Football is fxxkin’ back! FXXK!
おっと、取り乱した失礼。
ついに、おれたちにフットボールの季節が来ちまいました。Yahoo!
さて、オープニングマッチだった昨日のLIVBOU。ご覧になりましたか。ぼくは朝起きてから飛ばし飛ばしでフルタイムを観た。BOUは惜しかったなあ。アンフィールドのLIVをあそこまで追い込んでおきながら、あんな劇的なやられかた。ギリギリまで追い込んだことで、逆にやつらを盛り上げてしまったのは皮肉だった。
しかし、シーズン初戦のLIVは思った以上にしゃっちょこばっていたな。もちろんふつうに強かったが、いろんな意味でまだ100%には見えず。やはり新しい選手が多いからか。WirtzとかEPLのフィジカル洗礼をばっちり受けていただろう。
だからここで彼らがポインツを落とさなかったことが非常に悔やまれる。でも、結局だから強いんだよなあ。ああいう試合でも最後には勝っている。スーパーレジリエント。
それより、この試合で鮮烈だったのはBOUのSemenyoだろう。さっきTMを除いたら“Most viewed player”としてトップページにいた。わかる。たしか候補リストに入っていると云われていたと思うが、アーセナルは彼を取れなかったのかな? €40mのMVはマドゥエケとたいして変わらん。ゴール脅威もすごいけど、右サイドでボールを持ったときの安心感。ひとりでなんとかしてくれそうな期待感。あれはスーパーブ。キミがほしい。
ということで、LIVが順当に勝ってしまったことで、われわれも当然試合に勝ちたいし、勝つ必要がある。
相手はマンU@OT。マンUは、われらにとりかつての最大のライバルであり、シーズンに弾みをつけるためには絶好の機会。かなり勝率の低い場所ではあるが、だからこそ勝つ価値がある。
マンUは昨シーズンを15位でフィニッシュし、今年の前評判もけっして高くない。オールド・トラフォードで大勝するならいまでしょう。
日曜の試合をプレビューしてゆこう!
アルテタの試合前コメント「(キャプテン)ぶっちぎりでマーティン」
昨日行われたミケル・アルテタの試合前記者会見。AFC公式サイトより。
※今シーズンからアルテタの会見の書き起こしは箇条書きにさせていただこうかと。いまだに基本すべて人力で翻訳しているんだが、やはり細部をはしょれると作業スピードが全然違う
(新シーズンへの興奮……)
- 超ワクワク。待ち切れない
- 非常に生産的なプリシーズンだった
(チームのムード……)
- 選手もスタッフも合流初日からエナジーと熱意がある
- そして今後もチームとしてよくなっていく
(トロサールは起用できる?……)
- 彼はよくなっている。明日にはトレインできると思うので、うまくいけばフィットしている
(移籍ウィンドウでの売却の必要性……)
- それはアンドレアとクラブにまかせている
- わたしはパフォーミングだけに集中。試合のために最高の準備をし、勝つこと
- ここからシーズンが始まる。長いプリシーズンも移籍市場も活動的にやっている
(タフな試合でシーズンが始まる……)
- お互いにプレイするし、いつかは対戦する
- それにあの歴史ある美しいステディアムでシーズンを始められる
- われわれは試合づつやっていく
(タイトルを取る可能性について……)
- イエス。とくに、われわれがこの3年間示してきた一貫性がある
- 差は非常に小さい。補強もありコンペティションのレベルも上がっている
- われわれは勝つ必要がある
(PLを勝てるチームはいくつある?……)
- そんなにたくさんはない
- それを勝つのはどんどん難しくなっている
- いまはその可能性がないと思われているチームだって突然にみんなを驚かせる
- スクワッド、マネジャーのクオリティ、クラブのストラクチャ。みんな強い。とても難しいPLになる
(マンUについて……)
- 彼らも変わっている
- マネジャーがより多くの時間をチームと過ごしている。プリシーズンがあり、ほかのチームと同様いいサインもある
- 彼らは強化されており、去年よりも強いと思う。ほかのチームと同じ
(ヴィクター・ギョクレスとサインした理由……)
- わたしが話せるのはヴィクターのことだけ。彼がチームにいてくれていかにありがたいか
- 彼はとてつもないインパクトをチームにもたらすはず
- 適応もとてもとてもよい
(キャプテンをオーデガードからライスにせよというトニー・アダムス発言について……)
- わたしの意見ははっきりしている。わたしの意見だけでなくすべてのスタッフや選手によるもの
- キャプテンの投票をして昨日結果を受け取った。断トツでマーティン・オーデガードが選ばれた。それより明確なサインはない
- 彼らがキャプテンをどう思っているか。疑いは微塵もない
(夏ウィンドウであなたはクラブからどれほど支援されている?……)
- わたしの支援だけでなく、チームも支えている。ヴィジョン、アイディア、とくに野心を支えている
- われわれのプレイのレベル、コンペティションで期待されること
- だからスクワッドを進歩させねばならない。スクワッドのクオリティとデプス。それを素晴らしくやっている
(ギョクレスのベストを引き出す……)
- すべてのことをしたい
- まずは選手を理解すること
- そして素晴らしい可能性を引き出せるようなコンディションにするため選手を試合に出すこと。そこがカギになる
- いいことは、PLにはいろいろなリーグからたくさんの選手やストライカーが来て成功している
- われわれは、ヴィクターにとり正しいコンテクストをつくり、ベストでプレイできるようにする。それはゴールを決めること
(マンUの試合でとくに記憶に残ることは?……)
- たくさんある。歴史
- わたしが子どもころの対戦では、どちらのチームにも大きなキャラクターがいて、そこが違いになっていた
- いまはまたそのときとは違っているが、いまも超インテンスでとてもワクワクする試合になると思う
(今年は去年のスタートよりもワクワクしている?……)
- もっともっと興奮していると思う
- 選手やスタッフと時間を過ごすほど、毎日笑顔でここに来ることができるようになる
- エナジー満タン、とても特権
(シーズン序盤の難しい試合で勝つチャンス……)
- 100%。初日でOTは大きなチャンス
- 自分たちのしたいプレイをして試合に勝つ
- そのことに集中している
(今シーズンのタイトルにはよりプレッシャーがある?……)
- 求めつづけていかねばならない
- それはわれわれが学んでいること。わたしもずっとそういう教育をされてきた
- この3シーズン、われわれはこのリーグでどのチームよりもポインツを稼いできた(※訳注:実際は2位?)
