Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチレビュー】20/21EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(21/Mar/2021)ふたつのアーセナル

今回アーセナルが戦った相手がいわゆるビッグ6チームとかだったら、すごい試合をやったもんだと思っただろうし、ファンの記憶にも残ると思うのだよ。 ところが今回の相手はハムですよハム。いやハムというのは基本うまい食べ物でパンに挟んで食べるのに最適でハムの地位を貶める意図はまったくないけども。塩漬肉と書いてそう読ませたいけども。 ウェスト・ハムのようなレヴェルのチームにこれではいけませんねえ。いずれトップをねらうチームになろうというのならば。 しかも今回もまた、とくにすばらしい敵にやられたというわけでもなく、ほとんど自滅。なんだあのエナジーも集中力もない試合の始め方は。最初に失点したときだって、なんだか悪い予感はしていたもの。3失点もしてやっと目覚めるという。メンタリティに問題がある。 このチームに必要なのは、もはやフットボールのトレイニングではなく、カウンセリングかもしれないよ。五円玉にひもつけて目の前でぶーらぶーらするやつ。あ・それ催眠術か。でも、まじめな話、そっちのほうがよほど効果があるかもしれない。 ということで、今回もまたアーセナル一行が「自分たちが最大の敵」ということを再認識した試合となったのである。 試合を振り返ろう。 This game will give me nightmares – Arteta

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】20/21EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(21/Mar/2021)好調モイーズ

PLマッチデイ29。2週間のインターナショナルブレイク直前、アーセナルはウェスト・ハムのロンドン・ステイディアムへ。ロンドンダービー。 ここで結果を出すかどうかは、われらのアーセナルファンの来週と再来週のQOLに関わる重大事。いまウェスト・ハムは強い。強い相手に勝てば、自分たちの強さを実感できる。お得。 ここ最近のアーセナルはずっと「XX歩進んでYY歩下がる」のような試合を繰り返しているが、少しづつ前進はしているはず。 今回もまたベストな11人を選べる。きっと強いチームのはずだ。 遅くなってしまったが、今晩のこの試合をざっくりプレヴューしてゆこう。

Arsenal, Player

エミール・スミス・ロウのインタヴュー「アーセナルでグレイトなことをする運命」

こちらもPLウェスト・ハムのプレヴューエントリに加えようと思ったのだが、長いしおもしろいので独立エントリに。 Arsenal’s rising star Smith Rowe on his brilliant breakthrough season PLのシーズンはまだ10試合ほど残しているが、現時点でエミール・スミス・ロウといえば、ブカヨ・サカとともに今年のヤングガナーを代表するひとりになったと云ってもいいだろう。 クリスマス以降のアーセナルのインフォームにおいては、はっきり彼のNo.10起用がきっかけになっており、彼のそれまでの扱われ方からすれば、中途半端に埋もれていた可能性もあり。そのなかから、文字通りブレイクした。 1月にクラブがマーティン・オーデガードを取ったおかげで中央ポジションを彼に譲ることも増えたが、ワイドから脅威になれることもしっかり証明している。 そんなアーセナルの未来のひとり、ESRにジェイミー・レドナップがインタヴューしている。

Arsenal, Arteta

ミケル・アルテタのロングインタヴュー。クリスマス以降のフォームと逆境からのレッスンを語る

オリンピアコスを相手にELのR16を勝ち抜けたあと、『Sky Sports』がエクスクルーシヴでミケル・アルテタのインタヴューを行っていた。 今日はPLウェスト・ハムだが、今回もELから時間がないためか試合前プレスカンファレンスは行われていないようで、このインタヴューをボスコメントの代わりに入れるつもりだったが、あまりにも長い&充実したインタヴューになっているので、独立したエントリとして紹介したい。 Mikel Arteta exclusive interview: Arsenal evolution, progress since Christmas and the lessons of adversity

Arsenal, News, UEFA EL

20-21UELクウォーターファイナル、アーセナルはスラヴィア・プラハと

R16でオリンピアコス相手に勝ち抜けた翌日となる、つい先ほど。ELのQFドロウが行われ(ドロウのプレゼンターはガエル・クリシー氏)、アーセナルはスラヴィア・プラハを引いた。

