こんにちは。
先日シーズン最終戦のレビューエントリで「ブログ一年がんばったわたしにお金をください」と率直に申し出たところ、たくさんのかたに投げ銭をいただきました。まことにありがとうございました。ありがたくアサヒのザ・ビタリストをいただきました。ぼくのなかで最近の大ヒット。目をつむって飲んだらIPAと間違えるまじうまビア。ヤッホーブルーイングの株価が下がるレベル。
さて、シーズンが終わってアーセナルライフもちょっと暇になるかと思いきや、やはり毎日それなりにニュースがありますな。アンリの例のコメントとか。Julián AlvarezとかTake KuboとかLeroy Sanéとか。
そして、ZubimendiがAFCのメディカルへ。これも大きなニュースになっていた。
Arsenal: Martin Zubimendi set for medical before £51m move from Real Sociedad
「レアル・マドリッド(Xabi Alonso)がハイジャック」などとギリギリまでクリックベイトをやってたメディアもあったが、ここまで来たらさすがに決まりだろう。
で、肝心のストライカーのほうは、GyokeresかSeskoか?の議論ばかりで、いまだに大きな進展はない様子。いい加減、毎日この話ばかりで最近はちょっと食傷ぎみでもある。
とはいえ、このブログではこのふたりの比較みたいなことをこれまでまったくやってこなかったので、ちょうどいいタイミングだし、今回は多角的な視点から、このふたりについて比較していきたいと思う。
興味深いのは、GyokeresとSeskoでいまだにファンの意見も二分していること。アーセナルが実際に取るに当たっては、どちらも一長一短あって、あきらかにどちらがよりいいとも云えないという。ぼくの観測範囲でも、ほとんど50/50という気がする。どっちでもいいという人も多い。
Benjamin ŠeškoとViktor Gyökeresを比較する
選手プロファイル
まずは基本的な選手情報から。以下TMより。
まずSesko。
- 名前:Benjamin Seško
- 誕生日:May 31, 2003 (21)
- 出身:Radeče Slovenia
- 身長:1.95 m
- 国籍:Slovenia
- ポジション:Attack – Center Forward
- 利き足:right
- 代理人:Per transfer
- 残り契約:June 30, 2029
現在のMVは€65m。スロヴェニア代表で、41試合16ゴール。
彼の大きな特長は高身長。195cmは、193cmのハヴァーツより高く、アーセナルに来ればもっとも高い選手になる。セットピースでは間違いなく脅威。
いや、このジャンプ力おかしいやろ……
Sesko is only 21 , think about how beastly he’ll be after 2 years under coach Mikel pic.twitter.com/YANfyNOxgf
— nEri (@afc_neRi) June 1, 2024
それと若さ。ちょうどあと2日後に誕生日を迎え22才になる。アーセナルではマイルズとイーサンの18才コンビを除くとファーストチームでも最年少(※カラフィオーリが23)。
クラブキャリアは、2019年にスロヴェニアクラブからRB Salzburgに移籍(16才で移籍金€2.50m??)。2023年にRB Leipzigへ。
契約をまだ4年も残しているが、RCがあると云われている。
つづいて、Gyokeres。
- 名前:Viktor Einar Gyökeres
- 誕生日:June 4, 1998 (26)
- 出身:Stockholm Sweden
- 身長:1.89 m
- 国籍:Sweden, Hungary
- ポジション:Attack – Center Forward
- 利き足:right
- 代理人:HCM Sports …
- 残り契約:June 30, 2028
現在のMVは€75m。スウェーデン代表で、26試合15ゴール。
Seskoとの大きな対比は、もちろん年齢。この6月に27才になる。すでに、キャリアのピークイヤーに入っている。
彼のクラブキャリアについては、なかなか興味深い。