- われわれに一貫性がある証拠
- ここからは、それを単一シーズンでやる必要がある。ほかのチームより1ポイントでも多く、あるいはもっと、もっとGD。それが目標
(アカデミーから複数の若い選手が出てきている……)
- それが示すことは、何年にもわたるアカデミーの素晴らしい取り組み
- とくにプロ経験もないのにファーストチームで最高レベルでパフォームできる選手が出てきていること
- 17-20才の選手たちがローン前に経験を摘むことは、ビッグクラブではとくに難しい
- それがアカデミーがやっていること。選手たちに準備させ、成熟させる
- そしてファーストチームスクワッドのクオリティで彼らをサポートする。すぐに最高レベルが出せるよう楽にさせてやる
- クラブの全員への称賛
(ギョクレスは日曜にスタートする準備ができている?……)
- 彼は毎日よくなっている。彼は普段からとてもフィットしている選手
- チームとはまだあまりトレインしていないのは事実だが、試合のなかで見せたものはとてもよかった
- 日曜にどうなるか観てみよう
(カラフィオーリとハヴァーツのavailabilityについて、それぞれにマネジする必要がある?……)
- とくにそのふたりは長期のケガから戻ってきた選手
- プリシーズンでも注意深くしなければならなかった。とくに海外遠征でコンディションが変わるとき
- availabilityに関しては、チームには選手も増えたしバランスもよくなった
- 選手も個人クオリティも上がった
- だから、できるだけ長く選手たちのフィットネスを維持することがカギになる
(ズビメンディは日曜にプレイできる?……)
- イエス。彼はかなりチームに溶け込んでいる。それは誰が観てもわかるくらい早かった
- 彼はチームに大きなインパクトをもたらす。彼がフィットしていてわたしもとてもうれしい
(No 9ではギョクレスとハヴァーツのポジション争いがある?……)
- とても健全
- わたしは11人の選手をプレイさせ、ベンチには起用される選手とされない選手がいる。スタンドに送られる選手もいる
- それがわれわれが直面するレベル。いままでになかったこと
- どのポジションにもふたりの選手がいる。3人か4人いる。なぜならさまざまなポジションでプレイできる選手がいるから
- 選手がプレイする、競う権利を得ること。それができるチャンスがないのなら、チームメイトたちのレベルを上げるために正しく協力すること
- それは誰にでも起きうる。シーズンは非常に要求が高いから
- 週に3回プレイするようになれば、自然なかたちで進んでいくことになる
(チームのアタッキングMFは十分?……)
- チームには素晴らしいヴァーサティリティがあると思う。相手に対してかなり多彩なクオリティもある
- われわれはそれをやりくりできるし、それらのユニットのなかに素晴らしいまとまりがある
- わたしはとても満足している
(シーズン序盤について昨シーズンから学んだこと……)
- それは長いリストになる
- まず自分たちが対処しなければならなかった状況の量。チームはそれに素晴らしく適応し、いろいろな試合にたくさん勝った
- それは普通のことではなく、この20年のPLでもなかったこと
- そのあと、いかにチームが進化したか。スクワッド、個人。役割が変わったものがあり、考え方を変える必要もあった
- そして、もっとも重要だったことはなにか。継続しなければならないこと、改善すべきことは何か。大きなトロフィを勝つために必要なことは? そこははっきりしている
(アーセナルのMFの進化について……)
- それはいまいる選手や彼らのクオリティにかかわること
- いまチームにはおそらくかつてなかったような要素と可能性がある
- とてもよい武器を持った
(選手たちのキャプテン投票について……)
- それはわれわれも大きな変化があり、リーダーシップグループも変えたため。いなくなった選手もいる
- だから、そこは再構築する必要があった
- そしてそこから得る情報はたくさんあった。彼らが自分たちをどう感じているか。誰をリーダーとみなしているか。リーダーシップグループには誰が入るのがふさわしいか
- 分析しがいのあるデータや情報が集まった
(マーティンのキャプテンシーのクオリティ……)
- われわれ全員に異なる視点があり、それについて話すなら何時間もかかる
- だから結局のところ、なにが問題かといえば、選手たちが自分たちを率いるものについてどう感じているか
