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【マッチレビュー】24/25 UCL アーセナル vs ディナモ・ザグレブ(22/Jan/2025)快勝でラスト16進出を決める

これは、なかなか楽しい試合だった。

ディナモ・ザグレブは、試合前に想像していたよりもずっと歯ごたえのない相手で、連戦で疲れたレギュラーチームを多少入れ替えたアーセナルがホームで3-0快勝。みごとにラスト16進出を決めたのだった。

プレイオフを免れるトップ8についても、まだ確保はできてはいないものの、かなり有利なポジションにつけただろう。残り1試合で、リヴァプール、バルサにつぐ3位。

万が一アーセナルが、すでにリーグフェイズ敗退が決まっているジローナとの最終戦に敗けたとしても、ポインツで追いついたチームが現状のGDをひっくり返してアーセナルのポジションを上回るのは難しい。

ということで、アーセナルはUCLで着々と結果を重ねている。

PLで2位。CLで3位。悲観的な声ばかりが聞かれるAFCファン界隈ではあるが、ひどいチーム状況にしては、なんだかんだ悪くない場所にいる。ぼくたちは、もっと楽観的になってもいいのだろうか?(いいとも)

試合を振り返ろう。

Arsenal 3-0 Dinamo Zagreb: Declan Rice and Kai Havertz score as Gunners all but secure Champions League last-16 spot



アルテタの試合後コメント「仕事はほとんど終えた」

試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。

アルテタ:仕事をほぼ終えて、とてもうれしい。もうひとつ試合があり、おそらくはそこでほしいものが得られるだろう。

いい試合だった。決められなかったビッグチャンスもいくつかあったものの、後半は、やや疲れてコントロールを失った感じがあった。しかし、全体的にはお仕事完了で、よくやった。

われわれはSoTをひとつも許さなかったこともまたポジティヴなこと。チームが全体的に非常によかったことを示している。

3ゴールしてホームでCLの試合にクリンシートで勝ったこと。これで4連勝。いくつかの変更も行っていた。あまりプレイしていなかった選手を起用し、彼らもまたとてもいい反応をした。わたしは全体的にポジティヴな夜になったと思う。

相手のクオリティを考えても、これは、このレヴェルでの一貫性を示している。簡単ではなかった。だから選手たちの功績であり、つぎはまた土曜の試合だ。

これからこの夜を楽しんだら、つぎはウォルヴズ。そしてジローナで最高のかたちでコンペティションを締めくくりたい。

試合後の記者会見。AFC公式サイトより。

(さらなるCLでの勝利とクリンシート……)

アルテタ:わたしはとても満足している。今日は大きな前進だ。最後のジローナを前にとてもいいポジションにいる。3ゴール決め、たっぷりチャンスをつくり、試合を支配し、シュートも打たせなかった。ホームでクリンシートだ。全体的にとても満足。

(数字的にはすでに通過した……)

われわれは、とてもとてもよいポジションにいる。多くのことが起きていても、それでもなお、われわれは自分たちの仕事をする必要がある。ジローナでは試合に勝つつもりだ。そうなれば、はっきりする。

(Optaがアーセナルのラスト16が100%だと云っている。温暖な天候でのトレイニングキャンプが観えてきた……)

じゃあ、Optaに旅行代理店と話すよう頼もうか。それがいい考えだと思う。いや、かなりいい考えだ。

われわれは、フレッシュさやプレイするに値する選手のために、いくらかの変更を行った。昨日は、またいくつかのセットバックもあったし、今夜ベンチにいて起用できた選手のうちの3人は、まだ注意深く観ている必要があった。

だから、試合に勝てたことはとてもよかったし、楽しめた。つぎはウォルヴズだ。

(デクラン・ライスのフォームについて……)

彼の意志、意図、とくに彼がとる攻撃的ポジション、そして彼がボールを持っていかに前進していくか。今回もまた彼のゲイムで、彼は今日2ゴールはできただろう。

この数週間で、彼には何度か試合を決めるような大きな大きなゴールチャンスがあった。だから、わたしは満足している。なぜなら、われわれはあのようなポジションから試合を決める必要があるし、彼は間違いなくそれができるから。

(ライスのフィットネス……)

彼にはまたniggleがあり、そして試合でも要求される。彼はこの2年間、非常に多くの試合をプレイしている。そのうえ、彼はポジションも移動している。

だから、すべての要素があっても、彼があのように安定しているのは素晴らしいことだ。とても頼れる。彼はつねにそこにいて、そうしたスパークを出せるとき、相手のボックスに入っていくことは、チームにとって素晴らしいことだ。

(ライスのように選手の負荷をマネジすること……)

彼もほかの選手と同じようにそれが必要だ。ときにそれは、新鮮さを保つためであり、あるいはさらなるレヴェルへ行くためであり。もし彼がプレイしないなら、誰かがそこでプレイする。

