まったくひどい試合でござったな。
フェアに云って、これはアーセナルにとって1ポイントで喜ぶべき試合だろう。ほとんど全方位で、ホームチームがアウェイチームを上回っていた。
フィジカルでフレッシュでオーガナイズされたブレントフォードの勢いに対し、アーセナルはとにかくエナジー不足。セカンドボールをことごとく奪われるような感覚は、エミレーツでのマンUが想起された。アーセナルは、試合を通してホームチームについていくのがやっとという感じで、あれでは試合に勝てなくても当然に思えた。
彼らのセットピースもやばかったね。お互いのセットピースコーチがサイドラインで見守る絵面もアレだったし、セットピースでやられるほうのチームが感じるストレスがよくわかった。
もし、このパフォーマンスでわれらが3ポインツ持ち帰っていたら、悪いときも勝つのが強者とか云っていたかもしれない。だが、毎度そのようにうまくいくはずもなく。今回は、敗けるべくして敗けた感がすごい。あ・いや敗けてはいないのか。書きながらずっと敗けたつもりになってた(笑い)。でもまあ、このドロウはアーセナルには敗けみたいなものだ。
重なるケガ人と悪いパフォーマンス。これはアーセナルの非常に悪い流れ。アンフィールドで勝って勢いをつけているシティとは対照的。あらためて6ポインツ差に戻すところが、結局4ポインツ差に縮まってしまった。
われらが4つのコンペティションを同時に追いかけているいま、現状の目標設定のまま継続していけるのか、いくべきなのか、疑念が生じるような試合だった。
Brentford 1-1 Arsenal: Leaders frustrated in draw
アルテタの試合後コメント「ゴールを命がけで守る必要がある」
試合直後のアルテタのインタヴュー。AFC公式サイトより。
アルテタ:とてもタフな試合だった。試合全体で支配するのはとても難しいとは思っていたが。彼らは、自分たちのやりたいような試合に相手を引きずり込むのがとてもうまい。
われわれは最初の10-15分で苦しんだ。そのあとは持ち直した。そして後半、われわれはペイスと意図で支配し始めたように思う。チャンスもつぎつぎにつくった。だが、ほとんどターゲットを捉えず、あまりにも多くのチャンスを逸したと思う。そのあとわれわれがゴールを決め、試合は完全にコントロールされた。
ゴールを決めたら、とても規律を維持しなければならない。ファウルを与えてはいけない。ボールがチャネルにあるときはとくに、正しくクリアせねばならないし、それをやらなければセットピースになる。ロングスロウ。命がけで守る必要がある。
そのあともさらにセットピースの守備を強いられ、試合から抜け出すのがとても難しかった。彼らがゴールしたときは試合は間延びして、どちらのチームにも勝つチャンスがあった。われわれも最後のガビのチャンスで勝てたし、残念ながらそれは十分ではなかった。
われわれは自分たちがやっていることを見つめ直すべきだろう。もっとうまくやるべきだったことはわかっている。とくにボックスのなかで。もし試合に勝ちたいのなら、ボックス周辺のボールを守らねばならない。
われわれはこれからもつづけていく。このポイントを受け取る。あるエリアでは学び、進歩すべきところがあるのは事実だが、われわれにはまたべつの楽しいコンペティションがある。
試合後の記者会見。AFC公式サイトより。
(結果について……)
- いろいろな時間がある試合だった
- 最初の10-15分われわれは落ち着きを欠いていたが、そのあとはより自分たちらしくプレイを始め、はっきりしたチャンスこそなかったが、いい状況もつくった
- 後半は、とてもいい始めかただった。よく連携し、相手のバックラインやGKにコンスタントに脅威になっていた。しかしそこでもターゲットを捉えられず、フィニッシュアクションもなく
- こちらがゴールを決めてからは完全にコントロール下にあった
- だが、彼らにはそれで十分でなかった。彼らは誰かが不必要なファウルをするのを待っていた
- ボールがチャネルにあり、彼らがプッシュする。クリアがよくなく、スロウインに。そうなったら祈るしかない。彼らはあれが極めてうまい
- あのようにボールの周囲が混沌とすれば、守るのは簡単じゃない
- ここで勝ちたいのなら、ボックスを命がけで守る必要がある
- クリアすべきボールをそうしなければ、試合に勝つのが難しくなる。われわれはそうしたなかで一度だけそれをやらなかった。相手の功績もある
- そのあと試合はよりオープンに、よりトランジショナルになった
- 彼らのビッグチャンスのひとつはデクランによりクリアされ、われわれもふたつとてもいいカウンターがあり、おそらくGKが勝ったマルティネリの1 v 1が最大のチャンスだっただろう
