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アーセナルはもっともファウルをしないチーム【20-21シーズン】

昨日のCIES Football Observatory週間リポートが少し話題になっていた。 Weekly Post 338 これによれば、今シーズンここまでのヨーロッパ5メジャーリーグスのなかで、もっともファウルする頻度が少ないのがアーセナルFCだという(※先々週末までのデータ)。その頻度は、10分44秒に一回。 このことが何を示しているのか。ちと考えてみた。

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アーセナルFC再構築の不安は経験不足

昨日、twitterのほうでちょっとだけ伝えたように、『The Athletic』のアーセナルライターズがなかなかネガティヴ論調の記事をアップしていた。 読むとアーセナルFCの将来がたいへんに不安になりそうな内容の記事で、ぜひこの不安をファンのみんなと共有したいなと(笑い)。 ここではサマリを紹介するだけなので、記事全文を読むには、『The Athletic』に登録されてください。 ではHere we go.

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【マッチレビュー】20/21EPL チェルシー vs アーセナル(12/May/2021)インヴィンシブルシーズン以来のダブル

この試合はライヴで観なかった。ちょっと後悔した。 いちおう目覚ましで試合前に目を覚ましたのだけど、twitterでスタートの11人を確認したらバック3で、それがどうにも消極的選択に思えた。またゆうべの『The Athletic』のネガティヴ記事がわりと頭に残っていて(5人のシニアプレイヤーズが退団希望というやつ)、とてもいい試合をやりそうに思えなくてそのまま二度寝してしまった。そして3-0で敗けてたいそうがっかりする夢を見た(笑い)。朝起きて観ればいいやと思って寝た夜はたいてい敗ける夢を見る。 それが、スタンフォード・ブリッジで10年ぶりの勝利&03/04以来のシーズンダブル。 それにしても何という奇妙なシーズンだろう。 アーセナルとしては、この25年で最悪というほどのシーズンで終わりそうだというのに、またトップチームに勝ってしまった。彼らはCLファイナリストであるということは、つまりわれわれは実質ヨーロッパのトップレヴェルってこと?? なんか混乱してきた。 でも、強いチームを相手にしても引けを取らなかったし、ちゃんと競争力を感じた。たしかに、終始押され気味な試合ではあったが(※ポゼッション32%)数字ほどの差はなかった。なにより重要なことはやる気やパッション。それがちゃんと感じられた。 なぜこのチームは、こういう集中したオーガナイズされたプレイがいつもできないのだろう。やる気マンマンになれないのだろう。いや、いつもじゃなかったとしても、ELセミファイナルのような超絶重要試合でなぜできないのか。あの日の魂が抜けたような腑抜けたパフォーマンスを思い出すといまでも腹が立ってくる。この試合を観たあとだとなおさらだ。 ぼくは「チェルシー戦は勝手にスウィッチが入る試合である」と先日ブログに書いたわけだが、まさにそんな感じ。勝ったのは最高にうれしいが、なぜわれらは必要なときにスウィッチが入らないかという、今シーズン最大の疑問のひとつである<一貫性の欠如>があらためてフォーカスされるような思いである。 勝ってうれしいし、腹が立つしで、もう何がなんだか(笑い)。 試合を振り返ろう。 Chelsea 0-1 Arsenal: Emile Smith Rowe earns Arsenal win at Chelsea after Jorginho howler

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【マッチプレビュー】20/21EPL チェルシー vs アーセナル(12/May/2021)勝ってダブルを

