Arsenal, Arteta, EPL, Match

【マッチレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(24/Feb/2024)勇気は報われる

これは、このチームのベストパフォーマンスのひとつと云ってよい試合だったのでは。とくに前半。 あの水曜のポルトガルでのダ・ズ~ンからの中二日で、あのウルトラハイエナジーなスタート。あれはすごかった。やべえほどの決意が見えました。 ひとつの試合で4点もぶっ込んでなお、「もっと取れたよな……」などと思えてしまう攻撃の爆発ぶり。そして守備の盤石ぶり。 なんてこった。アーセナルが強すぎる! この試合を振り返ろう。すっかり興奮も冷めたところで。 Arsenal thrash Newcastle to underline title credentials

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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(24/Feb/2024)リヴェンジ&バウンスバック

今週ミッドウィークのCLでは、絶好調フォームにおもいきり水を差されてしまったアーセナルながら、PLでインフォームな事実は変わらず。今回はタイトル争いにとどまるべく、リーグ6連勝がかかる重要な試合。ひさしぶりのホームでもある。 それと、もちろん対戦相手。ニューカッスル。 アーセナルにとっては、11月の彼らとのPLでの対戦は、今シーズンここまででもっとも議論な、後味の悪い試合となったのは云うまでもなく。ファンとしても、現時点ではもっとも仕返ししたい憎き相手のひとつであることは間違いない。やり残したことがある。 ポルトガルでのアウェイ試合から中二日、チームのフィットネスも気にかかるなか、キープレイヤーたちが復帰するかもしれない可能性も示唆されている今日のこの試合。プレヴューしてゆこう。

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【マッチレビュー】23/24 UCL FCポルト vs アーセナル(21/Feb/2024)手痛いレッスン

ブログ書くのが、こんなに気が乗らないのも久しぶりだ。 14年ぶりのUCLラスト16勝ち抜けを目指すアーセナルは、ファーストレグ、アウェイでのFCポルトにで1-0敗け。アウェイチームは終始攻めあぐね、脅威のSoTゼロを記録。セカンドレグを消化試合にしようなんて、ちゃんちゃらおかしかった。 しかもあの敗けかたよ。追加タイム、最後の1分でスーパーゴールをぶっこまれた。信じがたい。 ポルトの“ダークアーツ”的戦略アプローチにハマったアーセナルには、超絶フラストレイションのたまる試合であったが、そんな逆境を自分たちで打破できる強さがなかったのも事実。現実を受け入れるよりない。 試合を振り返る。 Galeno scores late winner as Porto stun Arsenal

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クロップのお墨付き? ルートン・タウンで好調アルバート・サンビ・ロコンガのインタビュー

最近ルートン・タウンでプチブレイクしている、アーセナルからのローニー、アルバート・サンビ・ロコンガ(24)。 ルートンというチーム自体、マンUと変わらぬ攻撃アウトプットと(笑い)、PLのスモールクラブに似つかわしくない勇敢なパフォーマンスが称賛されている昨今。アーセナルも12月のKenilworth Roadで勝つのはだいぶ苦労させられたのは記憶に新しい。 ルートンでも、ここ数試合はとくにサンビ・ロコンガの活躍がよく話題になっていて、試合ではPOTMにも選出。 そして昨日はなんと、あの世界の名将Jurgen Klopp氏がPLルートン戦を前に彼についてコメントしたということで、さらに注目が集まることに。 Jurgen Klopp cannot believe @Arsenal loaned out @LokongaSambi 😅 🔗 https://t.co/GUeoJOND0G pic.twitter.com/SiuY9DJOZW — Hayters TV (@HaytersTV) February 20, 2024 Klopp「ロコンガがプレイしているのを観て思う。Oh、彼はアーセナルの選手か、それで彼らは彼をローンしたって? 興味深い(笑い)」 なんでこんな(優秀な)選手がローンで出されてんの?と。なんというお墨付き。 ロコンガはルートンでも当初はケガでほとんど試合に出ていなかったし、正直、彼がここでレデンプションをやるとは思っていなかった。これは、うれしい驚きである。 『The Athletic』がそんな旬な選手のインタビューを行っていた。そちらがおもしろかったのでご紹介。※閲覧は要サブスク Albert Sambi Lokonga: ‘The last two years haven’t been easy – Luton are what I needed’