まず2018年1月、19才のときににスウェーデンクラブからブライトンへ。PL2で半年プレイしたあとは、FC St. Pauliやスウォンジーといったクラブに毎年ローン。ローンを経て2021年にはコヴェントリー(チャンピオンシップ)に移籍、116試合で43ゴールを決めるなどプチブレイクがあり、2023年に€24mというなかなかの移籍金でスポルティングへ。いまにいたる。わりと遅咲きといってもいいかもしれない。
英国でのプレイ経験はあるものの、PLでのプレイはなし。
Gyokeresも残り契約はあと3年と短くはないが、彼もまたRCありと云われる。
それと、このふたりの比較で見逃せない大きな要素といえば、プレイしているリーグがある。
Seskoがプレイしているリーグはブンデスリーガ(UEFA3位)で、もちろんヨーロッパの5メジャーリーグスのひとつであり、その点Gyokeresがプレイしているポルトガルリーグ(UEFA7位)はやや劣る。クオリティの低い環境のほうがストライカーが結果を出しやすい傾向はあるだろう。両者のスタッツ比較においては、そのあたりを念頭に置く必要はある。
過去3シーズンのゴールとアシスト
ふたりの過去3シーズンのG+Aを比較してみた。Pは試合数。※すべてのコンペティション。( )は国内リーグでの数字
22/23 | 23/24 | 24/25 | |
---|---|---|---|
Sesko | P41 (30) G18 (16), A4 | P42 (31) G18 (14), A2 | P45 (33) G21 (13), A6 (5) |
Gyokeres | P50 (46) G22 (21), A12 (10) | P50 (33) G43 (29), A15 (9) | P52 (33) G54 (39), A13 (8) |
Seskoに否定的な立場からは、「彼は今シーズンのブンデスリーガでたった13ゴールしか決めていない」とも云われがちではある。まあ、それでもアーセナルに来ればトップスコアラーなのだが(自虐)。
いっぽうGyokeresの数字は凄まじい。とくにこの2シーズンは爆発という単語がふさわしい。
ちなみにGyokeresは、24/25シーズンのEuropean Golden Bootで2位。これはプレイしているリーグのクオリティも加味したランクらしい。※ゴール数だけならわりとダントツで1位
24/25スタッツ比較
FBRefより。過去365日間のパフォーマンス比較なので、ほぼ24/25シーズン。青がSesko、赤がGyokeres。
ほとんどの領域でGyokeresがSeskoを大きく上回っている。SeskoがGyokeresよりも優れている数少ない部分は、クリアランスやブロックといった守備方面。もっともそこは、Gyokeresが極端に悪い部分でもある(守備の義務がないなどチーム事情が反映されている可能性)。
Cannon Stats(Scott Willis)による比較。ハヴァーツと、この夏に市場に出るストライカーたちの比較。
ちなみにScott Willis氏は、LIVやCHEとリンクされるフランクファートのEkitikeを高く評価しているようで、アーセナルが彼と噂にもならないと失望していた。たしかにこのチャートでも青がでかい。
アーセナルがストライカーを選ぶポインツ
Seskoの将来性か、Gyokeresの即戦力か
まず大きなポイントはここだろう。
リーグの難易度はあるにせよ、Gyokeresの数字は絶対的に圧倒的。
しかし、新シーズンを27才という年齢で迎える選手はアーセナルのようなポリシーのクラブにとって理想的なリクルートメントではない。完成された選手をチームのやりかたに合わせるのは、未完成の選手とくらべても容易ではないだろうし、若い選手と違いリセイルヴァリューも期待できない。それは、アーセナルがここ数年重視してきたものだろう。
そして彼はすでにピークイヤーズに入っており、いまがピークの可能性もある。むしろあれだけの数字を出していて、ここからの伸びしろにさらに期待するというほうが欲張りすぎかもしれない。
したがって、彼の場合は現在のフォームをイングランドでも維持できるかどうか、そしてそれをすぐに発揮できるかどうかが、最大の問題だろう。スポルティングと同等のゴール貢献はもちろん無理としても、アーセナルの新ストライカーとして期待されるアウトプットが得られるかどうか。アーセナルのようなビッグクラブでプレイするプレッシャーも、彼には味わったことがないものになるだろう。
(獲得条件を除き)Seskoよりも彼が重視されるべき理由はまず間違いなくそこだ。即戦力。
