試合結果予想
BBC Sport (Chris Sutton’s prediction) 4-0
Sky Sports (Jones Knows) 2-0
WhoScored.com 3-0
アーセナルがクリンシート&複数ゴール。妥当予想。
BBC Sport(Chris Sutton):マンU戦でアーセナルがパフォームしたとは感じなかったが、それでも彼らは勝つ道を見つけた。
この試合で取りざたされるのは、ヴィクター・ヨクレスのことであり、彼がマークを外せるかどうか。マンUで彼がゴールできなかったときは、あれほどの過剰反応があった。
彼は一部ではすでに失敗みたいに書かれていた! それがモダンゲイムというものであり、PLでは最初の1時間でもう失敗だと騒がれる。
わたしは違うが。これから彼はうまくやると思っている。
リーズはエヴァトンではなんというインテンシティでプレイしたのか。彼らが勝ち取ったペナルティはややキツい判定だったが。
リーズは、エミレーツでも同じような勇気を見せることができる? おそらく。そしてそれが彼らに高くつく。
試合のみどころ
ぼくはビエルサのリーズくらいしか憶えていないので、いまのリーズがどういうチームかさっぱり知らない。しかし、彼らの「勇敢」や「ハイインテンシティ」のような評判からすると、彼らはどしどし前に出てこうとするチームみたいなので、それはアーセナルには好都合だろう。
攻守の役割がはっきりして、試合が膠着、ボールをいくら持ってもいつまでもアーセナルが攻めあぐねるみたいな、うんざりするほど見慣れた展開を観ないですむとしたら、それはむしろありがたいことだ。
それによってそれなりにオープンな試合になるなら、先週のOTと似たようなトランジションの多い試合になるのかもしれない。
ヨクレスがメインストライカーで加わったアーセナルの今年のテーマはファストアタックであり、それにチャレンジする機会が多ければ、願ってもないこと。
マンUでは正直、相手理由で(意図的ではなく成り行き)速い攻撃が多かったように感じていたので、この試合でアーセナルの速い攻撃への意図はもっとはっきりするかもしれない。
相手の攻撃から、こちらがボールを奪い攻守が入れ替わった瞬間。落ち着いてボールを回しゆっくりビルドアップもできるが、あえてDF裏にランをしかけるヨクレスに、成功率の低い、チャレンジングなパスを出すのかどうか。チームとしてのアプローチ。そこは間違いなくこの試合の大きなみどころになる。
いっぽうで、リーズがそういうタイプだということは、試合がオープンになればなるほど、相手を利することになりかねない。相手に応じた戦い方という意味では、この試合はむしろもっとコントロールしたほうがいいという考え方はある。マンUでは、あんなふうに単純なミスを繰り返して自分たちのやりたいようにプレイができず。コントロールからは程遠かった。あれも、もちろん意図したことではないだろう。
どういうアプローチになるせよ、そういったプレイ精度は、先週の試合からは大幅な改善を期待したい。ボールを持ってコントロールしたほうが相手を苦しめられるならそうすべき。
リーズが苦手としているというセットピースも、ひきつづきこの試合のみどころだ。また新しいルーティーンをやるのか楽しみ。
ロングスローもまたやるかな。どうもあれはPLで流行中らしい。GW1では20チーム中11チームがやった。
On the opening weekend of 2025-26, 11 of 20 Premier League teams launched at least one long throw-in into the opposition’s box.
On MD1 of 2024-25, just four teams did so.
Make no mistake, long throw-ins are 🔙! pic.twitter.com/eBhOHAaIZq
— Opta Analyst (@OptaAnalyst) August 21, 2025
そういえば、ペナルティテイカーについて一部で話題になっていた。アルテタはヨクレスを推しているとか。これまでのファーストチョイスはサカだった。
しかし、平常時のペナルティ担当はともかく、当面はヨクレスにペンを任せるのは賛成だ。いらぬ注目が集まっている彼には早くゴールのプレッシャーから解放されてほしいし、一刻も早くゴールは決めてほしいから。それがペナルティでも。自信を失ったストライカーにあえて蹴らせるというのは、比較的よく観る光景であり。彼が自信を失うまでにはまだ時間がかかるだろうが、いまはそのときだとも思う。
エミレーツでのシーズンファーストゴールはVG。彼にとってもファーストゴール。これ以上の盛り上がりはない。
この試合のアーセナルの注目選手は、カラフィオーリにしよう。
彼はマンUでもゴールを決めたし、オーヴァーラップやインサイドへの侵入など、攻撃フェイズでの彼の予測不能な動きは効果的で、とても可能性を感じた。彼が引き続き、ああいったパフォーマンスを継続できるかどうか。タイプの違うMLSとLBのポジション争いがあるのも健全に思える。
キックオフは日本時間で8月24日(日)1:30。今日の深夜。試合が終わったら、外も明るくなってきそうな地味に嫌な時間。
エミレーツでの初戦。Ezeも観に来そう。最高の試合を期待したい。おれたちのシーズンはここからはじまるんや!
COYG!