そろそろシーズンが終わるので、夏の移籍について噂が騒がしくなってきた。 いろいろ目を引く名前も取りざたされているなかで、注目されているのは、最近復活したアラビア語の情報通@TheAFCBellがせっせと情報を発信している、レンズのEduardo Camavinga(18)とアーセナルのリンクの件。カマヴィンガは「CMのエンバッペ」とも云われる逸材だそうで。。 معلومات #جرس_أرسنال: إدواردو كامافينغا منفتح لفكرة اللعب في الدوري الإنجليزي مع نادي يتناسب مع أسلوبه ويضمن له دقائق لعب منتظمة. المشاركة الأوروبية عنصر من عناصر اتخاذ القرار و المفاضلة لكنه ليس ضرورياً أو مفصلياً. اللاعب سيجتمع بأسرته و وكيل أعماله نهاية الموسم لاتخاذ القرار. pic.twitter.com/qDq2sTrVzd — TheAFCBell🔔 (@TheAFCBeII) May 10, 2021 彼は残り契約が1年になるため夏の売却はほぼ確実ということで、現在ビッグクラブスからの問い合わせが殺到している模様。そんななかで、来年ヨーロッパなしのアーセナルが獲得できる可能性は限りなく低いと思われるわけだが、ほかならぬBell氏の情報ということで、ほんのりとした期待感はなきにしもあらず。レンズの要求は€50M程度と云われている(TMでのMVは€60M)。ゲンドゥージ+キャッシュでオファーするという説も。 …

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アーセナルU-23の20/21シーズンレヴュー by Jorge Bird

先日、アーセナルU-23の今シーズンが終了したということで、おなじみのユーススペシャリスト、Mr. ジョージ・バードがシーズンをまとめる短いブログ記事を発表していた。 Arsenal U23s season review – Best player, progression and will Bould stay in charge? 来シーズンのアカデミープレイヤーズの台頭を楽しみにしているひとも多いと思うので、この記事をざっくり紹介したい。 ※ちなみに短い記事なので、オリジナル記事をそのまま読むのも苦労しないと思う。

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【マッチレビュー】20/21EPL アーセナル vs ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(9/May/2021)ウィリアンの初ゴールでビッグサム降格

もうアーセナルのシーズンは終わったので、誰もWBAとの試合のブログエントリなんか見に来ないだろうと思っていたら、意外に読まれていたようで、この試合を楽しみにしてるひとがけっこういたんだなと。 ぼくは夜中3時にライヴで観る気力はなくて、今朝早起きして観た。PLのアーセナルをライヴで観なかったのは、いつぶりだったか思い出せない。 これまでとは当然観戦する心構えも違ってはいたのだけど、ちゃんと得点して勝ったということで、なんだかんだ楽しんだ。勝てば楽しいに決まってる。ESRのPL初ゴールに、ウィリアンのアーセナルでの初ゴールというおまけつき。 あと、WBAはこの試合で敗けると降格が決まる試合だったんだね(※残り試合すべて勝っても17位に追いつけない)。残留請負人ことサム・アラダイスは、マネジしたチームをPL降格させるのは初めてらしく。それもなかなか記念になる日となった。 この試合をざっくり振り返ろう。 West Brom down after defeat at Arsenal

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【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(9/May/2021)消化試合

昨日のPLの結果、アーセナルの今シーズンのPLトップ4フィニッシュは消えた(※昨日までマスマチカリーには可能性が残っていた)。絶望した! さてMD35。アーセナルはエミレーツにWBAことウェストブロムを迎える。AMNがお世話になっているビッグサムのチーム。 もう今シーズンは終了しているも同然なので、この試合を含めて残り4つの消化試合にも興味はわかない。これを書いても読まれないと思う。非常にやる気がなくなる。悲しい。 まあしかし、こういう試合のとき、このチームはどういうモチヴェイションでのぞむのか、どういうメンタリティでのぞむのか、そこは若干の興味はある。 アルテタがシーズン終了後に解任されることはおそらくないと思うので、結局はこのチームがどこへ向かうのか、選手たちはこのチームを信じられているのか、いまだからこそ見えるものもあるだろう。 試合をざっくりプレヴューしてゆこう。

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【マッチレビュー】20/21UEL SF 2ndレグ アーセナル vs ヴィヤレアル(6/May/2021)近年で最大のフラストレイション

ヴィヤレアル相手のセミファイナル・セカンドレグはホームで0-0。アーセナルは、今年もUELを道半ばで敗退した。 これでアーセナルFCは、事実上、5年連続でチャンピオンズリーグ出場を逃し、来シーズンのヨーロピアンコンペティションへの参加自体がなくなれば1995-96シーズン以来初めて、25年ぶりとなるそうな。すっかりミッドテイボークラブが板についてきた。 最大の目標をのがしたいま、われらの今シーズンはこれでほぼ終わった。 試合をざっと振り返ろう。 ‘Big step forward’ if Arsenal make final Arsenal 0-0 Villarreal (agg 1-2): Unai Emery’s side will face Manchester United in Europa League final

