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【マッチレビューその1】22/23EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(22/Jan/2023)チャンピオンのパフォーマンス【コメント集とマッチスタッツ】

アレックス・ジンチェンコの試合後コメント「渇望がカギになる」

隠れMOTM。もうキミなしでは生きられない。『Sky Sports』の試合後インタヴュー。

(おめでとう。今日はどうだった?……)

ジンチェンコ:どうもありがとう。今日はすごい試合で、すごい雰囲気で、だからみんなPLが好きなんだよね。試合前に云っていたのは、将来みんなリタイヤしたときに、楽しんでなきゃ後悔するような試合だと。

(どうやって試合に勝てた?……)

みんな、まだこれからもたくさん試合があることはわかっていて、ステップバイステップでやっていくしかなかったし、メンタリティとスピリットが正しいことが、カギになると。つねに進歩の余地はあり、ぼくらは正しい方向にいると思う。

(キミはシティでPLタイトルも取っている。アーセナルのドレッシングルームはどう?……)

正直、ぼくが移籍したときは、みんなのクオリティも以前から知っていたけど、ピッチのうえではあらためて大きなことが達成できるチームだと思った。

ドレッシングルームでぼくが話をするようになってからは、2位とか3位のことは考えずに、とにかくタイトルのことだけを考える必要があると云った。それを笑うやつもいたんだ。でも、いまはもう誰も、誰も、誰も、誰も…………

(※ヘッドフォンを指して)ごめん、自分の声が聞こえてきて、めっちゃ話しにくいんだ(一同笑い)。

いまは誰も笑わない。いまではみんなが夢を観ている。だが、云ったようにこれからもたくさんの試合がある。ユナイテッドも戻ってきたし、シティもつねにそこにいる。だから、これからどうなるか観ていく必要がある。何事もステップバイステップだ。

ファンのサポートがすごくあって、ぼくらもピッチでなにをすべきかわかっている。つまり渇望とかそういうこと。モダンフットボールではふたつのトップチームが競っていて、選手全員が速くて技術があり、ピッチで何をやるべきかわかっている。だが、相手の前に行くには、相手より速く試合を読むことが必要だし、デュエルで勝つには、渇望がカギになる。

(イアン・ライト:これは云わせてほしい。キミがこのクラブにいてくれるのがほんとにうれしい)

ありがとう(笑い)。

(アーセナルはいま50ポインツ。アーセナルは5月にマジカルなことが起こせる?……)

あー。みんな夢は観ているけど、正直そこまで先のことは考えてない。ほかのチームのことだって観ていない。まだ進歩の余地がだいぶあるから、自分たちに集中している。正しい道のりにいるとは思っている。

ドレッシングルームの雰囲気もいいし、チームの周辺、トレイニンググラウンド、みんながすごくハードにワークしている。選手以外ではスタッフがいるけど、トレイニングのために朝来て、夕方5時に帰ろうとすると、半分のスタッフはまだ働いている。それがやりかたなんだ。信じられないくらい完璧。それがカギになっているとぼくは思う。

こうした発言からも、ジンチェンコはもう完全にリーダーのひとりという感じがするな。アルテタと頭のなか完全に同じだもの。勝者のメンタリティとパッションをチームに伝えている。

ピッチのうえで説得力があるだけでなく、ピッチの外でも貴重すぎる存在に。フルタイムでこの雄叫び。愛さずにいられるものか。

エリック・テン・ハーグの試合後コメント「受け入れがたいミスで3失点した」

『Sky Sports』のカメラに。

ETH:バックトゥバックのとても惜しい試合がふたつ。試合の最後の時間に敗けるというのは、受け入れがたい。3失点は、すべてわれわれがミステイクをやった。ふつうはああした状況ではもっとうまくやる。ありえない。

われわれは、彼らにはないたくさんの試合をプレイしていて、彼らはホームでもあった。ブレイクでは自分たちの時間もあったが、ああした状況ではもっと上手に守らないと。

試合はこちらがとてもいいスタートをした。ゴールもしたし、リードした。そしてそのあとはあまりに多いミス。受け入れられない。いいチームはああしたミスはしない。レッスンから学んで前に進んでいかなければ。

(この結果はリアリティチェック?)そうかもしれない。今日はそれを受け入れねばならない。われわれはこのパフォーマンスには満足していないのは、もっとうまくやれるからだ。いいスタートをして有利になったのに、あんなふうに失点するとは。

(2試合連続で試合終了間際の失点。チームのメンタリティ?)このあと数時間たてば、われわれもいいポジションにいる、いい進歩もあるし、いいプロセスもあると思えるのかもしれない。だが、いまは不快だ。

わたしは選手たちに云っているんだ。もしトロフィやタイトルがほしいなら、メンタリティを変えねばいけないと。なぜなら、トップゲイムにおいて、あんな大きなミスを3つもやらかしてはいけないからだ。とくに最後のゴール。あそこは1ポイントを受け入れねばならないと感じなきゃいけない場面だった。あんなふうに失点してはいけない。トップレヴェルで。それではトロフィは勝ち取れない。

わたしは、コーチングでそれを変えられると考えている。もうこの数ヶ月でメンタリティが変わってきている選手もいるから。だが、いっぽうで気づいていなければならないのは、われわれはまだトップレヴェルにはほど遠いということだ。

フラストレイションがにじむコメント。

ところで、アーセナルのゴールズは、そんなに云うほど彼らのミステイクスだったかね。

彼らの最初の失点である、23分のエンケティアのヘッダーに関しては、ハイライトで確認したらマークを完全に見失ったAWB個人の過失はそれなりにありそうに思えるが、あとの2点はさすがに守るのは難しいのでは。

だいたい、そんなことを云ったら、フットボールでは多くのゴールは相手のミスから生まれるわけで。彼らだってリサンドロのゴールはこちらのミスありきだと認めるだろうし、ほかの多くのゴールだってそうだろう。

今回のラシュフォードとサカの「ふつう決まるはずない」みたいなファインゴールは、とくにラシュフォードのゴールは、あのショットに至るパーティのエラーはあったとはいえ、典型的な守備の責任をとがめられないようなショッツ&ゴールに思えるが。あんなの決めるほうがすごいに決まってる。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

2 Comments on “【マッチレビューその1】22/23EPL アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(22/Jan/2023)チャンピオンのパフォーマンス【コメント集とマッチスタッツ】

  1. ベンジャミン、イエロー貰った後のラッシュフォードへの対応が2枚目を警戒した激ユルDFだったので、後半が凄く嫌だった。早めの冨安を期待したけどまさか頭からとは、、、良き裏切り出あった。

  2. 尊い。ホントに尊いです。
    みんながスゲー。
    エディのあの笑顔。強者を前にすると笑うとゆう。
    ジンチェンコ。彼は近代footballのpositionとゆう概念をぶっ壊してますね。それをチームで補ってるのがまたすごい。
    全員がホントにすごかった。トミヤスも。
    ホントにヤバい試合見てしまった。

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