いっぽうでSeskoの現時点での数字はほかの市場に出ているエリートストライカーたちに比べるとやや見劣りもするものの、21才という年齢からしてもここからの成長はかなり期待できる。若いということはそれだけで価値がある。成長の余地は、Gyokeresよりある。
アーセナルは去年の夏も彼の獲得に熱心に働きかけていたし、彼への興味は長らくつづいている。それだけ選手を高く評価しているということ。ベルタが来るまでは、シリアスに検討もしていなかったかもしれないGyokeresよりも、本来クラブやアルテタの意向としてはSeskoがほしかった。彼の素質を見ている。
以前どこかで読んだが、アーセナルはSeskoがIsakのようになることを恐れているともいう。Isakはソシエダ時代もアーセナルのターゲットだったが、もちろんそのとき彼が将来ここまでの選手になるとまでは思わなかった。つまり、宝石を得るチャンスを逃したことを後悔していると。もっとも、そんなケイスはほかにいくらでもあるだろうが。
ただ、クラブとしていまこの瞬間それを危惧する気持ちもわからないでもない。なぜなら、アーセナルこそずっとSeskoを観察し、自分たちが高く評価してきた選手なのだから。
それと今回の選択にあたり、忘れちゃならないのがアーセナルの現在の事情。五カ年プロジェクトのフェイズ5。
手前味噌ながら、何度も振り返ってすまないが2022年11月に書いたこの記事。けっこう前だ。
アーセナルの五カ年計画には早すぎるタイトルチャレンジ | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
このなかでわしはこんなふうに5か年計画の5つのフェイズを予想したんだけども、いま観ると、そのとき適当に書いたのが「24/25シーズンにCLのSF」とかけっこう当たってたなと。そして選手補強DとかEもわりといいところを突いていると思う。この5年を俯瞰的に見れば、予想外に早めに進捗してしまったものの、じつは計画どおりで順調だったかもしれないという。
- 21/22シーズン 選手補強A(60%)選手整理を優先 PL6位以内フィニッシュ(※ヨーロッパなし)
- 22/23シーズン 選手補強B(70%)PL4位以内フィニッシュ ELはいけるところまで(セミファイナル)
- 23/24シーズン 選手補強C(80%)PL4位以内フィニッシュ CLはいけるところまで(グループ突破)
- 24/25シーズン 選手補強D(90%)PLタイトル争い CLはいけるところまで(セミファイナル)
- 25/26シーズン 選手補強E(100%)PLタイトル争い CLタイトル争い
しかし、ここまでの道程がどうあれ、いずれにせよプロジェクト的に来シーズンが超重要なことには変わらない。スクワッドを完成させて、マジにEPLとUCLでタイトルを狙う。
来年は、そういう節目となる重要なシーズン。
本来のアーセナルのクラブとしての一貫したポリシーなら、おそらくはこの二択ならSeskoを選んだ。Gyokeresという選手のプロファイルは、どちらかといえばマンUのようなクラブが取るイメージがある。完成された選手。いわゆるfinished article。いまが最高。
アーセナルが選ぶのはつねに将来性。若さと可能性に賭ける。それがアーセナルが標榜しているDNAでありフィロソフィだろう。らしさみたいなもの。
しかし、いまアーセナルは<プロジェクトの最終段階>という平時ではない、極めて特殊な時期にいる。それが、Gyokeresを真剣に検討する強い動機になっていると思われる。
アーセナルにいま必要なのは、1年後2年後3年後の成功ではなく、ジャストナウの成功。もはや、25/26シーズンは「来年こそは」といういい訳の通用しないシーズンであり、シーズンが始まる前からこれほど本気でトロフィが期待されているシーズンも久しくなかった。未来ではなく、いま。それが問題のときに、どちらのストライカーを選ぶべきか。
財政的要請。Seskoの獲得コストが激増? 相対的にGyokeresがさらにお買い得に
とはいえ、どの選手を選ぶかは財政的な事情も大きい。アーセナルはCLマネーもPLマネーもあって、この夏ウィンドウは比較的予算が潤沢と云われているものの、なにしろストライカー以外にも補強エリアが多い。FFP/PSRの制限もあり、健全経営を維持したいクラブは当然できるだけコストは抑えたい。

そんななか、昨日衝撃のニュースが。
Sporting Lisbon’s Viktor Gyokeres also on Arsenal’s shortlist and could be bought for between £60m and £70m