Arsenal, Arteta, Match, UEFA EL

【マッチレビュー】20/21UEL R16 2ndレグ アーセナル vs オリンピアコス(18/Mar/2021)ゲイムマネジメントに失敗するの巻

ファーストレグでアウェイゴールズ3という圧倒的マージンがありながら、ホームでギリシャチーム相手にたじたじ。一時はほんとうにやばいかもと思えたくらい。 最後の10分で相手に退場者が出なければ、何が起きてもおかしくない雰囲気だった。 結局アグリゲイトスコアでわれわれがクウォーターファイナル(ラスト8)に勝ち進んだものの、この試合自体は1-0で敗けている。この勝ち抜けを手放しで喜ぶ気にはなれない。 Arsenal lose but progress to last eight われらがチャンスの多さのわりに最後まで得点できなかったことについては、たしかにアンラッキーな面もある。ショッツのうちいくつかゴールが決まっていても決しておかしくはなかったし、それらが決まっていれば、まったく違う試合になっていたかもしれない。 しかし結局はああいった内容で、「敵は自分たち自身」という最近のトレンドを繰り返している。 もちろんいいプレイだってなかにはあったが、試合後に残っている印象はといえば、もっぱらチームとして状況に対応できない精神的な未熟さばかり。試合後のボスや選手たちのコメンツを見ても、彼ら自身もあのパフォーマンスには大いにフラストレイションを感じているようだ。当然だろう。 ぼくはこの試合には成熟したゲイムマネジメントを期待していたので、非常にディサポインティッドだった(©ジャスラック)。 試合を振り返ろう。

Arsenal, Arteta, Match, UEFA EL

【マッチプレビュー】20/21UEL R16 2ndレグ アーセナル vs オリンピアコス(18/Mar/2021)勝ち抜けへ

ELラウンドオブ16のセカンドレグ。アーセナルはホームにオリンピアコスを迎える。 先週のファーストレグではアウェイゴールズを3つぶちこんで勝利、つぎのラウンドへの勝ち抜けの可能性がかなり高まっているアーセナル。 だがしかし、安心したところから大逆襲を喰らうのが、いまのアーセナルのトレンドである。週末のNLDでの勝利もあって、この試合へ向けて気が緩みがちな要素はあるっちゃある。 勝って兜のなんとやら。これは油断禁物で粛々と仕事をするべき試合だ。最大の敵は自分たち自身。忘れないようにしないと。 この試合をプレヴューしてまいろう。

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチレビュー】20/21EPL アーセナル vs トッナム・ホットスパー(14/Mar/2021)支配と反発とパニック

Happy Monday to you! やあ、勝ちましたね。日曜のノースロンドンダービー。 完全に試合をコントロールしながら1発にやられ。しかし諦めずみごと逆転に成功。相手はひとり減って試合が終わったと思いきや、残り15分は逃げ切りまでしっかりハラハラドキドキ。 ローラーコースターな展開で、最後までお客さまをけして飽きさせないというサーヴィス精神は、さすがアーセナルである。そういったサーヴィスはいらないんだけどな! 試合を振り返ろう。 Arsenal beat Spurs despite Lamela rabona goal

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs トッナム・ホットスパー(14/Mar/2021)個人エラーを乗り越えて

ELオリンピアコスから中二日。今シーズン2回めのノースロンドンダービーがやってきた。 12月の前回アウェイ対戦では、モウリーニョのシットディープ&カウンターというウルトラプラグマティックな作戦にまんまとハマり、2-0と完敗。 ポスト・ヴェンゲルの過渡期アーセナルは、トッナムとの戦績も振るわない(※直近6試合でW1 D2 L3。最後にアーセナルが勝ったのは2018年12月)。しかし、いまだ少なくない課題はありつつも、アルテタの下でチームプレイにはあきらかな進歩が観られ、そろそろ潮目が変わってもよさそうな雰囲気はあるっちゃある。たとえ相手がインフォームだとしても。 相手チームが宿敵というだけでなく、フットボールのスタイルという意味でも宿敵のモウリーニョがいる。フットボールというスポーツの明るい未来ためにも、われわれは勝たねばなりません。 今晩のこの試合をプレヴューしてゆこう。

Arsenal, Arteta, Match, UEFA EL

【マッチレビュー】20/21UEL R16 1stレグ オリンピアコス vs アーセナル(11/Mar/2021)アーセナル vs アーセナル

試合はもうご覧になりましたか。 勝ったはいいが、またしても既視感あふれる展開に……。というよりむしろ悪化しているような。 あれだけ同じ過ちは繰り返さない、過去から学ぶと確認しあいながら、むしろ増えてしまった個人エラーズ(※この試合で相手ショッツにつながったエラーが3)。どうなってんだろ。何か理由を探すべき問題のように思えてきた。いまや最大の敵は自分たち自身になっている。コントかな? とはいえ、結果は快勝。アウェイでこの結果は来週のセカンドレグに向けて大きなアドヴァンテッジになった。 この少し奇妙な試合を振り返ろう。 Odegaard helps Arsenal to commanding lead

