Arsenal, Arteta, Friendly Match, Match, Tactics

23-24プリシーズンフレンドリー初戦ニュルンベルクでドイツキャンプ終了。カイ・ハヴァーツがデビュー

木曜に、23-24プリシーズンの初戦が行われた。相手は、ブンデスリーガ2のニュルンベルク。 去年のプリシーズンでも、アディダスHQでのキャンプとドイツ滞在の終わりにニュルンベルク戦が行われたように、この組み合わせはセットになっているみたいだ。 プリシーズントレイニングが始まってからは、アーセナルはすでにロンドンコルニーにてワトフォードと非公開試合を行っているが(マルキーニョスのゴールで1-1ドロウ)、基本的にはこちらがプリシーズン初戦という位置づけのようである。 さて、デビューのカイ・ハヴァーツをはじめ、シニアの選手たちがメインにプレイしたこの試合。新生アーセナルの見た目はどうだっただろう。気づいたことなどをざっくりと記録しておこう。 Pre-season minutes in the bag 💪 📺 Watch the highlights from our friendly against FC Nurnberg 👇 pic.twitter.com/MwD3NR5IaU — Arsenal (@Arsenal) July 13, 2023

Arsenal, Player

ガブリエル・ジェズースがブラジルで語ったこと。グアルディオラ、アルテタ、ポジション【July 2023】

昨日、当ブログでサカのバックアップについて書いたあと、ぼくがわりと毎回ブログエントリを楽しみにしているライター(Billy Carpenter aka Edu’s BBQ)が、「プリシーズンのニュルンベルク戦でジェズースのポジションがみもの」と書いているのを発見。ジェズースがRWのカヴァとしてプレイするのは、いまのチームのなかでは理にかなっていると主張していて、わが意を得たりという気分になった。 その彼の記事のなかで、ポジショニングについて語った一週間前のジェズース本人のコメントについても触れていて、このブログではスルーしてしまっていたが、いまあらためてチェックするとなかなか興味深いので、そのインタヴューをここでフォロウしておきたい。 ジェズースがコメントしたのは、ブラジルの『Denilson Show』というYouTube番組(Podcast)。彼がゲストのこの回は尺が2時間以上もあって、かなりもりだくさん。 それをredditのアーセナルファン有志が、要約(翻訳)してくれていたので、ありがたく拝借させてもらおう。リスペクト。

Arsenal, Transfer

ブカヨ・サカのバックアップ問題【2023夏】

こんにちは。 ライスとティンバーのAFC加入が、なかなか発表されませんな。昨日は、ティンバーのメディカル完了が報じられていて、彼のほうは近日中には公になってもよさそうではある。 BREAKING: Ajax’s Jurrien Timber has completed his medical ahead of his transfer to Arsenal, with formal confirmation of a £38m deal expected soon 💰🔴 pic.twitter.com/Y0r7kVaLDT — Sky Sports News (@SkySportsNews) July 10, 2023 いまアーセナルのファーストチーム御一行は、プリシーズンキャンプでドイツのアディダス本社を訪れていて、木曜にはニュルンベルクとのフレンドリーが予定されている。ふたりともこのあとのUSキャンプで合流といううわさなので、いずれにせよ今週には、はっきりするように思われる。 さて、そういうわけで、アーセナルの移籍活動についてはここまではかなり順調で、新シーズンに向けてスクワッドも整ってきたが、ハヴァーツにつづいて今回のライスとティンバーで一段落したあとも、アーセナルはまだ数人の補強をする意向があるとも云われている。 そのうちのひとりかどうかは定かではないものの、新加入選手をくわえた現在のスクワッドでも、いまだにやや心配に思えるのがブカヨ・サカがプレイするライトウィング(RW)。サカ自身は、すでにこの世界でRWとしてベストプレイヤーのひとりであり、彼がプレイしているあいだはもちろんなんの問題もないが、問題は彼になにかあったとき。バックアップをどうするか。 去年、ジェズースとサリバがケガで離脱したときに起きたことを考えれば、バックアップの重要性は明白。その補強はこの夏のテーマでもあるだろう。シーズン50試合以上を、クオリティを落とさず戦い抜けることができるデプスが必要。アルテタも「目標達成のためには、4-5月までスクワッドを健康に保てなければいけない」と云っていた。 アーセナルは、このウィンドウでサカのバックアップをあらたに獲得するつもりなのか、それとも内部的な解決策を考えているのか。今回はそのあたりを考えてみたい。

Arsenal, Behind The Scene, News, Transfer

最近のアーセナルニュース(8/Jul/2023)ジャカ退団、ネルソンとサリバが契約更新、ライスとティンバーの発表前夜……

いや、激動ですな。 ここ数日のアーセナル界隈は、連日大きなニュースがめじろ押し。何日かブログを書かなかっただけでももりだくさんのネタがある。 この週末、あるいは週明けにデクラン・ライスとジュリアン・ティンバーのアーセナル加入発表というビッグニュースが控えているらしいので、いそいでここ数日のアーセナル(移籍)ニュースをまとめておこう。 それにしても、明るいニュースばかりでファンとしてもうれしいよ。

Arsenal, Data, Transfer

1ビリオン超え市場価値はアーセナルFCへの大きな期待【2023夏】

しばらくまえから書こうと思っていたエントリ。 ライスもティンバーも週末にアーセナル加入の発表を予定している前夜ということで、ちょうど隙間に書いておきたい。 以前このブログでもすこし触れたし、多くのアーセナルファンはすでにご存知と思うが、移籍スタッツ情報における事実上の標準的リファレンスサイトである『TransferMarkt』(以下TM)の最新アップデイトで、アーセナルFCのスクワッドのマーケットヴァリュ=市場価値(以下MV)が、かなり高評価になっている。初めて総額€1bn(=€1,000m)を超えた。 ちなみにアルテタがクラブに来たときのAFCスクワッドのMVは€691mだったという。ほとんど300mも増えてしまった。アルテタ効果と云ってもいいかもしれない。この一年では、ほとんど2倍に。 Arsenal’s total squad market value has seen a dramatic change over the past 12 months 😳 pic.twitter.com/Uwc4yDPVfH — Transfermarkt.co.uk (@TMuk_news) June 20, 2023 世界一タフなリーグと云われるPLで、2位フィニッシュした2022-23アーセナルのパフォーマンスの躍進は誰の目にもあきらかだったが、それがマーケットにも認められたかたちであり。 そして後述するように、この高い値はアーセナルFCの将来に向けられた「期待値」のあらわれでもある。 今回は、それについてすこし。