Find out more from @mcgrathmike ⬇️https://t.co/IXHMeE6nzs#Arsenal | #AFC pic.twitter.com/a0qqbX0pMI
— Telegraph Football (@TeleFootball) May 28, 2025
なんとなんと。GyokeresのRCが£60-70mのあいだであるいっぽう、Seskoのそれは現在なんと£93m(€110m)にも高騰しているというのですな。数ヶ月前には、彼のRCは£67m(€80m)程度と云われていたし、去年は€50mとか60mとか云われていた。徐々に金額が上がっているようではあったが、ここまでになるとは。
このTelegraphの記事はペイウォールで読めていないのだが、おそらくはクラブと彼の諸条件によって金額が上がっているということなんだろう。
それにしても、ブンデスリーガでの活躍があり将来性も高く評価されているとはいえ、まだそこまでの実績もない21才に£93mのような巨額を要求するとはさすがに穏やかじゃない。彼は多くのビッグクラブのターゲットでもあるが、この金額ではどこも手が出せないように思える。今年ドイツで納得できる実績(数字)があったならまだしも、いまはまだそうじゃない。
これが事実なら、実質的な売却お断りか? たしか選手サイドはこの夏ステップアップを希望していると云われていたはずで、果たして彼らはそれで満足なのだろうか。去年クラブと契約延長したときに、将来の彼の移籍希望を妨げない「紳士協定」の存在も囁かれたが。
£60-70mのGyokeresは彼の実績や評判からして妥当な金額か、あるいは多少お買い得くらいの印象を持つファンが多いが、Seskoの£93mはさすがに誰もが高すぎると感じるだろう。いまの彼にその金額をかけるのはギャンブルすぎる。
これがもし事実なら、目下交渉中というアーセナルがSeskoをあきらめる理由になるかもしれない。
このリポートが事実ではなく獲得にかかるコストが同等だったとしたら判断は悩ましくなるだろうが、Seskoにこのような条件があるのがもし事実なら、アーセナルはGyokeresに大きく傾きそうに思える。
この件については、現時点ではほかのメディアやジャーナリストは追随していないようなので、様子見状況ではある。
既存チームとのフィット。ハヴァーツと共存?
SeskoとGyokeresは、ふたりともCFとしての性格は比較的似ているので(右足のCF専)、どちらを取ってもそのままいまのシステムの9に入れるだけ。もちろん、ある程度選手のキャラクターに合わせた戦術的調整はあるのだろうが、どちらが来てもチームへの影響に大きな差はないように思われる。
ふたりとも、フロントならどのポジションでもプレイできるみたいな既存のチームにいるFWたちのようなヴァーサティリティはあまり期待できない。まあ、アルテタはそれを重視しすぎるきらいがあるので、ボールをネットに入れるスペシャリストが来るのはむしろいいことと思う。
既存チームとの関係で、それよりも気になるのはハヴァーツだ。それなりの大きな投資をして新シーズンに新ストライカーが来たとき、彼はどうなるのかという疑問は当然ある。
彼はもともとMFとしてチームにやってきて、その後ストライカーとしてプレイするようになった経緯があるが、新ストライカーを取ったときにはまたMFに戻ってプレイするのかと考えると、Zubimendiが6に来てライスを8で維持するなら、そこに彼のポジションはない。となると、チームでもっとも高い給料をもらう漢がベンチ?
それについて、昨日The Athleticでgunnerblogことジェイムズ・マクニコラスがQ&Aセッションを行っていて、そのなかでとても興味深いやりとりがあった。
Q:この夏に9を補強するとして、クラブはハヴァーツのスクワッドでの役割をどうするつもり?
A:彼はチームにとって非常に重要な選手だと、アルテタからもコーチからも思われているよ。彼がもたらすフィジカル、メンタル、それとテクニックといった側面もとても愛されている。
これはわたしの予想だが、アーセナルが誰を取ったとしても、ハヴァーツはファーストチョイス9としてシーズンを始めるはず。そして、おそらく予想されているよりもずっと多くプレイする。
巨額を投じる新9は当然レギュラー候補だと思っているが、ハヴァーツも想像以上にプレイする?
