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【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs チェルシー(22/Aug/2021)意地をみせろ

選手のCovid感染について

(Covidに感染した選手たち……)

彼らにはタフな日々だった。ラカはまだトレインできていなくて、だから彼はとてもよくはない。しかし、彼らはヴァイラスに感染していたのであって、アレックス(ルナーソン)も似たような感じ。彼らは病気だったんだ。

(もしかしてパーティで感染しちゃったとか……)

どこから感染したのかわからない。推察するに、一週間前にわれわれから感染者が出ていた。3-4人の感染疑いがあって、彼らがポジティヴだった。でも、どこから感染したのかわからないんだ。

(ヴァクシネイションズ……)

ほとんどはダブルでワクチンを打っていて、そのほかは一度。われわれも彼らにワクチンを打ってもらおうとしているんだ。なぜなら、彼らも自分自身や家族、クラブの周囲の環境を守らねばならないから。しかし、これはとても個人的な問題でもある。われわれは彼らをガイドして、なぜそうしたほうがよいのか理由を説明しようとしている。しかし結局は個人の決断だ。

(ヴァクシネイテッドのためのメッセージを……)

イェア、でもよりパワフルなのは政府からのものだと思う。自分だけのことでなく、周囲のひとたちも守ろうということだ。わたしはそれは優しさのジェスチャだと思う。その最初からみんなが完全に納得したのかはわからないが、現時点で見られている恩恵はより大きくなっている。

(この週は、あなたがアーセナルに来てから最大のチャレンジだった……)

いいや。わたしが来てから18ヶ月でもっと大きなチャレンジはあったと思う。信じてほしい。かなりたくさんのことが起きて、われわれは彼らを見ているが、いまではないかもしれない。なぜならたくさんのひとが何が起きているかについて分析することに興味がないからだ。しかし、この1年、2年、3年という時間で、われわれが振り返ったときに、「何が起きたかたくさんの気づきがあった」と云うのだろう。

(ブレントフォードの試合が延期されなかったことに驚いた?……)

イエス。わたしは驚いた。しかし決めるひとがそれを決断し、ベストなことは試合をプレイすることだった。

(あなたは試合の延期を訴えたので? ラカゼットオバメヤンもスターティング11に入っていなかった……)

われわれが行ったことは、クラブを通して行ったことだ。そしてクラブドクターが状況を説明した。それがどうなっていくのか、検討すべきリスクについて。

(なぜにオバメヤンとラカゼットがCovid感染したという報告が遅れたので?……)

聞いてほしい。わたしはいつでもとても率直であり、正しい情報を与えようとしている。だが、いくつかのポリシーズや医療的なプライヴァシーもある。わたしはクラブを守らねばならないし、個人も守らねばならない。だから。もしわたしになぜそうしたのかを尋ねれば、そこにはひとつの理由しかない。

わたしには、それはシンプルだった。彼らはCovidにかかった。わたしのベストプレイヤーズがCovid感染した。彼らはプレイできない。わたしはチームを出さねばならないが、このリーグでは前例のないものだし、すべてのプレッシャーを受け入れる。それはとてもシンプルだ。しかし、わたしにはそれはできなかった。クラブはいつでもわたしや個人の前にいて、もしそれが彼らの信じるところならば、われわれにはいろいろな理由で正しい答えをもたらすことができない。

それが、わたしがやりつづけていることであり、つぎもそうするだろう。

(Covidのレギュレイションズは変える必要がある?……)

イェア。もしハムストリングにケガをしている選手がいるとして、当然そのケガをしている選手の許可を得てそれを云うことができる。それを知らなかったり、たしかでないならば、あるいはほかに理由があるなら、そのときは、云うことにとても注意深くしなければならない。

