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ヘンリク・ミキタリアンのインタヴュー。ウクライナ時代、BVB、マンU、アーセナルのこと

おととい公表された、ASローマの情報サイト(ガゼッタ・デロ・スポルト系)による、ミキタリアンのインタヴュー。 Mkhitaryan: “L’Arsenal un sogno, lo United un rimpianto. Ho scelto la Roma per tornare a divertirmi” ざっと読んでもスルーするのがもったいないくらいおもしろかったので、ちゃんと読むついでにシェアしたい。彼のこれまでのキャリアを網羅的に語っている。 ミキタリアンと云えば、もうアーセナルの選手だということを忘れているファンもいるかもしれない(いないか)。 それは彼がどうというよりは、われわれが自分たちのことで精一杯だからなのだが、彼もまた最近はローマで大活躍をしているようだ(※ここまでリーグ13試合でG6 A3)。 先日「このままいけばローマは€20M出しても買うのではないか」というファンのツイートにはたくさんのLikeが集まっていた。 そんなイタリアンカルチョを満喫するミッキー。 現時点では来シーズンにアーセナルでプレイするとは考えにくいし、ノースロンドンでとてもいい時間を過ごしたわけでもないので恨み節もあるかと思いきや、いまもアーセナルのことを好意的に話しているということもポイントが高いインタヴュー。そしてマンU、というかモウリーニョについては…… ではHere we go!

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【マッチレビュー】19/20 FAカップ ポーツマス vs アーセナル(2/Mar/2020)キッズが大人なアーセナル

子どもなのに大人とは(これいかに)。 19-20FAカップの5thラウンド、ポーツマス v アーセナルは、アーセナルがややスロウスタートだったものの、90分で落ち着いた大人のフットボールを見せ、アウェイでクリンシート勝利。 順当につぎのラウンドに進出した。 Portsmouth 0-2 Arsenal: Gunners ease into FA Cup quarter-finals これでELオリンピアコスを少しは忘れることができたか。 試合を振り返ろう。

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【マッチプレビュー】19/20 FAカップ ポーツマス vs アーセナル(2/Mar/2020)パブロ・マリー初披露?

衝撃的なELからの敗退。アーセナルWomenのカップファイナル敗退。われらアーセナルファンにとっては阿鼻叫喚の2月末ながら、リヴァプールの無敗が44でストップし「インヴィンシブルズ49」が守られるという、うれしいできごともあった(でかすぎるアレを持った漢のなかの漢、トロイ・ディーニーに敬礼!)。 これからは一縷の望みをかけて挑むべくPLの厳しい戦いも待っているが、ひとまずはFAカップ。5thラウンド。ここを勝ち抜ければつぎはクウォーターファイナル。 アルテタが先日話していた「ヨーロッパへの3つの道」のひとつが、このFAカップタイトルからのEL出場だったということで(コメントで教えてくれたひとありがとう。ぼくはTwitterで知った)、いまあらためてこのコンペティションが重要な意味を持つことになっただろう。 リーグ1クラブ(※英3部)を相手にどういったチームで臨むのか。また痛い敗戦からチームとしてどう立ち直るのか。とくと拝見。 Portsmouth v Arsenal: Kenny Jackett ‘excited’ as Mikel Arteta forced to shuffle defence

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「CL絶望」の補足。PLでの4・5フィニッシュの可能性をまじめに検討してみよう

昨日ELショックを書いたエントリにもらったコメントを読むと「悲観的すぎワロタ」という意見が散見された。 まあたしかにそうかもしれない。PLも数字のうえでは、あとちょっとうまくいけばなんとか行けるのではないかと思えなくもない差ではある。 まあぼくが悲観的になっている理由はテーブル上の数字だけでなく、ほかにもいくつかあるのでそれを説明しようかとも思った。 だけど、そういった意見に反駁したいがために「アーセナルの絶望」をここでぼくが力説するのも、よく考えればおかしな話だなと(笑い)。だってぼくはアーセナルFCの成功を誰よりも願っているファンのひとりなのだから。なぜに鼻息を荒くして、わざわざ自分たちの悪い将来の確からしさをここで説かねばならぬ。ぼかあ性格はネガティヴ(昔で云う根暗)ではあるが、そこまでではない。と思う。 ということで、EL敗退のショックだとか、ネガティヴ感情を一旦置いておいて、ニュートラルな視点で今シーズンここから、アーセナルのPLからのCL出場の目はあるのか。ざっくりと考察してみたい。 昨日リヴァプールがスリップしてくれたおかげでだいぶ気持ちが癒やされたってのはあるっちゃあるよね!(それと地味にチェルシーがボーンマスにポインツを落としているとか) One Invincibles Forever!

