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【マッチレビュー】21/22EPL エヴァトン vs アーセナル(6/Dec/2021)アルテタのマネジメントは大丈夫?の巻

アルテタのマネジメントについて懸念もろもろ

この試合の話に戻ろう。(※今回長くてごめんね)

この試合のアルテタのマネジメントについて、試合後には疑問の声がかなり多くある。メディアやアーセナルのファン世論と自分の考えと、合わせてつれづれに書いてみよう。

ひとつは、今回のチームセレクションとサブ。

 

<ジャカとKTの同時復帰はアリ?>

まず、いきなり復帰したジャカ。彼は後半途中からもう観ていてわかるくらい疲労していて、走れなくなっていた。それでカードももらったし、91分の失点にもややからんだ。ブランクを考えれば、90分走りつづけるフィットネスがまだなくてもおかしくはない。

それとKT。彼はどこかのタイミングでチームに戻ることが必要で、この試合は復帰するには悪くなかったとは思う。

ただ、このおひさしぶりコンビを同時にスタートさせた決断は適切だったのか。

実際には、途中交代したのはKTでジャカは90分プレイしているが、フィットネスという意味ではむしろジャカのほうが交代が必要そうに見えた。彼は8月末のシティでやって以来、ほぼ3ヶ月ぶりくらいの実戦だったのだから動きが鈍くて当然。しかも当初の見込みよりも1ヶ月程度の前倒し。アルテタが、ここで彼をいきなり復帰させたことは誰もが驚いたはず。

KTも10月なかばのパレスを最後に1.5ヶ月ほどプレイしていなかったし、アルテタのことばを信じるなら彼はケガ開けだった。

つまりスタートの11人には、フィットネス理由であらかじめサブが想定されるような選手がふたりいたということ。90分のなかで3回しかサブを使えないのに、はなから戦術的なサブが限定されるようなセレクションをそもそもすべきだったろうか。

マルティネリもケガで交代を余儀なくされ、結局ジャカは変えたいのに変えられなかった。そのことは、この試合にも多少なりとも影響を与えた気もする。

91分の失点は、ジャカが競り合いでイウォビからボールを奪えなかったところから始まっているが、彼はすでにカードをもらっていて、2枚めを危惧して激しくいけなかったということもあるし、フィットネスが万全なら先にボールに追いついていたかもしれない。あるいはそもそもフィットネスが万全なら、あの62分の1枚めのカードもなかったかもしれない。あれは、走れなくなった彼が苦しまぎれに相手を阻止してもらったカードだった。

それでも彼をここで起用したことは、アルテタがいかにジャカを信頼しているかということの証左でもあるのだろう。だが、さすがに今回はよくない決断だったんじゃないかと思う。今月はこんなにたくさん試合があるのだから、KTと彼をわざわざ同じ試合で復帰させるリスクを取る必要はなかったと感じる。

 

<退団するエンケティアを優先する怪>

それと、今回の試合で物議を醸していると云ってもいいサブ。今回もまたアルテタは、ぺぺよりエンケティアを選んだという。

エンケティアが準備しているときのぺぺの表情が話題に。

ん?
これはホラー

ぺぺが優先されないのはもはやよいとして(よくはない)、エンケティアだ。左ウィングでプレイしていたマルティネリのサブなのに、自然な選択だろうオバメヤンでもなかった。

ご存知のようにエディ・エンケティアは、伝えられている情報が正しければ、クラブから契約延長のオファーを拒否していて、あと半年でフリー退団が決まっているような選手だ。その選手が、クラブレコードで獲得した選手よりも優先して使われる。アルテタがサリバよりもムスタフィを優先したかつての事件を思い出す。

あるいはアルテタはエンケティアの契約延長を諦めていないとか? もろもろの情報からすると、彼がそれに応じるようなきざしはなさそうなので、いささか不毛な望みに思えるが。

バロガンだっているじゃないかという意見もある。たしかに。

この件に関するアルテタの試合後コメントでは、エンケティアが毎日の振る舞いがすばらしいから彼を選んだという。つまりそれはやっぱり、ぺぺのアティチュードに不満があると云っているようなものであり。でも彼はベンチにはいる。そのあたりがちぐはぐな感じがある。

アルテタなら、基本的にやるか/やらないかの二択しかないと思うのだが(それがnon-negotiable)、ぺぺはどうもボスに不満を持たれながら、完全に干されてもいない。いや、PLの直近7試合で5分しかプレイしていないということは事実上、干されている。しかしベンチにはいる。

