リーズについて
昨シーズンはチャンピオンシップで1位を確保、PLへの昇格を決める。ボスはDaniel Farke。
この夏はPLに昇格したことで積極補強を行っており、現在までに€100m近いNet支出があるという。
彼らの夏の興味深い補強といえば、やはりDominic Calvert-Lewin。まだ28才だった。なぜにフリーエイジェントになっていたかよく知らないが、かつてはアーセナルが熱心に追いかけていたターゲットでもあった。それも今は昔。いや、せいぜい数年前だからそんな昔のことじゃないんだけど。彼はこの試合でリーズデビューの可能性があるとのこと。
彼らのスクワッドを全体的に見回しても、ぼくが知ってるような有名選手はあまりいない。元ヘイルエンドのサム・グリーンウッドがいるな。
リーズには日本の田中碧が、昨シーズンにドイツ2部から移籍していて(€4m)、リーズではけっこう活躍しているようだ。月曜のエヴァトンとのホーム試合、ぼくもハイライトだけちらっと観たが、彼のエネルギッシュなプレイでスタンドが湧いていた。ああいうのはいい。岡崎慎司の愛されヴァイブある。
チームニュース
現時点で離脱者はいないようだ。
Head to head
アーセナルは、リーズとのPL直近6試合では、W5 D1 L0。
この唯一のドロウ試合は、アーセナルに退場者が出ている(※ぺぺ)。
すべてのコンペティションだと過去14試合でアーセナルはリーズに敗けなし(W12 D2 L0)。
相性はかなりいい。
アーセナルの昇格チームとの相性の良さもある。
アーセナルは昇格チームとのホーム42試合で、W37 D5の敗けなし。最後にホームで昇格チームに敗けたのは、2010年(ニューカッスル)まで遡る必要がある。
Daniel Farkeの試合前コメント「パーク・ザ・バスはやらない」
DF:われわれは自分たちのDNAを売らない。パーク・ザ・バスもやるつもりはない。ただ守備をしようとするだけなら、生き残るチャンスはない。
われわれはボールを持つ時間を増やそうと努めるつもりだ。そして相手を怖がらせるチャンスをつくる。
苦しむ時間もあるだろうが、それでもストラクチャは維持する必要がある。
この試合は、われわれにとりここまでで最大のテストだ。われわれは初戦でも証明したし、プリシーズンではACミランやマンU、ヴィヤレアルといったチームと対戦し、競争力を示した。
プリシーズンの相手がアーセナルとだいぶかぶってる。
リーズの戦術について by エイドリアン・クラーク
AFC公式サイトより。
AC:チャンピオンシップでのリーズは4-2-3-1でプレイし、No 10が自由に動き回っていた。しかし、月曜の試合ではそれを4-3-3に変えていて、3人の強くオールアクションなMFたちがピッチのキーパートの多くをカヴァできていた。
彼らは、多くポゼッションする攻撃マインドのチーム。エヴァトンでは54%だった。バック4はとくに速いというわけではないため、リーズはロウイッシュなブロックをやる姿も観るだろう。
プレッシングのインテンシティは彼らの武器のひとつであり、Farkeはアーセナルのリズムとフロウを狂わせるつもりだ。
リーズは両フランクからのビルドアップするのが好きなチームで、シャープな1タッチ2タッチのフットボールをやる。Willy GnontoとDan Jamesのウィンガーは、つねに相手DFに挑んでいく。昨シーズンは、彼らはふたりの優秀なフルバックにもサポートされていた。
だが、エヴァトンにおいて7つつくられらたチャンスのうち6は、デッドボール状況からのもの。そこはアーセナルの強みでもあり、リーズはコーナーやワイドからのフリーキックではナーヴァスになるだろう。