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【マッチプレビュー】21/22EPL ブレントフォード vs アーセナル(13/Aug/2021)新シーズンのスタート

ブレントフォードについて

今年からPLに昇格したクラブ。

去年のチャンピオンシップは87ポインツで3位。79ゴールズもぶっこんでいる(去年のアーセナルはG55)。

アーセナルとは、18/19のカラバオカップで対戦している(当ブログの過去記事)。3-1でアーセナルの勝利。ESRはこの試合がシニアデビューだった。まったく覚えていないが、当時もなかなかいいチームだったみたいだ。

18/19シーズンにアシスタントから昇格したトーマス・フランクというデンマーク人マネジャー(ヘッドコーチ)がかなり優秀のよう。この2シーズンはチャンピオンシップで連続3位を達成。PLプロモーションにも大きく貢献。

それとブレントフォードといえば、この5年間では英国でもっとも商売上手なクラブ。すごい。

もっとも商売上手なフットボールクラブはどこだ(過去5年) | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

チームニュース

プレス会見でアルテタも話していた、アイヴァン・トーニー(Ivan Toney)は首の問題があったようであるが、この試合にはフィットしているということ。

また新しく獲得したYoane Wissaもフィット。

ヘイルエンド育ちのJosh Dasilva、それとMathias Jensenがアウト。

せっかくアーセナルとの対戦なのに出られないとは気の毒に。

キープレイヤーズ

FWのアイヴァン・トーニー。

ぼくは名前すら初めて聞いたが、調べたらとんでもないバケモンだった。

昨シーズン、ブレントフォードの45試合でG31のA10。バケモンか。この前の19-20シーズンも24ゴールズでゴールデンブーツ。

25才のイングランド人(ジャメイカの国籍も)。NT歴はなし。MVは€28M。すでに25才ということは、遅咲きのジェイミー・ヴァーディみたいなタイプかも?

ブレントフォードからヴィラへ高額で移籍した、オリー・ワトキンスの足跡をたどっていると評判の逸材だそうで。今シーズンの活躍ぶりによってはビッグクラブで争奪戦が起きるんじゃなかろうか。

注目しよう。

そしてアーセナル的に注目したいもうひとりは、もちろんGKのダヴィド・ラヤ。

アーセナルが狙っていたが、結局売ってくれなかった。

彼に再度挑戦するようなことはありえるのか。

ラヤにも注目しておこう。

マッチファクツ by Opta

『Sky Sports』より。

  • この試合はブレントフォードとアーセナルの1947年以来のリーグ試合。この試合はガナーズが1-0で勝利
  • アーセナルはすべてのコンペティションでブレントフォードに6回訪れ1度しか勝っていない(W0 D1 L4)。もっともそれは1947年までのことだが
  • ブレントフォードはPLでプレイする50番めのチーム。ロンドンチームでは10番め。その49チームスのうち11チームスしか初戦で勝てていない(W11 D15 L23)。またロンドンのチームでPLの初戦に勝ったチームはない(W0 D5 L4)
  • PLの初戦&アウェイ試合でアーセナルは7試合敗けなし(W5 D2 L0)。最後の敗けは00-01シーズンのサンダランド。昨シーズンのアーセナルは昇格チームのフルハムに3-0で勝利
  • ブレントフォード対アーセナルは、PLの歴史のなかで3回めの「13日の金曜日」に行われる試合。ほかのふたつは2001年4月のブラッドフォード・シティ v チャールトン・アスレティック(2-0)と、リーズ・ユナイテッド v リヴァプール(2-1)。

13日の金曜日。こわい。

それと、アーセナルはこの試合に勝つと、昨シーズンからつづけてアウェイ5連勝になるそうで、そうなると2015年以来だそうだ。

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction)   1-1

Sky Sports (Jones Knows)  2-1

WhoScored.com2-2

まさかのアーセナル勝ち予想なし。期待度低いなあ。

ロウロ:ブレントフォードのPL昇格っぷりはすごかった。彼らはほかのクラブスにとってもグレイトなお手本になっているね。

彼らは若く才能ある選手を早くに見つけて育てる。そのプランがうまくいっている。わたしもチャンピオンシップにおけるトーマス・フランクの下での彼らの2シーズンを観てきたが、彼らはもうしばらくトップフライトのドアをノックしつづけていた。

そしていまや彼らはここにいる。彼らにはかなりいい攻撃の選手が何人かいて、彼らは試合に入っていくだろう。今シーズンの彼らはたくさん敗けるかもしれないし、少ししか勝てないかもしれない。3つの昇格チームスとはそういうものだ。だが彼らには残留するいいチャンスがあると思う。

わたしは彼らがここからなにかを得ると思う。なぜなら彼らはホームで、ファンがいる。そしていっぽうのアーセナルには、まだ何が期待できるのかよくわからん。フォーム、あるいはフィットネスでThe Beesと競えるか。