以上。

いまだ謎の多いCovid感染

オバメヤンやラカゼットらのCovid感染の件については、いまもいろいろ腑に落ちないことが多いと思う。

いちばんは、やっぱりなぜブレントフォード戦を延期しなかったかということ。

オバメヤン、ラカゼット、ウィリアン、ルナーソンというファーストチームの4人が感染していて、試合までの48時間はてんやわんやだったとボスは述べているが、もっと強く延期を主張してもよかったように思える。ぼくはあの試合の内容なら彼らがいても結果は変わらなかったかもしれないと思ったが、まあなんの影響もなかったとも云えないだろう。

ちなみに、PLには現状、何人Covid感染者が出たら延期するというような決まりごとはないそうである。それもどうなんだ。

それと彼らの不在がCovid理由だと明かされるまでかなり時間がかかった件。プレスから当然ツッコまれているが、プライヴァシーだとかちょっとよくわからない理由。アルテタはちょっといい訳をしているような感じがあるので、なにか明らかにできない、都合の悪いことがあるのかもしれない。

それと、これはイングランドの状況もあるだろうし、どこまで追求してよいのかどうかわからないが、選手の管理問題。

PLの初戦で、選手4人が感染しましたプレイできませんて。それはプロとしてどうなのですかね。彼らにとっては仕事なわけで。たった1試合でも年俸からカウントすれば数千万円とかそういう賃金をもらうお仕事なわけでせう。オーバとラカは友人関係なわけでパーティ疑惑もあるとすれば。ちょっと考えられない。

ただ、チェルシーも今回プリシッチが感染したというし、あちらではそれくらい日常になっているのかもしれないが。でもまあ、ふつうは由々しき事態だと思う。トレイニングに遅刻をするみたいなことの何倍も罪深い。と思わないでいられない。

アルテタ「ジャカを手放したかったことなどない」

ただでさえ大量のテキストだが、さらにオフィシャルサイトで省略されているやりとりも多数。『football.london』より。さすがに全部は多いので、気になるところだけ。

(あなたは“bury”してこようとするひとがいると云いました。誰のことでしょう?……)

わたしが云ったのはメッセージのなかの透明性のなさ。誰かのことを云っているのではない。

(ルワンダのプレジデントがアーセナルは凡庸を受け容れるべきじゃないと述べました。同意しますか?……)

アーセナルが凡庸を受け容れるべきじゃないという意見には賛成する。完全に同意だ。

(ジャカはこの夏にどれだけ退団に近づいていた? 新契約の理由は?……)

われわれは彼を放出したかったことは決してない。われわれは彼に彼のチームのなかでの役割、どれだけ重要かを説明した。繰り返すが、彼がこの難しかった2シーズンズからどれほど来たか。彼らのリアクトのやり方、彼が達成したもの、フットボールだけじゃない。クラブ中、ドレッシングルームにリスペクトがある。

われわれは彼がとても重要な存在だと信じている。彼のような選手が、チームの若い選手たちの成長には必要だ。

(オーデガードが来てESRの成長が阻害されるという心配……)

逆だ。エミールにはよりよい環境で成長してほしいし、そのポジションでの代替もほしい。彼らは完璧に一緒にプレイできる、それは去年に観たものだ。

われわれはひとりの選手に頼れない。われわれはすでにたくさんのクリエイティヴプレイヤーズを失い、ひとりの選手に任せられない。エミルはこのレヴェルでまだ50試合もプレイしていない。

だから間違いなく、われわれは彼を守り、そこでプレイできるほかの選手も必要だ。

いや、そんな大切な選手ならそもそも本気で売ろうとするのはおかしいよね??

腑に落ちないねえ。

ESRの成長がオーデガードに邪魔される論は、ポール・マーソンが同じことを云っていて、ぼくはなんだか的外れな議論にしか思えなかった。

ESRはワイドでスタートしてもいいプレイをしているし、とくにKTがウィングのようにプレイする左なら、ワイドからインサイドに入っていく彼の動きは攻撃のセットアップにも合致している。オーデガードと一緒にプレイするときものびのびやっていたと思う。ふたりはちゃんと共存共栄できる。

