Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】20/21EPL シェフィールド・ユナイテッド vs アーセナル(11/Apr/2021)圧倒的リーグ最下位チームと

PLもMD31。今回のアーセナルの対戦相手は、現在ダントツでリーグ最下位のシェフィールド・ユナイテッド。アウェイ。 ミドウィークのELスラヴィア・プラーグにホームで手痛いドロウ。その前はPLリヴァプールで頭を抱えたくなるようなシーズンワーストゲイム。2月からまだ一度もクリンシーツをキープできていないといったこともあり、いまかなり劣悪なフォームのわれらが、リーグワーストの相手にここでいかに戦うか。 もうすでにPLのトップ4フィニッシュは絶望的になっているため、CLを望むならミドウィークのELに集中せねばならないという状況で、この試合にどれほどの本気度で臨むか、チームセレクションにも注目。 試合をプレヴューしてゆこう。

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エドゥとアルテタ、アーセナルFC再構築のプランのなさへの懸念 by ティム・スティルマン

3日前のArseblog、ティム・スティルマンのコラム。Project mayhem。「プロジェクト大混乱」みたいな? Project mayhem | Arseblog … an Arsenal blog これをすでに読んでいるひとは、ぼくの最近のブログエントリはこれにインスパイヤされちゃってると思ったひともいるかもしれない。 そう、最近わしはこの記事のことがなんだか頭から離れなかった。 そのうちブログに書こうと思っていたが、あまりタイミングが遅いとフレッシュさが減ってしまうので(最近のアーセナルだけじゃなく、ここ数年に渡ることについても書いているのでこの記事の賞味期限が短いとはまったく思わないが)、いまここに紹介しよう。 全文は訳さない。それはオリジナルの記事を読まれてほしい。

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フォラリン・バロガンがアーセナルとの4年の新契約にサイン間近

昨日夜、Daily Mailが報じた「フォラリン・バロガンが契約締結まぎわ」というニュースを観たときには、あんな試合のあとだからってまたひどい釣り記事もあったもんだと、クールに眺めていたのだが。 その後、ゆうべは珍しく酒も飲まずに(ごめんちょっと飲んだ)ELスラヴィア・プラーグのレヴューエントリを集中して書いていて今朝まで気づかなかったのだが、オーンステインやロマーノもこれに追随。釣りじゃなかった模様。。 いま当地で報じられている件をざっくりフォロウしよう。

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【マッチレビュー】20/21UEL QF 1stレグ アーセナル vs スラヴィア・プラーグ(8/Apr/2021)ホームで敗けに等しいドロウ。ELに暗雲

また世界の幸せの総量が減ってしまった。 なんという既視感のある試合。ミケルのアーセナルは、こんな試合を何度繰り返せば気が済むのだろう。某ジャーナリスト氏が云っていたように、この試合はアーセナルにとり、これまでで最大の試合だった。チームにそういう覚悟はあっただろうか。 ぼくにはこの結果が不運だとはまったく思えない。 あと数分適当にあしらっていれば勝利で終わっていたあの展開から1-1という結果は、憤懣やるかたない。だが同時に、90分を振り返ってみれば、いたってフェアな結果だというふうにも感じている。 アーセナルはかなり攻めてチャンスもつくったし、いくつかのチャンスを決めていれば、らくらく勝っていただろうことも事実だ。4-0とか5-0もふつうにありえたと思う。 だが一方で、スラヴィア・プラーグはアーセナルを十分苦しめたし、十分危険だったことも事実。正直なところ、彼我で選手クオリティの差がそれほどあるようには見えなかった。これはアーセナルが選手たちに投資している金額からすれば、驚くべきことだ。 そして、彼らのプレイはなにより勇敢だった。それはこの日のアーセナルにも最近のアーセナルにもずっと欠けているものだ。 敗けるべくして敗けた(※敗けてないが)と思えるような試合。振り返ろう。信者の苦行はつづく。徳を積むのだ。 Slavia Prague stun Arsenal with stoppage time equaliser

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オンラインアビューズについてウィリアン「もううんざり」#StopOnlineAbuse

20-21UEL QFスラヴィア・プラーグのファーストレグ、前日の試合前プレス会見に登場したウィリアン。 今回は、現在クラブが「#StopOnlineAbuseキャンペイン」をやっているためか、そのすべてがレイシズムとアビューズの問題に関するやりとりになっている。 #StopOnlineAbuse by @lagvilava7 👨‍🎨 Every week we’ll share a new contribution from our online community, as we call on everyone to join forces and identify, condemn and highlight abuse when they see it. If you’d like to contribute, share your creative using #StopOnlineAbuse pic.twitter.com/WrjwOj4jS5 — Arsenal (@Arsenal) April 6, 2021 フォロウしよう。

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【マッチプレビュー】20/21UEL QF 1stレグ アーセナル vs スラヴィア・プラーグ(8/Apr/2021)チェコのリーズ

