ゆうべいきなり「今晩MKドンズとのフレンドリーマッチやるよ」とアナウンスがあり。
YouTubeでのライヴ中継はUKオンリー、Arsenal Playerでは日本からも観られるライヴ中継があったようだけど、ぼくは結局ライヴで観てなくて(1時過ぎまではがんばって起きていたのだが……)今朝起きてから某所で観た。結果を知っていたからあまりワクワク感はなかったが。。
FAカップファイナルからは24日たっているというこの試合、プリシーズン一発目にしてはそこまでグダグダしていなかったし、動いてるサリーバも観れたし、なかなかよき試合だったんではないだろうか。
vs MKドンズのスクワッド
アーセナルのチョラヴェリングスクワッドはこんな感じであった。
🚨 Tonight’s team news…
𝗦𝘁𝗮𝗿𝘁𝗶𝗻𝗴 𝗫𝗜: Leno, Cedric, Saliba, Holding, Tierney, Elneny, Xhaka, Maitland-Niles, Saka, Nketiah, Aubameyang
𝗕𝗲𝗻𝗰𝗵: Macey, Ballard, McGuinness, Bola, Azeez, Cottrell, Olayinka, Oyegoke, Willock, Lewis, Nelson, Smith Rowe, John Jules
— Arsenal (@Arsenal) August 25, 2020
シニアプレイヤーズとアカデミープレイヤーズとが半々くらい。ラカゼット、ペペ、エミマル、トレイラ、パパ、ムスタフィなどいない選手も多く、またエルネニーのようなお久しぶりの選手も。
前半と後半(60分~)で、シニアとユースがわりときれいに分かれていた。
前半は、
オバメヤン、NK、サカ
AMN、ジャカ、エルネニー、セドリック
KT、ホールディング、サリーバ
レノ
とファーストチームの選手で構成。ウィリアム・サリーバはアーセナルのファンの前でプレイするのはこれが初めてである。感動した。
システムは3-4-3で、守備時は5-2-3という感じだった。今年もバック3で行くんかのう。あるいは週末のリヴァプールを見据えたものかもしれない。
そして後半(46分~60分~)は
ESR、NK/TJJ、ネルソン
コットレル、アズィーズ、オレインカ、ウィロック
ボラ、マクギネス、バラッド
メイシー
みたいな。マクギネスとバラッドは位置逆かも。見た目でわからん。
最後の5分で、ネルソンに代わって先日加入したばかりのジョージ・ルイスが登場。彼もここでデビューとなった。さすがに5分じゃ見せ場なかったけども。
ベンチの選手を含めてプレイしなかったのは、Oyegokeだけかな。
マッチリポート
試合について詳しくはオフィシャルサイトでフォロウされている。
Match report: MK Dons 1-4 Arsenal
今回1失点しているが、ロブホのオウンゴールは事故のようなもので実質5-0であるので、試合を見ていないかたもご安心あれ。
雑感
こういう試合って事前に、相手に「こういうプレイをしてほしい」とか「仮想リヴァプールのつもりで」とかそういう相談てやっぱりあるんですかね。
MKドンズの皆さんは、積極的にハイプレッシングをやってきていて、アーセナルの選手たちはいいチョレイニングになったなあと。
あと彼らはあまりバックからのプレイに慣れていない様子で、それでもショートパスをつなごうとしていたのは、事前にお願いしてたからなのかなとか。
エルネニーの得点もハイプレッシングからだし、こちらもとくに序盤は何度かハイプレッシングからいいチャンスをつくっていた。イメージチョレイニングにちょうどよかっただろう。
さて、肝心のウィリアム・サリーバだが、3CBの右でスタート。控えめに云ってもかなりよかったんじゃないだろうか。
そもそも攻められる機会もあまりなく、能力を試されるようなシーンもほとんどなかったが(一度1 v 1で相手FWと並走するシーンがあったが追いついて無事タックル成功)、バックからのプレイも概ね安定していた。ボールを前に出したあと、すぐに定位置に戻ろうとするのが好感であった。19才。
ちなみに本人はアーセナルでもすぐレギュラーでプレイする気らしく、気長にチャンスを待つという気もないようである。なんという勝ち気な。そういう選手を待ってた。
The making of William Saliba: The talent of a generation ready to make his mark at Arsenal
この夏アーセナルはセンターバックを少なくとも数人は放出するはずで、新シーズンをどういう構成で迎えることになるかまだわからないがサリーバが残るのは間違いない。彼がプリシーズンで今回のようにアピールするなら、シーズンスタートからいきなりレギュラーもあるのかもしれない。
今回一番プレイに存在感があったのはKTだろうか。こんな試合でMOTMを選んでもしかたがないが、しいて選ぶならKT。3CBの左でプレイ。
守備はもちろんだけど、ナチョ・モンレアルばりに上がるLCBはいい。そして危険なクロス。後半はボックス付近でネルソンとのいいコンビネイションもあった。新シーズンが非常に楽しみなひとり。
あとは、やっぱりエルネニー。「アルテタがいかにも好きそう」と云ってるひとがいて、なるほどなあと。久々に彼のプレイを観て、あのボールより走ってるみたいな献身的なプレイスタイルは健在だった。ゴールもお見事。
Thought of scoring to show how much I’m happy to be back 🤩♥️ @Arsenal pic.twitter.com/ca91wURkpG
— Mohamed ELNeny (@ElNennY) August 25, 2020
彼はアルテタのプラン外だと信じられているが、二束三文で売るにはもったいないような。というか、彼はPLでもこれだけ経験があるのになぜターキーからしか引き合いがないのか。謎である。
そんなところ。
後半のユースたちはやっぱりシニア選手と比べれば見劣りするのは仕方ない。
個人的にはもっとESRが観たかった。
そういや試合と関係ないけど、MKドンズってSUZUKI自動車がメインスポンサーでステイディアムの広告もSUZUKI、Makita、KORGと日本企業が多いのが気になった。
呼ばれなかったユース
結局、退団が噂されるバロガンもグリーンウッドもこの試合には参加しなかったので、やはりこの夏に退団するのかもしれない。バロガンはシュツットガルト、グリーンウッドはリーズとリンクされている。
やっぱり辞めてしまうのかな。
redditに、彼らふたりとTJJとで現在のU-23のFW3人を比較するスレッドがあったが、バロガンとTJJのプレイスタイルを比べると、TJJのほうがプレッシングに積極的なタイプらしい。そこがアルテタに気に入られているのかもしれない。たしかにこの試合でもかなりプレッシングをがんばっていた。ちなみにTJJは今年はローンが濃厚だということ。
オセイ・チュチュはこの試合の前に、ウェールズのカーディフ・シティにローンが決まったとアナウンスされていた。
さてつぎはもちろん土曜のコミュニティシールド@ウェンブリー、リヴァプール。
この試合も大して結果が重要視される試合でもないが、敗けるよりは勝ちたい。去年のカラバオカップみたいな試合になったりして。そして今度は勝つと。
楽しみである。
おわり
いつも楽しく読まさせていただいています。
個人的にはセドリックも悪く無かったのではと思いましたがどうでしょう。
話はそれますが、メッシやスアレスを含むバルサからの大量放出でバルサからオーバに今更声がかかるのは困りますね。もう少し若いフォワードを探すのだとは思いますが。メッシが7億ユーロを払ったらお金はあることになるので。