オバメヤンとホワイトについて語るアルテタ

アルテタはこの会見のあとも『Sky Sports』の独占インタヴューにこたえていた。いつもどおりのハードワーカーっぷり。

ざっと読んだところ、プレス会見としゃべっていることと似たような部分も多い。インタヴューの後半でオバメヤンとホワイトについて話している部分だけ。

オバメヤンについて「彼には“ハッピー”が重要」

アルテタ:(オバメヤンはベストに戻れる?)間違いなく。なぜなら彼は彼のキャリア全体でそれをやってきたのだから。去年は、選手がそれを乗り越えるにはあまりにも特殊なコンテキストがあった。彼も仕事としても、私生活でもたくさんのことがあった。

われわれは彼がハッピーでいられるよう、全力で援助しサポートしようとしている。ハッピーというのは彼にとってはほんとうに重要なワードだと思うんだ。パフォームするために、フロウするために、そして自信をもってプレイするために。

(ゴール不足は彼だけの問題ではない)わたしはそれは集団の問題だと思っている。われわれのなかにあるすべての材料、加えられるすべてのディーテイルが助けになる。

彼の私生活にも依る。それがどうなるか、仕事として、彼は自分をどうするか、そして彼自身のモチヴェイション。

わたしは彼はファンが必要な選手だと思う。彼はファンととても感情的につながるタイプで、それが彼を助けることになるのだと思う。わたしは彼がもうキックオンする準備はできていると思う。だが、Covidに感染してしばらく離れた。そしていまわれわれは彼を身体的にベストコンディションに戻すようワークしている。彼のゲイムにとって、それはそれもとても重要だから。

ホワイトについて「ベンは格別なディフェンダー」

(ブレントフォード戦ではアイヴァン・トーニーとのバトルに苦しんだ)イエス。彼はそこ(空中)は進歩できる。でも彼はあの試合のなかで彼にたくさん空中戦で勝っているけどね。キミは彼が勝たなかったところをひとつハイライトしているけれど、トーニーはこのリーグのなかでどんなDF相手でもヘッダーで勝つだろう。彼にはビッグクオリティがある。

ピッチのなかで、そういうヘッダーズで敗けるかもしれないエリアがあるということは認めねばならない。それはチームにとってより危険になる。だが、彼はいいデビューだったよ。

彼はたくさんトレインしてはいなかった。ブカヨ・サカは最初からはつかえなかったし、彼もベンと同じトレイニングプランだった。しかし、ベンはかなり努力をした。フィジカリーには、彼はまだ必要とされるところまでいっていない。しかし彼はポジティヴなスタートだったと思う。

(ホワイトは優秀なボールキャリアーというだけでない)ベンは、格別なディフェンダーだ。彼はバック4でプレイできるし、バック3でも快適にプレイできる。彼にはリーグ経験があり、クイックでアジャイルでジュエルズでもとてもアグレッシヴ。

そのうえ、ボールを持ったときに特別なクオリティーズがある。それがわれわれのプレイには必要だった。すべてのプロセスをよくしてくれて、やりたいような落ち着きと支配をもたらしてくれる。

ボスコメンツは以上。いや長いだろ。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs チェルシー(22/Aug/2021)意地をみせろ

  1. 「キックオフは日本時間で8/23(日)0:30。あしたの夜。」

    これ、曜日の部分が違うと思いますよー。

  2. コロナに関して言えば甲子園で一人感染者がでても辞退になるような緊迫感を持って対応しても感染する病気であり、最近の殆どが家庭内感染であります。奥様や父母などから感染した場合にSNSで盛大なバッシングが展開されるのは目に見えており、プライバシーの観点からも誰が感染したかというのをアナウンスするのは魔女狩りの誘発であるので慎重になるべきでありましょう。まさにこうやってソース不明のままバッシングが広がっているわけですからね。

  3. 不安だらけのダービーですが、タイトル通り意地を見せてもらうしかないですね。
    ビルドアップの進歩を見たいですが…これまでの感じだと厳しいかな。
    かつて上位を争っていたクラブとしては恥ずかしいですが、ワンチャンス一発で守り切るみたいな試合が1番現実的かも。

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