(マルティネリはゴールを決めるべきだった?……)
- そうしなければならない
- これはフットボール。キーパーも決断し、あの行動があった。だが、もしここで勝ちたいなら、どちらのボックスでも非常に無慈悲にならねばならない。今日のわれわれはそれが欠けていた
(HTにエゼをオーデガードに変更した理由……)
- プレッシングのやりかたのため
- われわれには、相手にもっと問題を起こすための違うプロファイルが必要だったと思う
- そして、マーティンがピッチに入ったことでチームにギアが入り、そうしたエリアでより脅威になった
(エゼについて……)
- 彼にもいろいろある。新しいクラブへ移籍するということは簡単ではない
- それに、こういうプレイをする相手では、ボールが空中をいきかい、コンスタントに試合が止まる。これはとくに攻撃的でクリエイティヴな選手には難しくなる
(マンシティのあとに試合をプレイすること……)
- われわれは、今シーズンも何度か彼らのあとにプレイしていると思うし、そうした試合に勝ってきた。今日はそうじゃなかったというだけ
- 今日のわれわれは相手に対し、あることが欠けていた
- ああいう状況ではもっとうまく守らねばならない。相手のやることを防がないと。相手にはチャンスを与えず、なにか悪いことが起きるのではと不安にさせたい
- われわれはそれがうまくやれなかった
(試合のなかにポジティヴなところはあった?……)
- それがどのアクションにもあるべきだった
- 彼らは自分たちがつくりたいチャンスの可能性について理解していて、その確率を上げるためには量が必要になる
- 彼らはコンスタントにそれをやっている。それがとてもうまい
(ブレントフォードのスタイルについて……)
- 彼らはとても強い。かなりたくさんのエリアでハイプレスをする。カウンターでも際立っている。クオリティある個人もいる
- 彼らは特定のエリアに試合を持っていける。とてもよくコーチされている
(冷静になること……)
- それがわれわれのやるべきこと。つまり、どの試合にも勝つつもりで準備をすること
- われわれにできる唯一のことが、そこへの集中
- 毎週相手より上回れるよう、われわれはチームと個人がレベルを上げる必要がある
- それが5月までつづく。やるべきことがあり、それが最重要
(タイトル争い……)
- (差が拡げられた)それはわかっているが、それはつねにIF、IF、IFだ
- もしわれわれがニューカッスルに敗けていれば、10月にはリヴァプールに8ポインツ差をつけられていた
- だから、このコンペティションには10ヶ月以上もの長期間にたくさんのIFがある
- 唯一やれることは自分たちのやるべきことに集中するだけ
以上
デクラン・ライスの試合後コメント「最後はどちらが勝ってもおかしくなかった」
このような試合でもライスがいなかったらなんて想像もできない。試合後のインタビュー。AFC公式サイトより。
DR:この試合が楽勝になると思うほど、ぼくらもナイーヴじゃない。彼らは素晴らしいチームだ。リーグ7位で、Keith Andrewsはチームにとてもとてもいいプレイをさせている。自分たちのやることにとても効率的で、ぼくらもそれに備えていた。何が起きるかわかっていたから。
試合の終わりに向けては、これが価値あるポイントになったかもしれない。ぼくらにできる唯一のことは、これまでやってきたように、自分たちのことを気にしつづけることだけ。今シーズンのぼくらには素晴らしいランがあり、パフォーマンスもすごい。ぼくらがプレイしてきたたくさんの試合をみれば、どれだけの勝ちがあるかわかるはず。シーズンを通してすべてのコンペティションでまだ3敗しかしていない。
だから、ポジティヴな部分を観ていこう。継続し、プッシュし、団結をつづける。最後まで全員にこの道が必要だ。まだ先は長い。ぼくらはポジティヴだよ。
とてもタフな試合だった。前半は最初の20分が彼らの時間で、そのあと25分はぼくらの時間だった。そして後半はぼくらがいいスタートがあり、ゴールも決めた。あれはふさわしかった。そして、そのあと25分は彼らの時間だったかもしれない。
だから、ふたつの舞台があったということ。最後にはどちらに行ってもおかしくなかった。
ぼくらはすごく勝ちたかった。足跡を残したかった。でも最後には1ポイントを受け入れる。前へ進む。
これからもつづけていく。今シーズンはたくさんの試合がある。メンタリーにもフィジカリーにもフレッシュでいなければならない。つぎの試合へ向けて、今後もつづけていく。