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【マッチプレビュー】20/21UEL SF 2ndレグ アーセナル vs ヴィヤレアル(6/May/2021)近年で最大の試合【試合展望】

ここで敗ければ今シーズンはほぼ終了という、近年のアーセナルでは一番のビッグマッチ。 ELセミファイナルのヴィヤレアル、エミレーツでのセカンドレグをプレヴュー。 コメント集にひきつづき、試合の展望を。

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【マッチプレビュー】20/21UEL SF 2ndレグ アーセナル vs ヴィヤレアル(6/May/2021)近年で最大の試合【コメント集】

ELセミファイナルのセカンドレグ。ここでファイナル進出が決まるという、たいへんに重要な試合。 PLからCL/EL出場も難しくなっている現状、ここでしくじると来シーズンはヨーロッピアンコンペティションへの参加自体がなくなることに(ECLは知らない)。今後プロジェクトのプランに影響が出ることは必至と思われる。 アーセナルはすでにアウェイのファーストレグを2-1で落としているため、ここで勝ち抜けるためには必ず勝利が必要だ。 そして今回は、ヴィヤレアルがアウェイゴールのアドヴァンテッジを持つため、ホームチームのアーセナルは得点が必要だが失点が命取りというトリッキーな状況になっている。 あとで書くように、ウナイ・エメリはこの勝負についてアーセナルが本命だと述べた。 それはおそらく誤った認識ではないと思う。フェアにチームを比べれば、アーセナルはここで敗けてはいけない程度の戦力を持っている。また、アーセナルにはファーストレグで欠いたケガ人が戻るというポジティヴもある。 アーセナルがこれからトップを目指すならば、絶対に敗けられない戦い。 この試合をプレヴューしてゆこう。

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【マッチレビュー】20/21EPL ニューカッスル vs アーセナル(2/May/2021)快勝でELセミファイナルに向け自信

また予想を裏切られた。 プレヴューエントリにもあったように、ニューカッスルというチームはいま上り調子で(※直近4試合で彼らより高いクオリティのチャンスをつくっているチームはない)、アーセナルは当然苦戦するはずだった。 だがどうだろう。これはほとんど快勝と云ってよい内容だったのではないか。 アーセナルは、先週のELヴィヤレアルから8人を変えるというBチームでのぞんだ試合ながら、終始試合をコントロールし、相手にほとんど何もさせなかった。彼らは、お腹でも壊していたのかもしれない。 結果的にこの試合は、今シーズン、いやここ数年でもっとも重要な、木曜のELヴィヤレアルとの試合に向け理想的なものとなった。 この試合を振り返ろう。 Aubameyang scores as Arsenal win at Newcastle

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【マッチプレビュー】20/21EPL ニューカッスル vs アーセナル(2/May/2021)敗ければ3連敗

昨日からのソーシャルメディアボイコットのせいか、ニュースも少なく、おだやかなアーセナル界隈。5/3まで。 Arsenal joins social media boycott at 3pm さて、本日はPLニューカッスル(A)。アーセナルはすでにアストン・ヴィラとリーズに抜かれ、11位で迎えるMD34となる。 このシーズン最終盤の5月をほんとうにボトムハーフで迎えることになるとは。覚悟はしていたとはいえ、なかなか感慨深い。 こうなってしまってはPLへの興味はすっかり削がれているが、来週木曜日のビッグマッチに備えて、どのようなチーム、どのような戦いかたでのぞむかは、気になるところ。 試合をプレヴューしていこう。

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【マッチレビュー】20/21UEL SF 1stレグ ヴィヤレアル vs アーセナル(29/Apr/2021)ゲイムマネジメントの代償

