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ルイス・スケリーがアーセナルと2030年まで5年の新契約にサイン!

待ってました。

アーセナルから、マイルズ・ルイス・スケリーの新契約が発表された。

公式には長期契約というだけで具体的な年数は明かされていないようだが、BBCやSkyなど各社の報道では2030年までの5年契約。AFCは、ガブリエルにつづき、明日のチームを担うキープレイヤーの維持に成功した。

アーセナルファンにとっては、非常に明るいニュース。



MLSがアーセナルとの長期の新契約にサイン!

AFC公式サイトから引用しよう!

マイルズ・ルイス・スケリーがクラブとの新契約にサインしました

24/25シーズン、ヘイルエンドアカデミーからファーストチームスクワッドに定着した直近の例として、この18才はブレイクスルーシーズンを楽しんだ。

マイルズは8才でクラブに加入すると、どの年齢グループにおいても重要な役割でプレイしてきた。彼が俄然注目を集めた22/23シーズンには、FAユースカップのセミファイナル、エミレーツでのマンシティ戦でU-18チームの一員として記憶に残るレイトウィナーを決めたこと。そして、ファイナルまでのあいだ、彼はMFの中心で全試合でプレイした。

その半年後には、17才になったマイルズはクラブと最初のプロ契約にサイン。そして、24/25シーズン、マイルズはファーストチームで台頭し、すべてのコンペティション39試合でプレイすることに。

2024年9月、2-2のドロウに終わったアウェイのマンシティ戦でPLのシニアデビュー、その数日後にはカラバオカップのボルトン・ワンダラーズ戦で初めてのスタート。ホームでの5-1勝利に貢献した。

またマイルズは、12月に3-0で勝利したモナコ戦で、われわれにとり2011年以来となる最年少でスタートしたCLプレイヤーにもなった。

そのまた数日後には、ホームのエヴァトン戦でPL初スタートを達成。その後のPL21試合のうち19試合で起用され、ますます重用されるように。そのなかには、彼がアーセナルのシニアチームで初のゴールとなるエミレーツでのマンシティ戦も含まれる。

マイルズはCLのリーグフェイズでのインパクトもあったし、ノックアウトラウンドでもふたつのアシストで貢献。そのひとつは、アウェイで7-1勝利したPSV。もうひとつは、記憶に残るQFレアル・マドリッドのファーストレグ。チームの3点めとなるメリーノのゴールをお膳立てした。

ユースレヴェルの代表だったイングランドでは、3月にシニアチームに招集。2026FIFAワールドカップの予選では、合計3キャプス。ウェンブリーでNTデビューとなったアルバニア戦ではゴールも決め、Thomas Tuchelのチームでの初ゴールにもなった。

後略。

今回はタイミング的に、アルテタやベルタからのコメントはないようだ。まあ、いつもテンプレみたいなコメントだからなくてもいいか。

しかし、こう振り返ると彼にとっては、ほんとうにすごい一年だった。まさにブレイクスルー。

彼が17才で最初のプロ契約をかわしたとき、アーセナルのファンのなかですらそこまで知名度がなかったことを考えると、この一年という短期間でマンシティのHaalandとのあれこれやシニアNT招集など否が応でも注目を集め、この世界での存在感は激増している。どえらい。

果たして25/26シーズンは、いまよりもっと注目を集めることになるんだろうか。

今回の契約でAFCが用意した企画。彼の祖母をスタジアムツアーに案内しつつ、ピッチに入っていくとそこにはたくさんの親族、友人、コーチたちがサプライズでお祝いにかけつけていたという。こんな孫いたらおれなら泣いちゃう。

新契約の喜びを語るMLSのインタビュー「ここでレガシーがほしい」

公式インタビュー。訳してみた。

(新契約おめでとうマイルズ。これをどんなふうに感じてる?……)

MLS:まずなにより、誇らしい。うれしい。シンプルな感想だけど、それがいま感じてることかなと。自分がファンだったクラブと契約できるんだから、夢がかなったみたいなものだね。

