こんにちは。ブログの更新が少し空いてしまった。
その間、オープン真っ最中の移籍ウィンドウはだいぶ盛り上がっていて、昨日もソーシャルミディアではたくさんの噂が活発に行き交っておりましたぞ。
そんなときだから早く移籍の話しろやという感じなのだけど、その前に、ご存知のようにフレディ・ユングバーグがクラブを去ることがアナウンスされていたりということで、移籍の話題の前に選手以外のアーセナルFC人事(笑い)について、軽くまとめておきたい。
さよならフレディ。フレディ・ユングバーグがコーチングキャリアを求めてAFCを退職
円満退社。
Invincible Freddie leaves club
フレディ・ユングバーグと云えば、U23のヘッドコーチからウーナイ・エムリの後任暫定マネージャー、その後にミケル・アルテタがファーストチームのヘッドコーチにアポイントされると、彼のアシスタントにまた席を移すなど、クラブの要請に合わせてポジションの異動を受け入れてきた献身のひと。とくに最悪の状態のチームのヘッドコーチを受け入れたのは、まさに火中の栗を拾うといった趣であった。
またとくにAFCにおけるコーチ時代では、アカデミー選手をファーストチームにプロモートすることに貢献してきたということで、「アカデミーからファーストチーム」というクラブの方針に非常に重要な役割を果たした。
AMNやウィロック、ネルソン、サカといった、現在のアカデミー出身のファーストチーマーたちにも大変慕われていることはご存知のとおり。インヴィンシブルなコーチというだけでなく、インヴィンシブルなアニキだった。
彼のつぎの仕事について詳細は不明ながら、以前にもスウェディッシュクラブからのコーチオファーがあることは伝えられており、ファーストチームのヘッドコーチとしてキャリアを開始するつもりのようである。
本人のコメント。
I have decided to leave my first team assistant coaching role at @Arsenal to progress my management experience. I have been involved with this club on and off since 1998 and am grateful for all the opportunities they have given me both as a player and as a coach. pic.twitter.com/KZjIeVFaB4
— Freddie Ljungberg (@freddie) August 22, 2020
I wish Mikel and all the team every success for the season ahead. Thanks also to the fans for their constant support and for always being by my side. I hope we will all meet again soon. pic.twitter.com/tM91kRkDZc
— Freddie Ljungberg (@freddie) August 22, 2020
FL:わたしは自分のマネジメント経験を積むため、アーセナルでのファーストチームのアシスタントコーチ役を辞めることを決めた。
わたしは1998年以来、このクラブにオンでもオフでもずっと関わってきて、選手、コーチとして、チャンスを与えてくれたことに感謝したい。
ミケルとチーム全員が今後成功できることを祈っている。
それとファンにも感謝したい。つねに彼らのサポートがあったし、いつだってわたしのことを応援してくれた。またいつかすぐに会えることを願って。
テクニカルダイレクター。
エドゥ:あんなに愛していたアーセナルを去るんだ。フレディがいなくなるのはほんとうに悲しい。しかし、彼にはこの1年でいろいろなチャンスがあったことをわれわれは知っているし、アーセナルでの仕事もあった。これから彼はほかのオプションも検討することになる。そして彼のキャリアを考えれば、いまがそのときだということはメイクスセンスである。
フレディはコーチングロールでとてつもない貢献をしてくれた。もっとも重要だったのは、彼がウーナイとミケルのあいだの難しい期間にチームを率いてくれたことだ。
われわれはこれからもそのときの彼の貢献に感謝し続けるし、ヘッドコーチになるために彼が前へ進みたがっていることについて、完全に理解している。
在校生代表、サカのコメント。
サカ:フレディはぼくらにたくさんのいろいろなアドヴァイスやサポートをしてくれた。彼はファンタスティックなコーチであり、ぼくらみんなの憧れだった。
自分のキャリアのこんなにも早い段階で、彼のようなひとからダイレクトに学べて一緒にワークできたことに、ぼくはただもう感謝しかない。
ヘッドコーチ。
アルテタ:わたしが来てからもフレディは、このチームのほんとうに重要なメンバーだった。ウーナイが去ってからはチーム選びにグレイトな仕事をしてくれたし、われわれはみんな彼をひととしてもコーチとしても100%リスペクトしている。
そのうち彼とはお互いにタッチラインのうえで対面するんだろうね。
これらのコメンツはダイジェスト版で、本人のインタヴューやそのほかのコメンツなど完全版はオフィシャルサイトで読もう。
ありがとうフレディ! そしてグッドラック!
アシスタントコーチの後任にデニス・ベルカンプ?
インヴィンシブルのあとにインヴィンシブル。そんな噂が。
Bergkamp return ‘would make Arsenal respected again’ with legend lined-up as new coach
ベルカンプ本人がイングランドでコーチをやりたいと語っていたのは、以前もこのブログで伝えたとおりであるが、『The Sun』(Mark Irwin)によれば、アルテタがFLの後任にベルカンプを望んでいるということ。
ほんまかいな。
飛行機がいやなアシスタントって使いにくいだろ。。
アヤックスでコーチとしてはあまり成功できなかったこともあり、ぼくが見た範囲ではあんまりファンに人気のない噂であった。
ベルカンプを雇うともれなくファン・デ・ビークがついてくる件
ベルカンプのアシスタントロールはファンには人気がないようだが、しかし、ベルカンプの娘がアヤックスのファン・デ・ビークとお付き合いしている(笑い)ということで、そういう意味では彼が来るとファン・デ・ビークを勧誘しやすいと期待されてもいるようだ。笑える。
Donny van de Beek awaits Premier League offers but is happy at Ajax
クラブ(ファン・デル・サール)はこの夏も彼にふさわしいオファーがあればと退団を認めていて、ファン・デ・ビーク本人はPLクラブからオファーが来るのを待っているらしい。
以前はレアル・マドリッドとの話が進んでいたが、コロナ騒ぎでおじゃんに。残り契約2年でもう1年残ることもオプションだというが。
どうなるか見てみよう。
恥ずかしながらファンデルサールがアヤックスのCEOになってる事を今更知りました。
なにはともあれリュングベリには感謝しかありません。