ハヴァーツ or オーデガード?
先月にチームに復帰して以降、おもにMFとしてプレイしているハヴァーツ。10(AM)、あるいはSS(Second Striker)のように見える。
今回もアシストあり、惜しいシュートありと活躍したことで、試合後はアーセナルのAMは、オーデガードかハヴァーツかの議論も盛り上がっていた。
とくに最近はファンのあいだでオーデガードの役割が疑問を持たれていたこともあり、MFハヴァーツの株は急騰しているだろう。
オーデガードとハヴァーツでは、個人のクオリティの違いもあるが(今回彼がボックス外から狙ったショットはオーデガードならやらなさそうとか)、それよりは彼が入ることによるチームに与える効果がより問われていると思う。
オーデガードでチームは遅攻になり、ハヴァーツになると攻撃が速くなる。そう感じるひとが多いようだ。あまり単純化された議論は危険と思うが、まあたしかに復帰後の彼のプレイには、そういう部分はいくつかあった。
今回もハーフウェイラインで惜しくもオフサイド判定になってしまったジェズースへのラストパスは、ハヴァーツの縦に速くプレイする意識の賜物かもしれない。チャンスを見逃さず、躊躇しない。彼はそんなタイプだったっけ?
ハヴァーツはもちろん9のオプションでもあるので、アルテタは彼の復帰により、9とAMに同時にかなり優秀なオプションを得たことになる。
今後もハヴァーツとオーデガードの議論はつづきそうだが、当面はオーデガードが復帰しても、ハヴァーツがAMのポジションを守りそうに思える。なぜなら現状うまくいっているから。
それでキャプテンも発奮して、いいパフォーマンスをするようになってくれれば。ポジションを競い、お互い切磋琢磨して。好循環がある。
ボックス外からのショットに意識的?
攻撃時に、対戦相手のディープブロックに悩まされてきたアーセナルの界隈では、ボックス外ショッツの必要性はしばしば語られてきたことだ。ちなみに、PLのボックス外ショッツを武器にしているチームがアストン・ヴィラである。アーセナルはたしか少ないほうだったはず。※データ失念。
アーセナルはなぜ(ヴィラのように)もっとボックスの外側からシュートをしないのか。
それによって、直接のゴール脅威になれるだけでなく、その脅威があればブロック守備を敷く相手からもっとマーカーを引き出せるはずで、そうなればボックス内でスペイスも開く。メリットが多いように思える。
ところが、アーセナルの選手たちは成功率の低いシュートでポゼッションを失うことを恐れているのか、シュートを打てそうなチャンスがあっても、彼らは距離あるエリアからなかなかゴールを狙わない。この傾向は、ファンのフラストレイションにもなっていただろう。
それがこの試合では、ズビメンのゴールだけでなく、ライスやハヴァーツがボックス外から惜しいシュートを放っている。
試合後そのことについて訊かれたアルテタのコメントを読むかぎりでは、今回意図的にそれにチャレンジしたかどうかはわからない。だが、いずれにせよこれはいい傾向だと思う。
ズビメンディだけでなく、チームにはロングレンジのシュートが上手な選手はいる。失敗を恐れずに、トライをつづけていくべきだろう。

よかった選手とそうでもなかった選手
まずトロサール。今回もまたアシストで、ここまでのリーグでのゴール貢献はG5 A5でチーム単独トップ。
この試合の序盤では、ハヴァーツ効果なのか、彼がどこにでも顔を出してまるでNo.10のようにプレイしていたのも印象的だった。
AFC公式のMOTM投票では4人候補のなかに彼の名前が入っていなかったのも意外だったが、この試合のベストパフォーマーのひとりは彼だったと思う。
試合終盤で交代を余儀なくされたケガは、とくに接触などがあったようには見えなかったが、筋肉系だと長くなるかもしれない。ただの痙攣などならよいのだが。
それともうひとりとくによかったのは、マルティネリ。
彼もまたヨクレス同様、サブでプレイしたときに効果を発揮する走力の持ち主であり、最後のカウンターアタックは素晴らしかった。また、ボックスに侵入してから華麗なターン……が決まっていれば絶好のシュートチャンスというプレイも。彼の現在のシャープさを物語る一連のプレイだった。
最近は、彼のRWでプレイするときのメリットも指摘されている。多くのファンに疑問を持たれていた時期よりは確実に調子を上げているだろう。
Viktory. pic.twitter.com/rrk1gOGsTQ
— Arsenal (@Arsenal) February 7, 2026
今シーズンのトロサールとマルティネリはファンの想像以上にうまくやっていると感じるが、クラブが夏にLWを補強したがっていたことを知って発奮しているんじゃないかと云っているひとがいた。なるほど、そういう理由はあるかもしれない。
いっぽう、目立って不調に見えたのがカラフィオーリ。
とくに守備面では対峙した選手に苦戦を強いられていて、カードをもらってもおかしくないファウルもありで、ふだんの彼らしくなかった。いったい何が起きた? ケガ開けの影響もあるかもしれないが、今後がやや心配になるパフォーマンスだった。
グラニト・ジャカのエミレーツ帰還
ケガでプレイできなかったジャカもエミレーツに来ていた。彼がサンダランドの選手としてエミレーツに戻ってくるとは誰も想像しなかった。
Granit Xhaka and Mikel Arteta shared an embrace at full time 🫂
The pair reuniting as Xhaka spent 7 years with Arsenal, 4 of those under Arteta’s guidance.
↳ Premier League. Live & On Demand with 4K on Football’s New Home, Stan Sport. Stream now.#StanSportAU #PremierLeague pic.twitter.com/cxTstfMpRq
— Stan Sport Football (@StanSportFC) February 7, 2026
フルタイムでアツい抱擁。アルテタとはほんとうに仲がよさそうだ。
最近のアーセナルは、エドゥ、メルテザッカー、ウィルシャーなどクラブにいた元選手たちが続々と去っていて、あらたに元選手を招き入れたい意向もあるらしい。グラニトはアーセナルでアシスタントコーチやったらいいじゃない。
これは試合前に紹介しようと思って忘れてたやつ。MOTDの単独インタビュー。グラニトっ子のキミは要チェックだ。
“I know how Mikel is, it’s better to leave him alone when he draws or he loses” 😅 pic.twitter.com/Jckw1DT8g5
— Match of the Day (@BBCMOTD) February 7, 2026
この試合については以上
tom hiddleston celebrating arsenal’s goal🥳 pic.twitter.com/QpKEXt1EMd
— Aloe (@aloe14aloe) February 7, 2026
Two superheroes ❤️
Shot on Google Pixel 🤳 pic.twitter.com/f5LlHjKJX1
— Arsenal (@Arsenal) February 7, 2026
“The Avengers”のTom Hiddleston。こういうセレブリティが熱心なアーセナルファンというのも、アンチには気に触る部分なんでしょうなあ。













