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最近のアーセナルニュースまとめ(7/Jun/2025)ビッグガビ新契約、Seskoに正式アプローチ、セカンドGKはKepa?、その他……

こんにちは。 ToTがAngeを解任したというニュース。「クラブポリシーに反してトロフィを取ったんだから解任もしかたない」というコメントに大笑い。ToTはどうでもよいけど、Angeはおもしろいコーチなので、ひきつづきPLで観たいですなあ。リーズとか似合いそうである。 さて、アーセナルニュースがいろいろたまっているので、それをまとめておきたい。 まずは、アーセナルのチームと選手にまつわる話題から。

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海外からくるアタッカーがイングランドで成功する難しさ。SeskoとGyokeresはアーセナルで何ゴールできる?

こんにちは。 この夏の移籍ウィンドウにおける、アーセナルの最大の問題であるストライカー選び。現在は、Benjamin SeskoとViktor Gyokeresのどちらかが本命と云われ、さまざまな議論や比較があるが、そのもっとも重要なポイントは彼らが実際イングランドにやってきて、リーグに適応し、No.9の仕事として実際に多くのゴールを決められるかどうか。 とくにGyokeresは、24/25のポルトガルリーグで圧倒的な数字を残していることもあり(52試合で54ゴール、内リーグ33試合で39ゴール)、それを世界一タフなリーグと云われるEPLでもどこまで再現できるかが問われる。ポルトガルとイングランドのリーグのとくに守備におけるクオリティ差は、ファンのあいだでも語られがちなトピックであり、彼のPLでの成功には懐疑的な声も少なくない。 そんななかで、『The Telegraph』(Sam Dean)が、そういった海外リーグからPLにやってきた選手の過去データを使った検証をしていたので、今回はそれを紹介したい。※基本ペイウォール Data that shows how many Premier League goals Gyokeres and Sesko would score ポルトガルに限らず、ヨーロッパのほかのリーグで大活躍し、そこから鳴り物入りでEPLにやってきた攻撃の選手たちが、新しい環境でその再現に苦しむ姿を見るのはとくにめずらしくない。移籍金の大きさをプレッシャーに感じることもあるかもしれない。それをデータで確かめる。 これは、SeskoとGyokeresをフィーチャーしたアーセナルファン向けの要素が強い記事であるが、このふたりに限らず、さまざまな場面、あるいはほかのクラブのファンにとっても興味深い考察だと思える。この夏は、多くのPLクラブがフロントの選手を求めており、海外リーグからイングランドにやってくるたくさんのアタッカーたちがいるはず。彼らがマイチームで成功するかどうか、当然誰もが気になっていることだろう。

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24/25シーズンのアーセナルを決めたケガ問題。再発は防げるか

移籍ウィンドウは6月1日からすでに開いているものの、いまだアーセナルでは大きな動きなし(マルキーニョスのクルゼイロ移籍が決まったくらい?)。先日はZubimendiのメディカルが報じられて、ここ数日で発表もあるかと待ち構えているのだが。 まあ気長に待つしかない。 さて、わたくしが課金購読している『The Athletic』で、3日ほど前にアーセナルに関する非常に興味深い記事があった。 What led to Arsenal’s injury problems this season? 今シーズン、つまり24/25シーズンのアーセナルのケガ問題の原因はなんだったのか?という。 メジャートロフィを期待されたアーセナルながら、PLでは3年連続の2位フィニッシュ、CLでもセミファイナルまで到達したものの惜しくも敗退し、今年もやはり不本意なシーズンになってしまった。 その大きな理由のひとつに、ケガの問題がある。キープレイヤーを中心にケガ人が続出したことは、今シーズンのアーセナルのパフォーマンスに深刻な影響を及ぼしただろう。 今シーズンのケガ人リストの名前を見るに、彼らがずっとフィットしていたらと思えば、ケガでアーセナルのシーズンが決まったといっても過言ではない。 そして、その原因はなんだったのか。今後同じようなことが起きないためにはなにができるか。あるいは起きたときに対処できるか。 今回は、この記事をざっくり紹介し、アーセナルのケガ問題について考えたい。

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SeskoとGyokeresはどっちがいい?

