試合結果予想

BBC Sports (Chris Sutton’s prediction)  0-2

Sky Sports (Jones Knows)  0-2

WhoScored.com  0-1

現在のお互いのフォームが反映されて、ふつうに3-0くらいの予想が並ぶのかと思ったら、わりとタイトな。これらの予想は、それにくわえて、お互いのここ数年の結果が考慮されたのかもしれない。

サットン：アーセナルは、FAカップのマンシティで何人か休ませたことが裏目に出た。彼らはそれでもエティハド・ステディアムでいいプレイをしていたが。それと、彼らにはとてもいいウィンドウだったと思う。

エヴァトン。対照的に誰も補強できず、新マネジャーのショーン・ダイチには、かなり大きな仕事が待っているように観える。

われわれはグディソン・パークの観客がチームをかなり後押しすることは知っているし、ダイチのマネジによって、選手たちは全力を出すこともわかっている。

たしかに、そこに努力はある。だが、エヴァトンの勝利を予想するのは難しい。ドロウでさえも。

ノウズ：ショーン・ダイチ流フットボール。もし彼がバーンリーでの原則にこだわるなら。それはいまのエヴァトンの窮状には合いそうだ。

できるだけ素早くボールを危険なエリアに放り込むダイレクトなアプローチ。それは、グディソン・パークの観客を巻き込むものになり、相手はプレイするにはタフな場所だ。もし、エヴァトンがいいスタートをするならそれは起きうる。しかし、アーセナルは外部のノイズごときで機能不全を起こさないマシーンだ。ダイチのチームが、アーセナルのPL13試合無敗を終わらせるようには思えない。

2018/19シーズンスタートから2022の4月に解任されるまで、ダイチのバーンリーはPLでもっともオフサイドに引っかかるチームだった。

いっぽうのアルテタのチームは、すべてのコンペティション直近20試合で試合平均3.2のオフサイドを取るという、かなり高い・アグレッシヴなオフサイドラインをつくる。

試合のみどころ

相手がショーン・ダイチということで、エヴァトンといえど、やっぱりバーンリー的アプローチをある程度覚悟しておいたほうがよいように思える。

ロングボール放り込み＆フィジカル勝負のダイレクトフットボール。ボールを持っていないときは、ゴール前に厚いブロック。

彼がエヴァトンのマネジャーになってからまだ日が浅いので、土曜のエヴァトンが彼流のチームになっているかどうかあやしいという見方もあるが、誰かが「5日もあればダイチはエヴァトンにやり方をインストールできる」と云っていて、なるほどなと思ってしまった。シンプルな戦略ゆえに、それが可能という。ミケルは戦術インストールに3年かかったんだから、えらい違いだな。

エヴァトンのチームとしても、降格を免れるためには、このあとのシーズン中どこかでコーナーを曲がらねばならないわけで、いまはボスを信じるしかないという状況だろう。

アーセナルは、いつもどおりボールを持って支配的にプレイ、もちろんハイライン。そしてエヴァトンは、基本的には引いて守り、ボールを奪えばDFの裏へ一発を狙う。ターゲットマンDCL。

ポゼッションはアウェイチームが圧倒しながら、お互いに1点を求めて、ジリジリした攻防がつづくみたいな試合展開が予想できる。そうなると相手の思うツボになってしまう。

そうならないためには、アーセナルは最近のトレンドである早い時間のゴールがほしい。一度リードできれば、とても有利になる。そのあと相手は前に出てくるしかなくなり、そうなればアーセナルは裏のスペイスをつかえる。ドン引きされるより打ち合いのほうが、やりやすいだろう。

マンUの試合のときにシェアされていたこのグラフィック。試合開始15分までのわれらのスコアは7-0と圧倒的。30分までなら14-2。後半開始から15分も突出している。とにかく、試合が落ち着く前にかたをつけるみたいな今シーズンのアーセナルをここでも再現したい。

アーセナルのキープレイヤーは、LWのマルティネリ／トロサールを挙げよう。とくにマルティネリは、いま契約も一段落して心身ともに充実しているはず。ゴールがほしい。

相手がディープブロックをやるなら、ボックスに単独で侵入しようとするドリブラーは相手にとっては大いに脅威になる。

相手DFがマルティネリに疲弊したころあいで、サブからトロサール登場でさらにプッシュ。これはいやらしいチーム。

 

キックオフは、現地ランチタイムで、日本時間2月4日（土）21:30。うほ。いい時間。

だれかハットトリックしてほしい。

COYG!

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