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【試合前記者会見】21/22EPL クリスタル・パレス vs アーセナル(4/Apr/2022)「ラムズデイルはダウト。トミヤスはチャンスはある」

アルテタの会見コメントのポインツ

今回もいろいろ旬のトピックスが。うえから順番に。

ブレントフォードBとフレンドリーマッチで快勝

おととい。こうしたクローズドの練習試合はスルーされがちだが、今回はオフィシャルサイトでも小さく紹介されていた。

Gallery: Laca hits three in Brentford B friendly

スクワッドは、 Leno, Swanson, Holding, Ogungbo, Tavares, Azeez, Patino, Sagoe Jr, Ibrahim, Lacazette, Nketiah.

サブが、Sousa, Dinzeyi, Okonkwo, Bandeira, Butler-Oyedeji, Biereth, Ideho.

半分以上がアカデミー。シニア選手は、レノ、ホールディング、タヴァーレス、ラカゼットにエンケティア。

4-1勝利で、ゴールはホールディングが1、ラカゼットが3のハットトリック。

こうしてみると、今回は多くのシニア選手がNTに招集されていたのだなと。

ヴィエラがPL Hall of Fameに

ベルカンプ、アンリにつづいて。

アーセナルレジェンドということで、こちらもオフィシャルサイトでNEWSに。

Vieira inducted into Premier League Hall of Fame

ちなみに「プレミアリーグHall of Fame」というのは、PL(1992~)でプレイした元選手で、際立った記録を持ち、またリーグに多大な貢献をしたを認められるものが得られるオナー。

本人のコメント。

ヴィエラ:PL Hall of Fameに選ばれたのは、ファンタスティックなアチーヴメント。わたしがこの知らせを受けたとき、セネガル、あるいはパリ郊外でプレイしていた少年時代を思った。PLは世界最高のリーグであり、そこでベストプレイヤーたちといっしょにいれたことがなにより大きい。そうした選手のなかに自分の名前があることは、誇りであるし、自分がいかに優秀だったのかを実感させられる。

そこに加わるのは悪くない。ラッキーなことに、わたしはそのなかの何人かとはプレイもした。もちろん、ティエリ・アンリとデニス・ベルカンプも。彼らと舞台を共有したとは、わたしはなんといいキャリアをもっているのだろう。

なにがわたしをうれしく、誇らしくさせてくれるかって、新人の、これからというホールディングMFが「あんなプレイをしたい」と例として言及してくれることだ。

たしかに。彼の全盛期からもう15-20年近くたとうとしているのに、いまだに理想のCM/DM像として、たびたびパトリック・ヴィエラの名前は挙げられるのだから、やっぱり大した選手である。

オフィシャルサイトには、アーセン・ヴェンゲル、イアン・ライト、マーティン・キーオンの称賛コメンツも寄せられている。不世出な元キャプテンに栄光あれ。

PLも来シーズンから5人サブ

昨日ようやく、PLでもルール改正がクラブ間で合意されて、来シーズン(2022-23)から試合の5人サブが決まったという。ヨーロッパのほかのメジャーリーグは、もうすべて導入済みだったのかな?

Premier League to allow five substitutes

この件は、イングランドでももうながらく議論をしていたはずで、おそらくもっとも大きな障害は、5人サブになるとリッチなスクワッドをもつビッグチームが有利になると、反対するチームがいることだった。

会見コメントをみるかぎりでは、基本的にアルテタはこのルール改正を歓迎している様子。

いっぽう、決定されてもなお否定的な意見もある。たとえば、昨日のMirrorジョン・クロス。

ジョン・クロス:たしかに5サブズは必要だったろう。Covid禍では。スクワッドは間延びして、選手は限界を強いられた。いまは賛成しない。それで試合はまったく変わってしまうし、歪んでしまうから。大きくてベストなスクワッドを持つクラブが有利になる。

それが仮に、誰のためにもなる適切な理由のうえで決断されたのなら、わたしも100%賛成する。しかし、ビッグスクワッドを持つマネジャーたちは、選手たちを温存する(守る)ためにサブをやるのではなく、彼らは試合に勝つためにそれをやるのだ。これはほんとうに悪い決定である。

これは、このルール改正への反対意見の総意のようなものかもしれない。たしかに、リッチなスクワッドのチームはベンチにも優秀な選手がいるのだから、それを使える機会が増えれば、トップチームほど総力がさらに増すという懸念は理解できる。

ただ、どうだろう。ほかのリーグはまだしも、PLはリーグの賞金も上下格差があまりないリーグでもあり、ボトムチームですら大きな補強ができるリーグでもある。そのおかげで近年は、上下格差がどんどん小さくなっている傾向を強く感じる。

だから、このような否定的な意見も認めつつ、リーグ全体、試合全体の絵図を観れば、メリットのほうが大きいと判断されたということなんだろう。

使える選手の数が増えるのだからエナジーの総量が増えて、試合がより活性化されればファンは楽しめるし、上から下までクラブも今後より多くの選手を抱えようとすれば、移籍ウィンドウもより活発になり、経済がまわる。

イングランドはヨーロッパのなかでも、このルール改正において後発ということは、これによってゲイムがどう変化するかの知見もある程度あるだろうし、そこまで大きな影響はないと判断したのかもしれない。

アーセナルとしては、この決定は今後の補強戦略にかなり影響を与えそうだ。この冬を観てもわかるように、余剰戦力を持つことにエドゥとアルテタはかなり慎重だった。それはチーム全体のモラルを保ちたかったから。だが、試合で5人サブが使えるとなれば、話は変わる。

現在の極小スクワッドということもあり、これでまた、アーセナルの夏の積極補強が非常に楽しみになってしまった。

サカの新契約

2020年に締結したサカの前回の契約は、3年+1年オプション。つまり2024年までだそう。

まだ契約延長したばかりの印象もあるが、非常に安心できるというほど長くはない。

アルテタはこの件のやりとりについて公表するつもりはないというが、アーセナルの強い要望でそろそろ新契約の交渉を始めると云われており、ある報道では、5月末に行われるということ。来シーズンのCLのあるなしがかなり重要になりそうだとか……

もうサカは、アーセナルの攻撃の核心的な存在であることに疑いなく、シティやリヴァプールのようなクラブが関心を持っていると報じられてもなんの驚きもない。というか、こういうクラブがアーセナルのスターを狙っているという報道は、なんだかひさびさな気分である。以前は、毎年のように誰かがバルサやユーヴェのターゲットだと云われていたから。

オーンステインらによれば、いまのところ、本人に退団希望の意向があるというような様子はまったくないそうながら、アーセナルのポジションによっては将来的なことはわからない。トップ選手がトップで競いたいのは当然だ。

なんとしてでもCLがほしい。

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