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【空白】19/20UEL R32 2ndレグ アーセナル vs オリンピアコス(27/Feb/2020)CL絶望の衝撃

ああいう展開だったのでモニタの向こうで起きたことをなかなか受け入れられず。ひどく敗けたときはいつもそうなんだけど、感情に対処するのが難しくて、昨日はまったく空虚な1日を過ごしてしまった。まあ受け取り方はファンそれぞれだろうが、ぼかあいつもそんな感じだ。 昨日は「悪い夢じゃなかったのか……」という一晩たって目が覚めただろう現地人のtweetを見かけた。当地の彼らは1日の終わりだったかもしれないが、われら極東のファンはそれが1日の始まりだったのだからよけいにキツいっすよね。 Arsenal 1-2 Olympiakos (Agg: 2-2 AET): Gunners knocked out by last-gasp away goal

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【マッチプレビュー】19/20UEL R32 2ndレグ アーセナル vs オリンピアコス(27/Feb/2020)失点が命取り

ELラスト16への進出をかけたオリンピアコスとの180分の戦いは、アウェイの前半を1-0と先行することに成功。セカンドレグはホームアドヴァンテッジで逃げ切りを図りたいところ。 ただ、1ゴールという最少得点差で万が一先に失点するようなことがあれば、数字のうえでは今度はアウェイゴールの分オリンピアコスが有利に。状況は一転してホームチームにプレッシャーがかかる。攻めて勝ちたいが失点が命取りになりかねないという、なかなかトリッキーな試合だ。 来シーズンのCL出場のため、今年も是が非でもほしいELタイトル。こんなところで敗けるわけにはいかない。先勝しているからとまったく気が抜けないリターンマッチである。 Arsenal vs Olympiakos preview

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アーセナル20-21シーズンのCBを考える

Centre back situation is interesting. Holding can’t get on the bench for some games, Mari yet to play, Saliba to come back from loan and Chambers to return next season as well. Will surely have to be some departures in the summer even if there aren’t any new CBs signed. — Jeorge Bird (@jeorgebird) February …

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【マッチレビュー】19/20 EPL アーセナル vs エヴァートン(23/Feb/2020)【マッチスタッツと論点】熱闘エミレーツ

コメント集に引き続いて、19-20EPLアーセナル v エヴァートン。試合の内容について。

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【マッチレビュー】19/20 EPL アーセナル vs エヴァートン(23/Feb/2020)【コメント集】熱闘エミレーツ

すっかり遅くなってしまい。。 アウェイだからとまったく遠慮のないエヴァートン。そんな好調な彼らに対し見せた、チームのキャラクターとスピリット。 過密日程で披露の色もあったアーセナルの勝利に、試合後には多くのメディアでも“hard-fought”の見出しが。とくに最終盤はまさに薄氷を踏む思いながらも、みごとに逃げ切ったというファイティングスピリットの勝利。まったく簡単な試合ではなかったが、それでも最良の結果を出したことが大きい。 これで今年に入ってから敗けなしをひとつ伸ばし10試合unbeaten(W6 D4 L0)で、シーズン2度目の3連勝(※どちらも全コンペティション)。勝てない試合がつづくなかで、アルテタが「ドロウを勝利に変えていこう」とチームに話していたそのとおりの流れが来ている。 長いシーズンではいいときも悪いときもあるのは当然なのだから、悪いときこそしがみついてでも結果を求める。ミケル・アルテタの新アーセナルは、そういう勝負強さも身につけつつあるようだ。よきかな。 Arsenal 3-2 Everton: Aubameyang nets twice as Arsenal beat Everton in thriller 試合を振り返ろう。まずはコメント集から。

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【マッチプレビュー】19/20 EPL アーセナル vs エヴァートン(23/Feb/2020)アルテタとアンチェロッティ

PLマッチデイ27、アーセナルはエミレーツにエヴァートンを迎える。 アーセナルはELでのアウェイ勝利から中二日。フィットネスではとてもいいコンディションとは云えないものの、アーセナルにとってエヴァートンは、PLホームで5連勝中&PL最多33勝利&通算107ゴール(最多得点)と最大の「お得意さま」のひとつ。 奇しくもミケル・アルテタとカルロ・アンチェロッティというふたりの引き継ぎマネージャー、そして早くもチームのフォームを大いに改善しているという共通点もある。 また、両クラブの「EX」たちにも注目が。フィオ・ウォルコットはこの試合でのプレイはダウトということだが、スタートが予想されるアレックス・イウォビは、これがエヴァートンの選手として初めてのプレイ@エミレーツになる。 もちろんアルテタはエヴァートンOB。実質マネージャーとして初めて古巣と戦うことに。 現在10位と11位の2ポインツ差(※暫定)。勝てば順位が入れ替わる6ポインター。 何かとトピックに事欠かないこの試合。どんなパフォーマンスを見せてくれるか、今回もまた大変に楽しみである。 Arsenal vs Everton preview

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【マッチレビュー】19/20UEL R32 1stレグ オリンピアコス vs アーセナル(20/Feb/2020)おつとめ完了の巻