この予想が当たるかどうかはともかく、じつは、これはけっこうありそうだなと思ったりもする。
アルテタがハヴァーツを大好きなのはつねづね彼自身が述べているとおりだろうし、彼自身アーセナルでCFとしてプレイしたときの実績もあるから。
彼は、今シーズンも2月にドゥバイでケガをするまで、PL21試合でG9 A3(=シーズン38試合で16ゴールのペイス)。
彼がストライカーとして起用&開花した23/24のシーズン後半のPL13試合で、G8 A7(=シーズン38試合で23ゴールのペイス)。
この期間を合わせると、PL34試合でG17 A10。もちろん、本来アーセナルのメインストライカーとして年間20ゴールくらいは軽く越えてほしいという願望はあるにせよ、ひとまずは許容できる数字だろうと思う。
ハヴァーツとの共存。プレイ時間をシェア? あるいは2ストライカーにシステム変更? ハヴァーツ自身はもともとドイツでセカンドストライカー としてプレイしていたこともあって、9の周囲でプレイするのはやりやすいのかもしれない。
フルでプレイするわけではない(少なくないベンチスタート)、あるいはもうひとりの9とのいっしょにプレイする、そう考えると、キャリアでピークのGyokeresよりも若いSeskoのほうが、チームでの役割を受け入れやすいというか戦術変化に柔軟に適応できるような気がしないでもない。
どうだろう。新ストライカーはなんとなく絶対エースとして扱われるのかと想像していたが、そうでもないのか。
しかし、仮にシーズン開始当初はハヴァーツがメインとしても、いずれ新ストライカーがレギュラーになるように思えるが。そうでなければ、なんのために巨額を投じるのかという話である。そもそもハヴァーツのバックアップ候補なら、違うターゲットになるはず。
おわりに
10日ほど前、TMのとある記事が話題になっていた。
アルテタがアーセナルに来てからの2020年以降、アーセナルより攻撃の選手(FWとWG)に金をかけたクラブが「59」あるという。アーセナルは60位で€80m。1位のチェルシー(€803m)のちょうど1/10。
近年のアーセナルは、守備の補強ばかりしていることはファンの大きなフラストレイションのひとつであるが、このランキングはなかなか衝撃的というか。
この€80mの内訳は、ジェズース(€52.2m)、トロサール(€24m)、マルキーニョス(€3.5m)。以上。ウィリアンとスターリングのローンも。
当初MFとして獲得されたためハヴァーツ(€75m)はここに含まれていないが、仮にそれを含めてもこのリストで26位だという。
これはトップチームとしては、さすがにクレイジー。ジェズースもトロサールもWGでもプレイするタイプで、純正9という意味ではゼロである。アーセナルが取った最後の9はオバメヤンかラカゼット? それも随分古い話。。
しかし、それで昨シーズンはクラブ記録のゴール数を記録したりしているのも事実。多くの選手がゴールをシェアした。それはそれで理想的。しかし、いまとなってはそれがアタッカーを補強しなくても大丈夫という、悪い成功体験になってしまったという気もする。
おかげで今シーズンは、ここぞというときの決定力やゴール不足に悩まされた。もちろん、リーグワースト2位タイとなった引き分け14も、おそらくこれと無縁じゃない。(※69ゴールはリーグ3位)
アーセナルはこの夏ストライカーだけでなく、ウィンガーも取ると云われている。噂どおりとすれば、ここにかなりの投資をするのだろう。だから、このランキングはいまが最低でこのあとはだいぶ上がるとは思うが。
プロジェクトのフェイズ5における完成度100%のスクワッドまで、これが最終的な補強になるだろうか。既存のスクワッドに唯一にして決定的に足りないピース。それが9。
このような重要局面なので、人選で失敗はできない。
さて、アーセナルのフロントラインを改善するために、SeskoとGyokeresの二択ならどっちがいいですかね。二択じゃなくてもいいけど。
皆さんのご意見を聞かせてください。
この記事を下のほうにスクロールするとコメント欄があるので、そこにお願いします。名前の欄は空欄にするとみんな名無しのAnonymousになるので、なにか入れましょう。