いまの彼は、非常に中途半端な立ち位置にいると思う。コーチも選手もお互いに対して不満がある。こんな状態はいつまでもつづけられるんだろうか。やっぱり1月に売却される可能性があるのか。

いまの毎試合での状況を観ていると、アルテタはしぶしぶ彼をベンチに置いているだけで、なにか解決策を見出そうとしているようにも見えず。アルテタのコメントなどでも、ぺぺのことを親身になってサポートしているようには思えなかった。

アルテタが退団が決まっている選手を優先するのは、彼が単純にその時点でパフォーマンスで信頼できるほうを選んだだけかもしれない。だが、そこに未来への展望やプロセスはあるだろうか。未来がないとわかっている選手に頼るプロセスとは? サリバやぺぺら選手本人は納得できるか。アルテタは彼らにその決断の正当性を説明できるか。ファンを納得させられるか。難しいように思える。

AMNのことを指摘する声もある。彼はワトフォードでMOTMパフォーマンスをやりながら、つぎのリヴァプールですこしプレイしたあとは一度もプレイしておらず、今回はジャカが戻ったためベンチからも外れてしまった。ベンチに入ったCMはロコンガとエルネニー。彼もそうとう失望しているに違いないひとり。最近何度かアルテタはAMNについて問われて「彼だってちゃんと時間を得ている」と説明していたが、実際あまり大事にされているようには見えない。

こうしたアルテタのマンマネジメントがだいぶ心配になってきた。チームがいい状態のときは見えにくいが、こうなるといろんなところに火種のくすぶりが見えてくる。

 

<パーティのマンマネジメント>

マンマネジメントといえば、トマス・パーティも。

この試合でも見せた彼の最近のプアなパフォーマンスは、このチームにとってもはやシリアスな懸念になりつつある。この試合でも、ジュエル4/12はチームワーストだった。もちろん彼自身のアーセナル/PLへの適応の問題もあるだろうが、それ以外のことはどうか。今回のあの盛大な宇宙開発に、彼の集中を乱す何かが現れていたようないないような。

今回はジャカがせっかく戻ってきたというのに、その恩恵はほとんど受けていないようだった。ジャカがLB/LCB方面に移動すると中央で孤立してしまい、むしろやりにくそうですらあった。

試合後には、アトレチコ時代との比較で、彼は自分の得意じゃないことをアルテタにやらされているのではないか、のような議論もあった。

この試合の彼はCBがボールを持っても、いつも相手のFWのうしろに隠れてしまって、むしろボールを受けたがらないようにすら見えたとか。たしかに、彼はどの試合でもビルドアップのフェイズでは、つねに相手選手にマークはされているものの、自分から積極的にボールを受けに行くような動きには乏しく、結局ボールはワイドに流れていくことが多い。

そこにはアルテタの意図と選手のあいだで戦術的混乱があって、パーティ自身もその適応に非常に苦しんでいて、自信を失っているのではないかと。たしかに、最近そのような様子はあるっちゃある。トミヤスみたいに考えすぎているとか?

試合前のインタヴューでは、彼は「いまの自分は4/10でしかない」と認めていたことも話題になっていた。アルテタのストラクチャのなかで、彼は自分のベストを発揮することに苦しんでいる。たしかにアーセナルに来てから比較的よかった時期からしても、フットボールセンスが詰まったような決定的なパス、あるいは「オクトパス」と評されるようなボール奪取はあまり見られなくなってきたように感じる。その代わりに起きているのは、単純なパスのミスだったり、悪いポジショニングだったり。

ぼくの記憶が正しければ、リヴァプール戦でもアルテタは試合中パーティのポジショニングにかなり怒ったときがあった(そのときのコメンタリが指摘していた)。

Thomas Partey: Arsenal midfielder reveals he is his own worst critic and vows to deliver greater consistency

彼がこんなに悪いパフォーマンスをするようになるとは想像もしていなかった。イングランドに来て最初からそうだったのならともかく、最近はあきらかに来た当初よりも悪くなっているように見える。