こんにちは。 リヴァプール戦のショックから4日たっても、まだもやもやしている。わしはアーセナル依存症みたいなものだからしょうがない。アーセナルがハッピーじゃなければ、ぼくはハッピーになれないのだ。 しかし、悪い流れを変える機会はちゃんとやってくる。 UELもようやくクウォーターファイナル(ラスト8)へ。あと3チームスに勝てばタイトルだ。 アーセナルのファーストレグの相手は、スラヴィア・プラーグ(スラヴィア・プラハ)。ホームから始まる2レグス。 8チームスの名前を観れば、アーセナルは珍しくドロウで当たりを引いたとも云えるが、どんな相手にも苦戦するのがいまのアーセナル。ここで楽勝するなんてことはまったく期待できない。いつだって敵は自分たち自身なのだから当然だ。どんな相手だろうと苦労するに決まっているのである。 なんつって、懲りずにまた期待している自分もいてイヤになる。 また胃の痛い試合になるのか、あるいは見違えたパフォーマンスを見せるのか。 今晩の試合をプレヴューしてゆこう。

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プレスが苦手なアーセナル

土曜のリヴァプール戦について、どうにかうまいことまとめてブログに書きたいと、ずっとあれやこれやと考えていた、 そして昨日、アーセナルのプレッシャーについて触れているこのとてもインサイトフルなブログエントリを読んで、これを元ネタにして少し書いてみたいと思った。 Two steps forward, three steps back ぼくのブログではおなじみの7am氏の「2歩進んで、3歩下がる」というタイトルのブログエントリ。ぼくは最近のチームは「3歩進んで2歩下がる」のように、少しづつでも着実に進歩しているものだと思っていたのだが、どうも毎試合でちょっとずつ後退していっているというほうが、だんだんしっくりし始めてきてしまった。

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【マッチレビュー】20/21EPL アーセナル vs リヴァプール(3/Apr/2021)ワーストパフォーマンス

© あfろ・芳文社/野外活動委員会   いや、そりゃねえだろと。いくらなんでも。 土曜のリヴァプール戦は、今シーズンのアーセナルのワーストゲイムに推そう。 アルテタのチームにはこれまでも数々のひどい試合があったが、これは観ていてもう我慢ならないというレヴェルでひどかった。 しかも「いま」というのが気に食わない。去年末のどん底のような時期ならまだしも、このチームはようやく自分たちの本来のポテンシャルに気づき始めたところではなかったのか。 残り20分で股抜きで3点目が決まったときは、ほんとうに観るのを止めようと思った(結局最後まで観たんだけども)。わしはどんなにひどい試合でも、つまようじで両まぶたをこじ開けて最後まで観るくらいには訓練されたAFC信者だが、今回ばかりはほんとうに信心を試された。ビッグテストだった。 試合を振り返ろう。苦行。 Liverpool cruise to victory at Arsenal

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【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs リヴァプール(3/Apr/2021)不調リヴァプール?

PL is back! ついに戻ってきましたね。ありがとう。そして4月。どんなときも桜はうつくしい。 さてさて、2週間ぶりのEPLとなる今回のMD30、アーセナルの対戦相手はリヴァプール。エミレーツステイディアムにて。 ここ数年はCLタイトルとPLタイトルをとって世界最強の名をほしいままにしていた彼らながら、今シーズンはけが人続出、一転して不安定に。 とくにクリスマス以降のフォームは、フォームを取り戻したアーセナルとはまったくの逆で悲惨のひとこと。この間のPL15試合で勝利はわずか4つ(W4 D3 L8)。あの難攻不落にも思えたアンフィールドではなんと6連敗中という。現在PLテーブルで7位。アーセナルとのポインツ差も4まで縮まっている。 盛者必衰はこの世のことわりとはいえ、この世の春を謳歌しているように見えたあのチームが、来シーズンはヨーロッパでプレイすることすら危なくなっているというこの極端さ。リヴァプールの予想外の低迷は、Covid禍のクレイジーな今シーズンを象徴するできごとのひとつと云えそうである。 ただ、彼らもCLでは好調を維持している。このあとミドウィークにはレアル・マドリッドとのQFファーストレグを控えている。 一方のアーセナルも、来シーズンのCLを考えれば、PLよりELを重視するほうが現実的だ。われわれはこのあと、木曜にELスラヴィア・プラーグがある。 今回の対戦は、PLで望みをつなぐためにも両者にとって敗けられない試合でありながらも、それぞれがやや後ろ髪を引かれる状況はあるっちゃある。チームセレクションへの影響は多少はありそうだ。 試合をプレヴューしてゆきましょうか。

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【試合前記者会見】20/21EPL アーセナル vs リヴァプール(3/Apr/2021)ラカゼットの去就、アグエロ?、サカとESR……

インターナショナルブレイクがやっと終わった。今回はすごく長く感じたのはなぜなんだ。 さて、TV都合で日曜から土曜にリスケされたPLリヴァプール(※日本時間では日曜早朝)。毎度エキサイティンなこの対戦。今回も楽しい試合が期待される。 昨日木曜に、アルテタが試合前プレス会見を行っていた。 お伝えしよう。