こんにちは。 先日シーズン最終戦のレビューエントリで「ブログ一年がんばったわたしにお金をください」と率直に申し出たところ、たくさんのかたに投げ銭をいただきました。まことにありがとうございました。ありがたくアサヒのザ・ビタリストをいただきました。ぼくのなかで最近の大ヒット。目をつむって飲んだらIPAと間違えるまじうまビア。ヤッホーブルーイングの株価が下がるレベル。 さて、シーズンが終わってアーセナルライフもちょっと暇になるかと思いきや、やはり毎日それなりにニュースがありますな。アンリの例のコメントとか。Julián AlvarezとかTake KuboとかLeroy Sanéとか。 そして、ZubimendiがAFCのメディカルへ。これも大きなニュースになっていた。 Arsenal: Martin Zubimendi set for medical before £51m move from Real Sociedad 「レアル・マドリッド(Xabi Alonso)がハイジャック」などとギリギリまでクリックベイトをやってたメディアもあったが、ここまで来たらさすがに決まりだろう。 で、肝心のストライカーのほうは、GyokeresかSeskoか?の議論ばかりで、いまだに大きな進展はない様子。いい加減、毎日この話ばかりで最近はちょっと食傷ぎみでもある。 とはいえ、このブログではこのふたりの比較みたいなことをこれまでまったくやってこなかったので、ちょうどいいタイミングだし、今回は多角的な視点から、このふたりについて比較していきたいと思う。 興味深いのは、GyokeresとSeskoでいまだにファンの意見も二分していること。アーセナルが実際に取るに当たっては、どちらも一長一短あって、あきらかにどちらがよりいいとも云えないという。ぼくの観測範囲でも、ほとんど50/50という気がする。どっちでもいいという人も多い。

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【マッチレビュー】24/25 EPL サウサンプトン vs アーセナル(25/May/2025)最終戦でお仕事完了

24/25シーズンの最終戦。どうでしたかね。 相手のクオリティを考えれば、可もなく不可もなくといったところか。圧倒的ワーストの成績で降格するサウサンプトンは思ったよりよかったし、われらもリードを守れずセットピースから失点と、最近のあまりに見慣れた展開でまさか最終戦すらドロウか?と不安がよぎりつつ、最後はキャプテンが強引に世界線をこっちに引き戻したみたいな。 アーセナルは最終戦で勝利、いちおうはポジティヴな気持ちでシーズンを終えることができた。チームの皆さんにおかれましてはお仕事完了でお疲れさまである。 それよりももっとおもしろかったのは、トップ5争い。終盤はアーセナルの試合そっちのけでほかの試合をチェックしてしまった。各試合のトピックをリアルタイムで速報するBBC Sportのライブリポートがすごく使えた。 それにしても、直接対戦だったフォレストとチェルシーはまあいいとして、死ぬほどCLがほしいニューカッスルとヴィラがゴールレスで敗け。3位から5位まで残り3スポッツを争っていた5チームのうち、3チームがひとつもゴールを奪えず試合に敗けるというありえない展開。 そして、ヴィラのアレ。エミマルもウケるけど、そっちじゃなく。 PLにおける今シーズン最大のVAR議論になりかねないやつ。よりによってCLを決めるかどうかの試合で起きるとは。彼らは長い時間10人でプレイしていたからそれでも最後は敗けていたかもしれないが、あのゴールが認められるとられないでは大違い。試合後のウーナイはもちろん怒っていたが、あれでもずいぶん控えめな反応に思えたほど。ひとによっては、ブチ切れてても全然おかしくない。あんなで巨額のCLマネーを失ったとしたら、たまらんな。そしてヴィラが勝つかドロウならニューカッスルが6位だったという事実。PGMOL滅ぶべし。 ざっと試合を振り返ろう。