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【マッチプレビュー】23/24 UCL FCポルト vs アーセナル(21/Feb/2024)14年ぶりのチャレンジ

お待たせしました。 CLラウンドオブ16。アーセナルはポルトガルのFCポルトと対戦。今回はEstadio do Dragaoでのファーストレグとなる。 これは楽しみな試合だ。アーセナルはもちろん現在絶好調でPL4連勝中の3位、丁々発止のタイトル争いを繰り広げる最中。いっぽうのポルトも国内リーグでは現在3位ながら、リーグのホーム試合では今シーズン11試合で1敗しかしていないチーム。UCLの常連としても知られる。 CLでの対戦といえば、奇しくもアーセナルが最後にクウォーターファイナルに進んだCL2009-10のラスト16の相手が彼らだったという。これはいい予感? ポルトといえば、ファビオ・ヴィエラがいたクラブでもあり、ちょうどこの試合でケガから復帰する彼にとっては感慨深い試合になる。 また、ハヴァーツとジョルジーニョにとってここは、チェルシーが20-21CLファイナルをプレイした場所でもあり、ハヴァーツはそのときゴールも決めている。 今日の試合をプレヴューしてゆこう。

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いま明かされるマテオ・ゲンドゥージの真実

昨日このブログで、「アーセナルはアイヴァン・トーニーに行かない」というエントリを書いたら、今朝あらためてAFCがJoshua Zirkzeeへの興味を再燃させているというのニュースを観た。 彼もたぶんゴール以外のサムシングを期待される系の選手だよなあと。そして長身、スキルフル、ヴァーサティリティと、アルテタが好む要素もあり。夏にアーセナルがToneyに行かないというのは実際どれほどの信ぴょう性かわからんわけだけど、総合的に選ばれそうなのは結局Zirkzeeみたいなタイプになりそうな予感はある。 さて、マテッオ・グウェンドゥージ。 アーセナルファンにはもはや懐かしい名前。疑いなく、フットボールの才能には光るものがあったものの、素行の悪さが成長を著しく阻害していたという、フランスのフットボーラーあるあるの一例。 彼のアーセナル時代に、その舞台裏でなにがあったかを語るtwが注目を集めていた。 彼はクラブでもたびたび問題を起こし、最後はアーセナルを干されるかたちで放出された、いわゆる問題児タイプだったことは知っていたが、その舞台裏のこまかいことまでは多くのファンも知らなかったのではないかと思う。 今回はそれを紹介しよう。

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アーセナルはアイヴァン・トーニーに行かない

昨日、AFCインサイダーのひとりと云われるTNATこと@Teamnewsandtixのポストが話題だった。 Football business changes so quickly. This time last week I’d of expected Toney to be a Arsenal player in the summer. I’m now quite confident that he won’t be — Team news and ticks (@Teamnewsandtix) February 18, 2024 フットボールビジネスというのは目まぐるしい。 先週のいまごろ、わたしはToneyは夏にはアーセナルの選手になるものとばかり思っていた。 そしていま、彼はそうならないと確信している。 なんと。 Toney自身は、先日も夏の退団は確実とマネジャーが認めたとかでニュースになっていた。 いや、べつにぼくも彼がぜったいアーセナルに来ると思っていたわけでもないが、いまのタイミングでアーセナルの内部で、すでにそういう話がされているというのはちょっと興味深いと思った(もちろんほんとなら)。夏までは、まだ時間はあるから。 ストライカーレスでも、かなり攻撃がうまくいっている昨今のアーセナルだからなのか、あるいは関心はべつのターゲットに傾いているのか。

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【マッチレビュー】23/24 EPL バーンリー vs アーセナル(17/Feb/2024)トップフォームで新記録