ではたくさんのコメントお待ちしております。
自分はずっとギョケレシュ派やったんですけど
どっちがいいのか全く分からなくなってきてます笑
ギョケレシュ派やった理由としては、ポルトガルリーグとは言え圧倒的なゴール数を2年連続で挙げてる事と、国内だけじゃなくCLでも抜群の成績を残してる事
ただ、欲しいと思っていたクロスやセットプレーからヘディングで決める能力があまり無さそうのが懸念点やと思ってました
シェシュコはまだまだ成績としてはそこまで垂涎の数字ではなく明らかに未完成で、来シーズン決めまくってくれるイメージがまだ持てなかったですけど
圧倒的な高さ(冒頭の動画で驚異的なジャンプ力を観ました笑)があるのは大きなポジティブポイントで
値段はともかく21歳と若いから伸び代も大きそうなので
どっちがいいんやろうって日々迷い込んでます笑
ギョケレスを希望しています。
二択ならseskoです
理由は伸びしろと守備のスタッツを重視したいからです。
しかし、両者ともプレミアに慣れるのに時間がかかりそうな気がします。
私の希望は二人ともプレミア経験者のwatkinsを安く買ってJulián Álvarezいきたいですね。二億ポンドで足りるかな…
やはりアーセナルらしさロマンを求めてSeskoを押します
どちらかならヨクレス一択ですね。
彼はゴールするために生まれてきた男。
ケガしないようですし、彼のピーク期間がわれわれの連覇の要になるはず。あと3〜5年か?
どちらか以外なら、イサクですね。
アーセナル戦の謎の欠場は違う理由があったとしか思えません。
来てくれた方を応援します
両方来ないかな、来ないでしょうな
なむなむ
Sesko→価格を含め非常にリスキー。ウィンナウなチームにおいて即戦力とは言い難い。
Gyokeres→今のアルテタ戦術には合わない。獲得した場合、彼に合わせた戦術をする必要がある。
アルテタの戦術を変えずに、ハヴァーツとCF争いをさせるという意味でザークツィーなんて個人的には面白いと思ってます。
ルイス・エンリケは、ムバッペ退団について「私の経験から言うと、12ゴール決める選手が4人いた方がいい」と言ったそう。
23-24シーズンには、ハバーツ、サカ、トロサールが12ゴール以上決めたと思うので、あとひとり。それなら、Seskoか。
絶対的なストライカーいれば、怪我での離脱や不調時にチームのバランスが崩れることもあるし、ゴールをシェアしてチームの好不調の波をなくすほうがアルテタの好みっぽい。
得点力ならGyokeresだろうけど、アルテタはSesko押しじゃないかな。
Seskoに一票。「紳士協定」に期待します!
いままでのアーセナルなら、間違いなくSeskoをチョイスするはずだったと思うので、自分もずっとSesko派だったのですが…
現在の中心選手たちの年齢を考慮して、ここ数年にチームとしてのピークを作る、ということであれば、やはりGyokeresかなと!
ほんとはIsakが来てくれたら一番いいんですけどね、、笑
若さと、献身性の点からシュシュコ派です。
今のチーム戦術と、ハバーツと健全なストライカー競争をしながらポジション争いもできるかと思うので。
シェシュコかなー。理由はアルテタが求めているから。
チーム全体としてフィニッシュに課題があるのは分かっているだろうし、プランもいくつかあるはず。
個人的には今のチームにない異物感を求めている。例えばグラウンダーのクロスでニアに詰めるとか、シュートのこぼれ球に必ず詰めるとか。
メリーノは出来ているときもあったが、MF上がりの選手ではその辺が出来ていないと感じることが多かった。
年末に復帰するジェズスも含めれば選択肢はかなり広がるので、今のチームにないオプションを追加してほしい。
必ずしもスタメンである必要はない。後半残り30分くらいに投入して一点取る。リバプールのジョタみたいな役割でいいと思っている。うちでいえば第二のトロサールかな。
値段が張るのは昨今のインフレからしてしょうがないと割り切るとして。
昨シーズン猛威を振るったウーデゴールを中心とした右サイドのユニットが復活すれば自然と全体のゴールは増えるはず。それが活かせる選手や戦術を期待してます。