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【マッチプレビュー】24/25 EPL サウサンプトン vs アーセナル(25/May/2025)シーズン最終戦

16位と17位のUELファイナル。先日行われたそれは、内容的にも史上最低のファイナルだったともっぱらの評判ですな。わしもハイライトすら観る気にならず。 そしてアーセナルファンの多くがToTが勝ったことで、だいぶへこんでいるらしい。「空っぽのトロフィキャビネット」という定番のディスが使えなくなってがっかりなのはわかるけど、べつにいんじゃないですかね。われわれとはもはや競技のステージが違う。 そういえば、今年のUELファイナルの前にヴェンゲルさんが、「ELの勝者がCLを得るのはおかしい」と述べていて、各所で拍手喝采だった。これで来年のCLに英国から6チーム? たしかに多い。ヴェンゲルさんは、このルールについてUEFAに検討を促している。 もっとも、われらがPLで6位フィニッシュした17/18、アーセナルがアトレチコにSFでEL敗退したときにもヴェンゲルさんが同じことを思ったかどうかを考えるとちょっとおもしろい。あのおちゃめな表情が思い浮かんでしまうじゃないか。 さて、今週末はEPLのファイナルデイことシーズン最終日。マッチデイ38。アーセナルは、サウサンプトンとの対戦でSt. Mary’sへ。 アーセナルは、先週ホームでニューカッスルに勝利し2位を確保したため、この試合は実質的に消化試合。そして、サウサンプトンもとっくのとうにリーグ20位&降格が決定しており、この試合の結果は彼らの来シーズンを何も変えない。 シリアスな目標もなく、お互いやる気と集中力を維持するのが難しい試合のように思えるが、アーセナル目線だと来シーズンに向けて明るい気分でシーズンを終えたい。とくに、今年は結局何も得られなかった失意のシーズンであり、来年は間違いなくビッグシーズンになる。そのためにも、ここはプロとしてお仕事完了する必要がある。

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サポーターの皆さんへ:ジョッシュ・クロンキ【2025 March】

先日のPLニューカッスルの前、われらがオーナーKSEの若頭ことジョッシュ・クロンキのメッセージが公式サイトで発表されていた。これは当日のマッチデイプログラムに掲載されたもののようだ。 いろいろなところでメッセージの断片がシェアされていたのは観ていたが、ちゃんと読んでなかったので、読むついでにざっと翻訳しておこう。 A message to our supporters from Josh Kroenke

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【マッチレビュー】24/25 EPL アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(18/May/2025)苦しみながらも来年のCLとPL2位を確保

前半のアーセナルは、ワーストパフォーマンスか?というくらいヒドかったな。 ホーム最終戦でサポーターに感謝を伝えるなんて云っていたのに、それがどうして。 しかし、HTにアルテタが喝を入れたのか、後半スタートから形勢逆転。ライスのゴールが決まって、なんだかんだでそのまま勝利、ようやく目指していた2位フィニッシュと来年のCL出場を確保した。これで、PL最終日を待たずに目標達成がかない、ひとまずホッとした。 Arsenal 1-0 Newcastle: Declan Rice’s stunning strike clinches Champions League qualification for Gunners

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【マッチプレビュー】24/25 EPL アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(18/May/2025)3連敗中の天敵。2位確保がかかる

PLもこれを含めて残り2試合。 アーセナルのMD37の相手は、ニューカッスル。ここ数年のニューカッスルは、アーセナルによって天敵のような存在になりつつあり、われわれはどうにも彼らに勝てない。もちろん、現状で3位というPLテーブルを観ても彼ら自身が強くなっていることも間違いないが、われらがトップチーム相手によい結果を残しているなかでも、とりわけ苦手にしてしまっているチームのひとつだと云えよう。 残り2試合にして2位と3位でありながらも、お互いにいまだ来年のCLを決めていない状況があり、この試合の本気度はかなり高い。 現在たった2ポインツ差ということもあり、これはまがうことなき6ポインター試合。勝ったほうのご褒美は大きいし、敗けたほうの罰もまた大きい。われらはもちろん2位フィニッシュを決めるチャンス。 アーセナルは今シーズン最後のホーム試合。ぜひ、ファンの前で恥ずかしくない試合をやっていただきたい。