だから、全員が集中している必要がある。彼もそれと違わないし、彼がよりフレッシュでいいコンディションのとき、チームにとってのビッグプレイヤーになることは観てわかるはずだ。

(MFからもゴールすること……)

それはわかっている。この2シーズンでわれわれがたくさんのゴールを決めたとき、いかにそのゴールを共有したか。マーティンの反応を観て、彼にとりいかにゴールが意味あるものか察せられたはず。だから、そういうことがこれからもしばしば起きることを望む。

(MLSのフィットネス?……)

わからない。彼はヴィラとの試合でそう判断されたが、それでも試合を終えたので大丈夫だと思ったし、翌日も悪くはなかった。そして、昨日は彼は気分が優れず。だから明日は検査することになった。

たいしたことがないことを祈っている。試合がすぐやってくるから。

(カイ・ハヴァーツがすでに昨シーズンのゴールと並んだ件……)

それをどう思うかって? ブリリアントに決まってる。それが現実に対しての(偏った)見方というものを示している。それこそが、それを示している。いいスタットだ。

(イーサン・ワニエリの復帰……)

彼がいるのは素晴らしい。彼はここ数日とてもよくトレイニングしている。

彼はあのポジションに適応し、彼の作り出す脅威はすぐにわかったと思う。彼がボールを持ったときのコミット、ああしたエリアでの動き方。彼が戻ってきたことはとてもいいことだ。

われわれはオプションが必要で、脅威が必要で、あそこでは競争も必要だ。だから、彼がいてくれるのは素晴らしい。

(温暖な場所でのキャンプは選手にはどんな意味がある?……)

もしわれわれがそれをやる権利を得られるのなら、それは素晴らしいこと。なぜなら、起きたことに様々に要求される超忙しいスケジュールだったから。とくに選手にとってはそうだった。それができるなら、とてもよいことだ。

(ディナモ・ザグレブの戦術ではどのようなことを想定していた?……)

昨日まではよくはわからなかった。われわれの試合の準備では、とくにふたつのフォーメイションについてやっていた。なぜなら、マネジャーがかつてやっていたことだから。

しかし、最近の試合を観たかぎりでは、彼らはより4-3-3にこだわっていた。もっともそれはフレンドリーで、バック5にするという予想もしていた。

彼らにいくらか問題を起こされたのは、かなりストラクチャを変えてきたから。いくつかの賢いことをやっていた。

(Fabio Cannavaroとは話した?……)

ハローと云っただけ。健闘を祈ると伝えたよ。彼はわたしが選手として憧れのひとでもある。彼のキャリアだけじゃなく、彼の振る舞いや存在感、タッチラインでもそれを見せていた。彼が実際やったように、いくつかの賢いやりかたでわれわれに問題を起こしていた。わたしは彼の今後の活躍を祈るよ。

マーティン・オーデガードの試合後コメント「待ち望んでいたゴールだった」

あと数分で試合が終わるというところでゴール。試合はほぼ決まった状態で、相手もすでに集中を欠いていたなかではあったが、キャプテンは久しぶりのゴールにホッとしただろう。ここで彼がゴールした意味は大きい。AFC公式サイトより。

MØ:とてもうれしい。力強いパフォーマンスだった。ホームで3-0で、CLでトップ8に入るためにも、とてもいいポジションに入った。だからとてもうれしいね。

ぼくらも、相手が深く守るこてゃ想定していて、スピードを出していこうとした。早くにゴールは決めたが、そのあとは試合がちょっとスロウダウンして、そこは彼らがうまくやった。

ぼくらはもっとうまくやるべきだったけど、最後には3ゴール決めて、ソリッドにコントロールされた試合にした。

ゴールを決めたのはナイスだ。ぼくも待ち望んでいた。ミスしてしまっていたチャンスがたくさんあったから。今日のぼくは正しいエリアにいて、ボックスを攻撃し、ゴールできた。ナイス。

(プレイオフの回避)そこが目標だった。新フォーマットで、どれだけのポインツが必要なのかもまったくわからず。それがカギになっていたから、そこへたどり着けるように、あとは試合づつやっていくしかなかった。

それこそがぼくらの望んだもの。だから、うれしいし、いい感じだ。これから仕事を終えないと。

忙しいスケジュールで、まずなによりもトップ8にいたい。直接(ラスト16へ)行きたい。そうなれば、いくらか休みも取れるし、それはつねにいいことだ。それができるといいね。

Fabio Cannavaroの試合後コメント「簡単じゃないのはわかっていたが……」

勝ったので。マネジャーとして厳しい洗礼を受けてしまったカンナヴァーロ。

このひとの顔をひさしぶりにちゃんと観た気がするのだが、なんかまつげが多いのか、昔から目がキラキラしているような印象があるんだよね。もし彼の似顔絵を描くとしたら、古い少女マンガっぽく描いたらすごい似ると思う。どうでもいい話だな(笑)。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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