追記:アルテタの試合前コメント後半「マックスは(PLスクワッドに)入ることになる」
時間差で公開されたアルテタの試合前会見の後半部分を。
(あなたはこの夏ビッグサマーを求めほしいものを得たことでよりトロフィのプレッシャーがある?……)
- 去年と同じ。ほかのトップチームとも同じ
- この夏にもっと動いているチームもあるが、この数年もずっとそうだった
- だから、ノーだ。わたしの意志は100%勝利にある
(より先へ行っているほかのチームに追いつけるかどうか心配?……)
- われわれもここまでよくやっているし、(ウィンドウクローズまで)まだ時間もある
- とてもとてもよい移籍ウィンドウ。わたしは自分たちのプロセスに超ハッピー
- アンドレアがクラブに慣れ、ボードとオーナーシップからの支援もある
- 難しい状況だが、われわれは自分たちがやっていることにとても満足
- 自分たちができることだけに集中し、エナジーを注ぐだけ
(マーティンは去年ケガで少し苦しんだ。彼は今年にどれほど決意がある?……)
- そうだね。しかしマーティンほどやっている選手はほかにいない。振る舞い、トレイニング、準備、自分自身への要求。そこに疑問はない
- われわれの仕事は彼のベストを引き出すこと
- 繰り返すように、状況や道具、選手の周囲にあるものが彼のクオリティになるので、それができるようにしておく
(あなたはいつからヴィクターのポテンシャルに気づいていた? 2年前にはすでにお隣のワトフォードでも彼はチャンピオンシップのベストプレイヤーだと云われていた……)
- 彼は長い間われわれにスカウティングされていた
- しかし彼が獲得できるときを待たねばならなかったという現実もある
- そして、われわれは彼をここに連れてくることを決断し、彼もまたベストオプションをアーセナルに決めた
(彼はずっとあなたのNo 1チョイスだったので?……)
- われわれは、つねにすべてのオプションについて分析のプロセスを行っている
- われわれはヴィクターにとても満足
(オールド・トラフォードは彼の初PL試合で、この国で彼が何をできるのか示すのに完璧な舞台……)
- わたしはアーセナルも彼にとって何ができるか完璧な場所だと思う
- 彼には素晴らしい選手たちが周囲にいて、彼が自分の強みを活かせるようにする
(難しいスタートでむしろより自信を得られる……)
- それが役立つことは確か
- チームに正しい空気と正しい自信をつくれる
- シーズンはマラソンのように長いので、ステップバイステップでやるべきことをやっていく
(マックスはじつに生産的なプリシーズンを過ごした。彼はPLスクワッドにも検討される?……)
- 彼はそこに入るだろうし、周囲にいる
- 彼のことはわれわれも注意深くマネジする必要があり、彼の成長のネクストステップのために、全員が完全につながっている
- だから、彼には必要なものを与えることだ。プラットフォーム、時間、環境
- わたしが確信しているのは、彼がファーストチームとその機会に向かってあらゆるドアをノックすること
(海外からPLに来るストライカーがしばしばフィジカリティに苦労する。ヴィクターがチャンピオンシップの経験があることはどれほど有利?……)
- 一度でもこの国で暮らしたことがあることは役立つと思う
- 文化、情熱、プレイのスタイル、要求、インテンシティ、レフリー。それらへの理解。たくさんの経験がある
- そして、違うリーグに慣れること。彼はずっと生産的にやってきた選手
- 彼のボディラングエッジ、話し方、自分自身の持ち上げ方、それらを観ていればわかる
- 彼は自信にあふれたボーイ。間違いなくチームにとってとてもよい存在になる
(あなたが初めて彼と話したとき、コヴェントリーでのことやブライトンでなぜプレイできなかったなどを訊いた?……)
- そこが彼のキャリアのなかでもっとも重要な部分だったかもしれない。違う役割を受け入れねばならず、プレイさせてもらえず、価値あるものとみなされず
- だから、彼は成長し進化せねばならなかった。そこが、彼が違うレベルへ行くためのプラットフォームを観たときだったと思う
- 若いときにそういったことがあったのは、キャリアのなかでとてもよいこと
(キャプテンについて。リーダーシップにおいてマーティンには何がある?……)
- (苦笑)マーティンには何百ものクオリティがある。彼と出会ったものなら誰しもすぐにわかること
- キャプテン指名における最重要なことは、リスペクトされていること。彼は口を開く必要すらない。それは巨大なクオリティ
- 多くのものが云っているのは、ドアを締めたとき、彼らが違うことをするということ
- マーティンは話す必要もないし、みんながやる気になっている。彼はわたしのキャプテンだよ
- わたしは彼にレペゼンしてもらいたい。100%彼を信じている。彼はわたしの隣にいてもらいた漢だ。それがわたしの意見
以上。オーデガードのキャプテン関係の質問が多くてミケルも思わず閉口。しつこい。
マーティン・オーデガードがキャプテンシーについて語る
その当事者。トニー・アダムス発言がありつつ、Sky Sportsがオーデガードの単独インタビューを行っていたようだ。その映像がなぜか見つけられない。 via Mirror
MØ:(リーダーシップについて)正直、たくさんのことがある。たくさんの細かいこと。説明が難しい。それをコンスタントにやる役割というか。
つねにそうしたやらねばならない細かいことがある。全体的には、いかにチームからベストを引き出すかだと思うし、いかにチームを正しいマインドセットにするか。周囲の選手を助け、全員からベストなマインドセットを引き出す。
試合が始まる前のピッチではぼくがちょっとしたこと(チームトーク)を行うが、ドレッシングルームのなかでは違う選手が話したりする。だから、ぼくだけじゃなく、多くの選手でその責任を分かち合っている。マネジャーもそれをかなりやるし。共有することなんだ。つねにぼくだけというわけじゃない。
この件は、ひとまずもういいんじゃないですかね。
今回マックス・ダウマンのデビューもある??