※この部分を書いたあとにエイミー・ロウレンスのパーティに関する記事(※要課金)を見つけて読んだ。パーティは、アトレチコでシメオネの下ではチームユニットの歯車の一部だったのが、アーセナルではオールアクションピヴォットとしてのプレイを要求されていると。周囲のサポートもなく。またシメオネのユニークさも指摘されている。だからアトレチコ出身の選手は移籍先で苦しむとも(最近ではチェルシーのニゲス、バルサのグリーズマン等)。

 

<オバメヤンとラカゼット>

また、オバメヤンもパーティ同様、深刻な自信喪失に陥っていると見受けられる。

最後のあのショットのxGは0.1程度(10%)だったというので、たしかにそこまで大きなチャンスではなかった。だが、高給を受け取るメインストライカーなら決めないといけない類のショットだろう。彼のようなストライカーが、ああいう試合で影響力を発揮しないでいつそれをやるのか。

彼のPL6試合連続ゴールレスは、イングランドに来てから最長ということで、彼のキャリアでも現在はほとんどワーストの状態。

この試合では、ついにスタートから外れたこともプライドを傷つけたかもしれない。

ギャリー・ネヴィルは、今回のサブについてオバメヤンは自分よりエンケティアが優先されたことについて不満を持ったのではないかと述べていた。アルテタと彼の関係は悪化しつつあるのではないかとも。前にもそんなことあったような。。

ラカゼットも今シーズンはPLでたった1ゴールしかしていない。No.10でプレイしているから? でもアシスト記録はゼロである。

今回はオバメヤンの代わりにCFでスタートしたものの、結局それがうまくいったということはまったくなかった。そもそもショッツがゼロ。あの役どころでは同情する部分もあるが、その他のスタッツを観ても、試合自体にあまり関与できていなかった。

アーセナルのストライカー問題は、ほんとうに深刻な状況だ。攻撃の停滞の大きな部分を占めているのは間違いない。

だが、それはFWの選手たちだけの問題なのか。

 

<選手に適応できない/しないアルテタ>

これらの問題は、すべてそれのせいだとは思わないが、やはりアルテタのマネジメントについて考えさせられる。

オバメヤン、ラカゼット、パーティ、ぺぺ。アルテタは冬の移籍ウィンドウについて訊かれたとき、まずは既存のスクワッドに集中したい、彼らのベストを引き出したいと述べていたが、果たしてアルテタはほんとうに彼らのベストを引き出せているだろうか。あるいは、本気で引き出そうとしているだろうか

オバメヤンについては、個人的にはいまの状況ならやや自業自得な面もありそうに思える。彼にはチャンス自体はちゃんとあったから。ペナルティやビッグチャンスを外すみたいなことは個人の責任の領域だろう。

一方で、ラカゼット。あるいはパーティ。あるいはぺぺ。アルテタのそれは彼らのベストを引き出すセットアップになっているかについては、少なからず疑問がある。もっとも犠牲になっている感が強いのはフォルス9役を強いられているラカゼット。オバメヤンと違って、彼が担っている役割を考慮すれば、彼のアウトプットについてはかなり同情できるところがある。

それと今回はまたサカもワイドに張って孤立している状況が多く、多くの場面でボールを持っても1 v 2のようになり後ろに戻すしか選択肢がないような、悪い<クオリテティヴ・スペリオリティ戦術>に戻ってしまったように思える。あの独特な戦術は果たして、アーセナルのウィンガーたちのキャラクターにほんとうにふさわしいのかどうか。アーセナルでそれがシティのようにコンスタントにワークしている姿はほとんど観られない。※今回の終盤のエンケティアのヘッダーにつながったサカのプレイ(1 v 1から決定的クロス)は典型的なそれの成功例には見えたけれど。

つまり、アルテタは相変わらず選手に適応できていないのではないか。適応しようともしていないのではないか。自分のやり方に選手を当てはめようとしているのではないか。

これまでは、ラカゼットやぺぺがそうだったが、最近はとくにパーティについてそう感じるひとが多いのかもしれない。あれだけ優秀だと思われていた選手がここまで苦しんでいるのだから。何らかの背後にある理由を探りたくもなる。

アルテタがマネジャーとして自分のやり方を曲げないのは大いに結構。それがコーチングフィロソフィだというのも、とっても尊い考え方だと思う。だが、それでチームがワークしないのでは、まるっきり本末転倒である。それは単なる独りよがりであり、少なくともフットボールマネジャーをなりわいとするプロのやることではない。仮に自分の気に入らないスクワッドであっても、最低限の結果を出すのが優秀なコーチでしょう。