コンサヴァというか、省エネというか。慎重になりすぎたのか、全然いつもどおりじゃなかった。 ホームチームはずっと積極的だったし、アーセナルのファンとしてはまあ最後までハラハラしながら観たけれど、シーズンのなかでも退屈であまりみどころのないタイプの試合だったのかも。もし中立のファンがこの試合を観ていたら、多少苦痛に感じても仕方ないくらいには。 しかし内容はともかく、アーセナルはELラウンド32のファーストレグを1-0という理想的な結果で終えることができた。クリンシートはもちろん、このキツい状況でアウェイゴールというお土産まで持って帰れれば御の字。Got the job doneである。そしてアルテタにとってはうれしいマネージャーとしてヨーロッパでの初勝利。幸先がよい。 Olympiakos 0-1 Arsenal: Alexandre Lacazette helped by team-mates’ support, says Mikel Arteta 試合を振り返ろう。

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【マッチプレビュー】19/20UEL R32 1stレグ オリンピアコス vs アーセナル(20/Feb/2020)厳しい日程&タフなステディアム

EL is back! ほぼ2ヶ月ぶり。 ウーナイ・エムリ(とFL)がわれらをネクストラウンドに進めてくれたおかげで、今回のオリンピアコス戦と相成った。グループステイジを脱落せずにいてくれてありがとうウーナイ(とフレディ)。 さて19-20UELラウンド32のファーストレグは、いざグリースのアーセンズへ(どこかわからねえ笑)。ミケル・アーセナルの初めてのヨーロピアンマッチになる。 来年のCLに出る気マンマンのわれらはELこそ本気度マックスで臨む……はずだったが、シティのアレでPLにもわずかな光明が。このあと中二日でPLエヴァートンを控えるアーセナルが、「マストウィン」ではないアウェイでのファーストレグにどういうチーム・アプローチで臨むか。注目である。 Olympiakos vs Arsenal preview

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マテオ・ゲンドゥージのアティチュード問題と将来。アルテタのマンマネジメント

昨日のCLすごかったですね。BVB、PSG、アトレチ、リヴァプール。。 ぼくはハイライトでしか観ていないが、われらが「ようやくノーマルに戻りつつある」ことを喜んでいるあいだにも、世界のトップトップレヴェルのフットボールはどんどんと先に行っているなあと。われわれもいずれ彼らと伍して戦えるようにならねばならないが、その差はまだそうとうに大きい。彼らのハイクオリティなプレイを観ていてあらためて実感したものである。 さて。4-0大勝したNUFC戦でベンチからも漏れたマテオ・ゲンドゥージ。今回は試合後に発覚した彼の問題について、もろもろを少し書いてみたい。

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【マッチレビュー】19/20 EPL アーセナル vs ニューカッスル(16/Feb/2020)【マッチスタッツと論点】おれたちみんなラカゼット

コメント集にひきつづき、19-20EPLニューカッスル(H)のマッチスタッツと論点を。

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【マッチレビュー】19/20 EPL アーセナル vs ニューカッスル(16/Feb/2020)【コメント集】おれたちみんなラカゼット

アーセナルのPLでの勝利は元日のマンU(2-0)以来でなんと4試合ぶり。長かった。 去年末にアルテタが来て以来、さすがにそこまでの即効性は求められないことは認めながらも、満足できる結果がなかなか得られず、ファンのストレスはだいぶたまっていた。 今回は冬のウィンターブレイクを挟んでの試合だったので、この淀んだ「流れ」をリセットするにはちょうどいい機会だった。ドゥバイで準備したことをテストする機会でもあったろう。 序盤はNUFCのカウンター&個人技に苦しみながらも、徐々に流れを引き戻していき、終わってみれば結果は望外の大勝。アーセナルが4得点+クリンシート、しかも、エジル、ペペ、ラカゼットといったここまで低フォームが懸念されていた面々が揃って躍動したのだからたまらない。 Arsenal 4-0 Newcastle: Gunners beat Magpies to end run of draws r/Gunnersのとあるサブでは、とあるユーザがラカゼットの得点後のエモーショナルなリアクションについて「あの瞬間、みんながラカゼットだった」とコメント。多くのUp voteを集めていた。 そう、おれたちはラカゼットだったのだよ。チーム、スタッフ、クラブ、そしてクラブを愛するファンベイス全体が。もがき苦しんでいた。だからこそあの喜びが爆発したゴールセレブレイションは感動的だった。これぞ“togetherness”。おれは悟りました。 (だからDAZNコメンタリの淡白な反応には少々がっかりした。あそこはめちゃくちゃ語りどころだっただろう。あの勝敗と無関係のゴールがラカ本人にどんな意味があるか。チームやファンにとってどれだけのカタルシスか。別にファンじゃないのだからアツく語ってほしいわけじゃないが、ラカがあのときどういう状況にいたかとか、そこにどういうコンテキストがあったかとか、曲がりなりにもPLを担当するコメンタリなら最低限の知識としては知っていてほしかった。「さすがの決定力」とかそういうことじゃないんだよ。あの尋常じゃないチームのリアクションに何の反応もないなんて) さて、この試合について振り返ってゆこう。まずはコメント集から。追ってスタッツと論点を。