はレノにとって、非常に重要なものになる。なかなかのショットストッパーで配球もいいし支配的で目立つ存在でもある。彼のことは好きだ。そして、わたしはオナーナもみんなに好かれると思う。彼にはうまくやってほしい。わたしがアホみたいにならないように。

以上。これはリスペクト。ありがてえテキストだ。

これは非常に興味をそそられる内容で、彼には数々の心配はありながら、ベストGKになれそうな才能をたくさん見せていると。

こういうGKなら、アーセナルに来てやらかす未来も想像できるので、大きすぎる期待を持つのは危険かもしれないが、いずれにせよよさそうなGKで、ぼくはこれを読んでとてもワクワクしている。

個性的な性格というのも、ぼくは歓迎したい。いまのアーセナルにはそういうアクの強いというか、いい意味でも悪い意味でも個性的な選手がどんどん減っているという気がしているから。「ファンキーなスタイル」のGK。なにそれ最高。しらんけど。

今日行われるというアピール(不服の申立)で結果がどうなるのか。1-2週間程度で判明するようなので、楽しみに待ちたい。

来るといいですね。オナーナ。オスピーナ!みたいにゴールキックでオナーナ!の掛け声がかかりそう。

 

おまけ:チャントはこれで

Oh na-naって名前は、いかにもチャントにしやすそうだと思って、ちょっと考えたら、すぐに思い浮かんだ。

Katchafireは、ニュージーランドのバンドで、いわゆるアイランド・レゲエの代表的なバンド。ハワイとか行くとラジオでかかってるやつね。ガタイのいいお兄ちゃんたちが演奏してる、南国っぽいレゲエ。オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ西海岸。渋谷に「Coco Isle」という専門店もありますね。わしもだいぶ前、社員旅行(笑い)でサイパンに連れて行ってもらったとき、レンタカーでラジオをかけたらやっぱりアイランド・レゲエがかかっていて感動したものである。

この「Who you wih」という曲は彼らのアンセムみたいな曲。コーラスで「Oh na na na na」という合いの手が入るのだ。

ライヴでは大合唱。最高。

オナーナのチャントにいいでしょ?

おわり



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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

5 Comments on “アーセナルがアヤックスのGKアンドレ・オナーナへ。複数の有力ソースが報じる

  1. このアヤックスファンの人の意見はかなり信頼できますね。前々回?のcl見た時に、チップキックが良くないなとたしかに思いました。正直レノいんのに取る必要ある?と思ってしまいます。レノの方がキックいいでしょ。gk変えんならアリソンとかエデルソン並みに、ショットストップとキックがうまい人がいいですけど、レノのままで絶対いいよ。

    1. 僕個人の感想なのですが、レノのキックにそこまで好印象はないです。特にCBとCMへのパスコースを封じられた際のFBへのフィードはそのままタッチラインを超えることがよくあったと思います。
      先日のCL決勝のゴールもGKのFBへのミドルパスによって局面を打開してのものでしたし、プレス耐性、プレス回避が必要とされる現代サッカーにおいてGKのミドルパスは重要なものになってると思うので、オナーナ獲得に賛成です。

  2. レノのキック精度は疑問ですね。前が競らないオーバってことは置いといて、ふんわりキックなので相手DFは競りやすい、距離感コースとも不安定、プレスされた後のフィードで繋がった記憶が無いです。(主観)

  3. レノのキック精度は疑問ですね。前が競らないオーバってことは置いといて、ふんわりキックなので相手DFは競りやすい、距離感コースとも不安定、プレスされた後のフィードで繋がった記憶が無いです。(主観)
    なので足下やキックの上手いキーパーは歓迎です。

  4. レノが出てきたいって言うなら兎も角、GKは補強優先順位は低いのでは…

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