いま、シニア選手たちばかりが問題になっていて、若い選手たちがあまりそうなっていないのは、彼らがキャリアの初期で、まだスタイルが固まっていないからかもしれない。いわゆるタブラ・ラサというのか、アルテタが彼らを自分の色に染めていける。云うとおりに動く。すぐそれに慣れていく。

だが、いまチームをリードするようなシニア選手たちはもうある程度スタイルが完成している選手であり、いまさらそれを変えるのは難しい。というより非効率的。オバメヤンもラカゼットも30才を越えているので、キャリアは晩年を迎えている。

新しいなにかに適応していく、変化していけるというのは、フットボーラーでなくてもとてもいいことのように思えるので、その考えかただけならみんな賛成はする。選手もそうだろう。オバメヤンだってチームで自分が要求されている役割(ハイプレスのリード)について前向きなコメントをしていた。しかし、実際にやってみると自分のスタイルとの両立がかなり難しい。

そういう状況なのでは。

だから、アルテタに必要なことは、自分の戦術だけじゃなく、もっと既存の選手のパーソナリティやキャラクタに適応すること。それらを上手にミックスすることだろう。

なかでも、いまもっとも重要なことはパーティをどうワークさせるかだと思う。現状は深刻だ。

ぼくは、やはりCMがチームの攻守のパフォーマンスにもっとも大きな影響を与えると感じている。だから、彼が快適にプレイできるような、それでいてもっとも彼のいい部分を引き出せるような、そうしたセットアップにせねばならない。彼はそれほどの選手だろう。彼に合わせて変更する価値がある。

ぺぺについては、クラブとして今後どうするつもりなのか見えてこない。ふつうに考えるとここで損切りはできない。あまりにも損害が大きいから。となると、彼をどうワークさせられるかを考えねばならない。だが、それはもうこのチームが時間をかけてずっとやってきたことでもある。ぺぺのプロジェクトは、いま現在がどういうフェイズなのか不明だ。近いうちに、移籍の噂がたくさん出てくるようになるかもしれない。

個人的にはぺぺについては、というか右サイドのウィンガーをワークさせるには、このブログでもしつこく書いてきたように、まずアシンメトリックなシステムの固定化を止めることだと思っている。もうトミヤスが思いつきでアンダーラップをやって、誰にも顧みられれないみたいな無駄はやめるべきではないか。

※DAZNでFBの内側へのランを、オーヴァーラップに対して「インナーラップ」と呼ぶアナウンサーがいて、英語ではそれは“Underlap”だから明確に間違いじゃないかとモヤモヤする。

 

この項、だいぶ長くなってしまったので要点をまとめると。

  • アルテタはこのプロジェクトにおける長期プロセスの一貫性を示すこと。プロセスは選手にもファンにも信頼されることが必要なのに、疑問を持たれるようなやり方はいけない
  • アルテタは紙のうえの戦術だけじゃなく、選手や現実をもっとよく観察して、彼らの現状に合わせた戦術的適応・工夫が必要

ここが最初の出発点であるべきだと思う。

いまは、ボタンを掛け違えたまま走っていて、まっすぐ走れないような、原因がわからなくて気持ちが悪いような、なんとも云えぬ違和感みたいなものがある。

この2試合ではそれがとくによく出ていたんじゃないか。早くボタンに気づくべき。

ふたつのレッドカード事案をスルーのMD

リプレイで観ても、これはアウトだろ。わざわざ視線を外して故意じゃないと装って踏みにいってるようにしか見えん。悪質。

これが28分なので、ここでベン・ゴドフリーとかいうやからがセントオフされていたら、試合結果は変わっていた可能性が高い。しかしVARでは、踏む力も入っていないし事故認定でおとがめなし。

この判定がいかに不当かは、もしこれをやったのがグラニト・ジャカだったらと考えてみてほしい。彼がこの行為でレッドカードを免れる世界線は存在しない!

『Sky Sports』の「レフウォッチ」では、この試合の判定を特集していた。オフサイドまで疑問の声があるとは思わなんだ。

Ref Watch: Dermot Gallagher gives verdict on Ben Godfrey’s challenge on Takehiro Tomiyasu

トミヤスはネイマールばりに転げ回っていれば、相手を退場に追い込めたかな?

