32才の選手にかけるコストは、総額£20M?
この件では、ファンのあいだでも賛否両論があるが、最大の論点はやはり彼の獲得に伴うコストと高齢リスクだろう。
フリーエイジェントで移籍金はかからないとはいえ、32才に3年のオファーはそうとう慎重にならねばならないはずなのは確かである。ましてや、アーセナルはエジルを筆頭に高いサラリーの契約に苦しんでいる真っ最中である。
昨日の『The Sun』(Mark Irwin)が、アーセナルがオファーしているサラリーについてほのめかしていた。
この記事によれば、アーセナルはウィリアンに£130kpwの3年契約をオファーしているという。※チェルシーでの給与は120kpwだったとか。
しかし、その額を払うためには£180kpwのミキタリアンを放出してからじゃないと無理だそうで(まだ契約中だったのか)、まあそれはいいとして。
£130kを毎週、3年間支払つづけるといったいいくらになるのか。計算してみよう。
£130k X 52 weeks X 3 years = £20,280k = 約£20M
20ミリオンパウンズ。27億円(円で云われても逆によくわかならい)。
どうだろう。云うほどでもないのか。
ただし、この金額は基本サラリーなので、ここに各種のボーナスやエイジェント手数料といったものが追加で乗ってくることは忘れちゃなんねえ。
それと、当然のことながら、3年後に契約が切れたとき35才になっている彼の価値はほぼゼロに等しいだろうし、契約期間中ももしうまくいかなかったからと云ってこの高給では売ることもおそらく難しい。この£20M+アルファを金銭で回収することはほとんど不可能であるから、そういった意味でもリセイルヴァリュのある選手を買うのとは違うことを認識しておかねばならない。
3年後に同額かあるいは半額でもいいが、回収が見えている案件とはまったく違う。
つまり、この金額は、純粋に彼の3年間のパフォーマンスに見合わねばならないわけだ。
リスクとリターン
もしチームにフィットしなかったら、あるいは予想以上に早く衰えてしまったらと考えると、リスクはそれなりにある。
チェルシーがウィリアンをどうしても残したいと思っているのは、彼をそれだけ高評価している証明なのだろう。
が、そういった選手にライヴァルクラブに移籍されるリスクを目前にしてすら、選手が希望しているという2年以上の契約をオファーしないのは、なぜなのか。チェルシーにその程度の資金がないとは思えない。
彼のオプションのなかにはチェルシーに残るというものもあったのだから、条件さえマッチすれば、積極的に退団を希望していたわけでもなかったのだろうし。
やはりそこが心配になるところだ。
チェルシーは金はあってもそれを「賢く」使おうとしているように見える。3年と2年で、たった1年の違いに思えるがそこを譲らない。投資に慎重。
その点でアーセナルは今回明らかに楽観的であり、そういう根拠の薄い楽観性にもとづいた選手契約によって、このクラブは苦しんできたのではないのか。
アーセナルが、7年間も彼を見てきたチェルシーよりも彼を信じられる根拠はどこにあるのだろう。
(申し遅れましたが、ぼくはこの取引にはわりと懐疑派であります)
アルテタが彼を高評価しているというのは安心ポイントではあるし、コストに見合う活躍をしてくれさえすれば何の問題もないわけだが。決まったらもちろん全力で応援しますし。
ウィリアンが来るとどのポジションでプレイするのか、どういうロールを与えられるのか。
彼はアーセナルの選手で云うとミキタリアンにかなり近いプロファイルだそうだが、わしゃ彼は純粋なウインガーだと思っていた。
ぼくは彼について知らなさすぎる。チェルシー戦でそこまで彼にやられた印象もない。
もし決まったらもっと調べよう。
おわる
年齢は32才、プレーと運動量は28才。なんで個人的には寧ろ歓迎という感じ。ウィリアンは献身的なプレーを言わなくてもやってくれるタイプで超良い選手ですよ。速い巧い献身的。左WGは明らかに補強ポイントでウィリアンは前目どこでも出来ますし良い補強になると思いますけどね。同郷のマルティネリの手本になる上に2年経てば今度は育ったマルティネリの良いバックアッパーになるという点で3年契約も納得。
若き才能こそ未来、伸び代こそ至高と、ロマン派のグーナー脳になってしまっているのは認める所ですが。ウィリアンかぁ。。まじ?
ツェフ、ルイス、に続く払下げ感(大変失礼。もちろん戦力にはなってました)が何ともモヤモヤと。
本当に来るなら素晴らしい選手だった事は認めざるを得ませんけどね。
あと今居る若手に好影響って言われてんのも、にわかには。
前めのベテランを全部放出するなら必要かもだけど。
半端なレベルの25歳くらい(誰という事でもなく)を獲るくらいなら、一流の32歳の方が現実的かぁ。
来るにせよ、来ないにせよ我アルテタを信ず。
で、結局来ないみたいな 笑
COYG
チェルシーが3年契約のオファーを出したがらないのは、チェルシーには30歳を超えた選手に対しては1年契約の延長オファーを出すという決まり?のようなものがあって、ウィリアンに対してはその例外として2年契約のオファーを出したのにもかかわらず断られてしまって、3年契約のオファーを出せないということだと思います。
チェルシーからベテランがよく来ますね。
ただウィリアンはこれまでのチェフやルイスと違ってまだピークは過ぎてないよおに見えるのでお得感はありますね。
どうせならカンテやチークあたりのセントラルをもらってきてほしいですけど。
オバメヤンの契約中にどうしてもCLクラブにまで引き上げたいとゆう感じなんでしょうかね。このディールがマルティネリの成長をも促すものになるならいいと思います。コウチーニョも来るなら、エジルとミキをなんとかしないと。
最悪、この二人でも同じような感じにはなりそうな気もしなくもないですけど。
ルイスはしょうがないですが、ウィリアン取ったらまた高級取りを買っても売れないと言うサイクルを繰り返すだけじゃないですか
フロントの言ってる事とやってる事が矛盾してますね
カシガオをクビにしたそうですし、去年からからドンラウールのやり方にずっと疑問符が付いています
能力に問題もなく、フィットも早そうで
来シーズンのファンの期待も高いので即戦力と期待できる選手を取ることは妥当かと思いました。
優先すべき補強ポイントが合っているのかは疑問ですが、今の主力が残ることにプラスにもなってくれると思います。
コウチーニョより全然いいと思ってます。
実績も実力もあってチームプレイヤーとしての質も高い上に適用に問題がなさそうっていうワールドクラスの獲得候補はチェフ以来だと思います。
ウィリアンが怪我さえしなければ金額に見合う活躍が見れそうです。
ただ代理人と上層部のただならぬ関係があるので本当に選手を客観的に判断しているのかアルテタの第一希望なのか懐疑的です。
今のチーム力は全てがCL圏内レベルに無いと思うので若手でギャンブルしてる場合じゃないと思います。
発掘が得意な人がスカウト長にいるんだったら別ですけど。
いや、いい選手なのは間違いない。好きな選手です。
稼働実績からいっても離脱しまくる選手でもない。
ただ、433ベースでオーバメヤンを残す(ラカはわからない)
エンケティアはサブ筆頭
そうするとマルティネリはサイドで競争。
サカも前目のポジション希望で、ネルソンだって期待できる、何よりあんだけ高額投資したぺぺは??
もしかしたら中盤での起用を考えてるのかもだけど、それはそれで優先順位ちゃうやろーって感じだし。
今市場、売却益はほとんどあげれず、無理して売るより契約解除(orローンで負担してもらう)でロスカットしてくかな?と思ってるのでフリーエージェントに食いついていくのは賛成ですが、人選が、、うーん、、
433のIHかなあ
今期のアーセナルはチャンスクリエイト少ないし
ウィロック、スミスロウはまだ力不足で、期待されたグェンドゥジは放出候補
MFで一番チャンス作れそうなのが構想外のムヒタリアンとエジル
本職はWGなんだろうけど、今の手駒よりマシだろうと
チェルシーの1年プラスオプション1年、週給維持は年齢と実績考えると一番納得できる落とし処だろうなあ
見る方面によって評価が変わりそうな話です。
代理人プッシュの結果ならば、今後も続くと思うと疑義が深まるばかり。実績で跳ね返して欲しい。
ボスのリクエストが通るという話ならば、エメリはザハを要求してぺぺだったのでボスの意向が通ったという点でとても楽観的です。アルテタの手腕はファンとして心中しても一向にかまわないと信じられるので、ボスの意向がすべて通ることが最高の補強であると思います。