Arsenal, Arteta, Match, UEFA EL

【マッチプレビュー】20/21UEL R16 1stレグ オリンピアコス vs アーセナル(11/Mar/2021)リヴェンジ

本日は3/11。あれから10年。早い。合掌。   さて、UELもラウンドオブ16へ。R32でベンフィカ相手につなわたりで勝ち抜けたアーセナルは、ヨーロッパの戦いでは常連&因縁のオリンピアコスをまたしても引くという奇遇。今回は初戦のアウェイゲイムとなる。 中二日という過密日程で週末にはNLDを控えてはいるものの、来シーズンのCL出場をかけた戦いにおいて、プライオリティは現在あきらかにELにある。多少リスクをかけても、全力でファーストレグのアドヴァンテッジを取りに行かねばならない。 そして個人エラーや得点といった、直近の課題をどう改善させていくか。 試合をプレヴューしてゆこう。

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチレビュー】20/21EPL バーンリー vs アーセナル(6/Mar/2021)同じ展開に飽きた

限りなく敗けた気分。だが結果は引き分けである。 アウェイで1ポイントなら最悪ではない。という決り文句を書くのは正直飽きてしまった。 そりゃそうなんだけど、今回のような試合だと、たとえ1ポイントを得ても100点満点のテストで20点のような気分。当然100点を取るべきテストだったのだから、この落胆は大きい。 しかも、このやられかたよ。われらファンは何度同じような気分を味あわせられればよいのか。恨みたくもなる。 まったく気が進まない。だが、記録のためにこの試合を振り返っておこう。白装束で滝に打たれながら。 Xhaka error gifts Burnley point

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチプレビュー】20/21EPL バーンリー vs アーセナル(6/Mar/2021)空中戦最強と最弱の戦い

PL Week27。今週ミドウィークに試合がなかったこともあり、ついにアーセナルは消化試合が多いチームから少ないチームのほうに入ってきた。テーブルを見るうえで、消化試合が揃うのはいいものだ。 さて一週間ぶりのPLで、今回のアーセナルの相手はバーンリー。アーセナルにとっては、PLライヴァルのなかではあきらかに格下感はあるものの、近年は何かとトラブルを起こされ、簡単には勝てない相手という印象がある。今回はどうなるか。 今晩の試合をプレヴューしてゆこう。

Arsenal, Arteta, EPL, Match

【試合前記者会見】20/21EPL バーンリー vs アーセナル(6/Mar/2021)「バーンリーでプレイするのは嫌いじゃない。あれこそがPL」

アーセナルのつぎの試合は、土曜日ランチタイムのPLバーンリー(A)。早くも昨日水曜日にアルテタの試合前プレスカンファレンスが行われていた。 いくらなんでも早いような。 そしてどうせアルテタは土曜までにSky Sportsあたりでロングインタヴューを受けたりするに決まっているので、今回は試合プレヴューエントリに先んじて昨日の会見だけお伝えしよう。プレヴューエントリまで3日も待ってたら鮮度が落ちすぎてしまう。 Arteta on Lacazette, Balogun, Barcelona and more

Arsenal, Misc

アーセナルFC情報ガイド2021年版

こんにちは。 今週はひさしぶりにミドウィークにアーセナルの試合がない平穏な日々なので、今回は以前からあたためてあったネタ「アーセナル情報源」の2021版を書いてみたい。 2017年に書いた同内容のエントリにいまもそれなりにアクセスがあるので、いつか最新版にアップデートしようと思いつつずるずると4年もたってしまった。 4年もたつとさすがに情報源もそれを取得する方法も変わっている。あれからブログのアクセスが非常に増えたこともあり、アーセナルについてより多くの濃い情報をチェックするようになったし、毎日の情報収集のモチヴェイションもだいぶ違うものになった。 紹介するのは定番的なものばかりだし、すべて英語情報なので、このエントリがどれだけ需要があるのかはわからないが、このブログをよく読んでくれている読者さまに、ぼくがどうアーセナルの情報を収集しているか、ブログ筆者がふだん見ているアーセナル景色を知っていだたくことも無駄ではあるまいと思う。だから書いてみよう。 ではHere we go.