もちろんどっち来ても応援はします
自分はSesko派ですね。
セットピースの強みだったりはプラスかと
あとは今のアーセナルは全員の守備意識の高さがかなり強みになっていると思われるためGyokeresが入ってきてちゃんと守備をしてくれるのかは心配。
まぁ、守備なんかいらねぇってぐらい取ってれたら別ですけど。
更新お疲れ様です。
いつも楽しみにしてます。
さて、アルテタ体制唯一のビッグタイトルは無責任ストライカーオバメ(いい意味です)がもたらしたものなので、アルテタにスカッド薄かったみたいな言い訳残さないためにも、セリエA得点王実績のあるオシメーンかレテギがいいです。
北欧の選手って真面目というか根暗そうなので、ステイハンブルさんみたいにスランプ長くなりそうじゃない。
ラストピースとしてもいまいちインパクト弱いし。
オシメーンはアルテタとは合わないと思うけど、ユース年代からアーセナルとリンクされてたし、ビッグタイトル取って利益上乗せしてサウジに売るくらいのクラブの気概を見たいです。
いまコメント読んでいて思ったけど、決定力(xGからのCV率)とか守備貢献についてはまったく考察していない片手落ち記事でしたな。ごめんね。
Seskoはよくわからないが、Gyoはアーセナル戦でも守備意識はまったくといっていいほどなかったのを思い出す。
たとえばネリの選手価値の半分は守備貢献でできてると思うくらいにはアルテタはアタッカーでも守備を重視するので、そこは重要だったかもしれない。
二人ならどちらが来ても楽しめます。
パーソナリティの不安があるにせよオシメーンを見たい…
自分ならヨケレシュです!シェシュコもイイ選手ですけどね…今から開花するかも分からない選手にあの金額はリスキーだと思います。
今のチームに必要なのはパワーでねじ伏せられるCFが必要だと思ってて正直ハヴァーツでは、物足りない。 (この前の後半から出て来た時、身体デカくなっててビックリ)
ドン引きされた時に、PLのDF陣に吹き飛ばされずワンタッチでパワーシュートずドン!
なんて想像してしまいます(笑)
スタミナもありそうで前線からのプレスも期待できるんじゃないかと!?
今のマーケットに出ている中では1番来てほしい選手です!
ゴール以外の貢献まで考えて、ハバーツが1stで良い派です。シティみたくバランス崩してまでは…。
でも、単純にシェシュコのフィジカルと若さはロマンを感じる。アーセナルですもの。2択ならシェシュコで。
二択のどちらもピンとこない天の邪鬼でごめんなさい。アーセナルのプレースタイルを体感しているIsakなら、自分の二桁でタイトル取らせてあげようぞ、と燃えてくれそう。CLを逃したwatkinsもセットで、昨日までの敵は今日の友。
3年前のCL圏争ってた時なら成長を待つ時間があるのでシェシュコ
今はギョケ以外選択肢が無いと思う
理由は単純で主要メンバーがプライムに入ってる事と実力的にタイトルが取れないなら
スタメンの契約延長拒否で暗黒時代がまた来る可能性が高いから
サカサリバ始め27年までの面子が多く世界中ほぼ全てのクラブでスタメン取れる人材が
無冠チームに忠誠心で残ってくれるというのは楽観的すぎる
ロマンや成長を追う時期はもう終わった
2択ならgyoですね
何故ならアルテタが考えてないムーブをするから
シェシェコだとやはり予測可能な戦術にしかならなず、今季と変わらないかなと。
後はやはりフェーズ5ですからね。サリバとビッグガブがいるうちにタイトルは欲しいです
ちなみにLWGは真面目に三笘が欲しいですね
ギョケレシュ派ですね。
エアバトルが弱点と言われて久しいですが、その面は既存のハヴァーツやメリーノで足りてると思ってます。
それよりニアで詰めれたり、こぼれ球を確実に押し込んだり出来る選手が欲しい。
異物感が寧ろ良いのでは?と考えます。
何が何でもタイトルが欲しいシーズン、将来性は言い訳にはならない。
2部とはいえイングランド経験があり、結果も残していたギョケレシュを推します。
どっちがいいんだ論争。攻撃面はキャラの違いがあるので比較してもあまり意味がないと思っていて。
問題は、チームとして「9」に求める守備ルールをどこまでやってくれるか、かな、と。