アーセナルのPLマッチデイ25は、前回のロンドンステディアムでの6-0につづき、アウェイのターフムーアで5-0快勝。なんというケチャドバか。 これでカレンダーイヤーをスタートから5連勝、そしてアウェイで2連続5+ゴールというクラブの新記録も達成することに。 われらは、ウィンターブレイク後のPL5試合のアグリゲイトスコアが21 v 2という極端なファインフォームで、なんだかすごいことになっちゃった。スランプがリセットされただけでなく、過剰にバウンスバックしたみたいな。好調すぎてこわい。 このチームはいったいどこまで行くのか。もういっそレヴァークーゼンと戦いたい。そんな気分になっている。 試合を振り返ってみるか。 Saka scores twice as ruthless Arsenal thrash Burnley

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【マッチプレビュー】23/24 EPL バーンリー vs アーセナル(17/Feb/2024)5連勝を目指す

やあ。 最近は、PL4連勝でポジティヴムードの漂うアーセナル界隈。その前のミニスランプ期との落差がすごい。よきことかな。 Why @Arsenal look a team transformed since their winter break 👇 — Premier League (@premierleague) February 14, 2024 さて今回はPLバーンリー(A)、Turf Moorでの対戦となる。Turf Moorと聞くと、いかにも悪いことを思い出しそうな、そうでもないような。 バーンリーといえば、アーセナルがずっと苦手にしてきた「肉弾戦」的プレイスタイルをすぐ連想してしまうわけだが、現在はミケルの盟友Vincent Kompanyの下、かつての姿よりもポジティヴなスタイルになっている。 アーセナルは、タフなアウェイながら、当然3ポインツを期待する試合。われらはこの試合に勝つと、カレンダーイヤー(※1月1日からの一年)で初の5連勝という記録もかかる。 今日の試合をプレヴューしてゆこう。

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キーラン・ティアニーのインタビュー「アーセナルのレフトバックはエイリアン」

現在スペインのレアル・ソシエダにローン中のキーラン・ティアニー。 アーセナル界隈ではすっかりご無沙汰の印象のある彼ながら、昨日はソシエダでUCLラスト16のPSGファーストレグ前ということもあってか、彼の単独インタビューが行われていた。 Kieran Tierney: ‘I was up against Mbappé … it helps you in the long run’ もちろん、ケガ中の彼はこの試合ではプレイできず、くやしい思いをしているところで、スペインでの生活やアーセナル時代の振り返りなど気分転換にはちょうどよいインタビューになったと思われるような内容だった。 つい先日ベンジャミン・ホワイトがインヴァーテッドRBを華麗につとめ、アルテタのチームおけるフルバックの役割についてはあらためて注目が集まっていたなか、ティアニーがそれについて語るなどタイムリーなトピックもある。 今回はこちらを紹介しよう。

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【マッチレビュー その2】23/24 EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(11/Feb/2024)6ゴールで爆勝【マッチスタッツと論点】

日曜のPLウェスト・ハム。マッチレヴューは、前半のコメント集のつづき。

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【マッチレビュー その1】23/24 EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(11/Feb/2024)6ゴールで爆勝【コメント集】

ゆうべはすごい試合だった。ウェスト・ハムのロンドンステイディアムで6-0大勝。アーセナルのPLアウェイ勝利では、最大のスコアラインだという。ケチャドバ。 試合直前にはトミヤスやESRの不在が発覚し、ベンチに3人もユース選手が入るやや不安のあるスクワッドで、なおかつ、この2戦でかなり苦しまされてきたモイーズの狡猾なやりかたに今回も手こずらされることを覚悟していたのに、ふたをあけたら期待以上の大爆発だった。これいかに。 とにかく、アーセナルのファンとしては最近の批判が渦巻くなかで、たいへんに溜飲の下がる気持ちのよい試合であった。 これはもう、試合を振り返ってしまうしかない。 Arsenal thrash West Ham in their biggest PL away win ※都合により、今回はポストマッチコメンツのみ

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【マッチプレビュー】23/24 EPL ウェスト・ハム・ユナイテッド vs アーセナル(11/Feb/2024)もっとセレブレイション

楽しいPLの時間がやってきた。やっぱり週一の試合だと、ブランクが長くてまいる。 さて、今回のアーセナルの相手はWHUことウェスト・ハム。 ミケルの師匠モイーズのチームであり、いまではわれらがメインマン、デクラン・ライスの古巣。直近3試合で勝ちなしという、最近はやや相性の悪い相手でもある。 アーセナルはもちろん、先週リヴァプールを撃破して3連勝中と勢いがある。どんな試合になるか。 日曜の試合をプレヴューしてゆこう。

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フットボールに“シンビン”導入? ブルーカードの議論

昨日、今後PLに導入される半自動オフサイドのことをちょっと書いたら、その後、もっとでかいトピックがやってきた。 EXCLUSIVE: Blue cards to be introduced for football sin-bins, with players removed from field for 10 minutes for cynical fouls or dissent ✍️ @ben_rumsby#TelegraphFootball — Telegraph Football (@TeleFootball) February 8, 2024 『The Telegraph』の独占スクープで、金曜(※今日)にIFAB(International Football Association Board)から「ブルーカード」の導入について発表があるでしょうということ。 ブルーカードとは初耳だが、これは以前からフットボール世界で「オレンジカード」として知られてきたもの。イエローカードとレッドカードの中間で、短時間フィールドから退場という罰則を宣告する。 もちろんこの新ルールが導入されればかなり大きなルール改定になるはずで、この報道には多くのフットボールファンが反応、関心度は非常に高いことがうかがえる。そして、当初の反応としては、評判は非常に悪いという。 フットボールにおけるブルーカード、それついて少し。

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EPLにおけるVARの現在。半自動オフサイドの導入はいつ?(2024 Feb)

どうも。元気ですか。 年末、近くの酒屋さんで正月に飲むお酒を買うついでに、きまぐれで酒粕を買ったらおまけでもう一袋くれて、どうして消費したものかと2ヶ月近くも冷蔵庫のはじっこに放置してしまっていたところ、おみそ汁に少量入れてみたらおいしく消費できると気づいて、それ以来ぼくのなかで「酒粕みそ汁」が流行っている。なんの工夫もない、ただ隠し味として大さじ1-2ほどの量をいつものみそ汁に入れるだけである。 それと豚汁。さっきもつくった。みそに合うんだね。多めに入れてみたが、非常にどっしりとした中低域(コク)が出る。それでいて、みそのおかげか酒粕っぽさはあまり感じないのがいい。これは酒粕入りですと云われなければ気づかないほどだろう。 豚汁の具は、里芋、大根、にんじん、ごぼう、長ネギ、しいたけ、えのき茸、豚こま肉。ありもの。あと、ありものついでにブロッコリの茎部分を入れた。切る具材はすべて乱切り。身体を温める効果を期待して、しょうがスライスも少し。顆粒のだしに、昆布も入れた。みそは、スーパーで売ってるハナマルキ的なだし入りの安いやつである。だしはいくら入っていてもいい。 酒粕は、「花垣」ブランドで知られる福井県大野市の南部酒造場のもの。いやそれは買ったほうで、もらったほうを先に使おうと、そちらはまだ手つかずであった。消費期限が3月末で、このままだと正直厳しいと思う。困った。でも、せっかくレジの女将さんがご好意でくれるというのに、そこで断る選択肢はなかった。冬キャンプで甘酒をふるまう機会でもあればよかったが、そんなものはない。 さて、昨日Sky SportsがVARに関する特集記事をアップしていた。今シーズンも変わらず数々の議論のタネになってしまっているVARの現状リポートでもあり、アーセナルの試合のVAR判定についても一部で言及があったので、紹介しよう。 VAR: Premier League claims 96 per cent of referee decisions are correct – so what is future of technology in football?