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傷心のルーカス・トレイラ「ボカに行く」

先日、Covid-19で母君を亡くしたルーカス・トレイラ。気の毒にもほどがある。最近はAFTVのClaudeも亡くなってしまい、アーセナル界隈では訃報が続いている。 Lucas, our thoughts, love and support are with you and your family at this difficult time We are all with you ❤️ pic.twitter.com/ijTZkhtru4 — Arsenal (@Arsenal) April 1, 2021 彼のソーシャルメディアでもたびたび登場し、仲睦まじいところを見せていた最愛のお母さまだけに、ファンのあいだでも彼のハートブレイキングはいかばかりかと心配されていた。 そして昨日、本人が南米メディアに語ったところによると、どうも彼のホームシックはもう限界に来ているようである。

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UCLのリフォームとアーセナルへの影響

UEFAチャンピオンズリーグが、コンペティション自体の刷新を図った新案が話題になっている。 Told its 99% certain the new 36 team Champions League, including 10-match ‘Swiss style’ first section from 2024 will be agreed and signed off within next 36 hours. — Simon Stone (@sistoney67) March 30, 2021 昨日かなりシェアされていたこのtweetによれば、「2024年から36チームによる「スイス式」トーナメント10試合を含む新しいCLが、このあと36時間のあいだに合意されるのは99%確かである」ということ。 新しいかたちのチャンピオンズリーグの概要、それとアーセナルへの影響について少し書こう。

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おもしろいフットボールとアーセナル

ゆうべは、日本代表(オリンピック代表)のアルゼンチンとのフレンドリーマッチを3-0になるところまで観ていた。 アルゼンチンの皆さんはコーチ含めて、インド人のレフェリーにだいぶフラストレイションをためていたようだが、ぼくにはそこまでホームチームに有利な判定にも見えなかったがどうだろう。多少はあったのか。でも、そこを考慮しても、日本チームはちゃんと強かったと思う。田中碧っちゅー選手はゲンドゥージみたいでいいね! いちばん印象に残ったのは、プレイのインテンシティと攻撃での積極性。相手に臆せず、自分たちが主導権を握る気まんまんでガツガツ行くし、ボールを奪えば落ち着きと勇気が同居していて、チームとして非常に大人びていた。なにより観ていてすごくおもしろかった。あんなプレイができるなら、本番でもいいところまで行くんじゃないだろうか(ていうか東京オリンピックってやるの?)。 ぼくのあたまのなかはつねにアーセナルでいっぱいなので、ほかのどんなチームを観てもアーセナルのことばかり考えてしまうのだけど、この極東の若いチームにすら、アーセナルをよくするヒントのようなものがあるなあと思った次第。

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スヴェン・ミズリンタット、アーセナル退団の舞台裏、アーセナル時代に獲得した選手たちについて語る

こんにちは。 インターナショナルブレイクで少しご無沙汰。アーセナルのない日々はつまらんすね。 さて今回は、いささか旧聞に属するような話になってしまうが、アーセナルの元スカウト部長(Head of recruitment)、いまはシュツットガルトにお勤めのスヴェン・ミズリンタットのインタヴューを紹介したい。 Mislintat exclusive: I don’t feel ashamed of any of the transfers at Arsenal 今年3/9に『The Athletic』(※要課金)で発表された彼の独占インタヴューから、アーセナルにまつわる部分だけ。 基本的には彼のキャリア全般にフォーカスされた記事だが、そのなかでアーセナル時代についても多く語っており、アーセナルのファンにとっても興味深いものとなっていると思う。 インタヴューは、ドイツ情報Tier1ジャーナリストのRaphael Honigstein。 ではざっくりとHere we go.

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【マッチレビュー】20/21EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(21/Mar/2021)ふたつのアーセナル

今回アーセナルが戦った相手がいわゆるビッグ6チームとかだったら、すごい試合をやったもんだと思っただろうし、ファンの記憶にも残ると思うのだよ。 ところが今回の相手はハムですよハム。いやハムというのは基本うまい食べ物でパンに挟んで食べるのに最適でハムの地位を貶める意図はまったくないけども。塩漬肉と書いてそう読ませたいけども。 ウェスト・ハムのようなレヴェルのチームにこれではいけませんねえ。いずれトップをねらうチームになろうというのならば。 しかも今回もまた、とくにすばらしい敵にやられたというわけでもなく、ほとんど自滅。なんだあのエナジーも集中力もない試合の始め方は。最初に失点したときだって、なんだか悪い予感はしていたもの。3失点もしてやっと目覚めるという。メンタリティに問題がある。 このチームに必要なのは、もはやフットボールのトレイニングではなく、カウンセリングかもしれないよ。五円玉にひもつけて目の前でぶーらぶーらするやつ。あ・それ催眠術か。でも、まじめな話、そっちのほうがよほど効果があるかもしれない。 ということで、今回もまたアーセナル一行が「自分たちが最大の敵」ということを再認識した試合となったのである。 試合を振り返ろう。 This game will give me nightmares – Arteta