さて、この会見の後半部分のハイライトはやはりマックス・ダウマン15才か。彼が今年のPLスクワッドに入るか問われたアルテタは、“ He’s going to be in and around the team.”と回答した。
彼はこの試合の前に行われているU-18、U-21の試合に招集されておらず。ファーストチームとの前日トレイニングにも参加、すでに、マンチェスター遠征に加わっている姿も捉えられている。
ということは、マンU戦のマッチデイスクワッドに入る可能性が高い。OMFG.
この日はギョクレスやズビメンディにとってのPLデビューがあるだけでなく、なんとマックスボーイのデビューもあるかもしれない。
彼はすでにワネーリがPLデビューしたときの年齢は超えているため、最年少プレイヤーの新記録にはならないが、それでもOTのマンUで15才がプレイするインパクトは計り知れない。しかもアーセナルのようなビッグクラブで。サウサンプトンちゃいまっせ。
マンUとアーセナルという注目度の高い対戦だけに、英国はおろか、世界中にインパクトをもたらすかもしれない。
彼がプレイするとなればやはりRWか。ワネーリがオーデガードと、マドゥエケがネリと交代なら、サカに代わってダウマン。夢が膨らむ。
ミケル・メリーノのインタビュー「ぼくらはスペイン人のベテラン」
これは試合前コメントではないが、ついでに。AFC公式サイトより。
MM:ダヴィドとぼくがこのスクワッドのなかではスパニッシュのヴェテランだね! だから、ぼくらはできるだけ(新加入のスペイン人)彼らのことを助けようとしている。誰が誰でとか、名前とか、場所とか。最初は誰だっていっぱいいっぱいになってしまうものだ。
たくさんの新しい顔、新しい場所、新しい仲間、慣れるには時間もかかる。ぼくがここに来たとき、ダヴィドがいてくれてとても助かった。彼がぼくが早くなれるよういろいろしてくれた。
それがいまぼくらがやろうとしていること。みんなナイスなキッズさ。だからすぐに落ち着くだろう。彼らはフットボールのクオリティにおいてアメイジングなだけでなく、とてもナイスな人たちだ。
それがこのクラブを表している。いい選手がいるというだけじゃない。つねにいい人たちがいて、みんなのために最高の雰囲気や最高の環境をつくる。
クラブ全体で新加入選手ができるだけ早く適応できるよう助けようとしている。ことばの習得も。
ぼくらはとてもいいプリシーズンがあった。ハードワークし、精神的にも準備した。戦術的、技術的、すべてだ。シーズン初戦に向けてはあといくつかのことがあるだけ。でもチームはとてもいい調子に見える。
マインドセットははっきりしている。選手たちも準備万端。初戦が来るのが待ち切れない。
ぼくがメインに集中していることは、ベストレベルでパフォームすること。シンプルなことを正しく行うことだ。そうしたことが選手を前進させるし、より大きく、よりよいものにしてくれる。そうすれば目標も達成できる。それがぼくのメンタリティかな。
このひとのコメントを読んでいると、指導者が向いているように見える。いずれそうなるのかも。
ジュリアン・ティンバーのインタビュー「このグループなら素晴らしいことができる」
こちらもAFC公式サイトより。
JT:(タイトルへの自信)この何年か、ぼくらはタイトルをつねに争っているところを見せている。毎年スクワッドを強化しているし、この夏もそう。ぼくらには素晴らしいグループがあり、素晴らしいことができるグループ。それこそがぼくらが目指すこと。
ぼくらは全力を出す。今シーズンだってそれはまったく変わらない。ぼくらがすごく惜しかったのはわかると思う。だから、これは最後のステップ。タイトルに向かってファイトする以外やることはない。まっすぐそれに向かっていく。
ぼくらにはそのためのマネジャーがいると思う。そのためのチームがあり、クラブがある。だからこそ、みんながこれほど興奮している。自分たちにチャンスがあるとわかっているから。
(ギョクレス)彼は素晴らしい漢だね。素晴らしいやつさ。ほかの新しい選手と同様に、グループにもよくフィットしている。彼らはみんなよく溶け込んでいると思う。そして、ヴィクトルには素晴らしいクオリティがある。
カイと彼で、ぼくらにはふたりの完全に違うストライカーがいることになる。それは相手にはとても脅威になる。彼はとてもクイックで、とても強くパワフル。ゴール前ではとてもクリニカル。彼がいてくれてすごくうれしいよ。
(守備の強さ)ぼくらはただ自分たちのことに集中する。ぼくらが守備でかなりうまくやっていることはわかっているが、それは優秀なDFがたくさんいるからであり、チーム全体として守っているからでもある。
同時に、DFの人数からしても、競争がある。それがお互いを切磋琢磨する。いまのぼくらの守備へのスタンダードやレベルはとても高い。その一員でいることはナイスだね。
ジュリティンはなんと今年でチーム3年め。ケガで1年めをまるまる棒に振ったからだが、ちょっと意外に思えるほど。
彼は、とりあえずケガだけ注意してほしいと思う。