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アーセナルはCLスポットに入れるか。ライヴァルチームと比較もろもろ【21-22シーズン残り16試合】

各社21-22EPL結果予想シミュレイション

FiveThirtyEight(※2月12日アップデート)

アーセナルの4位は49%と少し上がった。最終ポインツは66と予想されている。4位フィニッシュするチームのポインツとしては、例年よりだいぶ低いのでは。

 

Scott Willis(※2月10日)これはウォルヴズのレヴューエントリに貼ったのと同じもの。

アーセナルの4位フィニッシュ可能性は、52%。

それ以下のライヴァルチームスの順位も538とほぼ同じ。違うのは、538ではブライトンの最終順位がウォルヴズを上回っているところ。

 

Understat.com(2月13日)

これは結果シミュレイションではない。現時点でのリーグテーブルをxPTSでソートしたもの。

4位がWHU、5位がマンU、6位がアーセナル、9位がToT、13位がウォルヴズ。

現状のxPTSがこのような順位で、それでいて最終結果のシミュレイションとはだいぶ違うのは興味深い。これまでのパフォーマンスよりも、残りフィクスチャでどれだけポインツを稼げるかの要素がだいぶ強いんだろうか。だとすると、アーセナルはやはり残りフィクスチャの恩恵をかなり受けると観られているということになりそうだ。

アーセナルの懸案はスクワッドサイズ

さて、ということでいまの状況としては、アーセナルはトップ4フィニッシュできるチャンスが十分にありそうではある。

しかし、そのような現在の有利な状況がありつつ、それでもわれわれがトップ4フィニッシュできないとしたら、それはいかなるときか。

最大の懸案は、やはりスクワッドサイズだろう。

このブログでも何度も書いているように、いまのアーセナルのベストな11人はなかなかのクオリティというのは、アーセナルのファンだけでなく一般的な評価でもあると思う。各ポジションで選手のクオリティも高いし、チームワークもクオリティが上がってきた。もうUシェイプだの、ロングボール頼みだのでフラストレイションを貯めるようなことも、あまりなくなっている。それだけ、アルテタのコンセプトをチームが体現するようになってきたということなのだろう。

しかし、そのレギュラー11人になにかあると途端に詰みかねない。それほどにデプスがない。

今年はヨーロッパもなく、すでに国内カップからも敗退。PLに集中できるし、残りのフィクスチャもライヴァルに比べると、比較的イージーなほう。

だとすると、アーセナルにおける、トップ4フィニッシュに向けて、ほとんど唯一にして最大の懸案がこのスクワッドデプスになるはず。

個人的には、PLだけに集中できるとはいえ、この11人+αでシーズン終了までうまく行ったら、ほんとうに奇跡的だと思う。Covid、ケガ、レッドカードなど、これまでさんざん悩まされてきた諸問題が今後すっかりなくなってシーズンを終えると想像できるか。ちょっと難しい。

だって、アーセナルですよ?

とはいえ、ぼくもべつにそこまで悲観しているわけじゃない。

ジャカやパーティがいなくなったら一大事というが、いちおうトミヤスなしでも1試合タフなやつを切り抜けたばかり。数人の離脱なら、ヴァーサタイルな選手もいるので、なんとかなるかもしれない。

問題は複数人がいっきに離脱するみたいなアーセナルあるあるが起きたとき。だが、いまからそんなことをいくら憂いてもしかたがない。

アルテタとエドゥのギャンブルにおれものった!(自分でも驚いた様子で)

 

やあ、来シーズンのチャンピオンズ。ほんとに楽しみだなあ~。アンセムが聞こえてくるみたいだ。

おわる



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6 Comments on “アーセナルはCLスポットに入れるか。ライヴァルチームと比較もろもろ【21-22シーズン残り16試合】

  1. ここ数年、シーズンの後半でトップ4を意識したことがなかっただけに、とても新鮮ですね。
    今のメンバーは若くて勢いもあるし、プレッシャーをモチベーションにかえられる選手ばかりに見えるので(ジャカ以外)、チャンスをものにしてほしいですね。

  2. 昨夜のマンU対サザンプトンを見てたんだけどすごく良い試合だった。サザンプトンは最後の精度は良くなかったけど、ハイプレスをかわされようとシュートを外そうと、自分たちのやり方で何十回でもやり直す。絶対に諦めない。良いチームだなあと。

    あれだけ選手のクオリティに差があっても、何事もなかったように戦い続ける神経って普通じゃないと思う。相手のクオリティにビビって縮こまってくれるような、ごく普通の人達が相手ならアーセナルも楽なんだけど。。。このリーグはこういう相手ばっかりだ。

    数字上は4位も普通に可能だと思うけど、実力的にほぼ互角の5チームで1つの席を争ってて、戦う相手もクセモノぞろい。僕もこの賭けに乗ったクチだけど、見れば見るほど楽じゃなさそう。とりあえず次の3ポイント。一つずつ、しかし容赦なくブン殴りましょう。

  3. 66ポインツという事はざっくり10勝ですね
    延期分が難しい相手なので、それ以外が必勝になりますね

    1. アーセナルはここまで22試合で39ptsなので、1.77pts/game。
      そのペイスだと残り16試合でおよそ28ptsを稼ぐ。現状の39pts + 28pts = 67pts。
      現状維持なら目標達成できそうな計算ということに。
      ここまでのフィクスチャの難易度と今後のそれとの比較でシミュレイションされているんでしょうね

  4. まさに、パルティード・ア・パルティードだなぁ。
    取り敢えず先を見ず、目の前の一戦一戦を応援しよう。

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