- どう快適に感じるか、誰がプッシュするか、なにかあったとき誰がサポートするか
- 基本的に、自分たちが外に出ていき相手と対面したときに、誰がクラブとチームをレペゼンしたいか。そこがカギ
(PLのルール変更と昨シーズンに起きたことについて……)
- あれは非常に特殊だった
- 数週間だけ起きたことであり、われわれはそうしたときにとても罰せられたが、もう二度と起きないことを願う
- わたしは、それはもうとてもはっきりしていると思う
- われわれもレフリーたちとはとてもいいMTGを行い、マネジャーMTGもあった
- 何が望まれているかはとてもはっきりしている。全員のベストを願う
- われわれもチームのベストが必要になるし、PLのベストも必要
- それが起きると思う
(判定はより安定する?……)
- たくさんのデータによれば、この1-2年でもかなりの進歩はあった
- われわれもそのメッセージを再認識すべきで、プロセスとサポートに努めるべき
以上
これ15分くらいのやりとりなのだが、今年もあとから時間差で公開される後半部分があるんだろうか。シーズンスタートでもさすがに長過ぎるような。
もし会見の後半部分が公開されたら、追記しよう。※つぎのページに追記した
Mr. Arsenalがオーデガードのキャプテンシーに疑義で物議
さて、今回のやりとりのなかで興味深いのは例のMr. Arsenal=トニー・アダムス発言の件。キャプテンはオーデガードよりライスのほうがふさわしいと主張して、物議を醸していた。その発言を受けてチーム内投票をやったのかは定かではないが、タイミング的にはそうした話題があったあとで、あらためてMØのキャプテン指名となった。
アダムス:彼(アルテタ)は今年大きな決断をしなければならないが、わたしにしてみれば、それはまだされていない。それはデクラン・ライスをキャプテンにすることだ。わたしはデクランがキャプテンの器だと考えているし、それによってオーデガードをより自由にできるかもしれない。
どのマネジャーも、(キャプテンには)自分を反映する誰かにしなければならない。クラブを反映するもの。それでネクストレベルへ行ける。(ライスはアルテタを反映している?)彼はアルテタよりもいいと思う。彼はウィナーだ。リーグを勝つためには、Kloppであり、Fergusonでなければならない。
自分が模範となりチームを率いる必要があるし、ウィナーでなければならない。自分のやるべきことをやる必要がある。それがキャプテンに反映される。
そしてわたしはライスがキャプテンだと観ている。アルテタにはこう云うよ。「ほら、いまこそステップアップのときだ。いまがウィニングマネジャー、ファンタスティックマネジャーになるとき。オーデガードのキャプテンではリーグを勝つことはない」。
これ、以前にオーデガードが不調だったとき、ぼくもブログのなかで似たような主張をしたことがあるので、これが多方面で批判を浴びているのは罰の悪い気分なんだが、でもあらためてオーデガードのキャプテン剥奪はないと思う。オバメヤンのように事案でもないかぎりは、キャプテン変更というのはあまりないことだろうし、とくにいまのオーデガードは新シーズンの復調が期待されているところで、わざわざ議論を生むようなことをする必要はない。むしろ、全員が認めて信頼を示すことでそれを彼へのサポートにしないと。アルテタにもそういう目論見があると思う。誰だっていいときと悪いときがあるのは当たり前。
仮にキャプテンだった選手が退団して、ニュートラルな状態からあらたなキャプテンを選ぶというのであれば、いまのチームで英国人でもあるライスがもっとも適任という意見に異論はないが(大部分のファンもそうだろう)、現状を変えてまでやらねばならないことだとは思わない。
トニー・アダムスのようなひとが、キャプテンにひとこと云いたくなる気持ちもわからないでもないが。
今シーズン、オーデガードがばっちり復調すれば誰も文句は云わなくなる。疑問を持たれているという意味では、ギョクレスも同じ。マドゥエケもか。彼らにはとくに証明すべきことがある。
トニー・アダムスといえば、少し前にr/Gunnersで、ティエリ・アンリやイアン・ライトなどほかのクラブレジェンドに対して、ソーシャルメディアでも彼に対する話題があまりにも少ないんじゃないかという指摘があり、興味深かった。云われてみれば確かに、エミレーツに銅像すらたっているMr. Arsenalなのに、こうした問題発言(笑い)でもないかぎりは、ファンのあいだで話題になることも多くない。