最後のGoodison Parkで1-1ドロウ。またしても、エヴァトン相手に3ポインツを逃した。疑惑の判定もまたしても。
勝てなかったことは当然うれしくないが、この試合にはいろんな受け止め方があるとは思う。
純粋にこの試合を、3日後に控えたCLレアル・マドリッドという超ビッグマッチの準備と捉えれば、悪くない部分はある。
ざっと振り返ろう。
Everton 1-1 Arsenal: Gunners held as Iliman Ndiaye’s ‘soft’ penalty clinches draw for Toffees
アルテタの試合後コメント「15回観てもあれはペナルティではない」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。
- なにもやられなかったのに、3ポインツ取れなくてがっかり
- ただ、ここが難しいのもたしか。差は僅少でありダイレクトプレイの対応を強いられる。相手はセカンドボールにも非常にフィジカル。われわれも、とくに前半はそれに対処した
- 1-0で後半になれば相手はもっとアグレッシヴなることはわかっていたのに、スタートからとてもプアだった。そしてダイレクトプレイが問題に
- ペナルティの部分は15回繰り返して観たが、わたしには絶対ペナルティじゃない
- (最後のGoodison Park)とても奇妙な気分。PLは特別で世界でベストのリーグでありベストの雰囲気があると思っているのは、Goodison Parkのような場所があるから。フットボールの進化もわかるが、もうここに来ることはないと思うと悲しい
- (CL)素晴らしい試合になるはず。とても集中し、楽しみにしている
試合後の記者会見。AFC公式サイトより。
- (結果について)われわれにもっとふさわしい結果があったが、ここはとてもタフな場所。彼らは彼らのやることが非常に上手。コンスタントに最終ラインにボールを入れてくる。ダイレクトプレイとセカンドアクション
- それでもわれわれが何もやられなかったのはポジティヴ。1-0のときにさらなるゴールのチャンスはあったが決められなかった
- スタートがよくなかった。試合を支配せず、もっとアグレッシヴになることを強いられたし、スペイスもあった。やりたいことと反対だった。後半はすぐ相手GKにボールを渡してしまい、ダイレクトプレイからトラブル。またダイレクトプレイ。そしてレフリーがペナルティを与え、それが試合の流れを変えた
- わたしはあれを15回観たがペナルティはありえない。もしそれがあるとしたら、O’Brienが退場にならないと。エヴァトンが10人でプレイしていたはず
- その後こちらが支配したが、コンスタントにプレイが途切れ、あまり勢いはなかった。それも大部分は自分たちのせい。ダイレクトプレイのあと、とてもチープにフリーキックを与えた。われわれには試合を決めるふたつのビッグチャンスもあったが、それを決めず。1ポイントを受け入れるよりない
- (リヴァプールとの大きなギャップ)リヴァプールが有利だ。わたしは今日起きたことについて話している。スコアに関連すること。それ以外では何もなかった。だが、あれが勢いと結果を完全に変えた
- (MLSはレフリーのターゲットになっている?)レフリーが選手を標的にするようなことはないと思う
- (スターティングラインナップの変更)フラムのあと4人スタートできくなくった。ガビのケガもある。いくらかの変更は強いられたもの。選手はプレイするにふさわしかったのでよかった。全員が重要で、自分が重要だと感じる必要がある。まだまだ試合は多い
- (レアル・マドリッドを見越した変更だった?)そうかもしれないが、火曜のためではない。何人かはトレインもしてなかったし、スタートはできなかった
- (サカは火曜にスタートできる?)彼はよくなっている。われわれがそうしてきたのだ。フラムで30分、今日は49分プレイした。試合終了時には彼はよくなっているように観えた
- (レアルでLCBは誰がプレイする?)いくつか代替はある。あまりいっしょにプレイしていない選手もいるため、まとまりはない。とくにベンは、ほとんどシーズンまるごとプレイしていない。だから、今日彼らがプレイできたのはよかった。バックラインのオプションはベストを考える
- (メリーノは大丈夫?)彼は大丈夫。わたしもドクターといっしょにチェックした。前半に頭部を切ってかなり出血した。そのあともプレイできたし、彼はなんとも感じていなかった
- (その他のケガの懸念は?)ない
- (Goodison Parkでの最後の試合)PLが世界中で評判なのはGoodison Parkのような場所のおかげ。それがPLをユニークにしている。だから、奇妙に感じるだろう。フットボールやクラブの進化だとはわかっているが、これはリーグの歴史の多くをしめるもの。外国人からPLがどんなものか尋ねられたら、Goodison Parkを体験するように云うのだ。残念ながらあと数ヶ月でそれもなくなってしまうが
- (CLに向けて)フットボールでプレイできる最高に美しい試合のひとつになる。最高のヨーロピアンコンペティション、そしてそれを20-25年間も支配しているチームが相手。とても楽しみ
- (試合前は休む?)トレインしていくつかやることがある。だが明日は少し休む
レオ・トロサールの試合後コメント「(CL)電撃的な雰囲気にしてほしい」
さすがの1ゴール。AFC公式サイトより。
LT:結局残念だった。3ポインツほしかった。全体的にぼくらはいいプレイをしたが、後半のスタートはよくなかった。ペナルティを取られ、それが相手のゴールになった。
こういう試合は眠らせなきゃならない。とくにこういうタフな場所では。1-0になったとき、こちらが有利になったのに。今日のぼくらはそれを欠いた。
自分のゴールは満足。スコアシートに名前が載りチームを助けられるのはいつもナイス。あの動きはその前にも何度かやっていたと思う。ラヒームとのいいリンクアップだった。彼はぼくを見つけてくれて、あとはゴールを決めるかどうかはぼく次第だった。とても満足している。
(CL)とてもワクワクしている。全員が興奮しているし、選手だけじゃなくファンも同じ。電撃的な雰囲気になってほしいと思う。それが必要だ。
相手がCL最多勝利のチームだとわかっている。だから、今回もまた自分たち次第。
最初の試合はホーム。その有利を使いたい。もし雰囲気が電撃的になるなら、ぼくもアドレナリンが出る。