この試合はこれだけでなく、もう一個疑わしい事案が。

76分のNTに対するファウル。あれも、相手は足裏でいったので、レフによってはレッドカードを出したかもしれない。まあレッドはさすがに厳しいか。しかし選手が倒れて悶絶しているにも関わらずVAR確認もなし。カードすら出なかったのは恐れ入った。目の前で起きた事案にラインズマンは何をやっているのか。VARレフだってそれをモニタで観ていただろうに。

この判定がいかに不当かは、もしこれをやったのがグラニト・ジャカだったらと(以下略

冗談はともかく。アーセナルはマンUでの判定につづいて、今回もレフェリーが助けてくれなかった。

 

この試合については以上

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

18 Comments on “【マッチレビュー】21/22EPL エヴァトン vs アーセナル(6/Dec/2021)アルテタのマネジメントは大丈夫?の巻

  1. パーティは、アーセナルに来てから自分より守備の強度が低かったり、そもそも守備をちゃんとしない相方と組まされているせいで、プレーに迷いが出ているのではないかという気がします。元はフィジカル特化型だった選手がだんだんとやれることを増やしていった感じなので、ひとりで中盤のかなめになれる選手じゃないんだと思います。昨日ロマーノがザカリアについてツイートしていたけれど、アーセナルの名前はそこになかった。今のアーセナルのCM状況だったらレースの先頭にいなくてはいけないはず。ジャカはあの状態で90分はかわいそうでしたね。
     ラカゼットはたしかに昨日調子が悪かったけど、あれほどの選手は若手に絞って探してしまうとなかなかいないと思います。オーバも含めててですが調子が悪いという理由だけで新手を探してしまうのは危険。FWって無駄に高いし。そもそもオーバがフォームを落としたのはアルテタの使い方も原因に含まれているのだから、ちゃんと責任をとって復活させてほしい。
     相当な後任の名前が上がらない限り、アルテタ擁護派ですが、出ていきたがってる選手を使うのはフツーにやめて欲しい。ベルナルドシルバくらいで初めて許されるやつでしょ。ンケティアもナイルズも大事な場面で使うには心許なさすぎる。ンケティアが入った場所でオーバが見たかった。ラカゼットと一緒に。

    1. たしかにオーバはエメリのときはよかったからね
      戦術はむしろ邪魔そう

      1. 返信ありがとうございます。ただ戦術が上手くいかない選手なら、クロップやトゥヘルのもとで活躍していないはずなので、単純にアルテタが上手く使えていないのだと思います。サイドに流れてそこからの裏抜けが得意な選手を、ルカクみたいなポストプレイヤーとして使おうとしていたので、そりゃフォームも落ちるわと。

  2. また負けましたね。悲しい。
    しかし、パーティはどうなんでしょう。
    おっしゃるとおり、ビルドアップのボールを受ける気が全くないように見えました。そのせいでラカゼットが本来いなければ行けない場所からかなりおりて来ざるをえない。
    パーティはその後の攻撃でも中盤をフラフラするだけで関与しない。たまにマイナスのパスを受けたらバウンドパスを出してミスする始末。自信を失ってるのですかね。
    いっそ、代表と同じところで使ったほうがいいのではないでしょうか。かわらにマーティンをセントラルパークにするとか。
    1月にアフリカの選手がいなくなったほうがいいチームになりそうなのは皮肉ですね。

    まぁ根本的な問題は戦術でしょう。
    監督をかえたチームはほぼ結果を出してますね。
    チャンスをつくらない試合はもう見たくないですね。
    3歩進んで2歩さがるばかり。うんざりですが、信じて応援しますm(__)m

  3. お疲れ様です!
    またまた来ましたね、一貫性の無さという一貫性が。
    なんとなく、チームに戦術を落とし込むことと選手のモチベーションがトレードオフになってるんじゃないかと思えてきますね。それで多くの選手が自分のストロングポイントを見失っており、そしてその戦術では守備に重きが置かれているような。。
    私は監督の最大の仕事は選手のモチベートだと思うんですが、結果を求めて戦術を優先し、選手のモチベーションが下げる愚だけは避けて欲しいですね。。
    とにかく、アルテタの選手マネジメント力は不安ですね。人当たりや社交性に長けてるようには見えないので、せめて誠実であって欲しいのだけど、メディアを通して聞く話と実際の選手起用がチグハグ。。
    エンケティアの契約更新問題が出てから急に起用が増えるとか、ナイルズ君のときもそうでしたが、契約絡めて起用に不満を訴えると起用が増えるなんて健全とは思えない。
    なんか、まとまりなくブログの内容をトレースしてるだけのようなコメントになりましたが、12月は試合が多いのが救いですね(選手は大変ですが)祈りましょう!COYG!