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アーセナルがVictor Gyökeres獲得に近づく? ウィンガー補強ではRodrygoが急浮上

こんにちは。 週末のPLニューカッスルは、メリーノがサスペンションでトロサールもダメかもしれず、アーセナル的には緊急事態宣言が出るといううわさも。今年何度めの緊急事態なんだ。 さて、夏の移籍ウィンドウに向けては、ソシエダのMartin ZubimendiにHere we goが出るなどアーセナル界隈はひきつづき賑わいを見せるなか、昨日はポルトガル方面でいっせいにVictor Gyökeresとアーセナルの交渉の進展が伝えられたようで、これもだいぶ盛り上がっていた。 それと、レアル・マドリッドでここしばらくなにやらきな臭い雰囲気がただよっていたRodrygoについて、各所でアーセナル行きの可能性が指摘され、こちらもにわかに注目を集めだした。 今回はこのふたつの件について。

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【マッチレビュー】24/25 EPL リヴァプール vs アーセナル(11/May/2025)トップとの差はもうない

前半、途中マジで観るのやめようかと思った。がまんにも限界がある。 しかし、結果はアンフィールドで2-2。後半のカムバックで2ゴールのリードを追いつくという、アーセナルらしからぬ展開。そしてまたレッドカード。こっちはらしい。最後は10人でギリギリで逃げ切った。冷や汗かいた。 今シーズンのPLにおけるアーセナルの引き分けはこれで14。さすがにもうドロウは観たくないと思っていたが、これはまあ最近のそれとは意味がちょっと違う。今回はこちらが先行した相手に追いついた展開だし、ポインツを落としたというよりは、タフな場所から1ポイントを持ち帰った。トップを競うチームとして最低限のプライドは保てたというか。チャンピオンに3ポインツ与えなかったし。 これでアーセナルはリヴァプールにPL6試合敗けなしだそうで、アンフィールドは3連続ドロウ。この試合のなかでもいろいろ起伏があったが、やはり総合的なクオリティでは彼我にそこまで大きな差はないということなんだろう。しかも、こちらは満身創痍のチームにさらに今回はライスもティンバーもおらず、最後は10人になった。それでもこれをやった。 ビッグ6相手の記録もなんとか更新した。これもついに終わるのかと思いながら試合を観ていた。アーセナルは2シーズンまるごとビッグ6チームに敗けなし。ビッグ6はもはやビッグ6でないというツッコミは控えてほしい。 Liverpool 2-2 Arsenal: Visitors come from behind to draw at Premier League champions despite Mikel Merino red

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Martin ZubimendiがHere We Go! by ロマーノ。その他アーセナル移籍ニュース

どうも。 昨日、おなじみのファブリツィオ・ロマーノがHere we go. 🚨 Arsenal agree deal to sign Martin Zubimendi from Real Sociedad, here we go! ❤️🤍 Zubimendi has now verbally agreed to sign a long term deal… so formal steps must follow soon with Arsenal to trigger €60m clause. Zubi, ready to become the first signing of the new season. pic.twitter.com/yzYJOydstE — Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) May 10, 2025 アーセナルがレアル・ソシエダのMartin Zubimendiとの契約に合意。 ぼくが確認したところ、現時点ではまだオーンステインやBBC SportのTier1はこのリポートに追随していないものの、そもそも彼らもずっとこのリンクを強く支持していた。 ついに決まったのか。2025夏ウィンドウに向けてはアーセナルの最初のサインで、新SDアンドレア・ベルタの最初のサインでもある。これは夏ウィンドウに向けて非常に幸先がよい。