こんにちは。GW。 ELセミファイナルのファーストレグ。アウェイのセヴィーヤヴィヤレアルは2-1の敗戦。 結果としては、ひとり退場のハンディキャップを乗り越えて、アウェイゴールをひとつ奪ったのだからポジティヴではあるが、内容はがっかりを通り越してひどいものだった。試合を観ていて、何度も何度も大きなため息をつかせられた。 アーセナルはいつの間にこんなに弱くなってしまったのだろう。とプレヴューエントリで書いたのは、ここ数年という期間でのこと。 今回云いたいのは、アルテタの時代になってから、一度取り戻しつつあったフォームが逆によけいに悪くなってきているように見えるということだ。チームがチームとしてワークしていない。これはいったいどういうことなのか? ほんとうに意味がわからない。 それに加えて、今回はエメリとアルテタのコーチ同士のバトルがみどころだと思っていたが、アルテタの用意した戦術と試合中のゲイムマネジメントはあらゆることが裏目に出てしまったようで、それがダイレクトに結果に反映されたようなところもある。 よりによって、シーズンを決めるみたいな重要な試合で、どうしてこういうことが起きるのか。 アルテタのチームでは、笛吹けど踊らずというようなパフォーマンスはこれまでに何度もあったが、この試合ではもう曲自体を間違えて吹いているみたいだった。それじゃあダンサーもノレない。 このチームがこれまでも一貫性のないパフォーマンスを繰り返していることを振り返れば、この試合もまったく予想できなかったわけでもないが、それにしてもこの試合で、この内容と結果には心底がっかりした。 さすがに今回ばかりはおれも落胆の調子で書いたところで「目が肥えてますね」とかコメントで嫌味を云われることもないだろう(笑い)。 試合を振り返るよ。 Pepe gives Arsenal hope of reaching final

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【マッチプレビュー】20/21UEL SF 1stレグ ヴィヤレアル vs アーセナル(29/Apr/2021)ウーナイ vs ミケル?

今年のELもセミファイナルまで来た。 アーセナルにとってELはもう4シーズン連続。つくづくELクラブに成り下がってしまったものだと思う。しかも、ELでプレイするクラブのなかでもパフォーマンスでとくに突出したものはなく、ここまでセミファイナル(アトレチコ・マドリッド)、ファイナル(チェルシー)、R32(オリンピアコス)で敗退しているのだから、なんだかすっかりELのレヴェルのクラブだ。こんな時代が来るなんて、思ってもいなかった。 おととい、昨日とCLセミファイナルのハイライトを観ても、ため息をつくばかり。いつの間に彼らとこれほどの差がついたのか。CLに出るとか出ないとか以前に、プレイのクオリティがまったく違う。スーパーリーグが頓挫してよかったことのひとつは、毎週恥をかかずに済んだことだろう。 いまのアーセナルはそれだけ低クオリティに見えるし、たまにいいパフォーマンスがあったとしてもつづかない。トップレヴェルで要求される一貫性がない。 今年のELも、ノックアウトラウンドのベンフィカ、オリンピアコス、スラヴィア・プラーグ相手にぎりぎりで勝ち抜けたようなもの。それを「勝負強さ」とポジティヴに捉えることもできるが、それは今回のヴィヤレアルに勝ち抜けてからにしよう。彼らは今回のELではここまでであたったどのチームよりも強いはず。これまでのように、自分たちのエラーから相手にアドヴァンテッジを許すようなことがあれば、挽回はさらに難しい。 ということで、アーセナルにとっては「蜘蛛の糸」になっているELセミファイナルのヴィヤレアル戦(A)。 正直、ここで悪いパフォーマンスがあっても「またか」と思うだけだろうが、一方で、いまのアーセナルは、奇妙な、予想のできない好パフォーマンスを突然したりもする。 いいアーセナルが出るのか、悪いアーセナルが出るのか、全然予想ができない。予想しても外れる。 試合をプレヴューしてゆこう。

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エク&インヴィンシブルズ続報。KSEが断固拒否にヴェンゲル参戦?

昨日の書いた、Spotifyの社長がアーセナルFCを買いたがっている件のつづき。 Spotifyの創業者Daniel Ekがアーセナルのオーナーシップに名乗り。アンリ・ベルカンプ・ヴィエラがこれを支援 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING