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【マッチレビュー】24/25 EPL アーセナル & ToT(15/Jan/2025)逆境を乗り越えNLDに勝利!

勝っちゃいましたね。NLD。意外にも、アーセナルがPLでToTに3連勝をやるのは初めてのことらしい。そしてもちろん、今シーズンはダブル達成。Yahooo! それにしても、タフな試合だった。アーセナルだけじゃなく、ToTのほうも。両チームとも、週末のFAカップで120分プレイしてから中二日しかたってない疲労もありありで、とくに後半時間がすぎるごとにお互い足が止まってえらいオープンな試合になった。ボールを持ったほうが必ずゴール前まで行くみたいな。ああいうのを大味というんだな。 両チームにはケガ人もたくさんいて、100%のチームではなかったということもあるし、さすがに今回は名物ダービーとはいえ、PLのハイクオリティなフットボールではなかったかなと。このスケジュールをつくったえらい人たちが悪い。 しかし、今回はわれらにとっては結果がなにより重要だった。カップ戦の失望から立ち直り、今後もPLではまだまだ期待できることを思い出すために。おかげでトップのLIVに4ポインツ差(※彼らは消化試合がひとつ少ない)とじわりと差を縮めることができた。これは、お仕事完了でしょう。 試合を振り返ろう! Arsenal 2-1 Tottenham: Gunners move four points behind Premier League leaders Liverpool with comeback derby win

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【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル & ToT(15/Jan/2025)PLにチャンスあり

チーム的にどん底のタイミングでNLDというビッグマッチ。 まあ、しかしマンUの試合後エントリにも書いたように、PLは頭を切り替えることだ。FAカップとカラバオカップがなくなったことを(※後者はまだ死んではいない)スケジュールに余裕ができたとポジティヴに捉えるべき。 それに、なんと昨日のPL試合では、リヴァプール含めたトップ4の3チームがポインツを落とした。こんなことあるんだね。したがって、われらがここで取る3ポインツはでかすぎる。ムードを変えるには絶好のチャンス。 今回の試合は、ビッグチャレンジである。

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Martin Zubimendiとアーセナルは事実上契約成立している?

昨日のニュース、ご覧になりましたか。 ジャーナリストのSami Mokbelが独占スクープしたこの件。 EXCLUSIVE: Arsenal to land Real Sociedad midfielder Martin Zubimendi at the end of the season. Details here: https://t.co/jJWMcez0Mw — Sami Mokbel (@SamiMokbel81_DM) January 14, 2025 <独占>アーセナルがシーズン終了後にレアル・ソシエダのMF、Martin Zubimendiを獲得へ リンクされているDaily Mailの記事の見出しには、「契約は事実上完了している(deal virtually completed)」という一節も。これは。。 モクベルのこのスクープには、オーンステインやロマーノといったAFCのTier1ジャーナリストたちも反応、情報の確かさを認めるかのように後追いでつづいた。 Zubimendiといえば、夏にはリヴァプール移籍が決定的と報じられながらも、スペインに残ることを決意。その後もわれわれやシティも含めたトップクラブのターゲットだった。 これは、事実ならアーセナルにはかなり大きな追い風になる案件だが。

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【マッチレビュー】24/25 FAカップ アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(12/Jan/2025)ゴールできなさすぎ

今回のブログはなにから書き始めていいのか、しばらく悩んでしまった。 アーセナルはマンUと延長含めて120分プレイし決着つかず。結局ペナルティ戦で敗け、初戦のサードラウンドでいきなりFAカップを敗退した。 アルテタは、つねづねアーセナルとしてFAカップの重要性を説いているが、2020年に優勝して以降、毎年3rd/4thラウンドで敗退している。むしろFAカップに弱い。No more red. それにしても、今回もまたなんというひどい試合だったのか。 ホームで、相手がひとり少なく、あれだけのチャンスをつくって、ことごとくゴールできず。ペナルティまで外すし、すでに困ってるポジションでまたケガ人まで出た。しかも重症ぽい。泣いてる顔を蜂に刺されているときに、頭上からどでかい金ダライが落ちてきたみたいな。 とにかく信じられないような試合だったが、ほんとに信じられないか?と問われれば、そんなことはないのかもしれない。ケガみたいな不運な要素はしかたないとして、フィニッシュについては、いままでわかっていながら放置してきた問題が出てしまったところはある。先日敗けたリーグカップのニューカッスルで感じたこととほとんど同じ。 これでアーセナルは3試合勝ちなしになった。しかもホームで2連敗(※厳密には今回はドロウなのか)。 ここまで来ると「勢い」の逆に働く「逆勢い」みたいなものを感じてしまうな。やることなすことが悪いほうへ転がってしまう。いや、今回の試合は運/不運でいえば、ホームのアーセナルは相手のレッドカードやペナルティなど、十分運に助けられた部分はあった。しかし、それでもだめだった。 問題が根深い。 Arsenal 1-1 Man Utd (3-5 pens): Altay Bayindir saves from Kai Havertz in penalty shoot-out as 10-player FA Cup holders progress

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マックス・ダウマンはまだPLでプレイできない

アーセナルファンのあいだで、ファーストチームデビューへの期待が日に日に高まっているマックス・ダウマン(15)。すでにファーストチームのトレイニングに加わることも、彼にとっては日常になっている。 今晩のFAカップ、マンU(H)でも彼のスクワッド入りを望む声は少なくない。 そんななか、The Athleticが15才のヤングタレントが置かれている特殊な状況について記事をアップしていた。「なぜマックス・ダウマンはFAカップでプレイできてPLでできないのか」。 Why Max Dowman, 15, can play in the FA Cup for Arsenal – but not in the Premier League そう、彼は今日のFAカップではプレイできても、今シーズンのPLではプレイする資格がないという。FAユースカップに至っては、対戦相手によってプレイできたりできなかったり。いったいなぜ?

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【マッチプレビュー】24/25 FAカップ アーセナル vs マンチェスター・ユナイテッド(12/Jan/2025)FAカップはじまる

このまえは、この試合をPL試合と勘違いして書いてしまって失礼しました。正直FAカップとか存在を忘れてた。サードラウンド。おれたちのFAカップはここから始まる。 アーセナルは、PLのブライトン、リーグカップのニューカッスルと2試合勝っておらず、今回はけっこうプレッシャーがかかる試合になってしまっている。 いっぽうのマンUは、5試合で勝てていないというあいかわらずの低空飛行だが、前回のアンフィールドでのドロウが大きかった。あのリヴァプールから2ポインツを奪った。彼らが自信をつけるに十分な結果。 どちらも解決策を模索中のチームであり、今回はエミレーツとはいえ、なにが起きるかわからない試合だ。勝ったほうが自信と勢いを取り戻せるし、敗けたほうはその逆。怖くなってきた。カラバオカップと違ってFAカップはどうでもいいとは云えないし。 PLチームのほとんどが下部リーグの対戦相手となる今回のサードラウンドでは、間違いなくこれが最大の試合(※ヴィラとハムはある)。 The FA Cup (Sky Sports)

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アーセナルのストライカー問題を1月に解決することは難しい

こんにちは。 アーセナルファン同志におかれましては、ストレスフルな日がつづきますね。 冬の移籍ウィンドウまっただなかで、アーセナルはこんなにもキープレイヤーの離脱やゴール不足のような問題を抱えているというのに、ここまで目立った補強のニュースはなく、それもまたファンのこころを暗くしている。 で、先日のニューカッスルの敗けですよ。ホームで。よりによってアーセナルがほしくてほしくて震えているAlexander Isakに、あんなふうにやられてしまった。むごい。 そんななかSky Sportsが、いまのアーセナルのゴール不足と1月のアタッカー補強についての難しい状況をうまくまとめた記事をアップしていたので、今回はこれをシェアしたい。 Arsenal’s transfer challenge over striker issue: Alexander Isak highlights need for a killer but no easy solution in January

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【マッチレビュー】24/25 カラバオカップSF アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(7/Jan/2025)アーセナルは不運なのか問題

内容は、試合前にぼくが想像していたのとちょっと違ったんだが、結果は予想どおりというか。エミレーツで2-0敗け。今シーズン初めてホームで敗けちゃったよ。しかも、PLでもすでに敗けている憎い相手に。お客さんが帰っちゃうのもしかたなし。 PLブライトンからあまり時間がたっていないこの試合、ぼくは、もっとアーセナルの選手たちが疲労感を漂わせながらプレイすると思っていた。だが、病気あけというハヴァーツもオーデガードも思っていたより精力的に動いていたように観えたし、中二日でフルでプレイした選手たちも疲れて動けないみたいではなかった。だから、フィットネスの影響はさほど感じなかった。 だからこそ、むしろもっと通常のチーム同士の対戦という感覚が強まって、この試合結果をみじめなものに思わせる。 それはそれとして、今回の試合の決め手になったのが、いわゆる決定力。クリニカルフィニッシング。アーセナルはあれだけゴールに迫りながら、最後までノーゴール。アーセナルではずっとストライカーが熱望されていて、こういうかたちであらためてそれがフォーカスされることになってしまった。 いっぽう、ニューカッスルの効率はヤバかった。Isak。サリバをゆうゆうとかわした姿は、まるでティエリ・アンリに観えたよ。いまのアーセナルに欠けている、エリート9。まさにその部分を彼に見せつけられることになったのは皮肉だった。 Arsenal 0-2 Newcastle: Alexander Isak scores again as Magpies seize control of Carabao Cup semi-final tie

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【マッチプレビュー】24/25 カラバオカップSF アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(7/Jan/2025)フィットネスがカギ

土曜の試合からまた中二日。アーセナルは、7日間で3試合ってさすがに多すぎない? さて、EFLリーグカップ。信じがたいのは、セミファイナルからホーム/アウェイの2レグスになること。いらんなあ。今回のファーストレグはエミレーツで。アウェイのセカンドレグは来月。 ただでさえ試合が多くて、病気の蔓延みたいな異常事態も起きているなかで、このような重要度の低いコンペティションを戦わねばならないつらさもない。いっそ敗退していたほうがマシだったんじゃないかとすら思えてくる。 昨日のアルテタの会見では、PLブライトンで故障したイーサン・ワニエリの現状についても語られ、われらファンをたいそうがっかりさせることにもなっている。 この試合のあとは、マンU、ToT、ヴィラとタフな試合がつづく。アルテタはいったい、どんなチームを選ぶのか。先日15才になったマックス・ダウマンの初シニアスクワッド入りはあるのかないのか。

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【マッチレビュー】24/25 EPL ブライトン & ホーヴ・アルビオン vs アーセナル(4/Jan/2025)怪我・病気・疲労・審判

もう顔も観たくない。昨日もまた、そういう気分になってしまいました。ひょっとしてアーセナルブロガーのおれもそう思われているんだろうか。それは、とばっちりであるので許してほしい。 さて、アーセナルはアウェイのブライトンでまさかのドロウ。ここでさらに2ポインツを落とせば、それはもう敗けたのと大差ない。 内容もひどかった。BHAのボスは試合後に、自分たちはもっといい結果がふさわしかったと述べたのは全然傲慢ではなく、最後には敗けなくてよかったと感じたのはアーセナルのほうだろう。終盤はお互いのエナジーがまるで違った。 しかし、いまのチーム状況を考えてみれば、起きるべくして起きた結果のようにも思える。 今回のわれらは、サカ、オーデガード、ハヴァーツといったメインメンをケガと病気で欠き、試合中にはいままさにブレイクスルーしている最中のワニエリまで失った。前半にゴールも決めた功労者を。さらに、中二日の連戦の疲労がまるでボディブロウのようにじわじわと精神と肉体を蝕んだ。おまけにあの疑惑のペナルティである。踏んだり蹴ったりで、泣きっ面に蜂。これで試合に勝てというのは、さすがに酷かもしれない。 と、わたしはまたしても死にたくなるような日曜を過ごしたんだが、フットボール情報をシャットアウトしてからの今朝、なにげなく#LIVMUNのハイライトを観たら、すっかり元気出ちゃったな。なんとアンフィールドで、リヴァプールがあのマンU相手にポインツを落としおった。これは完全に予想外。マンUだいすき。 リヴァプール目線では、アーセナルを突き放すチャンスを逸したし、アーセナル目線では、今回も差を縮めるチャンスを逸した。が、PL全体ではリーグリーダーたちが揃ってポインツを落としたことで、競争がよりオープンになったのは歓迎されること。 それにしても、こうしてなかなか望みを捨てさせてくれないのがEPLですな。まったく、すごい興行だよ。 Brighton 1-1 Arsenal: Joao Pedro’s ‘unusual’ penalty takes more points off Gunners in Premier League title race

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【マッチプレビュー】24/25 EPL ブライトン & ホーヴ・アルビオン vs アーセナル(4/Jan/2025)ワニエリ継続?

さすがに試合の間隔が短い。水曜の試合から中二日。ブログ書くだけでこんなに忙しく感じるんだから、アルテタとか選手とか、休んでる暇がない。これが英国の年末年始なのか。 アウェイ2連戦となる今回、MD20のアーセナルの対戦相手はブライトン。ロンドンとブライトンの距離を調べたら、直線距離で73kmらしい。東京駅から大磯ロングビーチくらい。車で一時間。移動の負担があまりないのが救い。 ワニエリが輝いたブレントフォードとの試合から、チームはどのように変わっていくのか。シーズン後半のスタートだ。

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【マッチレビュー】24/25 EPL ブレントフォード vs アーセナル(1/Jan/2025)ワニエリがPLフルデビューで輝く。逆境を乗り越え逆転勝利

あけましておめでとう。 さて、遅ればせながら元日に行われたアーセナルのMD19。つまりシーズン前半の最終戦。ブレントフォードとのタフなアウェイ試合で苦しみながらも、われらは見事な逆転勝利で3ポインツを獲得。素晴らしい2025年のスタートになった。Yahoo! それと、この日の大きなサプライズは、イーサン・ワニエリ(17)のスタート。PLでは初めて。彼が史上最年少の15才でPLデビューしたのも、ブレントフォードのこの場所だったということで、ミケルもなにか感じるものがあったのかもしれない。そして、その直感は大いに報われたのだった。 試合を振り返ろう。 Brentford 1-3 Arsenal: Gunners cut Liverpool’s lead at top of Premier League to six points after comeback win

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【マッチプレビュー】24/25 EPL ブレントフォード vs アーセナル(1/Jan/2025)ホームで強いブレントフォード ※追記あり

あけおめです! 昨日書いたブログに各所に追記しましたので既読のかたもどうぞ。今年もよろしく!   こんにちは。今日は大晦日。いかがお過ごしですか。さっき出かけたら街は買い物客で賑わっていたね。東京は天気もおだやかでサイクリングにはナイスな日だ。 年内最後のブログエントリは、PLブレントフォード(A)。 PLのGW19はこの試合だけやけに遅くて、ほかのすべての試合はすでに終わっている。その結果がまた。マンUはどん底、チェルシーも敗けて、いまトップチームのなかで安定してるのはリヴァプールだけなのではないか。暫定的にでもノッティンガム・フォレストが2位というのも、リーグ全体の混乱をよくあらわしている。シティの没落といい、ありえないことが起きている。 アーセナルはそういう流れに身を任せてはいけない。 2025年最初の試合となるブレントフォードをプレビューしてゆこう。

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イーサン・ワニエリ(17)。これまでのアーセナルライフを語るロングインタビュー

AFCの2024年末コンテンツその2。 Ethan Nwaneri: A teen living the Arsenal dream 3月で18才になる17才、イーサン・ワニエリのロングインタビュー。 ここ数試合は、同い年のMLSが予想外の活躍で話題を独占している印象があるが、もちろんイーサンも彼に負けない有望株。彼が話題を独占するだろう日も遠くないに違いない。ふたりも同時にアカデミーからファーストチームに入ってくるとは素晴らしいことだ。 アルテタの5周年インタビューにつづいて、読むついでに訳していくよ。

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アーセナルでの5年を振り返るアルテタ。ロングインタビュー

PLシーズン前半最後の試合となるGW19は、昨日の日曜日に多くの試合が行われていた。わしゃてっきりPLの年内試合は終わったのかと思っていた。今日、月曜もいくつかの試合があり。そしてなぜかアーセナルの試合はだいぶ遅れて水曜日@元日。どうゆうこと? 不思議なスケジュールである。 その影響かわからないが、AFC公式サイトが年末っぽい特別感あるコンテンツをアップしていた。そのひとつは、ミケルのAFC5周年を振り返るインタビュー、それとイーサン・ワニエリのインタビュー。どちらもけっこう量がある。 読むついでに両方訳そう。まずはミケルのから。 Arteta assesses last five years and season so far