  4. この2試合は非常に強いプレスの中だったので、一か八かで若手を使うよりもベテランを使いたかったんだと思う。しかしジャカやエルネニーがベテランらしくクリアに逃げ続けて、それが何かの役に立っただろうか?アンフィールドで惨敗した時、その教訓は「ボールは前進させなくていい、さあクリアに逃げよう」だっただろうか?

    「何が何でもボールを前進させるのだ!」というメッセージは、この起用法からは感じられない。
    フィックスされたプレーは教えることができても、流動性のサッカーだけは選手の意志がなければできない。選手の意識を同じ方向に向けるのは、ある程度から先は戦術よりもチームに対するメッセージだと思う。

    意識してるかどうかはともかく、アルテタのメッセージは試合が始まる前から「1点を守って辛勝しろ!」になってしまってる。それは今やってるサッカーのコンセプトを根底から否定するものだと思う。それはハイプレスすら否定してる。ボールを前に運ばなければカウンタープレスは機能しない。

    監督が率先して自分のコンセプトを全否定し、安全パイを切った上で6ポイントを失った。結果「若手を信用するくらいならクソみたいなサッカーをしたほうがマシ」というメッセージだけが残った。最低の失態だったと思う。

  5. 自分はアンチアルテタではありませんが、先行きの不安を感じさせる内容でした。
    マンマネジメントに関してクラブハウスの外にいる自分達でさえも「それはまずくない…?」って思うようなこと連発してて肝心のピッチ上はと言うとイブラがかつて言った「血と汗と涙でできた高度なクソ」状態だと思います。
    同じ若手監督ならいっそヴィエラに来てもらった方が良いのでは?と思ってしまいました。

  6. ほんとあの時間の試合でこんな試合を見せられるのは辛い…選手がもちろんプレイする訳だが、アルテタの考え方、アプローチももう少し工夫して行かないと解任も近いのかなと。chanさんの記事をアルテタに一から読んでもらいたい今日この頃。

  7. ふり返るのも嫌になるくらいひどい試合やったすね
    ひどい前半で全くゴールの匂いすらしない感じやったけど、これ以上ないいい時間でゴールが出来たのは良かった
    けどあの前半は酷すぎましたね
    誰にどこでシュートを打たせたいのかわからなかったし、結局ゴールを決めることがゴールなのにそのゴールが明確になってないのが問題ですね
    止めて蹴る、止めて蹴るの繰り返しでリズムに変化がないし、攻から守の切り替えはそこそこ速いけど守から攻の切り替えは遅いですね
    そもそもアルテタが守備ありきのフットボールだから、自分のポジションを崩したりしてまで攻撃するのを嫌ってる感じがします
    だから人とボールの流動性がない
    せめて上手くいってないのは明らかなんで、サカとマルティネッリのポジションを入れ替えるとか、何か変化を加えさせるべき
    スパーズもユナイテッドもなんか調子上げてきたっぽいんでこのまま上位陣に置いてけぼりくわなければいいんですけどね

  8. お疲れ様です。
    そんな気はしてましたが、やはり改善見られませんでしたね。
    パーテイは完全にプレーに自信失って、ボールを受けるのが嫌そうでしたね。
    あと解説も言ってたDFラインに吸収されるのも相変わらず。あれこれ指示しすぎてパンクしてるってやつなんですかね。

    あと、もうずーっと言われてるインテンシティの低さ、これは選手じゃなくアルテタがハッキリと指示しないと(してるのかもしれないけど)。
    今期1番のインテンシティは間違いなくNLDだと思いますが、ダービーじゃないと出来ないなんてあり得ないでしょう。何故選手にアレをやらせないのか。今季は試合数も少ない中でやってるのだから、せめてそれくらいはやってもらわないと。

    監督として選手にやる気を出させるのは責務のはずですし、何回同じことを繰り返すんだと。

  9. アーセンをクラブに戻すにはうってつけのタイミングと相成りましたね。笑

    ピッチ上で起きてることの責任がどこまでアルテタにあるのかは難しいですが、一見つじつまが合わなそうなことをしたり、意図が読めないことをしたり、一貫性のなさがたまに顔をのぞかせたりと結構不安です。
    一気に3歩も6歩も成長する選手やチームが混在しているプレミアで、ひとつきごとに3歩進んで2歩下がることをしていてはお話にならないと思います。
    なぜ経験の浅い彼を監督にしているのか。それは「一気に3歩も6歩も成長する監督」であることが期待されているからでしょう。現実はそうなれてはいませんが。
    もし、今年ヨーロッパを逃しでもしたらミッドテイボークラブの名を確固たるものにしてしまうのではと恐れています。

    彼が後半戦に向けてどんな進歩を果たすのか。期待したいです。

  10. 病み上がりのコシェルニーを90分使い2-3で負けた3年前のサウサンプトン戦を思い出す
    まああの時は(エメリだけど)まだ点が取れて面白かったけどね

  11. 就任期間も考えてアルテタ政権で一番酷い試合だったかなと、荒れ試合になったのを差し引いてもね
    去年から同じ問題を解決できてないのを考えると伸びシロは無いんじゃないかな
    戦略そのものが間違ってる
    選手の殆どがパフォーマンス落としてますし、経験が無いアルテタとエドゥじゃ打つ手無いでしょう

  12. ホント残念な試合でした
    うまくいかなさが半端ない。
    というより、うまくできてた時から変化が入ってもうシッチャカメッチャカですね
    DFラインのビルドアップ/守備問題を属人的な補強/修正で乗り切って、攻撃面はESR、サカの成長、そしてオーバメヤンーラカゼットの2top気味路線で上手くいきかけた
    ただこれらはやっぱりあくまで属人的なアプローチで修正できただけで、そこから一般化してチームにしっかりデザイン的に落とし込めてないんだなあーと。
    右側の守備を前節から修正できないのもさ。

    この試合だってラカゼットとウーデゴールは互いに落ち気味にプレーするからFWいないし、ジャカロールでティアニー縦に戻してるし
    (記憶にある限りティアニーの最後の試合は縦いかずに、よりもっと組み立てしてたから、やっぱジャカ次第?)
    いやはやホントうまくいけばいいけどさ。。
    しかも怪我人復帰戦でラカゼット先発なら交代枠そりゃ厳しくなるよ
    ジャカよう復帰して頑張ってたけど限界あるさ

    過密日程からのアフリカ勢離脱、冬の補強でまたまたチームの顔ぶれに変化があるのは必然、ただチームとして修正できるのか?って感じがします。
    ただいいFW補強するだけで解決できちゃうのもサッカーの単純さ/面白さなんですが 笑

    ゴドフリーの件はskyでもコメンタリーで言及されてて、ネヴィルかキャラガーの言った
    「外部からは故意の暴力行為とは認定しづらいけど、プレー経験ある人ならわかるよな?あんなん100%意図的じゃないとしない」
    に個人的には完全同意です。
    ban対象にはならないそうで。
    以前あったライン際での接触の際、相手を強く押してライン際のくぼみ(穴)に落としたプレーを思い出します。
    同じ理屈で相手を怪我させる意図ないとしない卑劣な行為だと思います

    長文失礼しました

  13. Twitter等の、観測できる範囲では阿鼻叫喚の嵐。こんな景色は慣れっこになってしまいましたが、一貫性のなさに辟易。辛い。

    一貫性はここ数年ずっと言われている事なので監督の交代で改善されるのだろうか、、、
    優秀なマネジャー?モチベーター?どっちもか。

    他のクラブでも言われてるのか、分からないですが、ヴェンゲルさんの時は後期でもここまで試合ごとの落差は無かったような。

  14. 何試合も勝利がないチームがリーグ上位のチームとあたり、そこそこ善戦の上でやっとゴールかと思ったらほんの僅かなオフサイドをVARでとられノーゴール。その数分後の前半終了直前に相手チームにワンチャンスを決められ失点。
    逆のシチュエーションならアルテタアーセナルは絶対に逆転なんかできてなさそうなのが悲しい。
    他の方も書いてる人いますがあれほど恐れてた日程だったアフリカネイションズカップがむしろ来てほしいくらい。

  15. VARのチェックはレッドか否かなので、レッドではない判断がされた場合はイエローは出ない運用だったと思います。
    つまりチェック入る前にまずイエロー出さなかったレフェリーはクソです。

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