Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチレビュー】21/22EPL リヴァプール vs アーセナル(20/Nov/2021)未経験者たち

やられっちまいましたね。なんというか、ズタズタに。失点までは悪くなかったが、堰を切るとはあのことか。 試合後の世間の反応としては、CLタイトルを取っているような経験も実力もあるチームに対して、アーセナルはあまりにも若く経験不足で未成熟なチームだったということ。 われらはここまでPLで10試合無敗をやっていたこともあり、今回は試合前から絶望しているような事態にはなっておらず、それなりにいい試合をやってくれるという期待もあったのだけども。まあ、現実はそんなに甘くはなかった。 でもズタボロにやられながらも、90分のなかでポジティヴなところがまるでなかったわけでもない。若ものたちは、前を向くべきだろう。 試合をざっくり振り返る。 Liverpool end Arsenal’s unbeaten run

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【マッチプレビュー】21/22EPL リヴァプール vs アーセナル(20/Nov/2021)ビッグテスト

PL is back! 2週間ぶり。今回のIBはやけに長く感じたのはなぜ。みんなも元気にしてたかい。 おれはこの間、新宿2丁目の「ハイバリー」というパブに初めて行ったりしましたよ。お客さんはそこそこいるのにすごい静かで「これがあのハイベリーライブラリか!」と。ちがいますね。いや、いい店でしたので皆さまもぜひ。 さあ待ちに待ったおひさしぶりのアーセナルは、MD12でリヴァプールと対戦。リヴァプールが4位(22pts)、アーセナルが5位(20pts)と、結果によっては順位が入れ替わるというまさに6ポインター。 最凶リヴァプールがこのタイミングでこのポジションにいることもすこし予想外だが、なによりわれらアーセナルだ。シーズンを3連敗スタート以降、なんと敗けなしというファインフォーム。今シーズンここまでのアルテタと彼のチームにはだいぶ懐疑的になった時期もあったものの、いまようやくたしかな一貫性のようなものを得つつあることはファンなら誰しもが感じているだろうと思う。 アーセナルからすると、今回この流れから、アンフィールドのようなタフな場所でいい内容でパフォームできたなら、その自信はより確固たるものになる。 またリヴァプールからすると、PLで直近2試合勝ちなしで(D1 L1)ここで結果を出さないわけにはいかないという。それと彼らは1月のAFCONでサラーとマネを失う時期があるため、いまポインツを落としている場合じゃないのだよね。 歴史的にも、リヴァプールとアーセナルの試合はゴールがたくさん入る楽しい試合になることが恒例なのに、ここ数年は実力差がつきすぎて、アーセナルのファンとしてはあまりいい勝負になっているという実感はない。だが、今回のお互いのフォームからすると<もしかしたら>という予感はなきにしもあらず。またいまリヴァプールは、けが人続出という不安要素もあるというおまけつき。 すごく楽しみである。 試合をプレヴューしてゆこう。

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オバメヤン、ラカゼット、エンケティアにバロガン。21/22シーズン後半のアーセナルのストライカー事情

昨日、エディ・エンケティアがアーセナルに退団希望を伝えたというニュースが話題になっていた。 先週には、フォラリン・バロガンがプレイタイムを求めて1月のローン移籍をほのめかしたということで、オバメヤンがチームを離れる来年1月のAFCON(African Cup of Nations)期間のあいだ、それとそれ以降のシーズン後半のアーセナルのストライカーオプションは若干不透明になってきた。 現在と今後の状況をまとめてみよう。

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サカとESRとラムズデイルのイングランドがワールドカップへ

こんにちは。 IBたけなわで静かな日々がつづいていたなか、今朝(現地夜)はひさしぶりにアーセナル界隈もだいぶ盛り上がっていましたな。 もちろん、ワールドカップ予選のイングランド。すでにチームのなかで居場所をかためつつあるサカとともに、ESRとラムズデイルがシニアスクワッドで初スタート。チームは快勝、グループ無敗でワールドカップ出場を決めたという。 Qualification: secured ✅ The #ThreeLions are heading to next year’s @FIFAWorldCup! pic.twitter.com/x6cgOojZph — England (@England) November 15, 2021 ワールドカップ出場を祝うtweetのグループショットには、われら的にあまり気に入らない顔も含まれているが、いまは気にすまい。 ひとまず、Three Lionsにおめでとうだ。

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ベン・ホワイト前史。アーセナル加入前の初期キャリアを語る

こんにちは。 11/8にAFCオフィシャルサイトにベンジャミン・ホワイトのインタヴューをまじえた特集記事が掲載されていた。素材はマッチデイプログラム用のインタヴューのようだ。恥ずかしながら全然気づかず。 これがおもしろかったので、ざっくり訳そう。 ‘That was a shock for me at Newport’

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「この10~15年といまの選手はどこが変わった?」セスク・ファブレガス氏の質問