シティのように、「9(Haaland)」に合わせてチームのルールを変える、っていうのは、アルテタはやらないと思うし。
なので、これまでのデータだけからみると Sesko の方がいいのかな、と思っていたのですが、
ブログを読んで、確かにチーム戦術を考慮に入れていなかったことに気づきました。
Gyokeres がプレスに参加してきていないのは「できない」のではなく「やらない」の可能性もある、確かに。
どちらかというと、二人に求めたいとのは、アルテタの戦術にすぐに適合できる、自分のスタイルを変えられる
サッカー脳なのではないか、と思いました。
Gyokeresですね個人的には。
どん底絶不調なシティ相手とはいえハットトリックしてる事実は強し。
Seskoはユーロの決勝トーナメント、ポルトガル戦で延長にて、抜け出してからのキーパー1on1をガッツリ外してた印象が強いです…
怪我に強いほうが‥
イサクは来てもスペりそうで怖い
言われているシェシュコの値段が事実ならさすがに世論に敗けたヤケクソ投資にしか思えなくなってくる
そもそもシェシュコは去年も交渉をして、出場機会が保証されない事を理由に折り合わなかったはずだから、もしここでシェシュコを獲得して、かつここまでの高額ともなると、おそらくスタメン前提になる
そうなると明らかにクオリティが足りるとは思えない あの足下の固さでは攻撃の停滞感に拍車がかかるし、正直ハヴァーツやメリーノをもっと純粋な9番としてプレーさせたらそれで事足りるレベルだとすら思う
ギョケレシュは今のアーセナルにはないCFの個に依存したゲームプランを可能にする選手 チームとして作ってきたものからすると異端な存在になったとしても、それがCLとの並行で強みになる
PL制覇のために一番必要なのはコンディション管理で、カップ戦でいかに消耗せずに結果を拾えるかがリーグを走り抜く上で重要になるし、アルテタがその思考をどれだけ持ってくれるかが最大のポイントになると思ってます
だから2択なら圧倒的にギョケレシュ派 アルテタがシェシュコを選ぶのなら、その2人の比較というよりシーズンの闘い方に変わらない不安が残る
結局のところ、そして言ってしまえばですが、ボスがターンオーバーをキチンとしてくれるかですよねぇ…
今年のキヴィみたいな使わざるを得ない状況になってはじめて、「この選手、意外とイケるやん!」をしてる場合ではないですし。
どっちになろうと、第三の選択肢であろうと、宝の持ち腐れor使い潰してスペ化の両極端はやめてほしいものです。
個人的にはその2人よりもワトキンスがいいと思っています。
プレミアでの実績が豊富で、20点まではいかなくても、15前後のゴールは計算できそうですし、怪我に強く、周りを生かせる選手だと思うので(transfermarkt見るとプレミアでは16ゴール、8アシストでした)
12月に30歳になりますけど、プレミア経験なくて、守備貢献度と得点力にそれぞれ疑問が残るギョケレスとシェシュコより、活躍する可能性が高いと思います。
個人的にはギョケレスよりシェシュコです。
なんとなく、ヴェンゲルさんが獲りそうな選手かなーと。
ギョケレスは、シャツNo.で10を要求しそうな雰囲気も感じてます。笑
どっちが来ても、どっちでもない9番が来ても好きにはなってしまうのですが。。。
Sesko
ロマン派なので。
守備とセットプレーでのヘッドも期待してます。
お値段が気になりますが、ペペのような事はもう無いと信じて。
何なら、カラフィオーリをCFでもどうですか?
お金が無くなりますので、LW・RWは、サカ、ジェズス、トロサール、マルティネッリ、イーサン、そしてハヴァーツで回しましょう。
ロマン派としてSesko!!!と言いたいところでしたが、タッチ集を見たらあれ?現時点ではまだまだすぎない?と思うようになりました。
ハイライトだと凄く見えたんだけどなぁ…
Gyokeresは良い選手だと思うけど、アルテタの戦術に合うんですかね?
結局アルテタ次第なら、Ekitike、João Pedro、Osimhen、Retegui……等もみんな候補で良いかも?と思っちゃいます
Seskoのロマンに賭けてもいいけど、プロの目利きに期待します!!!