ノウズ:ブレントフォードは、今よりも昔に価値を置くチームであるガナーズを恐れないだろう。すべての主な指標が、アーセナルの昨シーズンの8位をリーグでの彼らの正当な位置だと示している。そして彼らは、プリシーズンやリクルートメントにおいて大規模な改善という実際の証拠をまだ示していない。

一方のブレントフォードは、巧みなリクルートとトーマス・フランクの下での勇敢なスタイルによって、過去4シーズンで昇格したチームが降格を免れた58%の確率をさらに高めるチャンスが十分にある。わたしは、彼らがプレミアリーグの冒険を勝利で始めることができると思う。

Skyのノウズのコメントはだいぶ省略したが、それにしてもふたりともブレントフォードのことばかり話している。一方アーセナルには劣悪だった昨シーズンからの変化の兆しがないと手厳しい。

この試合の世間的な注目は停滞をつづけるアーセナルよりも、むしろエキサイティングなブレントフォードなのかもしれない。

書いていて落ち込んできた(笑い)。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

9 Comments on “【マッチプレビュー】21/22EPL ブレントフォード vs アーセナル(13/Aug/2021)新シーズンのスタート

  1. ブログ更新ありがとうございます。まい節楽しみに拝読させて頂いております。新シーズンもよろしくお願いします。3-0勝利でプレミアの洗礼を!!!

  2. ブログ更新ありがとうございます。毎節楽しみに拝読させて頂いております。今シーズンもよろしくお願いします。3-0勝利でプレミアの洗礼を!!!

  3. 更新ありがとうございます!

    開幕戦、不安要素多々ありますが、またフットボールが帰ってくることに興奮しています!
    また1年間よろしくお願いいたします!

    All or Nothingについてですが、17/18シーズンのシティへの密着は観る価値あるかなと思いオススメしたいです。
    (TOT以外は基本的にどのシーズンもオススメです。)
    勝つチームには何があり、負けにはどんな原因があるのか。
    プロフットボールチームのあらゆる要素に密着していてとても充実しています。
    勝っても負けてもまた自分のチームを応援したくなるような気持ちが湧き起こる、そんなドキュメンタリーです。
    お時間ある時にぜひ!

    ※正直アーセナルのシーズンは結果次第では心が痛くて観れない可能性大ですが・・・

  4. また始まりますね。
    このブログから試合、試合後にまたここ、ってのがここ何年もルーティン化させてもらってます。
    評論家の方々は手厳しいですね、変化がないとか。
    ただ、前のシーズンの開幕にはスミスローやホワイトはいませんでした。おれたちの10番も間違いなく気持ち入ってるはず。
    とにかく、おもしろい試合がみたいですね。
    今シーズンもよろしくお願いいたしますm(__)m
    COYG

  5. チェンさんのプレビューを待ってました!これみないと、もはやこれから試合がある感が出ない!

    ということで、今シーズンもよろしくお願いします。みんなそうかなと思いますが、究極的には、良いシーズンにさえなれば、誰が活躍しようがなんでもいいです笑

    COYG!!

  6. 他のどのグーナー系ブログよりも視線がフェアで、かつ温かいのが気に入って、隅から隅まで読ませて頂いてますよ、いつも!
    今日はいきなりバロガンがデビュー?ですかね。災い転じて福となす、となって欲しいです。

  7. 開幕3連敗しそうで不安ですが、何があっても試合は見ますし試合の前後はチェンさんのブログですねやっぱり。

    結局開幕戦もサカ頼みになる気がします。

    COYG⚽️

  8. 僕も全試合ここベースですナ。一貫して見続けてる人がいるって有り難いです。

    しかしLWGオーバ。
    たぶんCFラカよりも高い位置に張らせたほうが効果的だとは思うんだけども、このメンツでLWGオーバが高く張って、タッチライン際がKT、ESRがライン間に走ったら、後ろをカバーするのはジャカとマリ。どっちも足は速くないのが痛い。

    マリのところはスピードを補完すべきガブリエウがケガしてるという事情もあるけど、ジャカに関してはアワーを取ろうがウーデゴーアを取ろうが結局「ボールプレーで勝つしかない」ポジションであり、ジャカの真価が問われるところだと思う。

    この5年間のジャカが不運だったのは、たぶん間違いないと思う。でもそう思ってる僕のようなファンでも、ジャカがボールプレーで相手を牛耳ってる所を見たことはない(代表戦は除く)。。。the moment of truthってやつ?正直ちょっと不安だw

  9. 全試合のプレビューレビュー楽しみにしています。よろしくお願いします。

    僕はベンゲル後期の世界各国No.10博覧会的サッカーが好きだったので、左ウイングにオーバメヤンは少し物足りないです。ジャカの鈍足よりも気になります。

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