すこし前に、元ガナーで、現在もリーグアンのモナコでプレイするセスク・ファブレガス氏(34)が、twitterユーザにこんな質問を投げかけていた。 What is the biggest difference between the modern day player and the players of the last 10/15 years? Opinions please. — Cesc Fàbregas Soler (@cesc4official) November 5, 2021 ファブレガス:最近の選手たちと、この10-15年くらいの選手たちとのいちばんの違いはなんだろうね? ご意見をどうぞ。 このtweetをみかけたとき、なかなかおもしろげな問いかけであるなと感じたものだが、その後リプライは大いに盛り上がっていた。 もちろん10-15年前のセスクといえば、アーセナルがもっとも創造性豊かだったときのNo.10であり(※彼は2011年にバルサ復帰)、ある意味前時代を象徴する選手。その時代の変化をダイレクトに肌で感じている彼のような選手が、いまこうした質問を投げかけたこともまた興味深い。 とくに反応の多いものや、目についたリプライを取り上げてみよう。

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【マッチレビュー】21/22EPL アーセナル vs ワトフォード(7/Nov/2021)ついに5位

アルテタのアーセナル100試合めは順当に勝利。 Job done. ∠(`・ω・´) 最後はけっこう危なかったし、ここ2試合で垣間見せたようなベストパフォーマンスとまではいかなかったものの、1得点しかできなかったことが残念(あるいは奇妙?)という内容でもあり、チームはひきつづきいいムードを維持している。 これでアーセナルはPLで8試合敗けなし(W6 D2。すべてのコンペティションでは10試合敗けなしW8 D2)。リーグテーブルでもついにトップ5に入った。これは期待しちゃってもいいんだろうか? 試合を振り返ろう。 Arsenal players lacked respect – Ranieri

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ミケル・アルテタの100試合。アーセナルライフを振り返るロングインタヴュー

今晩のPLワトフォード(H)は、2019年12月にアーセナルに来たミケル・アルテタにとって、記念となる100試合めということで、クラブ周辺はお祝いムードとなっている。 その試合を前に、オフィシャルサイトに彼のロングインタヴューが掲載されていたので、読むついでにざっくり訳してみよう。拙訳で失礼。 ‘I felt energised, like vitamins through my veins’ 映像はなんと30分もある。。 インタヴュワーは、アーセナルファンにはおなじみのジャーナリスト/ライターのエイミー・ロウレンス氏。 彼女は、たしか、10代のころからアーセナルのファンジンをつくっていたというハードコアなグーナーでもあり、いわばわれらの大先輩ですな。ふしめのミケルに話を聴くにふさわしい人選。グッドジョブAFC。 ではHere we go.

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【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs ワトフォード(7/Nov/2021)ミケルの100試合

先日のサカのプレイ100試合につづき、今度はミケルのマネジ100試合という節目の試合。 アーセナルのMD11は、ワトフォードをエミレーツに迎える。 現在アーセナルはPLで7試合無敗(W5 D2)と結果を出していて、直近2試合は内容も改善し始めたように見える。チームの精神状態はまさに秋晴れといったところか。 昨今はもはやPLではどんな相手も難しいといわれつつも、現状のアーセナルのフォームも加味すると、今回のホームでのワトフォードは、シーズン38試合中ではもっともイージーな試合のひとつになりそう。 フットボールワールドはこの試合のあと2週間のインターナショナルブレイクに入る。100%出し切って勝たねばならぬ。 試合をプレヴューしてゆこう。

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オーナーは金をつかい続けろ?

今回のエントリは、先日見かけた『BBC Sports』の興味深い記事を元ネタに。 Do Newcastle need to spend £1bn to reach top four? 「ニューカッスルがチャンピオンズリーグに出場するためには£1bnの投資が必要?」 新しい金満オーナーがニューカッスルを買収したことは、すでにご存知のとおり。新しいオーナーがサウジ系ということで各所でいろいろ反発もあったようだが、結局ここまでは彼らがオーナーとして認可されないというような大きな動きはなく、英国に新たな金満メガクラブが誕生することは必至。最近では、彼らの選手補強やマネジャーの噂もよく見かけるようになっている(新しいニュースとしては新マネジャーはエディ・ハウに決まったとか)。 BBCの記事では、今後ニューカッスルがPLにおける金満先輩のチェルシーやマンシティのようになるには、どのようなオーナー行動が求められるか、これまでの実績をもとに考察している。 基本的にニューカッスルと成功したPLの金満クラブの記事なので、アーセナルFCのことはまったく触れられていないが、ようやくオーナー投資が始まったり、買収話もしばしば持ち上がるアーセナルもまるで他人事というわけでもない。アーセナルのファンにとっても、金満クラブの金の使い方や、新たなライヴァルになる可能性のあるニューカッスルの動向も興味深いものだと思う。 この記事をざっくり紹介しよう。

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シーズン1/4が終了。アーセナル好調のカギは5人の新顔【2021秋】