(キミは8才からクラブにいてアーセナルファミリーの一員だと感じている……)

もちろん。うちの実際の家族以外では、クラブのスタッフや選手たちがぼくがもっとも長い時間いっしょに過ごしている人たちだから。ぼくはノースロンドンに住んでいるから、ここにはみんながいるし、なんでもある。

(ここまで来るにはかなりのハードワークがあったのは当然として、この一年くらいの進歩についてどう思う?……)

成長ということかな。そこにはたくさんの学びの経験があった。ぼくのキャリアのなかでもいい時間だったから、ぼくは学ぶことをこれからもつづけていきたいし、新シーズンにもより準備ができると感じている。

(この一年のハイライトは?……)

まずはマネジャーがぼくを信じてくれたこと。ぼくはレフトバックでプレイしたことなんてなかったんだから、観たことがなかったはずだけど。だから、とても感謝している。彼にはこれからもずっと感謝する。

試合に関しては、ノースロンドンダービー。おばあちゃんが来てくれていて、ぼくもアーセナルファンだから、その試合がファンにどういう意味があるかもわかっている。

(24/25シーズンの始めにデビューしてから選手として人間としてキミはどう変わった?……)

もちろんいまは経験を積んだ。試合でたくさん学んでいる。よかったことも、自分がミスしたことも。だから、いまはつぎのシーズンに向けてより準備ができている。今後も学びと進歩をつづけたい。

(いまやキミはイングランドのシニアNTの一員。その経験がどう活かされる?……)

適応能力。新しいスタイルのプレイ、新しいマネジャー。

(アーセナルで今後の抱負は?……)

レガシー(遺産)がほしい。ここですべて勝ちたいし、最高の舞台でトロフィがほしい。そしてつねに学び、地に足をつけた人間になりたい。それがとても重要だ。

(アーセナルにはアカデミー出身選手の伝統がある。そういった伝説的な選手たちのリストに加わる覚悟……)

それはとても光栄なこと。そのリストに加わることは、とても謙虚に考えている。ありがたいこと。でもぼくはここでハードワークを止めるつもりもないし、それをつづけていく。

ぼくにはいまが重要なんだ。毎日自分がなれるベストな人間になろうとすること。それが目標。

(アカデミーの次世代にとってのロールモデルとなる責任を感じる?……)

自分が模範だなんて云えないね。ぼくが云えるのは、自分がヘイルエンドの価値を体現していることで、そこから出てきたということだけ。

ぼくにはまだまだこの先があるし、もしぼくがこれからも謙虚でいい人間でいられるなら、それがぼくにとってはいちばん重要なことだ。

(新シーズンのキミにかかる期待もこれまでとは違ってくる。それで自分の期待も変わる?……)

ぼくは自分自身に対して、いまもすごく期待している。もっと叶えたいし、もっとがんばりたい。個人的な観点からも、もっと自分に求めたいし、チームにももっと期待してる。だから、学んでいかないと。

人間として成長し、チームメイトたちにとってもベストな人間になりたい。

(最後にこの知らせを喜んでいるファンにメッセージを……)

いつもぼくを応援してくれてありがとう。これからもぼくらといっしょにいてほしい。みんながそうしてくれるのはわかっているし、ぼくらはこのクラブのために栄光をもたらすつもり。

以上。なんだか18才とは思えない落ち着きぶりなんだが。

 

さてMLS。彼はやはり新シーズンはLBのレギュラーなんだろうか。Jorrel Hatoみたいな選手が来ると、彼もレギュラーでプレイできそうなクオリティみたいだし、カラフィオーリもいる。もちろんティンバーもLBでプレイできる。KTとジンチェンコが去ったとしても、LBのデプスはかなりある。トミーも。

そのような状況でも彼がスターティングポジションをキープするなら、やはりそれはすごいことだ。18才。

ぜひ新シーズンもファウルをもらいまくってほしいものだ。彼はおもしろいようにファウルを誘うので、観ていてだんだん楽しみになってくる。

 

おわり



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