こんにちは。「なにもかもアーセナル」で検索して来てくれたひともこんにちは。 先週末のPLレスター(A)がアーセナルのマッチデイ10だったということで、2021-22シーズンも38試合中の1/4を消化したことに。 今週ミドウィークは試合もなくヒマなためか、アーセナル界隈ではここまでのシーズン1/4を振り返るような話題がちらほら見られている。 当ブログもそれにあやかって、軽くここまでのシーズン振り返りたい。とくに2021夏に新加入した5人について。 この5人は、ここまで期待以上、というかそれをだいぶ上回るパフォーマンスを見せていることは、アーセナルファンのぼくらみんなが毎週目撃しているとおり。 もちろんそれぞれ苦しんだ試合もいくつかあったものの、概ね思っていたよりもずっと好印象で、そのことには誰も異論はないだろうと思う。ぼくも正直、この早い段階で彼らがここまでフィットするとは思っていなかった。しかも、貢献度には大小あれど、5人そろって印象的なパフォーマンスを見せているということが驚き。とくにトミヤスを始め、今年からイングランドに来た選手たちは、リーグのインテンシティなどへの適応もここまでとくに問題になっていない。 大金をかけて若い選手ばかり獲得し<即戦力がいない>とだいぶ懐疑的に見られていたところもあった夏の移籍戦略も、いまではかなり見直されているのではなかろうか。こうした野心的ともいえるプロジェクトがここまでは大いに報われていて、いまいちばんほっとしているのは、エドゥかもしれない。

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【マッチレビュー】21/22EPL レスター・シティ vs アーセナル(30/Oct/2021)ラムズデイルの驚愕セイヴ。アーセナルのグッドフォームつづく

アウェイで勝った。そしてこれでPLスタートの3連敗以降、アーセナルはすべてのコンペティションで9戦無敗(W7 D2)。GDは+13。 今週はわれらも勝ったし、AFC女子もFAカップファイナルに進出したし、PLのライヴァルたちの結果もまあまあよかったりと、ファンにはとてもナイスな週末だった。 試合を振り返ろう。 Resurgent Arsenal win at Leicester

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【マッチプレビュー】21/22EPL レスター・シティ vs アーセナル(30/Oct/2021)ESRの進化

ミドウィークのリーグカップで2-0勝利して、8戦無敗(すべてのコンペティション)というグッドフォームなアーセナル。 今月に入ってからPLブライトン、パレスとふたつのドロウが連続したときは、そのあまりにも不甲斐ないパフォーマンスに、大いにアルテタの今後を悲観したものだが、ファンとしてはまた少し気分を持ち直してきたというところか。 こうして、また懲りずに「ミケルサイクル」にハマっていくという。。 さて、今回の対戦相手はレスター・シティ(A)。 もちろんレスターといえば、近年の成長いちじるしく、PLでも毎年の上位フィニッシュが当たり前になってきた。いまやビッグ6につづくセカンドグループの筆頭というチーム。ミッドテーブルに沈むアーセナルがトップ6を狙ううえでは、まさに直接のライヴァルで、シーズン序盤のハイライトになりそうな試合。伸るか反るかのビッグテスト。 この試合をプレヴューしてゆこう。

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【マッチレビュー】21/22カラバオカップ アーセナル vs リーズ(26/Oct/2021)任務完了。8戦無敗でクウォーターファイナルへ

試合に勝ったのでもちろんうれしいけれど、あの内容なら勝てなければ相当フラストレイションがたまっていただろう。そんな試合。 アーセナルのパフォーマンスはいいところも悪いところもあって全体的に及第点という感じで、リーズのほうは正直あまり集中力を感じない雑なプレイが多い印象だった。ひとことで云えば、リーグカップっぽい大味な試合だったなと。 これでアーセナルはカラバオカップもQF(ラスト8)へ進出。チャンスのない選手たちにプレイの機会を与えて健全なスクワッドを維持するためにも、カラバオカップでつぎのラウンドに進むことは非常に重要だった。ひとまず任務完了である。 ∠(`・ω・´) オツカレチャン そしてわれらがガナーズは連勝にくわえ、これですべてのコンペティションで8戦無敗(W6 D2 L0)。先日のPLアストン・ヴィラでの快勝から勢いをキープできている。つづけていかないと。 では試合を振り返ろう。 Arsenal beat Leeds to reach last eight

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【マッチプレビュー】21/22カラバオカップ アーセナル vs リーズ(26/Oct/2021)4-4-2?

こんにちは。 今週のミドウィークはEFLカップ(カラバオカップ)。アーセナルはホームにリーズ・ユナイテッドを迎える。 4thラウンドでまだチャンピオンシップのクラブがいくつも残っていることを考えると、ここでわれらがリーズを引いたことはあまりラッキーではないものの、6戦無敗のいまの勢い(ムード)なら、なんとかしてくれそうな気はする。先月のカラバオカップ・ウィンブルドンを含めれば、われらは現在7戦無敗(W5 D2)というフォームである。 もっとも、カラバオカップはヨーロッパのないアーセナルにとっては、非レギュラーな選手たちがプレイできる数少ない機会ということで、リーグの試合とは大幅なスクワッドの入れ替えが予想される。 それでもアーセナルは一貫性を見せてこのフォームを維持できるのか、またふだんあまりプレイできない選手がレギュラーに名乗りを上げるのか。注目したい。 今日の試合をプレヴューしてゆこう。